オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
85pt
GOOD!
すべての動作がとにかくキビキビしていて、動かしていて楽しいですね。ブーストによる高機動な立ち回りと、ARによるスローモーションのメリハリも良い感じ。序盤からとにかく息もつかせない展開で、テンポよく進めるので、最後まで没頭してプレイする事が出来ました。なので熱中度は5点を付けさせて頂きました。グラフィックは、最高峰とまでは言いませんがよく作り込まれており、さすがPS3と言わせるクオリティに仕上がっていると思います。マップのデザインには少し好みの差が出るかも…。一つのチャプターが短時間で終わるので、気軽にスコアアタックが出来るのも○。ロード時間によるストレスもほとんどありませんでした。
BAD/REQUEST
被弾を多く受けた際の強制ARが少し鬱陶しい。ダメージを受け過ぎたことによるペナルティとも受け取れますが、任意発動でもよかった気がします(下手な立ち回りをすると強制ARループになることも…)。タイムアタック、スコアアタック中だと余計にそう思います。
あとはストーリーがどう考えても尻切れトンボなんで、正直こういうところまで洋ゲーを参考にしなくても(笑)
マルチモードがないのは最初っからわかりきっていたので、マイナス要因にはなりえません。
COMMENT
とにかく動かしていて最高に楽しいゲームなので、普段TPSをやらない人にこそ遊んでほしいゲームですね。オートエイム等初心者に対する配慮もきちんとされているので是非。
一つのゲームをやり込むコアゲーマーの人にも、タイムアタックやスコアアタックというやり込み要素があるのでお勧め。全体的にはボリュームは控えめでしたが非常に満足の出来る作品でした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
85pt
GOOD!
項目ごとに挙げていきます
オリジナリティー
・ARシステムやブースト、格闘による爽快感あふれる操作性が抜群。シューターというジャンルでありながら、狙って撃つだけにならず、さまざまな戦略が楽しめます。特にブーストによるスピード感はとてつもなく、ハイスピード、ハイテンションといううたい文句そのままだと感じました。またARによる狙い撃ちの楽しさがこのゲームの肝で、通常照準を合わせにくい敵に対しても圧倒的有利に攻め立てることができるなど、シューターに不慣れなプレイヤーにも「狙って撃つ」楽しさを提供できている優れたシステムだと思います。
グラフィックス
・高水準でまとまっていると思います。要所に挟まれるイベントシーンもド派手で絶え間ないストーリー進行を盛り上げてくれます。建物などの背景の書き込みもしっかりされており、世界観の構築がきっちりとされているなぁと感心できます。
サウンド
・音楽に関してはうるさすぎず、盛り上がりにかけるわけでもないちょうどいい演出具合でした。
・効果音に関しては非常にすばらしいです。銃撃や爆発音、機械ならではの音質が高レベルで再現されており、非常に爽快です。武器ごとに特徴のある音が使い分けられているし、ここが戦場なんだ、と感じさせてくれる周りの音が臨場感を生み出しています。
熱中度
・これは満点です。絶え間なく訪れるイベントシーンでハラハラドキドキしながら進んでいく展開はまるで映画を見ているかのよう。ハイスピードでテンションマックスのまま次から次へと押し寄せてくる敵の大群、そしてボスキャラ。はっきりいってやめ時が見つかりません。
・さらには、やられてもまたすぐにやり直したくなる抜群のゲームバランス調整がにくいです。あの時こーすれば、あいつはこーしてくるから次はこーしよう、なんていう考えがすぐ浮かんでくるので試してみたくなります。
・チェックポイントが細かく設定されているので、やられてもストレスなくすぐに近場からやり直せるため、これに関しては高い満足感が得られました。やられても「うわー、やり直しかよ。面倒だな、いやだな」と感じることがありませんでした。
満足感
・高レベルでゲームがまとまっているので非常に満足度は高いです。満点にできないのは後述のBADにて。
快適さ
・ゲーム開始時、コンティニュー時に若干のロードが入るのみで、あとはほぼロード無しのシームレス進行。非常にテンポよく、システム関連にストレスを感じることはほぼありませんでした。すばらしいです。
難易度
・シューターというジャンルがゆえ、やはり難易度は若干高めかとは思います。しかしARモードの搭載やカジュアルオートモードによる初心者救済措置は十分にされており、世間でいうほど敷居は高くないと思います。現に自分はこれまでFPSやTPSをまともにプレイしたことはありませんでした。
・強制ARモードがあることによってキャラが死にそうなタイミングでのスレスレの回避が可能になり、ゲームオーバー率を下げていると思います。これは非常にいいシステムで、いきなり飛び出した場所で敵の弾幕の嵐を受けてもARにより回避が可能になり、次の戦略を立てる時間ができるといったように使えます。しかしこのシステムには若干の難もあり、そこはBADで。
BAD/REQUEST
・ボリューム不足
はっきりいってこれが一番の不満です。やはりストーリーが短すぎる。これだけテンポよく進むので、あれ、これで終わりか・・・となってしまいました。やはりあと倍はボリュームがあるとよかったかも。満足感を満点にできない一番の理由です。
・チェックポイントリトライでの武器のグレードダウン
ヘタレな自分くらいでしょうが、ハードでAct2中盤になってもまだ一段階目の武器ばかりということになってしまう。ノーマルでは同一チェックポイントでは一回しかグレードダウンが起こらないため、救済措置としては万全なのであまり気にならないが。
・セーブデータが一個のみ
オンラインに対応してのことかもしれないが、オートセーブで自動的にデータが上書きされていき難易度別のデータを残したりできない。
また、プレイヤーが複数いる場合にデータを共有しなくてはならないため不便といえば不便。
・強制ARモード
これ自体は非常によいシステムで、死にそうなキャラを助けてくれる場面が多々あるのですが、いかんせんゲージを最後まで使い切ってしまうことがいけません。ゲージを使い切ってしまうとオーバーヒートしてしまい、しばらくエネルギーが使えなくなってしまうので、逆にピンチになったり、攻めるタイミングを逃してしまったりします。ここは任意で途中解除をできるようにすればよかったのでは、と思います。
COMMENT
ノーマルモードクリア
現在ハードモードプレイ中
なんか信者みたいにいいことばっかり書いて絶賛していますが、本当に面白いです。
既存のTPSの枠にとらわれず、斬新な試みを多数用意したチャレンジ精神にあふれた作品です。シューターというジャンルで敬遠している方も多いと思いますが、今までこういう作品に触れたことがない方にこそプレイしてほしいです。(自分がそうです)
自信がなくてもまずはカジュアルオートからプレイしてみて、このスピード感とテンション、そしてアクション性と爽快感を感じてみてほしい。ARを駆使して敵を狙う楽しさや、敵の攻撃をぎりぎりで回避していく楽しさを覚えたらもうヤミツキになるはずです。
普段アクションゲームはなかなか長時間遊ぶことは少ないのですが、熱中していつまででもやっていたくなってしまいます。惜しむらくはストーリーのボリュームが少ないことくらい。でも何週も楽しむと思えばそこは自己補完できる範囲です。現に、終わったあとすぐにハードモードを始めてしまうくらい、まったくテンションが損なわれることなく二周目に突入できました。難易度も幅広く設けられていますので、だんだん上達していく楽しさが味わえると思います。
残念ながら売り上げ本数は芳しくないようですが、ぜひもっともっと多くの人に触れて見てほしいです。
これは変にオンライン対戦やcoopに対応するよりも、じっくりと楽しめるオフラインならではの楽しさが味わえるゲームだと思いますので、オンやcoopがないのを理由に買わないでいるのはもったいないと思います。
今回の売り上げでは厳しいかもしれませんが、絶対に続編作ってほしいです。
今のゲーム業界に必要な、とてもアグレッシブなチャレンジ作品です。
プレイ環境
42型 フルHDプラズマテレビ HDMI出力 サラウンドヘッドホン使用
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
87pt
GOOD!
※ノーマルクリア済み
■オリジナリティ
これまでのTPSとは明らかに違うゲーム性。
ARモード(バレットタイム)、ブースト、それ自体は他のアクションゲームにもあるものですが、これをシューターに組み込んで新たなゲーム性へと昇華した独自性は実際にプレイしないと分からないかもしれません。
実際、体験版で6分台でクリアできるくらいプレイしてから本編に入った口ですが、(今思うと)それでも序盤はそれほどこの機能を使いこなせていなくて、中盤くらいから平常時もこれを使ってガンガン攻めていくという作戦を取るようになると、所謂カバーアクションTPSとは全く異なったゲームであることに気付きます。
うまく突撃できると「自分に酔える」ゲームです。
■熱中度
上記システムを使いこなすことで、一つ一つのアクションに自分なりの美学を持ってプレイできます。こうなってくると、自分なりの演出を考えてプレイしたり、同じシーンでもいろんな見え方ができて熱いです。
また、チャレンジモードなども非常に戦略性の高いMAP+配置になっているので、攻略法を考えるもの楽しいです。
BAD/REQUEST
■おまけモード
ゲームモードとしてもう一つ、制限の中でミッションをこなしていくようなモードとかがあると面白かったんじゃないかなーと思いました。それでもって、そこでポイントを貯めるとスキンを購入できたりといったやりこみモードの類です。
例えば、武器制限のある中で仲間を救出するだとか、制限時間内にパングラス像を探すだとか…。小粒かつ、ストーリーと全く関係なくて構わないので。
戦略の幅を広げるためのヒントにもなって良いと思うのですが。
■ストーリー
これはよく言われていますが、ストーリーには特筆すべき点はありません。
あくまでも流れを付けるための演出程度と考えた方がよいかもしれません。
因みに、途中で終わるわけではなく、続編に繋げることのできる終わり方といった終わり方です。
COMMENT
よく叩かれているストーリー自体のボリュームは気になりませんでした。
寧ろ、これくらいがちょうど良い感じです。
システム的にネット対戦とかはできない仕様なので(無理にやってもゲーム性が損なわれるだけ)そこも気になりません。
三上さんらしい小ネタも入っていて、シリアスながらも笑いも忘れてません。
アクションゲームとして最高のゲームだったのではと思います。
ゲーム性よりもストーリーを求める人には向かないかもしれませんが、昔ながらの繰り返し楽しめるゲームが好きな人にはうってつけだと思います。
売上がそこまでふるっていないらしいのですが、願わくばDLCで追加MAPやスキンが出て欲しいところです。まだまだ楽しみたいので。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-10-24
キャラ、テンポ、爽快感などの良さで終始熱中させてくれるゲーム。ストーリーはイマイチだけれども、非常に高いクオリティのアクションゲーム。
大人になって何度もやり込んだゲームは久々。値段もこなれてるし是非。
GOOD!
ブーストやARモードといったシステムのオリジナリティが素晴らしいです(特にブースト)。
これらがなくても良質なTPSだとは思いますが、これらの機能のおかげで、その他のTPSには無い非常にスピーディで爽快感のある戦闘が楽しめます。ブーストで敵に高速で近づき、打撃で破壊する、敵からブーストで逃げつつ射撃をするといった風に戦略の幅が広がります。
また、これらは強力な機能ですが、使いすぎるとオーバーヒートし、動きが鈍くなるという弱点がある所もゲームバランスを保つ上では丁度良いと思います。
難易度バランスが絶妙で、上達が実感できます。ゲームオーバーになっても、上達している実感から、ついつい何回もコンティニューしてしまい、気付いたら真夜中だったなんてことも…。
グラフィックが美しく、更に独自の世界観も良く構築されており、ゲームの世界に没頭させてくれます。戦闘の舞台もバラエティに富んでおり、リフトや重力が弱い所など、なかなか飽きさせてくれません。最後まで新鮮に楽しめました。
BAD/REQUEST
ブーストは非常に良い機能だと思うのですが、これを必要とする状況がなく、普通のTPSの戦略に幅を持たす機能で終わってしまっているのが残念でした。ブーストがあるからこそ出来るというゲームプレイ上の演出があっても良かったのでは。
ゲームシステムという意味ではオリジナリティがあるのですが、それ以外は他のゲームで見たことがあるような演出があったのが残念でした。それがなければ文句なしでオリジナリティ5ptだったのですが。
皆さん書かれているように、ストーリーが短い(5時間程度でクリアできます)上に、内容も良くありません。また、仮に続編を出すつもりであっても、それを匂わせないようなエンディングにして欲しかった。このゲームに限ったことではありませんが、続編に続く的な終わり方だと不完全な商品を掴まされたような気になってしまいます。
COMMENT
グラフィック、ゲームバランス、爽快感、遊び心(?)など、多くの点で非常にハイクオリティなゲームだと思いました。
これほどゲームに熱中したのも久しぶりでした。
気になる方は是非一度遊んでみることをオススメします。
ストーリーは短いですが、ゲーム自体は一度ハマるとかなりの熱中度なので、夜更かしで翌日の業務等に影響しないように注意する必要があるかもしれません(笑)
環境:26インチ液晶テレビ、HDMI端子使用