こまけぇこたぁいいんだよと熱い漢たちの姿をVシネのノリで辿るストーリー性は健在。キャラクターは今回も濃厚でシリーズ通してのファンには嬉しい作品かと。それぞれの思惑と意外な関係の絡み合いはとても面白かったです。桐生一馬、真島吾朗といったキャラクターはやっぱり本当にカッコいい。アホな一面やネタも多いので男の子にはクスリと来ます。 OPと主題歌はシリーズ最高のカッコよさ。テンションが上ります。 かなり個人的で些細なことですが、分厚い説明書が入っている。今時ペラペラの紙切れ1枚が多い中これはちょっと嬉しかったです。
最もストレスだったことはシステムの快適さです。PS3と同時発売とはいえあまりにお粗末な点が目白押し。 グラフィックは主要キャラクター以外PS3時代の使い回し。バブル期の服装や髪型を感じるキャラは実質極少数なので当時の景観を再現した場所でないと没入感は希薄。SEもフリー素材のような安っぽさで雰囲気ぶち壊しです。 PS2時代からほとんど代わり映えしないアクション。不自然な挙動、謎の判定、実用性のない技、QTE連発など何も進歩していない興の削がれるバトル。頑強な黄色のスタイル(壊し屋、スラッガー)を伸ばしておけば□、△ボタン連打でラスボスも余裕。しかも今作ではそもそも通常バトルの必要性がほぼありません(後述) マップ関係のクオリティがいつも通り酷い。情報は少なくわかりづらくマーキングもできずファストトラベルは主にマップ外周の決まった場所から場所へ。よって内側や入り組んだ場所には走ったほうが早く、□ボタンでお金を巻いてバトルを回避(何故か移動を一旦完全停止しないと受け付けない)して目的地へ。これをシノギ(お金稼ぎ)のために繰り返しやらなきゃいけない。 今作の目玉であり全ての元凶だと思うのが「シノギ」。バブル期のぶっ飛んだお金事情を表現したかったのかもしれませんが、バトルの経験値ではなくお金でキャラクターの成長をするためシノギメインです。主人公により多少システムは違いますが、他店を買収するために管理画面ではなくマップに所在地が載っていないお店を現地までいって探してお金が足りれば購入なければ出直し。収入は拠点でしか得られません。要はキャラクターの強化は「あっちいってこっちいって」の作業が全て。値段設定と段階も無茶苦茶。稼ぎにはもう一つありますがこっちもこっちで面倒。
時代背景はバブル期の日本ですがその雰囲気とは別にゲーム自体が古臭い、というか代わり映えしない。龍が如くのキャラクターや世界が好きで好きで仕方ないファンでも「またこれ?」と思う面や使い回しが多い。シナリオも良いとは思いますが腑に落ちない点もあるので正直「ここが最高!面白い!」とハッキリ言えるウリが微妙でオススメしづらい。龍が如く6に期待。
GOOD!
こまけぇこたぁいいんだよと熱い漢たちの姿をVシネのノリで辿るストーリー性は健在。キャラクターは今回も濃厚でシリーズ通してのファンには嬉しい作品かと。それぞれの思惑と意外な関係の絡み合いはとても面白かったです。桐生一馬、真島吾朗といったキャラクターはやっぱり本当にカッコいい。アホな一面やネタも多いので男の子にはクスリと来ます。
OPと主題歌はシリーズ最高のカッコよさ。テンションが上ります。
かなり個人的で些細なことですが、分厚い説明書が入っている。今時ペラペラの紙切れ1枚が多い中これはちょっと嬉しかったです。
BAD/REQUEST
最もストレスだったことはシステムの快適さです。PS3と同時発売とはいえあまりにお粗末な点が目白押し。
グラフィックは主要キャラクター以外PS3時代の使い回し。バブル期の服装や髪型を感じるキャラは実質極少数なので当時の景観を再現した場所でないと没入感は希薄。SEもフリー素材のような安っぽさで雰囲気ぶち壊しです。
PS2時代からほとんど代わり映えしないアクション。不自然な挙動、謎の判定、実用性のない技、QTE連発など何も進歩していない興の削がれるバトル。頑強な黄色のスタイル(壊し屋、スラッガー)を伸ばしておけば□、△ボタン連打でラスボスも余裕。しかも今作ではそもそも通常バトルの必要性がほぼありません(後述)
マップ関係のクオリティがいつも通り酷い。情報は少なくわかりづらくマーキングもできずファストトラベルは主にマップ外周の決まった場所から場所へ。よって内側や入り組んだ場所には走ったほうが早く、□ボタンでお金を巻いてバトルを回避(何故か移動を一旦完全停止しないと受け付けない)して目的地へ。これをシノギ(お金稼ぎ)のために繰り返しやらなきゃいけない。
今作の目玉であり全ての元凶だと思うのが「シノギ」。バブル期のぶっ飛んだお金事情を表現したかったのかもしれませんが、バトルの経験値ではなくお金でキャラクターの成長をするためシノギメインです。主人公により多少システムは違いますが、他店を買収するために管理画面ではなくマップに所在地が載っていないお店を現地までいって探してお金が足りれば購入なければ出直し。収入は拠点でしか得られません。要はキャラクターの強化は「あっちいってこっちいって」の作業が全て。値段設定と段階も無茶苦茶。稼ぎにはもう一つありますがこっちもこっちで面倒。
COMMENT
時代背景はバブル期の日本ですがその雰囲気とは別にゲーム自体が古臭い、というか代わり映えしない。龍が如くのキャラクターや世界が好きで好きで仕方ないファンでも「またこれ?」と思う面や使い回しが多い。シナリオも良いとは思いますが腑に落ちない点もあるので正直「ここが最高!面白い!」とハッキリ言えるウリが微妙でオススメしづらい。龍が如く6に期待。