【PS3】二ノ国 白き聖灰の女王
発売元 | レベルファイブ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-11-17 |
価格 | 8800円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ファンタジーRPG ■ プレイ人数:1人 【オールインワン・エディション】 ■ 発売日:2012/07/19 ■ 価格:3,980円 通常版にDLCを同梱した廉価版です。 |
GOOD!
「グラフィックスは圧巻」
・様々なゲームをやってきたが、これは一番グラフィックスが美しかった。特に自然の風景。さすがジブリというべきなのか、青・緑・赤、非常に美しい。船を手に入れて海に出た時のあの感動ったらなかった。これほどまでのグラフィックスの中を自由に動かせるゲームだというだけで、傑作と言える。FFなんかのガチャガチャしたグラフィックではなく、こういう柔らかなグラフィックは、本当に美しいし、目も疲れないw
「正統派音楽」
・これぞゲームミュージック。そんな音楽が散りばめられている。そしてさすがは久石氏。どの曲も素晴らしすぎる。昔はRPGのゲームミュージックって、ゲームの中でかなり重要なファクターだったはずだが、最近のはテキトーに聞き流すBGMが増えた。そんな中でこのゲームの音楽は、本来のRPGのミュージックである。この音楽なしではこのゲームの評価もかなり落ちるのでは、と思われる。フィールドミュージックは、それを聞くために立ち止まるほど。
「ゲームバランスの妙」
・始めは「所詮子供向けだろ」と思いつつプレイ。レベル上げなど一切せず、ひょいひょい進めてたら、とある地点で連続ゲームオーバー。「お?」と思いつつ進めていくと、これがなかなか歯ごたえのある内容。特にボス戦はかなり忙しいし、緊張感がある。後半は雑魚敵でも舐めてかかるとすぐやられる。しかし、少しばかりレベル上げをすれば間違いなく進めるようになる。このストレスが溜まらない程度の難しさ。このゲームバランスの妙にやられた。
「王道ゆえの面白さ」
・ストーリーや展開は王道。基本お使い的な感じが多い。しかしそれを飽きさせないのは、上記したそれぞれのファクターががっちりプレイヤーのハートをつかんでいるから。そのため、どんなストーリー展開だろうと、どんなご都合主義な展開だろうと、受け入れてしまうし、気付くと超熱中している。この歳になって、これほどゲームに熱中するとは思わなかった。
BAD/REQUEST
「戦闘中のあれやこれや・・」
・戦闘中の仲間AIの頭の悪さは後半になるほど目立ってくる。「なぜそこでそのイマージェン!?」ということが多々ある。一人3体まで持てるイマージェン。1番強いやつを使っていて、制限時間になり、2番手に変えるのかと思いきや、最弱のイマージェンを使う。その繰り返しで、結局2番手のイマージェンを彼らは使わないのだ。作戦などは適切に指示してあるにも関わらず、他にもちんぷんかんぷんな行動が多く、多少イラつくことがある。
・戦闘中に仲間の残りMPが常時表示されないのは、いささか不便だった。
・仲間の作戦変更が戦闘時でしかできないのは不便じゃないか?
・攻撃モードと守りモードを瞬時に切り替えていくことがボス戦では重要なのだが、一旦どちらかのモードにすると、時間が経過するまで通常の状態に戻れない。せめてモード解除ぐらいさせて欲しい。攻撃モードのままでも守りモードのままでも、仲間は回復などをしてくれないので。
COMMENT
とにかくここ数年で一番楽しめたゲーム。
子供向けだとばかり思っていたけど、意外と大人も楽しめると思った。ドラクエが好きな人なら間違いないと思う。
ドラクエとポケモンを足した感じのシステムに、高クオリティのグラフィックとミュージックがついてきた。そんな感じのゲームである。
色々な人が言ってる「声優の違和感」は、個人的には2人だけ。オリバーの母親、アリーはひどすぎる。なぜあの声にしたのか。あとココル。いくら今旬だからって・・・・。あの声を聞く度になんか冷めてしまう自分がいた。
途中でちょいちょいレベル上げしながら、やれるクエストは全部こなしていき、迷うことなくクリアまで進んで、トータル45時間ぐらい。これだけ遊べれば充分です。
個人的には非常にお勧めの一本です。