【PS3】SILENT HILL : DOWNPOUR(サイレントヒル ダウンプア) レビュー
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-11-08 |
価格 | 6980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ホラーアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 3pt | 0pt | 0pt | 1pt | 2pt | 3pt |
27pt
GOOD!
1.暗闇の表現
ライトで照らさないと何も見えないほどの暗闇。「照らした先に何かいるんじゃないか」という恐怖で、ライトを向けるのを躊躇ってしまう。これは大好きです。
2.廃墟の探索
「うわぁ...きったねえなぁ...。」と、探索中につい口に出してしまう。
3.ドアの開閉
これが最もgood!と唸らされたポイントです。「◯ボタンで開閉」...ではないのです!「◯ボタンでドアノブに手をかける」なのです!手をかけたあとの開閉速度は任意。左スティックを倒し込む力具合で開閉速度を調整できます。しかもドア開閉中は主観視点。例えば、ドアを恐る恐る開け、半分まで開けた所でドアの隙間から懐中電灯で照らし、「何も無いよな?誰もいないよな?」とビクつきまがらの探索を行うことになるのです。本当にこれは今までのホラーゲームで「こういうことやってみたいのに」と思いながらも実現されていなかったこと。最高のシステムです。
BAD/REQUEST
1.敵のデザインがいただけない
敵が初登場した時の感想です。「.........ゾンビ?」とにかく、敵のデザインがお粗末なのです。海外特有といいますか。怖い顔をして奇声を発しながら飛びかかって来る。「これサイレントヒルだったっけ?」と、疑問を抱かされるデザインなのです。明らかな敵意と食欲を持って襲って来るのです。ハッキリとした攻撃意識を持って。海外スタッフがサイレントヒルをどう理解しているかわからなくなってきます。本来サイレントヒルの怪物たちは、町を訪れた者の心の暗い部分を現していて、悲壮感漂い、何を考えているのか分からない。直接攻撃してこない者までいる。それぞれがその存在理由、設定を持っていて、考えるほど悲しくなって来る。そんな悲哀の対象であり、主人公の心そのものでなければいけないのです。「町をうろつき主人公を発見し次第襲いかかり噛み付くモンスター」。これは、サイレントヒルの怪物たちの役割ではないのです。
2.BGMがダメ
「何も語りかけてこない」のです。怖いシーンだから怖いBGMを。という単純すぎるものしかありません。ジェイムスの心境、メアリーとの思い出、アレッサの痛み、ヘザーの恐怖が、流れ出したらひしひしと伝わってくる。一つひとつが物語を秘めている。それこそがサイレントヒルのBGMなのではないでしょうか。
3.背景に失笑
看板の表記が日本語になっていたりします。「分かってないなぁ...」とガックリした方は多いのではないでしょうか。増してサイレントヒルが好きでやった方ならば。読めなくていいんですよね。ああいうものは。雰囲気で伝わってくるのですから。極めつけは洞窟ステージの裏世界です。最後の方で現れる巨大な顔。あろうことかこの顔が喋ってしまうのです。「(この裏世界は)いかがだったかな?」完璧にファンタジーの演出でした。明らかな意志を感じさせるものです。先述しましたが「何を考えているのか分からない」がサイレントヒルであり、裏世界なのです。「匂わす程度で、後はプレイヤーが考えて物語を補完する」のがいいんですが。この顔の演出を観て、「ああダメだ、売ろう...」と心に決めました。それほど決定的なダメ要素でした。
COMMENT
全体的にダメです。従来のサイレントヒルの「あの怖さ、あの切なさ」を期待しているのならば、間違いなく購入をお勧めしません。ドアのドキドキを味わいたければ、いいかもしれませんが...。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 0pt | 0pt | 4pt |
23pt
GOOD!
雰囲気だけはサイレントヒルだった。
謎解きなどは昔からの感じです。
ヒントを集めたり、鍵を探したり、絵柄合わせのパズルなど、最近のホラーゲームでは少なくなりつつある部分が残っていて安心しました。
BAD/REQUEST
処理落ちがヒドイ、カクカクしまくる。デバッグしたの? レベル。
システム面にも常に不快感を感じます。
ヒントなど手帳に書き込むんですが、リアルにしようとしているのはわかりますが非常に見づらい。
マップも一発では開けない、毎回チョットしたストレスを感じます。
またセーブはオートセーブのみ、即死の罠が連続する場所など、最後のほうで死んでも最初からやり直し、しかもムービーがスキップ出来ないのでムービーから見直しさなければならない場合もあります。
敵が強い、種類も少ない、てか人、オッサン、サイレントヒルの敵っぽくはない。
ラスボスも地味、BGMもないので最初ラスボスだと思わなかった。
武器も強い武器などはなく、自分は銃などは温存するんですが、途中強制的に3回くらい捨てさせられます。
マップもムダに広いうえヒントも少なく、走るのも遅い、マップ見るのも面倒くさい、カクカク、結構なストレスを感じます。
COMMENT
ホームカミング以外はシリーズ全てプレイ&クリアしています。
ホラーゲームは大好きでバイオがすでにホラーゲームではなくなってしまったので、サイレントヒルには大変期待していたのですが、とてもがっかりしています。
ストーリーなど好みなどありますので特に文句は言いません
しかし、今回のはそれ以外がヒドすぎる。
特に処理落ちやシステムの不便性などは開発段階で気づくはずです。
サイレントヒルの開発チームは、昔は開発が決定すると廃墟で合宿するという熱意があるチームと言うことを聞いたことがあります。
それなのに今回は開発の粗さばかりを感じました。とても残念です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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1pt | 0pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 3pt |
22pt
GOOD!
■3Dに対応した。
シリーズ初の3D対応です。3D対応テレビなら迫力ある映像で楽しめます。
■謎解きがある。
サイレントヒルにはつきものの謎解きがあり、楽しいです。
それ以外・・・良いところをどう探してもないんですけど・・・。
BAD/REQUEST
■恐怖感がない。
■走る速度が異様に遅い。
走れよ!と突っ込みたくなるレベルの速さ。
■不親切なオープンワールド。
数時間一本道だったのに、いきなりオープンワールドになるので意味不明。
何をしていいか分からないので取りあえず、散策。
無駄に広いマップを行き来しなければならない上に、走るのが遅い&ランダムに出現する敵も相まって、次第にプレイするのが億劫になってきます。
というか眠くなります(笑)
一言でいうと「退屈」です。
■武器がすぐ壊れる。
■雑魚敵が異様に強い。
ガードに失敗すると、カウンター攻撃2発連続で食らうことがほとんどです。
しかもガードするタイミングがシビアでうまくいかない。
■処理落ちがひどい。
体感で20フレームないでしょう。
しかも安定しておらず、一瞬フリーズしたりします。
グラフィックも汚いです。(PS2レベル)
ゲームに没頭できないレベルです。
解像度720pでこれかよ!って突っ込みたくなります。
よくこれでOKが出たものだと言いたいほど。
0点付けたくないですが、付けざるを得ません。
■ロード時間が長い。
リトライ時のロード時間が30秒程度あります。
■日記(地図、ファイル)が見づらい。
文字が潰れています。
しかも、拡大、縮小の2段階切り替えしかなく、ユーザビリティは最悪です。
道に迷っても地図をダイレクトに開けず、日記を開いてスティックやR2、L2でページ送りをしなければなりません。
地図を見るのさえ苦痛になってきます。
COMMENT
65インチ液晶テレビ 7.1chサラウンド環境でプレイしています。
はっきり言って、サイレントヒルシリーズ中、最悪の出来(駄作)です。
一番の原因はオープンワールドにしてしまったことでしょう。
「次に何すればいいの?」と誰もが思うことと思います。
そこから先の面白さを見出せない人は途中で投げ出します。
トロフィーコンプはかなり困難だと思います。
攻略本必須ではないでしょうか。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-01-09
「復讐」をテーマにしたストーリーの暗さと切なさは歴代シリーズ同様に深いものがあり、
それを全ての起点であるシャワールームの水びたしの風景と、
サイレントヒルの土砂降りの雨に重ねるなど、
雰囲気はとてもよくできた作品です。
ただ、せっかくそういった作品の根本が良いのに、
登場するクリーチャーがせいぜい3種類しかおらず、
それが長くプレイしていて毎回毎回登場するのは飽きがきます。
サイレントヒルの世界観に重要なのは
「一体こいつは何なんだ!?」という現実を超越したクリーチャーの数々です。
今作はそこが非常に弱い。
人型で、殴ったり引っかいたりしてくるだけのクリーチャーが延々出てくるので、
途中から怖さというより、ヤンキーに絡まれてるだけに見えてきます。
光に弱いのでサーチライトを当てて撃退するパートなど、
完全に仕草が人間なので怖さが全くなく、「かわいいなおい」と一緒にいた友人が笑っていました。
サイレントヒルのクリーチャーにそういうものはあってはいけないように思います。
サイレントヒル4の「ヴィクティム」のような、夢に出そうなクリーチャーこそこのシリーズに求められているはずです。
「ヴィクティム」が実は殺人鬼に殺された犠牲者のなれの果てであるなど、
クリーチャーにも設定がきちんとあるのがまた怖いのであって、
ただのモブ、ザコでしかない今作の怪物たちはどうにも魅力がありません。
そこの細部にもっとこだわりを持ってほしかったですね。
GOOD!
●なかなか怖い。最初の頃はドアのしまる音やら背後にいつの間にかいた敵で声あげて驚いてしまった。霧に包まれた町も自由に散策できるので歩いているだけでもファンなら楽しいはず。
●戦闘が楽しい。シリーズで一番難しいと思う。最初あまりにも自分のダメージくらいっぷりに「こりゃレビューに書くならBAD項目だな〜」と思ってしまったが、戦い方がわかって慣れてくると雑魚戦でも気を抜けない緊張感のある戦闘を楽しめた。
●サイドクエストがサイレントヒルらしい不気味で陰鬱のものばかりで良い。
BAD/REQUEST
残念だが沢山ある、、;
×処理落ちしすぎ。フリーズしたんじゃないか?と思っていまうほど止まる。
×音楽も印象的なものはなかった。
×地図や町の看板などの日本語表記。雰囲気が壊れて萎えてしまった。看板とか日本語でかかれたとしても見づらいので、調べたらファイル画面になってじっくり読める従来の方法にしてほしかった。
×地図・ファイルが見づらい。今回入手した地図・ファイルが手帳にたまっていくのだが、表示したときに地図・ファイルが貼り付いた手帳ごと表示されるので小さくて非常に見づらい。拡大してスライドもできるが(というかしないととてもじゃないが読めないが)スライドする幅も中途半端な為、これまた見づらい。また、ファイルと地図などが一緒くたに保存され、最後に自分が見たページが次開いた時に表示されるので、地図みる為に開いてもファイルだったり(またその逆)、地図みても全然関係ない別の地域・建物の地図だったりととにかく使いづらい。
×武器が壊れすぎ。町のありとあらゆるものを武器にできて補充も簡単だが耐久値が低すぎる。金属製の武器が粉々になった時は「え!?」と思ってしまった。一種類しかもてないのもさみしいし、近距離武器を所持した場合、遠距離武器を一種類しかもてないのもなんだかなーという感じだった。
×敵の種類少なすぎ、デザインもサイレントヒルっぽくない。
×裏世界がダメ。デザインもこれじゃない感が。血と錆と膿にまみれた裏世界が恋しい。裏世界の出現自体少ない上に、敵?に追いかけられてひたすら逃げるだけのが多い(サイレントヒル・シャッタードメモリーズに近い)為、じっくり探索もできず「表でああだったのが、裏でこうなってて不気味」みたいのがないのでさみしい。
×ものを調べた時の主人公のコメントがない。個人的にこれがさみしすぎる。サイレントヒルの大きな魅力の一つだと思うのだが;
×自分の理解力が乏しいのもあるが、ストーリーがわかりづらい。ストーリーに関係ないサイドクエストを大きく取り上げてメイン近くにしてしまった為に、本筋が淡泊で薄くなってしまっているように感じ、ストーリーの区切りもわかりづらくなり全体的にテンポが悪い。また、サイドクエストの報酬も回復アイテムや銃弾などばかりな為、やる気がそがれる。珍しい武器とかにしてほしかった。
×オートセーブな為、逆にやめどきつくるのがめんどくさくなっている。
COMMENT
惜しい。とにかく惜しい;といった感想。「違う、サイレントヒルってそうじゃなくて、、もうちょっとこうなんだよ〜;」とプレイ中何回も思ってしまった。サイレントヒルらしくないというか、別に舞台がサイレントヒルじゃなくてもいいというか、、やっぱ教団とかでてこないと味気ないのかも。
決してどん底までにつまらないわけではないが、「次どうなるんだろう!?はやく進みたい!わくわく!!」というのはまったく、本当にまったくといっていいほど感じなかった。