オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
60pt
GOOD!
英雄伝説ならではのサブキャラからサブのサブキャラ、名無しのキャラまで描かれているショートストーリーがやはり楽しい。トリスタ住民は特に拠点ということもあって丁寧に表現されているし、その地の住民になった感じがして不思議な感覚。
主人公たち?組の面々の人間模様もよし。学生たちの成長と友情がしっかりと描かれていてる。
ストーリーは?組の成長や帝国の政治情勢の描写に多くが費やされており新規で始めても楽しめるようになっていると思う。
スタートメニューの演出、音楽がすばらしいと思う。いろいろなものを予感させ、せつなさやらがこみ上げてくる。
シリーズものだからこその盛り上げどころはしっかりあっていいけど、ちょっと出てくるのが遅すぎる。
微妙にマルチエンディングな点。リンクレベルの経験値が一番高いキャラだと思うが、そのキャラとのラスト近辺のシーンはなかなかぐっとくるものがあるが、正直ギャルゲー的要素なんでちょい否定的な感情もある。
零碧はハーレムとか聞いてたが今作はそんなことはなかったので安心した。上記のキャラとのシーンもその要素はあまり感じられないものでしたので。
BAD/REQUEST
軌跡シリーズは零と碧はやってないが、ストーリーの大まかな展開がパターンすぎてやってるとだんだんかったるくなってくる。
そしてやはりといえばやはり、この作品だけでリィンたちの物語にはきっちりとした終わり、もしくは区切りが描かれていない。しかもかなりばっさりとした終わり方です。なんつうか空の軌跡でいうと大佐がクーデター起こしたところで終了みたいな。そりゃあないぜ大佐。
彼らの物語を丁寧に描きすぎていた弊害なのかなあ、かといってそういう丁寧さをなくせとも思えないし、シリーズ作品の物語ることの難しさを感じました。
それと結社がほとんど物語に絡んでこない、帝国各地にいくのはいいが所詮学生の実習でしかないこともあってかストーリーに盛り上がりがかけていたと感じた。
最後の最後で世界観がぶち壊しになってしまった。まさかこれからロボット物になっていくのか?
カレイジャスに合流するんだろうしガンダムっぽくなっていく気がしていやだなあ。
剣聖(笑)な世界になっていくんでしょうか?エースパイロットの時代がやってくるんでしょうか?
主人公が選ばれし者すぎる。義妹に好かれていたり、きれると髪が白くなって超人化してみたり、ロボットに乗る資格を7組のなかで彼だけがもっていたりと英雄伝説の主人公っぽくない。出す作品をうっかり間違えたといわれても驚きはない。
あとちょっと思わせぶりなセリフが多い。6作も作ってることを考えるとさすがにいい加減にしろよと思わなくもない。まあそれゆえのカタルシスはちゃんと用意されているんだけども。
あ〜それとどうでもいいことだけど、「おまえたちの力・・・見せてもらおう!!!」多用しすぎ、戦闘前に何回もいろんな奴がいいすぎ。何回みせればいいんなんだよ。
ギャルゲーチックな要素はいらない。物語を見たいのであって介入したいわけではないのです。
それに関連して、主人公の義妹が気持ち悪い。というより製作者の媚やら狙いがスケスケすぎて引く。声優の方も妙にしっとりした声で子供っぽくないつやがあってゾワっとする。
戦闘バランスがひどい。主にクラフトの強化と遅延効果と連携のせい。クラフトの性能がだいぶ上がってアーツがほとんど不要。さらにクラフトの多くに遅延効果がついてるせいでずっと大佐のターン状態。さらに連携発生からCPが回復。さらにさらにCP回復クラフトやらCP回復アーツでガス欠心配なし。
ほとんどの人が、「あれ・・・そういえばさっきからずっと攻撃しっぱなしなんだけど」みたいな感じで遅延効果のやばさにきづくんじゃないでしょうか?
そしてボスでも遅延耐性なしが多いのも問題だと思う。ほんとにテストプレイしたのか怪しいレベル。
幹部S戦はひどかった。
難易度HARDでのクリアだったが、きつかったのは初見殺しの状態異常まみれとか敵のSクラフトで即死くらいのもので、あとはただHPが多くて面倒というだけでした。雑魚戦は敵が即効で状態異常まみれになって遅延地獄でフルボッコだったので面白みなどなかった。
戦闘時のモーションはもうちょっとしっかりと作ってほしかった。リィンのSクラフトは吹き出しで「あちょー!!」ってのがでてもおかしくない残身っぷり。
音楽が3曲くらいしか良い物がなかった。ボス戦闘時の盛り上がりのなさは異常。戦闘BGMはいまいちです。
ロードが長いかな。特にトールズ士官学校の建物の出入りがかなり気になるレベル。
どれくらい気になるかというと
本校舎は2F→(ロード9秒)1F→(ショートカット使用、やはり9秒ロード)屋上と行ってから外にショートカットででると効率的だとか発見して喜ぶレベル。屋上から建物の外へはロードが入らないのでNPCを探し回って会話するときにいいんです。といっても階の上り下りでロードが入るのは士官学校の校舎だけです。そして戦闘の開始終了は長さは感じなかった。
この辺の長さは10/3のあぷででも変化なし。主にVITA版の改善だったのかな。
COMMENT
軌跡シリーズも閃の軌跡で6作目。リィンたちの学生生活を通してエレヴォニアををがっつり描くことに注力した作品といえる。
今後はここを中心としていくということなのか、かなり丁寧に当地の政治情勢を提示していて単体としてみれば終わりはいまいちだけどおもしろく仕上がっていると思う。だけど軌跡シリーズとしてみるといつ結社や至宝が出てくるのかとやきもきさせられるものになっている。
終わりが終わりだけに彼らの学生生活をここまで丹念に描いたことが間違いではなかったと思える次回作を期待したい。
ただ面白い作品だとはいえるが、続き物であることといい終わりかたをしていないことを考えると正直次の作品の発売がみえてからのプレイを推奨したいところです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 2pt |
62pt
GOOD!
軌跡シリーズは全てプレイ済です。
【キャラクター】
メインとなる?組生徒以外にもスポット参戦含めるとかなりのキャラクターがいますが、それぞれの人物像や事情などきちんと描かれているので愛着が持てました。
メインストーリーはもちろんサブクエストですら一切関係してこないモブキャラにもそれぞれ物語があり、この辺りは軌跡シリーズの良い点を踏襲しています。
【CV】
知名度、実力を兼ね揃えた声優がたくさん出演していて豪華です。どうせならメインシナリオはフルボイスに対応して欲しかったです。特に主人公リィン「だけ」ボイスなしのシーンが目立ち不自然に感じました。
【ストーリー】
軌跡シリーズの柱ともいえるストーリーは相変わらず良かったです。中盤くらいから一気に盛り上がるので話に引き込まれてプレイを中断するのがなかなか出来ませんでした。
相変わらず話はまとまっていくどころか新たな伏線が出ていくような状態ですが、これだけ壮大なスケールで丁寧に作り上げているRPGは軌跡シリーズくらいなのでこれはこれで良いと思います。
【戦闘システム】
戦術リンク導入で様変わりするかと思いましたが、ほとんど変わっていません。複雑な要素はないのでRPGが苦手な人でもとっつきやすいシステムだと思います。
BAD/REQUEST
【グラフィック】
フル3D化により前作までとは臨場感が断然違うのですが、グラフィックそのものはお世辞にも綺麗とは言えませんでした。特にキャラクターのモデリングが酷く、せっかく魅力的なキャラクターなのに「コレジャナイ」感が…。トゥーンレンダリングの方が軌跡シリーズの雰囲気には合うと思います。
後は会話ウィンドウや絆イベントはせめて2Dイラストにすべきだったと思います。
【色んな場面でカクつく】
PS3版はロード時間は全然許容範囲で問題ないのですが、とにかく色んなシーンでカクつきます。
なんでもない会話ウィンドウですらカクついてこれがプレイのテンポを悪くしています。
もうすぐ修正パッチが配信されるようなのでこれでどれだけ改善されるか期待しています。
【イベントスキップがない】
こちらも次回の修正パッチで改善されるようですが、イベントスキップがなく×ボタン押しっぱなしで早送りになります。じっくり楽しむ1週目は良いのですが周回プレイはプレイ時間の大半がイベントシーンなのでかなりストレスでした。
【絆イベントが微妙】
終盤のダンスイベントで選んでイベントをしても協力クラフトが習得出来るわけでもないので全員回収するモチベーションが保てません。絆システム自体にも賛否がありますが、どうせやるなら中途半端なものではなくきちんと仕上げて欲しかったです。
COMMENT
【トロフィー関連】
最短でも2周プレイしないとコンプ出来ません。前述のスキップがない事により周回プレイが苦痛ですが、次回の修正パッチではスキップ実装されるそうなので少しは快適になるかも?
1周目は逐一全てのキャラに話かけ、戦闘も回避せずゆっくりプレイしたら80時間ほどでした。ゲームでの流れは1か月毎にほとんど決まっているのでダルいと感じる人もいると思います。
【その他】
今作は初のフル3D化、PS3とVitaでのマルチ展開と軌跡シリーズでも一つの転換となった作品だと思います。細かい不満点はありましたがクリアしての感想はやっぱり「早く続編がプレイしたい!」です。
過去の軌跡シリーズはプレイしていなくても全く問題ないですし、これをプレイして気に入ったらプレイするのもアリだと思います。
ただ、これが初めての軌跡シリーズでこれだけをプレイする場合、話は完結せず思いっきり途中で終わりますので消化不良になります。
【注意】
ラストバトルはイベントシーンが長いため、イベント後セーブが出来るのですが当然ここでセーブすると後はラストバトルだけになります。難易度ナイトメアだと詰まる可能性があるので別セーブにしておく事をおすすめします。
校門を出るまでなら旧校舎が探索出来るのでレベル上げも出来ます。ラストバトルはリィンのレベルで性能もきちんと変化しますのでレベルが低いとナイトメアでは詰みます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
62pt
GOOD!
・軌跡シリーズであること
シリーズとしての特徴は、メインからモブに至るまでの人間模様が丁寧に描かれているという点ですが、
それとは別に内容面で軌跡シリーズ間の繋がり部分が散見できます。
今までのストーリーで謎だった部分が解き明かされたり、思わぬキャラの繋がりが判明したり、過去作をプレイした人には嬉しい仕様でしょう。
・3D化
3D化自体の評価は置いておくとして、そこに踏み切った意欲は評価したいです。
・キャラ
女性キャラ全般と一部の男性キャラが魅力的に描かれているので、好きなキャラが最低でも一人は見つかると思います。
BAD/REQUEST
最初のがっかりポイントはタイトル画面でした。空の軌跡と比べると月とスッポンです。
次に戦術オーブメント。ラインや固定スロットとは何だったのでしょうか。
組み合わせが無くなったことにより、楽にはなりました。しかし、面白味が全くありません。設定上の問題なのかもしれませんが、システムとしては難ありとしか言えません。
機神についても同じですね。実につまらない。
キャラに関しては前述の通り、男性キャラが不遇です。
ストーリー面でも戦闘面でも女性キャラが頭一つ抜けています。(後者は一名除く)
最後にストーリー面。
まだ許容できるレベル。というより、ほとんど動きがないのでまともな批評ができない状態です。
とは言ってもお世辞にも良いとは言えませんがね。
ポイントは、学生という言葉の主張が強すぎるところ。士官の部分が忘れ去られているせいで、陳腐な印象が拭えません。名ばかりの士官学生ではなく、ちゃんとした士官候補生として戦争に対するアプローチが欲しかったところです。
あとは機神。どう考えても邪魔です。
どうにかして機神を活躍させようとしてるのが見え見えで、流れが明らかに不自然。おまけにあの演出。人前でやると恥ずかしくなります。
COMMENT
主に蒼の軌跡で感じた不安が見事に体現されていました。
3D化や女性キャラ優遇については時代の流れでしょうから、戻してとは言いません。だけど、ストーリー、システム面については別です。
人間模様は売りでもありますが、飽くまで+α。最悪犠牲にしても良いので、メインに力を注いで欲しいです。
Ⅱは後の祭り状態なのでどうしようもないですが、その次の作品では是非軌跡シリーズの意地を。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-05-29
たしかにストーリーはいい?のかもしれません、戦闘システム・キャラクターデザインなどは好きです
でもやはりそれ以上に意味のないシーンやロード時間が多すぎる
ロード時間がなくなったとしても新しく行った町やイベントシーンへの移り変わりの時に例えばどこかの部屋での会話シーンに移る時に
まず町全体を写し、次に建物全体を写し、次に部屋の中を遠目から写し、次にキャラが写る位置まで接近してやっと会話に入ります
こういったパターンがクリアまでに100回くらいあります(体感)
しかも1つ1つのシーンがゆっくりなのでイベントが始まるまでに30秒くらい待たされます
それだけでプレイ時間が飛躍的に伸びます
ちなみにプレイ時間は85時間です
そしてもう1つうんざりしたのがキャラクターの登場シーン
キャラ同士で会話してたらさもすべて聞こえていたようにすっごい遠くから会話に入り込んでくるパターン
普通に考えたら少しも聞こえてない距離での登場
このパターンも数十回あります
上記以外にもどれもこれもほぼワンパターン
一度クリアした地域へは一切いけず、滞在時もほぼイベント時しかフィールドにでれず自由度が皆無
ストーリーが強制で進められるのでキャラクターを操作する意味が失われている
期間別で戦闘に参加させられるキャラクターが固定なので好きなキャラがしばらく使えないし、使いたくもないキャラを使わざるを得ない
あとはネタバレになりますがラスボスがありえない
最後の最後にいままで必死に集めたクォーツや武具、アイテム、愛着を持って使ってきたキャラを無視していきなりロボットゲームになります
戦略もなにもないただロボット同士が殴り合って終了!となります
まさかこれでおわりじゃないよね?と思ったら無慈悲に終わりを迎えてしまった
周回してやり込む要素もないので達成感が0です
正直途中で挫折しなかったのが自分でも不思議です(何度もしかけましたが・・・
2はまだプレイしてませんがレビューやプレイ動画など見てから決めたいと思います
3の出来が良ければ2は絶対やるとおもいますが・・・
GOOD!
ゲームは年に数本、RPGの話題作を遊びます。英雄伝説シリーズは初めてやりました。
*音楽
噂に違わぬ魅力的な音楽。
*戦闘システム
ATバトルシステムは、なかなかスピード感があって楽しい。後半、戦闘バランスが崩れますが、あまり戦闘で苦労したくない、むしろヌルいくらいがいい、という向きには快適でしょう。とはいえさすがにNORMALでもよかったかも(EASYでプレイしました)。クオーツを使った強化のシステムも、設定はやや面倒ながら、主人公たちの「強くなっていく感」は十分味わえます。
BAD/REQUEST
*演出
ゲームに感動を求める歳でもないので、RPGのストーリーは「あればいい」という程度ですが、それでも本作は、ストーリーというか、演出の稚拙さにがっかりしました。
たとえばあるクラスメイトの正体。折々に仲間が彼女の素性を怪しみます。ところがその都度彼女の単純なごまかしにいともアッサリ追及をやめ、「それはそうと……」という感じで次の話に移る。これが何度も続くと、主人公たちは頭が悪いのか? と思ってしまいます。主人公が馬鹿に見えてしまっては、演出として失敗でしょう(もともと頭が悪いという設定なら別ですが)。
それと、他の方も書かれていますが、敵味方問わず「そんなに強いんなら最初から本気出さんかい」と突っ込みたくなるサブキャラクターたちの勿体ぶった描写。同じく、そのキャラクターが馬鹿に見えます。
あるいは、強い中ボスのHPを削りきったら戦闘シーンが終わり、一件落着かと思いきや敵が特にダメージを負った風もなく長々と講釈をたれ、その間主人公たちは棒立ちでお説拝聴(3Dなだけに、余計その不自然さが目につく)。話が終わるや「ではさらばだ!」という感じで逃げ出し、主人公たちは「あっ!」。あっ! じゃねえだろ、どうして勝ったらすぐとっ捕まえておかないの……と思ってしまいます。同じく、主人公たちが以下略。
要するに、フィールドに宝箱が置かれているのと同じく、みんなゲームの「お約束」なのでしょう。謎を引っ張るためにあえて追及しないのもお約束。強いキャラクターが最初から本気出さないのもお約束。倒したはずの敵が元気に逃げ出すのもお約束。
ゲームにお約束はつきものだし、いちいち揚げ足取りをするのも無粋ですが、本作はそれがあまりに目につきました。思考停止にも程があるんじゃないの、もうちょっと頭使ったら? と制作者の方々に言いたい気分です。技術だけが進歩して、肝心の見せ方が旧態依然のままでは、お約束感を助長するだけだし、いつまで経っても「しょせんゲーム」というそしりを免れない。今は自分のようなおっさんゲーマーも多いでしょうし、これからも増えていくんでしょうから、ぜひおっさんも欺す演出を追求してほしい。
COMMENT
ロードが遅い、PS3にしてはグラフィックがいまいち、といった点は、あまり本数をやらない自分にとっては「まあこんなもんかな」という感じでした。
苦労することなく、戦闘やキャラクターの成長システムを楽しみたい、という向きにはお薦めの作品です。ゲームにも、良質の映画や小説に触れたときのような感動を求める、という向きには個人的にはお薦めしません。