【PS3】End of Eternity(エンド オブ エタニティ) レビュー
発売元 | セガ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-01-28 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 【廉価版】 ■ 発売日:2010/12/09 ■ 価格:3,990円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
67pt
GOOD!
ある種挑戦した所もある戦闘システムとマップ構成。
話は色々と抜けている所もあるが、無謀に大風呂敷を広げずシリアスにしようとはせずいい感じで遊んでいたと思う。最近は主人公の低年齢化が著しく、話の内容に対して無理がありすぎる。登場人物の年齢(少年17.女21.男26)に照らし合わせたらこんな所かと。戦闘中のセリフはヤリスギではある。
グラフィックは普通。映画を見たいわけではないのでこれで十分。
武器の強化が劇的に戦力に直結する。
BAD/REQUEST
とにかくチャートリアルが不親切。
戦闘など理解するまでが大変。HPやにこにこ等ムービーを参考にしないと爽快感0かつ行き詰まると断言できる。
戦闘が作業になりがち。マップを開拓するとボーナスをつける事が可能だが、wikiなどで下調べしないと効率悪すぎで苦痛。
やりこみ要素は・・・有る様で無い。むしろ拘らない方がよい。
銃も各種あるが、カスタマイズしたらほぼ同性能になり、キャラクター間で使いまわしになる。また特殊弾、グレネードボムが多種あるのだが、合成素材の関係で気軽に消費できず、通常弾の弾幕で終わってしまったのが残念。
COMMENT
戦闘が理解できたら、気軽にサクサクすすめられ良作だろう。
私は最初からマップ作りに気合い入れすぎたため、後半は虐殺状態だったので。色々な武器を広く浅くより、一種強化の方が楽しめると思う。
あまり深く考えるより、ノリでサラッと楽しめるRPGではないかな。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt |
67pt
GOOD!
・戦闘のオリジナリティ
ただ単に戦闘を進めるといった感じではなく戦略性のある戦闘で、試行錯誤を重ねながら戦っていく斬新な所がこのゲームの最大の見所。普通RPGというと後半になると戦闘に飽き飽きしてしまってダレることが多いがこのゲームは最後まで戦闘が楽しめました。Lvが武器のLvの合計値によって決定するという所も新しい。
・衣装の着せ替え
普通はメーカーの作ったキャラを好き嫌い問わず否応無しに使わなければいけないがこの衣装の着せ替えによってアバター感覚の自分好みのキャラクターに変えることが出来るのは大いに評価すべき点。
・キャラクターのユーモアさ
人によって好き嫌いはあるが個人的には各キャラクターとも味があってそれでいて中2成分が少ないのがよかった。
・銃のカスタマイズ
自分の好きなように銃をいじれて何に重点を置くかが面白い所。パーツが増えてくると一つカスタマイズするだけで30分以上かかってしまうが色々と考える所があってパズル感覚で作れるので面白い。
BAD/REQUEST
・ストーリー
一番ひどかったのはストーリーの本筋がクリアをしても理解不能な点。ネタバレになってしまうので多くは語れないが最初に飛び降りた時どうやって助かったの?どうしてゼファーは神学校で暴れたのか?サリヴァンと白いのって結局なんだったの?ヴァシュロンの過去がハッキリとわからないロエンの諸々等クリアした後でも色々とわからない謎が大量にある意味不明なストーリー。どう考えても伏線が回収し切れてない。読んでいて内容が見えてこない物語は製作者の自己満足の結晶としかいいようがない出来だった。
・サブミッション・闘技場の作業感
同じ敵と何回もひたすら戦わなければならないことが多々ある。特に闘技場はRANKをあげるだけでも3回、1RANK制覇するだけでも10回戦わなければならないので非常に面倒。ボリュームの水増し感は否めない。
・チュートリアルの説明不足
一応は説明があるにはあるが長い、そしてわかりにくい。お手本が自分がプレイする前にあればまだ理解できたかもしれないが文字で書き綴られても理解に苦しむ。ストーリーと絡めて強制的にチュートリアルをやるなどしたほうがよかった。この説明不足によって前半でウンザリしてやめてしまう人もいるのでは。
COMMENT
ゲームはクリア済。
色々と書いたが総合的には新品で買っても満足できました。ただストーリーが最後まで説明不足など多少難点もあるので高評価というわけではないが戦闘面が斬新で、個人的にはそれなりに面白かった。
次回作を製作するとしたら是非今回の難点を改善して良いゲームにして欲しいですね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt |
66pt
GOOD!
・全般的に美しいといえるグラフィック。
本当にフルHDで無いのが惜しい。
・簡単操作で派手な演出が楽しめる戦闘シーン。
剣ではなく銃火器、無敵状態での攻撃であるIA、3人一体となっての攻撃RA、生死を分けるISゲージなどオリジナリティが高く演出も素晴らしい。
・パズル的要素を取り入れたフィールドマップ。
一般的なRPGとは一線を画すボードゲーム的なマップ。エナジーステーションやターミナル連結などで戦闘時にメリットを発生させることも可能。
・あらゆる面でオリジナリティが高い意欲作。
・リーンベルが可愛い。とにかく可愛い。
このゲームを知ったのがたまたまリーンベルというキャラを知ってからでした。それで本作品を知り、こちらのサイトで評価も高かったので購入。
BAD/REQUEST
・綺麗であるがゆえにフルHDにして欲しかったと心から思うゲーム。
これは不満というかリクエストですね。フルHDで見たかったなあ・・・
・バトルシステムが難解。
独特すぎて万人向けではない。慣れるまでが大変。やっと慣れたと思ったらシナリオ進行で一人抜けたりして、やっとRAを活用してスムーズになってきた戦闘ができず苦労する。
・キャラ育成の仕組みがレベル=3系統の武器レベルの合計
武器を均等に使い何度も戦闘しなければいけない。なのでグラフィック以外キャラの個性もない。しかしキャラのレベルよりも武器のカスタマイズが生死を分ける。
・ボードゲームみちなでとっつきにくいフィールドマップ
なぜか自分立ちだけ自由に移動できず、基本的にフィールドはロックされていて敵を倒して入手するエナジーヘキサというものでロック解除していかなければならない。エナジーヘキサには形や色が何種類かありこれが派図テル的要素となっている。
・不自由極まりないダンジョン
何故か段ジョンに入ると装備変更できない。戦闘終了後も窮屈な移動を強いられる。
・シナリオが魅力的ではない
緊張感が無いしドラマティックな展開も無い。だらだらとおつかいをこなしてる感じ。これほどストーリーに引き込まれないRPGは初めて。
COMMENT
総合的に一般向けではなく、私自身は他の方にオススメできません。
全てにおいてとっつきにくく難解。リーンベルが可愛いから我慢して覚えていきましたが、そういった何かしら魅力を感じなければ挫折します。フィールドマップだって普通のでいいです。わけわかんないです。
私は中古で買って良かったと思ってますし後悔していませんが、やりこむ気力は出ません。某ゲームのようにDLCでコスチュームが増えてやりがいが出るようにして欲しかったです。
ちょっと普通のRPGには飽きた人が中古で買うにはいいんじゃないでしょうか。
アパートでPC用フルHD24インチモニターHDMIと、帰省時に46プラズマHDMI。
狭い部屋で24インチだとプレイ位置が近いためか46インチでプレイするよりも解像度の粗さが気になる。他のゲームでこんなことを感じた事は無かったが・・・
Amazonレビュー
レビュー日: 2010-02-16
ストーリー: いまいちまだ分からない。。。スタートはいきなりクエスト発生し、ちょっと戸惑いました。ちょっとずつ3人の謎がとけて行きます。がこれはこれで良いと思います。
マップ: ワールドマップはパズルみたいな感じですモンスター(ランダムバトル)が落とすピースで進めない場所をうめて進めるようにします。マップはカーソルで移動します、でカーソルがプレイヤー扱いでカーソルを動かすとランダムでバトルに入ります。町はFFなどに近い感じです。
バトル: 戦闘はなれればおもしろいです。ただ個人的にインビンシブルアタック中いちいちシーンが変わるのが気になります。攻撃中はシーンチェンジなしでゲージがたまりそのまんま攻撃できた方が良かったと思います(攻撃によってはシーンが変わるのはOKとおもいます、たとえば手榴弾を投げるなど、もしくはスローモーションにかわるとか)。
キャラ: そこそこ。。。リーンベルはかわいい。キャラの服装など変えれるのもよいです。
自分が悪いと思う点はマップのカーソルとショップのアイテム値段と最初のいきなり感。
あと久しぶりに説明書を読みました。普段はプレイしながら覚えたりチュウトリアルでやってます。やればやるほどはまっていきます。
GOOD!
・オリジナリティーの高さ。
マップ・システム・シナリオ、あらゆる要素で斬新な面白さが感じられる作品です。近年のトライエース作品は戦闘システム以外やっつけ感が漂うものが多かったですが、今作に関しては「俺たちが新しいRPGを作ってやる!」という意気込みが強く感じられました。
・グラフィックが綺麗。
スターオーシャン4と比較して色彩・デザイン共に落ち着いたものであり地味な印象は拭えませんが、十分美麗なグラフィックです。キャラクターの衣装がイベントシーンにきちんと反映される点も好印象。
・音楽が良い。
強烈に印象に残る曲こそありませんが、全体的に良い曲が揃っていました。インビンシブルアクション発動時に音楽が盛り上がる演出も素晴らしい。
・戦闘が面白い。
この点に関してはさすがのトライエース。発表当初は銃撃メインのRPGということでかなりの不安を覚えたのですが、完全に杞憂に終わりました。最初こそ何をやれば良いかわからず、戦闘に時間はかかるわゲームオーバーになるわで戸惑うばかりでしたが、戦闘を重ね、インビンシブルアクション、レゾナンスアタック、追撃、打ち落とし、といったシステムをひとつひとつ理解していくにつれて、劇的にその面白さを増していきました。キャラのレベルよりもプレイヤーの操作が重要となっているため、自身の上達をダイレクトに感じられる点も魅力的。
・武器のカスタマイズ。
パーツを加えれば加えるほど性能が上がるというシンプルなものですが、パーツの種類が多く、効果もさまざまであるため、何をどこにつなげばより効果的な強化ができるかを考える楽しさがあります。多少性能が上がるだけでも戦闘時にその変化が感じられるため、どんどん銃を強化していこうという意欲につながりました。
改造を重ねていくと、およそ現実にはあり得ない銃ができあがりますが、中途半端なリアリティを残すよりは、開き直って正解だったと思います。
・キャラクターと、それに関わるイベントが良い。
メイン・サブ問わずクセの強いキャラ満載でありながら、不快感を感じさせない良いキャラクターばかりで、毎回のイベントシーンを見るのが楽しみでした。本筋のシナリオ自体は謎が多く、手放しでほめられないものでしたが、各イベントシーンに関しては本当に面白いものばかりで、ついつい何度も見返してしまいます。
BAD/REQUEST
・ゲーム序盤の敷居が高い。
これまでに類を見ない戦闘システムであるがゆえに、序盤のとっつきにくさもかなりのものです。一応一通りのチュートリアルは用意してありますが、チュートリアルで学んだこと全てを活用できるようになるまでにはかなりの時間を要します。にもかかわらず序盤から敵がかなり手強いため、慣れるまでは全滅を繰り返すことになるかもしれません。
・エンカウント率が高い。
フィールドを少し移動するだけでエンカウントが頻発します。エンカウントを避けるアイテムが序盤から容易に入手できるため特に問題はないのですが、さすがにもう少し低めのエンカウント率で良かったのではないかと感じました。
・シナリオが不明瞭。
ゲームクリアしても解明されない謎があまりにも多いです。考察することである程度推測できるものもあれば、さっぱりわけのわからないものもあり、正直人によっては複線回収を放り投げたと感じるかもしれません。トライエースが攻略本インタビュー等でシナリオの補完をするのはいつものことですが、せっかくこれだけ完成度の高い作品なのだから今作くらいはきちんとゲーム内で完結させて欲しかったです。
COMMENT
・色々な意味でトライエース全盛期を思わせる作品です。完全新作でこれだけ斬新なシステムをひっさげてきて、かつ個々の要素が高いレベルで完成されているというのは見事というほかありません。ここ数年のトライエース作品はどれも荒削りで人を選ぶ作品ばかりでしたが、今作は自信を持ってお薦めできます。
序盤さえ乗り切ればクリアまでほぼノンストップで熱中して楽しめる作品だと思います。シナリオの不完全燃焼さを除けばゲームの面白さに関しては申し分ないため、とっつきの悪さは覚悟でぜひプレイしてみてほしいと思います。