【PS3】WET(ウェット) レビュー
発売元 | ベゼスタ・ソフトワークス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-09-17 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / ニュース |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 4pt | 2pt |
58pt
GOOD!
■80年代風のサウンドとミュージックがカッコいい
とにかく撃ちまくるゲームにぴったりなスピーディーな音楽にロックで盛り上がりますよ。
■2丁拳銃の複数の敵を狙うシステムが良くできている
飛んだり、スライディングしたり、壁走ってる時にスローになるんだけど(いわゆるバレットタイム)、スローの時は1つは自動で狙ってくれて、もう1つは自分で狙います。
なので、自動で狙ってる敵とは別の敵を自分で狙えばいっぺんに2つの標的を狙えるというシステム。面白いなぁ。
■吹き替えである
これは好き嫌いでしかないだろーけど(^^;
イベントシーンはやはりキャラクターを見たいもの。字を追うとボンヤリとしか画面を見れないので嫌いなんです。
BAD/REQUEST
■グラフィックの手抜き部分が目に付く
主人公やマップのポリゴン、テクスチャーはしっかり作られてるのに、車や銃なんかは結構カクカク。車のタイヤとか銃口とかどうにかならんのかw
あと、他でも結構見る「やたらと強いハイライト」も有りますよ〜。特に顔。
■たまに動きが安っぽい
スライディング後は「ピタ!」っと止まったり、動きの節々に小さな手抜きが・・。最近はモーションをしっかり作ってるゲームが多いので目に止まってしまう。
■なぜか流行っているイベント中のボタンアクションがある
もぉ、このシステムやめて欲しいよ・・
COMMENT
▼オリジナリティー
アクションシューティングではもぅ普通になってしまったバレットタイムゲー。特徴としては「使用制限の無いバレットタイム」「ダーティーヒロイン」「80年代風」といった所。
特に目立つものもないので普通の3pt
▼グラフィック
古いフィルムっぽい映像、主人公のアウトロー感プンプンの女性。どれもいいのだけども、いかせん手抜きポリゴンがたまに目に付きます。何でそこ手抜き?と思ってしまうw
最近の標準から見るとやっぱりちょっと低いかな?少し気になるの2pt
▼サウンド
音楽が良い雰囲気を出してて良い感じ♪銃撃戦が激しくなる場面ではちゃんと音楽もノリノリで盛り上げてくれたり。なので良いの4pt
▼熱中度
ストーリはちょっと浅い感じだけど、次の面で止めようっかな?と思っても割と簡単にクリアしてしまってズルズルと・・。この手のアクションゲームは1日やっちゃうと終わるのはしょうがないのでソレを勘定に入れないで普通の3pt
▼快適さ
ゲームプレイがバレットアイム有りきなのでバンバン使ってゲームを進めるのでそう簡単には死にません。死んでもチェックポイントから体力全快で始まるので詰まる事無く進めれると思います。
特に複雑な操作もないので良いの4pt
▼難易度
上記理由で普通の2pt
サウンドと主人公がカッコいい以外は特にオススメポイントもありませんが、スライディングしながら後ろに撃つ時はやたらカッコいいです♪
2丁拳銃のシステムもなかなか楽しいので、少し荒削りな部分はあるけど、あまり深く考えずにズバーっと遊んで、クリアして売っちゃう。そんな感じでやってみると良いかな?
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt |
62pt
GOOD!
▼オリジナリティー
TPS+刀のアクションにアサシンクリードっぽい壁アクションを加えたゲーム。
「あのベセスダの新作」というイメージに反し、システム自体は
基本的にごくノーマルで、むしろ一昔前の海外ゲーっぽい印象。
ガンアクションでスローモーションになる点はV.A.T.S.を連想させるが、
この作品におけるオリジナリティーはシステムというよりはデザインとサウンド、
そして主人公に宿っている。
▼グラフィックス
綺麗。デフォルトだと常時フィルムスクラッチのエフェクトがONになっており、
目が疲れるかもしれない。(これはオプションで「無し」に変更可能。)
タイトル画面や数十年前のアメリカのCMライクなインタールード、
そして特に「Rageモード」に強いこだわりと個性を感じる。
▼サウンド
戦闘シーンでのロック(パンク・エモ系)がいい味を出している。
また、それ以外のBGMも質は高い。
▼熱中度
操作に慣れるにつれ、先に進めたくなる感じはある。
▼満足感
普通です。
▼快適さ
やや操作性が悪いのが気になった。
また、無意味に意地悪な仕掛け・ステージもちょっと嫌かな。
とにかくトラップや壁アクションでの死亡、また戦闘時の登り地点が分からなくて
死亡するケースが多い。個人的に一番死んだのは某空中落下のところ(笑)。
BAD/REQUEST
▼日本語音声
別に悪くはないが、何故余計なことをするのか、と思わざるを得ない。
特に今作はマルコム・マクダウェルも参加しているというのに、
日本版では意味がなくなってしまっている。
字幕で十分楽しめるのだから、せめて選択可能にしてくれればと思う。
▼快適さ
過剰に親切な作品ではないため、壁アクションのルートが分からない
1週目は辛い。また、要求される動作に対してエイミングの精度も少し気になる。
能力アップ画面でL1R1で武器のアップグレードも可能なのだが、
分かり辛かったというか、気が付かなかった。
あとバイオハザードな反射神経ボタン押しは、人によって気になるかもしれない。
COMMENT
爽快感と難易度を追及した作品。
そこに各プレイヤーの腕とのバランスと、デザインやサウンド、主人公など個性への
評価によって、この作品の位置が決まってくると思う。
プレイ感的には「レジスタンス」に近く、雰囲気としては「ザ・ダークネス」や
「ヘブンリーソード」に近い感じだろうか。
もう少しRPG的な余裕や自由度が欲しかった気もするし、主人公の出自が不明で
共感も反感も持てないのが辛いかもしれない。
佳作だと思います。
32型・HDMI
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
71pt
GOOD!
■操作性がよいです。
アクションが豊富で、ボタン1つで簡単に操作でき、
敵を次々と倒していけるので、爽快感があります。
かなり快適に操作できます。
銃と刀を瞬時に使い分けできる点がよいと思います。
ストーリーを進めていけば、可能なアクションが増えていく(ショップで購入)ので、
ゲームを有利に進められます。
■チェックポイントが多いです。
一部、理不尽に難しいステージがありますが、
チェックポイントが多めに設定されているので、リトライしやすいです。
■1本道(箱庭系ではない)のゲームですが、
「この敵はこういう倒し方をしなければいけない」といった決まりはほとんどありません(一部のミッションは除きます)。
ですので、自分の好きなアクションを好きな時に使って敵を倒すことができます。
また連続してコンボを決れば高得点を稼げますので、ポイントを早く貯めることもできます。
BAD/REQUEST
■ボリューム不足
10時間弱でクリアできてしまうため、若干ボリューム不足に感じます。
チャレンジモードがあるのですが、ストーリーモードと同じステージでハイスコアを競うだけです。
■規制内容
海外版は部位欠損表現がありますが、日本版はこの表現が削除されています。
そのため、ストーリー上で「お、おれの腕がー!」って叫んでいるシーンで
普通にピカピカの腕が付いていたり、不自然なシーンが幾度となくありました。
■解除した武器、アクションは2周目以降に引き継げません。
(2周目といった概念がないため、1からやり直しです。)
■日本語吹き替えなのはいいのですが、主人公が結構棒読み状態で不自然に感じました。
高所から落ちる際に「あーーーーー」ってw
■ムービーシーンでの処理落ち & フリーズ
ゲームプレイ中で処理落ちはないので、まだマシですが、音飛び等が発生することがあります。
また、読み込み画面が表示されたまま、数分経っても先に進まない現象が数回発生しています。
本体再起動するしかないです・・・。
■ストーリー・・・。どんなストーリーだったかな?程度で印象に残りません。
COMMENT
ボリューム不足感がどうしても払拭できませんが、
かなり爽快感があって楽しいゲームでした。
(実績をすべて解除するのであれば、それなりのボリュームにはなります。)
また、オンラインモードはありません。
追加コンテンツが出てほしいですが・・・、多分出ないでしょう。
映画の「マトリックス」のようにスローモーションにできるので、
初心者の方も割とすんなりクリアできると思います。
個人的にはお勧めのゲームです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-07-22
まず、銃がアクションの要であり刀の重要度、必要性が皆無。
デビルメイクライを意識したのかなんなのか、わからんが…
ただ銃だけじゃなく、剣もあった方がよくね??的な感じでしかない。
アクションは銃と刀、ジャンプとスライディング、壁走りなどを駆使し、敵がエイムする為、
プレイヤーの意志でスタイリッシュに戦える。
戦い方に関しては面白い。
でもただそれだけ。
地図がない為、どこに行っていいのかわからないし、敵もどこにいるのかわからない。
なぜ、そこで戦う??って位、立地条件もよくない。
操作もイマイチ。
なんで、そっちに飛ぶんだよ!!そっちじゃないよ!!と思った事が何度かあり、フラストレーションが溜まる。
グラフィックもイマイチ。まぁ狙った映像なのかもしれないけど、プレステ3にしては下の方だと思われる。
BGMもイマイチ。好みの問題ではあるけど、終始ロカビリー調であり、所謂オルタナティヴロック好きのオレには合わなかった。
気になってはいたけど、家の近くのゲームショップで3980円なので買う気がしなかったが…
ブックオフで1250円だったので買ってみた。
結果、新品なんてもっての他で3980円で買わなくて正解だった。
この内容なら、500〜1500円が妥当だろう。
気になってる人は値段と相談で。
GOOD!
●ゲーム全体の独特な雰囲気
キャラデザインや台詞回しのB級臭さや、回復時、イベント時などの演出、
古いフィルムのようなノイズの乗ったグラフィック、メニューやローディング画面の画像、
戦闘時の暴力的なボーカル曲など、作品全体の雰囲気に統一感があって良い。
※私は70年代の映画や音楽について疎いので、この辺は公式のPVを見ていただきたいと思います。ゲーム全体通してあんな感じです。
●アクション面・システム
ジャンプやスライディングしながら攻撃するといわゆるバレットタイム状態になり、
多数の敵に対してもカッコよく撃ち合いにいける。
特筆すべきは銃のエイミング。2丁持っているうちの片方は自動で、もう片方はプレーヤーが手動で操作することができ、一体の敵に攻撃を集中させることも、2体の敵を同時に攻撃するのも自由。これは画期的だと思った。
BAD/REQUEST
●アクション面・ゲームのテンポ
まず前提として、立ったままや走りながらの射撃が使い物にならない。
バレットタイムにならないだけではなく、2丁あるうちの一丁を手動でエイミングして撃つだけ。
ごく近い距離に相手がいる場合、刀も有効だが、基本的に銃に比べてメリットが薄い。
そのためプレーヤーは基本的にジャンプやスライディングでバレットタイムを発動させ、もっさりした時間の中で戦うことになり、スピーディな駆け引きなどは無い。
●敵のバリエーション
銃を持ったザコ、刃物を持ったザコ、ミニガンを持った中ボス(?)。敵はこの3種類のみ。
ボスっぽいキャラも登場するが、アイコンに合わせてボタンを押すだけで、プレーヤーが操作して戦うことは無い。
●移動
ステージを進む際ジャンプや壁走りなどを使う場面が多く、進むべき道がわかりにくい。
転落死する箇所が多くお目当ての戦闘に行き着くのが大変。
●ボリューム
いつのまにかストーリーが終わっていた。
タイムアタックやアイテム集めなど、やり込める点もある。
●声
主人公の演技があまり上手じゃない。吹き替えのみで英語音声は選べない。
COMMENT
エイミングやゲーム全体の雰囲気はよくできていると思う。
が、それを考えても人に購入をお勧めできるゲームではない。
同じようなアクションで同じような敵を倒すだけ。
続編を出すならまず、敵やアクションのバリエーションを増やし、英語音声を選べるようにしてほしい。