オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt |
86pt
GOOD!
英雄伝説シリーズで初めてエレボニア帝国を舞台にしたストーリーであるところ。
今までの作品で全貌が分からなかった帝国がついに舞台となったことで、過去の作品の舞台となった国々との詳しい世界観についてより深く知ることができるようになりました。
また、主人公リィンをはじめとした学生たちによる活躍を描いた学園モノとしてのストーリーも、シリーズ初。
士官候補生として学園生活を送りつつ、帝国に降りかかるさまざまな問題と向き合い、成長していくドラマはとてもよく練りこまれていて素晴らしい内容でした。
戦闘システムも従来のものよりパワーアップ。
移動のマスがなくなり、行動範囲であれば360度どこでも移動できるようになりました。
特定の条件を満たすことで戦闘中に様々なアクションを起こせる戦術リンクシステムもあり、戦略性がより増しました。
ATボーナスにも、稼働時間と消費EP無しでアーツを使える「ZERO ARTS」が追加され、アーツの使いどころも増えました。
グラフィックが純粋な3Dモデルとなったことで、造形や演出などの表現力が大幅にアップ。
道に並ぶ草木や建物、遠くに見える風景など、英雄伝説シリーズの世界観の表現がスケールアップしていて、とても美しい。
戦闘システムのSクラフト攻撃の演出も大幅に強化され、よりダイナミックな内容となっています。
BGMも大変素晴らしいものばかり。
壮大な曲調のものから穏やかな曲調のものまで、聴いていて印象に残る曲ばかりでした。
換金アイテムとして「セピス塊」が新たに登場。
換金する以外に使い道はないのですが、これのおかげで通常のセピスを換金に使うことが減りました。
おかげで、従来の作品での悩みであったセピス・お金不足がかなり改善されました。
従来のシリーズ作品同様、難易度はEASYからNIGHTMAREまでの4段階。
戦闘のゲームオーバーからのリトライ時に、難易度を下げて再挑戦できる機能も今作にあるので、戦闘に不慣れな方でも安心。
BAD/REQUEST
学園モノのわりに、学校生活をエンジョイできる要素があまりないところ。
基本的にストーリーが一本道のため、細かい選択肢を除くと、学生として行動できる要素はあまりないです。
せっかくの学園モノなのだから、もう少し学生としてプレイヤーが行動できるゲームデザインを増やしてほしかったです。
グラフィックの質そのものは、PS2時代のものをHD化した程度の出来。
全体的にパッと見た感じはそれほど気にならないのですが、オブジェクトの細かいところは粗め。
2013年発売のPS3作品として、他社の作品と比べてしまうとどうしても劣ってしまうので、気になる方も多いのではないかと思います。
残念ながらフルボイスではないところ。
イベント時のボイスの有無は場面によってかなり差があり、今までボイスがなかったと思ったら急に出るなど、かなりチグハグになっています。
ここぞという場面でボイスがなかったりするので、もっとボイスを収録してほしかった。
一部のイベントや戦闘で、処理落ちのせいかカメラワークがカクカクしてしまうところがある。
特にストーリー終盤でのダンジョンでの戦闘では、よく起こりやすいです。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用。
英雄伝説(軌跡)シリーズは空の軌跡FC・SC・3rd、零の軌跡、碧の軌跡、那由多の軌跡をクリア済みです。
今作は難易度EASYでクリア。
たまたま新品1600円ほどで売られていた今作を購入しプレイ。
碧の軌跡以来、久しぶりの英雄伝説シリーズでしたが、とても楽しめました。
学園モノということで最初はどうかと疑っていましたが、見事に良い意味で裏切られました。
ゲームデザインがよく練りこまれており、王道ながらも安定した出来栄えで素晴らしい内容でした。
ネタバレ防止のため詳しくは書けませんが、今作は続編ありきな内容でエンディングを迎えてしまいます。
現在は続編であるIIも発売されているので、いずれ機会があればプレイしてみようと思います。
英雄伝説シリーズが好きな方・すべてプレイされてきた方に是非オススメ。
ストーリーは空の軌跡FCから続いているので、軌跡シリーズ自体初めての方は、空の軌跡FCから始めることを強くオススメします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 2pt | 0pt | 1pt | 2pt |
30pt
GOOD!
【サウンド】
昔のように尖った感じの曲は少ないですが、全体的に綺麗でまとまった感じの良曲が揃っています。
ラスダン曲の勢いを保ったまま、ラスボス戦BGMに入っていたら間違いなく満点でした。惜しい。
【グラフィックス】
まだまだ出来自体は褒められたものではありませんが、長年の2Dからの脱出という意味では評価したいです。
BAD/REQUEST
【満足感】
散々言われていることですが、敢えて書きます。
突如訪れる、ロボに乗っての最終決戦は本当に唖然としました。
今までの展開をあざけ笑いながらすべてぶち壊すかのようなクソみたいな展開・・・本当に悪い意味で衝撃的でした。素直に学際で終わらせておけばよかったのです・・・。
加えて、結局このお話の終わりは何処にあったのだろうという疑問。ラスボスは?
最後のとある人物の乗ったロボなのか、はたまた最下層で待ち受けるHPがやたら高いあいつなのか、それともまさかの一般兵?(まともに勝てるという意味で)
話も気付いたら終わってたという感じ。尻切れトンボですけど。
こんなので満足感なんてあるわけがありません。
【個人的不快点】
今回はパーティメンバーが学生だから描写的に仕方ない(学生と言っても全員Aランク遊撃士くらい強そう)ですが、操作キャラとは別格クラスの強さを持つキャラが特に理由もなくわんさか出てきてちょっとからんで去ってく展開はいい加減見ていて不快。
そんなに強くてすごいならさっさと話を進めてくれよと言いたい。結社はチンタラ寄り道するな、さっさと計画進めろ。味方サイドも強いくせに本気出さずに傍観してたら予想外の事態になってようやく本気出してゆうゆう対処とかやめてほしい。
「敵もすごいけどこっちも本気出したらすごいんですよー」ってのやりたいんだろうけど、ただの無能集団にしか見えない。
COMMENT
今回はFC・SCや零・碧のように分割されたストーリーの前半部分だとしても、酷過ぎる内容でフォローが不可能な内容でした。
むしろ今までは分割されてはいるものの、その作品ごとの最もたる問題自体は解決はしていたので、問題点には成りえなかったその部分が大問題として立ちはだかっている状態です。
特にやばいのが最後のロボ。あれはもう今回離れていったシリーズファンを再び引き戻すのは不可能なレベルの大失敗だったと思います。
今後はそのロボが話の軸になりそうなので、私自身も当シリーズからいったん身を引く予定です・・・。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt | 1pt |
56pt
GOOD!
ゲームは年に数本、RPGの話題作を遊びます。英雄伝説シリーズは初めてやりました。
*音楽
噂に違わぬ魅力的な音楽。
*戦闘システム
ATバトルシステムは、なかなかスピード感があって楽しい。後半、戦闘バランスが崩れますが、あまり戦闘で苦労したくない、むしろヌルいくらいがいい、という向きには快適でしょう。とはいえさすがにNORMALでもよかったかも(EASYでプレイしました)。クオーツを使った強化のシステムも、設定はやや面倒ながら、主人公たちの「強くなっていく感」は十分味わえます。
BAD/REQUEST
*演出
ゲームに感動を求める歳でもないので、RPGのストーリーは「あればいい」という程度ですが、それでも本作は、ストーリーというか、演出の稚拙さにがっかりしました。
たとえばあるクラスメイトの正体。折々に仲間が彼女の素性を怪しみます。ところがその都度彼女の単純なごまかしにいともアッサリ追及をやめ、「それはそうと……」という感じで次の話に移る。これが何度も続くと、主人公たちは頭が悪いのか? と思ってしまいます。主人公が馬鹿に見えてしまっては、演出として失敗でしょう(もともと頭が悪いという設定なら別ですが)。
それと、他の方も書かれていますが、敵味方問わず「そんなに強いんなら最初から本気出さんかい」と突っ込みたくなるサブキャラクターたちの勿体ぶった描写。同じく、そのキャラクターが馬鹿に見えます。
あるいは、強い中ボスのHPを削りきったら戦闘シーンが終わり、一件落着かと思いきや敵が特にダメージを負った風もなく長々と講釈をたれ、その間主人公たちは棒立ちでお説拝聴(3Dなだけに、余計その不自然さが目につく)。話が終わるや「ではさらばだ!」という感じで逃げ出し、主人公たちは「あっ!」。あっ! じゃねえだろ、どうして勝ったらすぐとっ捕まえておかないの……と思ってしまいます。同じく、主人公たちが以下略。
要するに、フィールドに宝箱が置かれているのと同じく、みんなゲームの「お約束」なのでしょう。謎を引っ張るためにあえて追及しないのもお約束。強いキャラクターが最初から本気出さないのもお約束。倒したはずの敵が元気に逃げ出すのもお約束。
ゲームにお約束はつきものだし、いちいち揚げ足取りをするのも無粋ですが、本作はそれがあまりに目につきました。思考停止にも程があるんじゃないの、もうちょっと頭使ったら? と制作者の方々に言いたい気分です。技術だけが進歩して、肝心の見せ方が旧態依然のままでは、お約束感を助長するだけだし、いつまで経っても「しょせんゲーム」というそしりを免れない。今は自分のようなおっさんゲーマーも多いでしょうし、これからも増えていくんでしょうから、ぜひおっさんも欺す演出を追求してほしい。
COMMENT
ロードが遅い、PS3にしてはグラフィックがいまいち、といった点は、あまり本数をやらない自分にとっては「まあこんなもんかな」という感じでした。
苦労することなく、戦闘やキャラクターの成長システムを楽しみたい、という向きにはお薦めの作品です。ゲームにも、良質の映画や小説に触れたときのような感動を求める、という向きには個人的にはお薦めしません。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-05-29
たしかにストーリーはいい?のかもしれません、戦闘システム・キャラクターデザインなどは好きです
でもやはりそれ以上に意味のないシーンやロード時間が多すぎる
ロード時間がなくなったとしても新しく行った町やイベントシーンへの移り変わりの時に例えばどこかの部屋での会話シーンに移る時に
まず町全体を写し、次に建物全体を写し、次に部屋の中を遠目から写し、次にキャラが写る位置まで接近してやっと会話に入ります
こういったパターンがクリアまでに100回くらいあります(体感)
しかも1つ1つのシーンがゆっくりなのでイベントが始まるまでに30秒くらい待たされます
それだけでプレイ時間が飛躍的に伸びます
ちなみにプレイ時間は85時間です
そしてもう1つうんざりしたのがキャラクターの登場シーン
キャラ同士で会話してたらさもすべて聞こえていたようにすっごい遠くから会話に入り込んでくるパターン
普通に考えたら少しも聞こえてない距離での登場
このパターンも数十回あります
上記以外にもどれもこれもほぼワンパターン
一度クリアした地域へは一切いけず、滞在時もほぼイベント時しかフィールドにでれず自由度が皆無
ストーリーが強制で進められるのでキャラクターを操作する意味が失われている
期間別で戦闘に参加させられるキャラクターが固定なので好きなキャラがしばらく使えないし、使いたくもないキャラを使わざるを得ない
あとはネタバレになりますがラスボスがありえない
最後の最後にいままで必死に集めたクォーツや武具、アイテム、愛着を持って使ってきたキャラを無視していきなりロボットゲームになります
戦略もなにもないただロボット同士が殴り合って終了!となります
まさかこれでおわりじゃないよね?と思ったら無慈悲に終わりを迎えてしまった
周回してやり込む要素もないので達成感が0です
正直途中で挫折しなかったのが自分でも不思議です(何度もしかけましたが・・・
2はまだプレイしてませんがレビューやプレイ動画など見てから決めたいと思います
3の出来が良ければ2は絶対やるとおもいますが・・・
GOOD!
リベール王国(空の軌跡)クロスベル自治州(零・碧の軌跡)では語られなかった違う視点でのエレボニア帝国で新鮮。蛇の使徒や執行者もさり気無くいたりあの鉄血宰相を中心に描かれてる。今まで軌跡してたらわかるリベールやクロスベルの裏側の話も聞けて良かった。
そして音楽は素晴らしい!!
BAD/REQUEST
残念ながらこちらのが多いです。まず皆さんが言ってるようにロードが頻繁にあって酷いのが少しだけのボイス台詞の為にロード→1.2コメントセリフ→ロードやロード→街並み→ロードこれには折角シナリオが良くても台無しレベル。バトル前と終わりのロードも勘弁して欲しかった。
ボイス付きなのは嬉しいがメリハリが無い、一人だけボイスで他の仲間が無音だったり、主人公が無音で仲間がボイスだったり。せめて重要シーンだけ全員ボイスにして他は無音で良かったのでは?
軌跡シリーズではお馴染みの敵に遭遇して不意打ち出来るように武器で撃って先行バトルに進めるのですが武器で撃つ瞬間一回止まるんです。これがまたイラッてくる。バグの範囲…。
クォーツシステム変更。今までの方が良かった。クォーツの組み合わせが楽しかったのに…
2Dから3Dにしたことで表現が豊かになったがやはり2Dの方が良かったと思う。
エリゼの声優…これはまさにアンドロイドやボーカロイドレベル…これは酷い…
ストーリー。続編は出るのは薄々わかってたが何一つ解決終わらない感じEDは勘弁。
COMMENT
零の軌跡EVの後に直ぐやったのですが閃の軌跡微妙でした…
今回凄いファルコムにしても頑張ったと思うけど悪い意味で裏切られました。詰まらなくは無いんだけど面白くない、そうさせてるのはBADで書かせてもらってるものが全て。
でも音楽は良かった。
次回は購入は控えます、VITA安心2Dの碧の軌跡EVの方が期待できそうかな。