【PS3】ザ エルダースクロールズ IV: オブリビオン レビュー
| 発売元 | スパイク （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2007-09-27 |
| 価格 | 8190円（税込） |
| レーティング | 【Ｄ】17才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon ／ Edition版 レビュー |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：RPG 【廉価版】 ■ 発売日：2008/09/04 ■ 価格：3,990円 世界的に大ヒットし、北米などで累計300万本以上出荷された超名作「The Elder Scrolls」シリーズの最新作「The Elder Scrolls IV:オブリビオン」は、多彩なクエストが楽しめるロールプレイングゲームである。1,000人登場するNPC（ノンプレイヤーキャラクター）との関わりによって、膨大な量のサブクエストを体験することができる。また、豊富や武器・防具でキャラクターを自由に作成し、ストーリーによる制約のない奔放なプレイができることも魅力だ。 「オブリビオンゲート」と呼ばれる魔界へと通じる扉が開放され、魔物たちから世界を守るために、立ち向かおう！(転用元:GDEXより) |
- 総合ポイント
- 81
- (難易度)
- 2.57
- レビュー数
- 58
619人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
513人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
73pt
GOOD!
まず、自由度の高さ！
といっても、ＧＴＡのように全く拘束されない自由度ではなく。あたかも一人の人生を歩んでいるようかに好きな生き方ができる自由度の高さ。好きな職業を選んで極めるもよし、コソコソとスリや泥棒に励むもよし、当然見つかれば強い衛兵に追われる、でも装備・スキルを高めれば倒せちゃったりと、とにかく好きな生き方が出来る。そういう意味で自由度が高い、太閤立志伝５の自由度の高さに似ている。
グラフィック
とにかく綺麗。何キロも先まで見渡せる世界、夕日や水面の表現など見ているだけで楽しい。キャラクターもリアル。おそらく第七世代ゲームで発売されているソフトでは最高のグラフィック。ＳＤＴＶ環境でも十分満足。
自分で楽しみを見つけられる
自由度が高いので、これをしなきゃダメ、って事がない。もちろんゲームとしての本筋はあるんだけど、放っておいていろんなギルドでクエスト受け続けてみたり、闘技場で戦い続けたりや、例えば冒険で見つけたダンジョン探検して、持ち帰ったお宝を売って金を稼ぐなど、自分だけの楽しみ方ができる。
作りこみの徹底
ゲーム中のオブジェクト（食器、本、文房具、装備品etc）はほとんど手で持つ事が可能で、自分で家を買ったら好きなように配置できたりする。倒したキャラからは服や装備品を剥ぎ取れて、剥ぎ取ったキャラの実際グラフィックに影響が出る。また本は実際に読む事が出来る。
クエスト数が豊富
ただ探検するだけでも十分楽しめるが、クエスト数も豊富なので、かなりの時間ゲームを楽しめる。
BAD/REQUEST
字幕フォントが潰れている事
XBOX360版発売時にかなり言われていたが、はっきり言ってこのゲームの最大の欠点。ブラウン管ＳＤＴＶの20型環境ではフォントが完全に潰れてしまっている。どんなに目を近づけても判別不能。フォントが白地の為、ダンジョン以外では淡いシーンが多いこのゲームでは非常に見難い。英語ボイスに日本語訳をつけているゲームなので、字幕が読めないとストーリーを全く楽しめず、感情移入もままならない。
洋ゲー度が高すぎ
グラフィックが綺麗で、キャラメイク可能だと言っても、どう作っても洋ゲーグラフィック。人間（インペリアル）でキャラメイクしても見た目は欧米人か、がんばっても中東の人がいいとこ。もう少し幅があって欲しかった。ストーリーもいろんなファンタジー映画や小説を継ぎ接ぎしたような内容で微妙。
ローカライズ
スパイクが強調した翻訳の完成度も、直訳すぎてまるで中学生が訳した英語のよう、かなり萎える。さらに所々、誤字脱字がある。例えば英語の読み方をそのまま日本語に直した時、REという発音部分を、あるところでは「レ」、別のところでは「リ」と訳している箇所があるなどイマイチ。見づらいフォントをがんばって読んだら、誤字があった時は悲しくなった。加えて説明書も情報が乏しく、説明不足が否めない。
インターフェース
アイテム、装備、ステータス、マップ、クエスト情報を一元管理できるのはいいが、さすがにゴチャゴチャしすぎ、アイコンも何を表しているのか理解しづらい。マップを多用するゲームだけにイチイチ○ボタン押してマップ確認に入らなくてはいけないのもクドイ。
オリジナリティ
ある意味、オンラインゲーム（ＭＭＯ）とゲーム性は一緒。自分でキャラメイクして、好きな職業スキルを突き詰めたり、広いフィールドを冒険するというのは普段からＭＭＯやっている人にとっては新鮮じゃないかも。
COMMENT
上記の悪い所を含めても、個人的には新品で購入しても割りにあっていると思えたゲーム。ただ、このゲームは好きな人と嫌いな人が極端に分かれるゲームだと思う。
国産RPGのようにとにかく物語重視で主人公が立つストーリー、なおかつガツガツとクエストを消化して話を進めたいという人には確実に合わないゲーム。
基本的にはプレイヤー放置ゲーなので、自分なりにゲームの楽しみ方を見つけられないと駄目。
作りこまれた世界を何のあてもなくただ探検したり、購入した家を拾ってきたオブジェクトで飾ってみたりなど、自分で楽しみ方を見つけられれば何百時間とプレイできる。
544人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
73pt
GOOD!
●グラフィックについて、一つ一つの質は正直４点だと思います。ただそのレベルのものが一同に表現され、光源処理や水しぶきの表現なども加えられているので５点で良いと思いました。装備による外見の変化もとても満足な出来なので。
●自由である、というのとはまた別に、非常に開放されている点。どこで何を進めようとほとんど支障が無く、延々とダンジョン探索を続けるなど勝手気ままに過ごせます。
●予想以上にロード時間が短かった点。特別ストレスには感じませんでした。
●キャラメイクの自由さ。正直もう少し枠にはめた形で作らせる（各パーツの調整を数値化する等）方が良いのではと思いますが、２度と同じ顔が作れないような複雑さには、本当に脱帽です。
●武具、魔法の生成が出来るなど、それなりにやりこめる要素が用意されている点。ユニークアイテムの収集も出来るので、やりこみ大好き人間には堪らないかもしれませんね。
BAD/REQUEST
●「自由」と謳っていますが、部分ごとの自由であって、その自由に行った行動が全体のストーリー等にはさほど関わってこない。名声や犯罪歴によって受けられないクエスト等は存在しますが、基本的にストーリー進行には影響しない。「ロマサガ」のように、自分のとった行動が積み重なってストーリーを紡いでいく物とは別のベクトルですね。よって、自分としては何度も始める気にはなりません。
●ダンジョンが基本的に暗闇（これは当然でしょうから構いません）で、たいまつ等をつける訳ですが、非常に目が疲れます。まぁ明るくしてるんですから眩しい感じは仕方ないのですが、探索もメインのゲームでこれは辛いような気が。ＴＶの設定で輝度を下げると暗くて見づらいですし。
●３人称視点においてターゲットカーソルが無い点。何故に無くすのか良くわからない…。まぁ３人称なのに視点としてのターゲットがあるのは矛盾しますが、細かい詮索をする時にいちいち１人称に戻すのが鬱陶しいです。
●他の方も書かれていますが、戦闘が少々単調。もう少し駆け引き的な要素があったら面白かったと思うのが残念です。
●時々、フレームレートの低下が酷くなり、動作が重くなる点。
COMMENT
以前ＰＣで大分遊んだのですが、日本語版ということで再度プレイしました。やはり話が良くわかるという点で圧倒的に快適ですね。こういった大物洋ゲーがローカライズされたことに何よりの価値があると思います。このゲームにインスパイアされて、国内メーカーにオブリビオンのようなスタイルのＲＰＧを作って頂きたいですね。より日本人好みの物を。
519人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
69pt
GOOD!
一人用MMORPGみたいな感じです。
グラフィックはPS3なので綺麗です。
音楽は個人的にはすごく好きですが、あまり耳に残らないかも・・・
クエストもたくさんありボリュームあります。
BAD/REQUEST
なによりも3D酔いしやすいゲームです。FPS視点なのでしかたないのですが・・
自分もかなりこれにやられています。毎日すこしづつのプレーです泣
戦闘がとてもシンプル。
住民の顔がありえないくらいおかしい人がいたりします。（ひげがある女性など・・）
COMMENT
3D酔い激しいですがとても面白いソフトだと思います。
ただ洋ゲーなのでプレイヤーを選ぶソフトだと思います。
はまる人はとにかくはまり、だめな人はまったくダメと極端に別れるんじゃないかなーと思います。
Amazonレビュー
レビュー日： 2012-03-11
そんなThe Elder Scrollsシリーズは初プレイでしたが、思った以上にはまりました。
序盤こそは、自分に合わないかも…?とメインクエストを進めていましたが、気づくといつの間にかこの世界での生き方を学び、生活していました。
それにしたってこのゲームは本当にすごいです。
広大なワールドマップは美しく、心地よく耳に響くBGMはしばらく聞き入ってしまうほどに素晴らしい。
建物に入り、本棚に置いてある本一冊一冊の中身が読めるというのにも感動しました。
パッケージの裏面に書かれている、「人も、世界も、生きている。」…正にその通りだと頷きました。
不満に感じた点はフリーズですが、そこまで頻繁に発生はしなかったので許容出来ました。
幸いバグにも出会わず、ロード時間もそこまで気にはならなかったです。
次回作のSkyrimは発売されていますが、しばらくはこちらで遊ぼうと思っています。
メールフォーム
GOOD!
子供の頃にRPGをプレイし「中世文学」のような世界観に魅かれた方々は多いと思います。
これは、アーサー王物語から、アメリカのダンジョンズアンドドラゴンズ等、連綿と続くファンタジーの世界を自ら冒険したいという長年の夢を叶えてくれるゲームです。
街道を歩き、山を越え「次の町を目指す」というなんでもないことが冒険になる世界ですね。それは盗賊や野生動物の来襲に怯え、崖から落ちたら怪我をするからです。
細かな演出そのものが、旅や冒険を彩ってくれるでしょう。
冒険者となるあなたは、戦士として戦うこともできますし、暗殺者として暗躍することもできます。
全ての行動は、プレイヤーに委ねられています。
幅広いプレイヤーに対応させたかったのか、色々な要素に、救済処置というか、抜け道が用意されています。
顔やスキル等、キャラクターを細かく設定できます。
BAD/REQUEST
とにかくプレイに時間がかかります。
総プレイ時間があまりにも莫大なものになり、最早MMORPGの世界です。
かなりまとまった時間が必要になるので、社会人の方々にはおすすめできません。
戦闘がアクションになるのですが、奥深くはあるのですが、一見大味です。
文字が読めませんね。これは小さいというだけでなく、背景との兼ね合いもあると思います。
COMMENT
簡潔にこのゲームを表現するならば「MMORPG内で、PTプレイの狩りや、レイドといった醍醐味を捨ててソロプレイをする」になります。
つまり、ネットゲームを永遠にソロでプレイする感覚に近いのです。
PTを組まないと効率よくレベリングができない→PTを組む為にクランやギルドに入らなければいけない→ギルドやクランの為に時間がとられる→負担になる。この根本的な部分をなんとか解決しようとしたシステムなのかもしれませんね。
リネージュ2等をプレイ中に「もう少しアクション性があり、またクエストも豊富で、且つそれが安易な物ではない、という微妙なバランスのゲームがあればいいのに･･･」と考えた方は意外と多いのではないでしょうか。
オブリビオンは、そのまさに微妙なバランスのゲームと言えるでしょう。
このゲーム、恐らくネットゲームやテーブルトークをやっていた人にこそ受け入れられる可能性があるのかも。
反面、一本道の映画のようなゲームに馴れきった人には受け入れられない世界でしょう。
育成の情報等も、自分で調べて理解していく我慢の過程が必要になります。直感的に全てをやろうとする方にも向いていません。
膨大な時間が必要になることもあり、瞬間的に楽しみたい方は確実に手を出さないほうがよろしいかと。
じっくりと腰を据えて数ヶ月プレイしたいという人は是非どうぞ。