【PS3】スターオーシャン4 ─THE LAST HOPE─ INTERNATIONAL レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2010-02-04 |
価格 | 8190円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 【廉価版】 ■ 発売日:2011/04/21 ■ 価格:3,990円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt | 2pt |
55pt
GOOD!
ダンジョン、フィールドのグラフィックが綺麗なのとシリーズで初めて自分の宇宙船で惑星間を移動出来る点です。前作のSO3に比べるとレベル上げ、資金貯めが行いやすいのと詰むようなボスが本編に関しては少ないのでサクサク進む点です。
BAD/REQUEST
ミニマップにSO3のように敵シンボルが表示されないため、目視でいちいち確認しないといけない。アイテムクリエイションがほとんどがクリア後前提で素材がないかドロップ率の無茶苦茶悪いアイテムを必要にするアイテムがほとんどなことと、SO3にように町かダンジョンでアイテムクリエイションが出来ないところ。移動にバーニーがあるが、スピードが微妙なのと採掘、採取ポイントのアイテムが回収出来ないのとその間はメニューが開けない点。SO3のように標準で走りでボタンを押した時だけ歩きか、GTAの救急車クリア後のようにボタンを押した時だけ走りにして欲しかった。SO3のように追加衣装、エンディングバリエーションがもっとあればよかった。クリア自体はギャラクシーかアースだと難しくはないがアイテムクリエイション、アーツコレクションコンプはまさに苦行と言わざるを得ない。
COMMENT
ストーリーは中盤が微妙ではあるが、悪くはないが強引なところもあるしラスボスが...
キャラデザインは絵と3Dモデルとの差がかなり激しいのと良くも悪くも個性的なので好き嫌いははっきりと分かれると思います。一部は好きになれなかったキャラもいます。
ダンジョンやフィールドのグラフィックは綺麗だと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
54pt
GOOD!
・ストーリー
スペースオペラかつ王道RPG。シリーズのナンバリングで4作目ですが、時系列的には4 1 2 3となりますので、前作未プレイの方でも全く問題なくプレイできます。もちろんシリーズのファンには前作までの世界がどのように出来上がったのか、歴史を見ることができオススメです。一部BGMは前作までのリメイクが使われていたりもします。
・バトル
戦闘のアクション性はシリーズを追うごとに増しており、スリリングな戦闘が楽しめます。SO2と3ではシステムに差がありましたが、今回はどちらかというと2に近づきました。
・やりこみ
シリーズ恒例のやり込み要素は更にレベルアップ。各キャラの戦闘回数、敵撃破数からエンディング達成率まで、様々な達成要素が設定されています。
BAD/REQUEST
・演出
主人公の出生の秘密があっさり語られたり、ストーリー展開の割りに心情描写がウソっぽい部分がある。更に各キャラクターがコミカルすぎてシリアス感が薄い。よく挙げられる3キャラの妙なウザさは中盤まで感じたものの、結末である程度納得できた。
・バトル
ボスには弱点を狙わないとダメージが通らない敵がいるので、戦い方が固定される。
・グラフィック
品質は4点を付けたとおり良いのですが、セリフを発しているのに口が動いていないシーンがあるのは不自然です。
・アイテムクリエイション
レシピ通りアイテムを揃えて開始→100%開発というものに。レシピは宝箱or開発で、開発には各キャラの組み合わせで決まるので、非常に面倒で作業的。SO2のように何ができるかワクワクするタイプのほうがいいでしょう。
・移動に関する不満
カメラワークが悪く、加えて敵や宝箱が背景に溶け込むこともあり発見しづらい。宝箱等は該当スキル取得後は地図に表示されるが敵は非表示。両方デフォ表示でいいと思いました。更に地図が常時出てる小窓では小さすぎ、大画面を開くにはポーズがかかるなどテンポが悪い。
歩く、走る、ダッシュの3種類の移動で、ダッシュはボタンを押す必要あり。短距離しかダッシュできないので、移動時は連打必須です。どうせ連打すれば無限にダッシュできるなら、切替え式でいいでしょう・・・これで移動範囲が広すぎるので、おつかいクエストなんてやる気になりません。
・その他
セーブポイントが全くない場所、すぐ近くに複数ある場所など、明らかにアンバランス、テストプレーしたの?それとは別に回復ポイントもありますが、これも配置場所がイマイチ。
ムービーが長すぎ・多すぎ。エンディングでもないのに30分弱あるものも。スキップできるムービー、できないムービーがあるのもストレスになります。
COMMENT
決してクソゲではなく、PS3のRPGでは良作。しかしスターオーシャンシリーズとして見た場合、不満は残ります。インターナショナル版ならもう少しシステム面を見直せたのではと思いました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
52pt
GOOD!
・戦闘がおもしろい
ボーナスボードのおかげで雑魚戦でも気が抜けない
・グラフィックス
綺麗です。ですが最近のゲームはどれも綺麗なのでそんなに感動するほどではない。
BAD/REQUEST
・3Dのキャラクターがひどい
2Dはいいが3Dになると劣化しすぎている。眼が死んでる。
・シナリオやキャラクター設定に魅力がない
イベントシーンはまとめれば数分で終わる内容を
だらだらと長く見せられるためだんだん苦痛になってくる。
キャラクターは3Dの見た目もそうだが性格やしゃべり方も痛いのが多い。
・ダンジョンは長いのにセーブポイントが少ない
またロード後にはボーナスボードがリセットされるなど
短時間プレイヤーには酷な仕様が多い。
・背景が明るい場所が多いため宝箱の位置がわかりにくい
逆にトレジャーサーチを覚えてからは
すべての宝箱の位置がマップに表示されるため
無用な袋小路などに行く必要がなくなり便利すぎる。
・プレイヤーへの細かい配慮にかけるシステム
平均10分、長いと20分くらいのイベントを一時停止できないため
イベント中の来客や用事にも席を外しづらい。
戦闘中の状態異常回復アイテムを使用する際に
カーソルが回復対象外のキャラクターにも合うため
使いたいキャラにカーソル合わすのに不便。
セーブした後にわざわざまたセーブするか確認するメッセージが出る。
COMMENT
戦闘が楽しめればそれなりに遊べると思います。
ただしシナリオとキャラクターに過度の期待は禁物です。
32型液晶HDMIプレイ
Amazonレビュー
レビュー日: 2010-02-26
・プライベートアクションは町中で起こって欲しい!
4ではカルナス内でのワープ時しか起きないのでまとめて見ることになり、しかもムービーが多いので、かなりだるいです。
町で仲間を探す楽しさが無かった。
・アイテムクリエイションをもっとやりやすく!
これもカルナス内でしか出来ないので何度も往復することになります。
アイテム収集もかなりめんどくさくクリエイションを諦めてしまうことに…。
・セーブポイントがもっと欲しい!
ラストダンジョンは最後までセーブポイントが無いのでかなり焦りました。時間に余裕があるときにしか出来ません。
・ムービーが長い!
一時停止出来ないところもあり…エンディングは一時間以上あるため、トイレにも行けず苦しみました…。
・技を出すときのセリフがもっと欲しい!
技名ともう一種類しか無いため、連発すると同じことばかり言うのでちょっと寒い(笑)
戦闘後のセリフももっとあると良い。
<気に入った点>
・戦闘が楽しい!
スターオーシャンの魅力はこれに尽きると思います!
今回ラッシュモードがあるため、かなり燃えます。サイトアウトを狙うのも楽しい。
・音楽が良い!
ダンジョンの曲や戦闘曲がカッコイイです。
1と2のアレンジ曲が聴けるのもファンには嬉しい!
・レイミが可愛い!
ポニーテールに弓使いという私好みのビジュアルも可愛いですが、福圓さんの声がとても合ってます。この声じゃなかったらこんなに好きにならなかったかも。
特に戦闘終了時のセリフがどれも可愛くて、毎回レイミでとどめを刺したいくらい(笑)
「撃退完了!~」が特に大好き!
歴代ヒロインで一番好きかも。
不満点はいっぱいありますが、SOシリーズは好きなので星5つです。
5は出ないのかなあ?
GOOD!
シリーズ初プレイです。
◆オリジナリティ
サイトアウトやラッシュを組み合わせた戦闘は面白かったです。敵の攻撃を見極め的確に攻撃を決めていけばサクサク倒せて爽快感がありました。またキャラクターごとに動きに特色があり時々操作キャラを変更しつつ飽きずに楽しめました。
◆グラフィック
背景や街は綺麗でした。アニメ調の絵だとキャラが格好よく、可愛いです。
◆サウンド
戦闘BGMがストーリーを進めると変化して行き、そのどの曲も良かったです。その他のBGMは特に耳に残らない無難な印象でした。
◆快適さ
ロードやフリーズに悩まされることはありませんでした。
◆クリア後
隠しダンジョンは雑魚敵に歯ごたえがあり面白いです。
BAD/REQUEST
◆オリジナリティ
様々な惑星を渡り冒険が出来るとのことですが、どの星も似たり寄ったりで異星人は人間もどきばかり、モンスターは地球の生物をちょっと変化させたっぽいものがほとんどなど、どこかで見たような印象を受けるものばかりでかなりがっかりしました。
入植先を探すという話の都合上地球と似たような星が多くなるのは仕方のないことなのかもしれませんが、もっと独創性に富んだ物であって欲しかったです。宇宙で冒険しているというより、ただのファンタジーものといった感じでした。初めて降り立った星でマップやスキルによって宝箱や採取箇所が既知となっているのもどうかと…。戦闘システムの一部を除き、特にオリジナリティを感じる部分はありませんでした。
◆グラフィック
キャラクターはお世辞にもいい出来とは言えません。人形っぽくてちょっと気持ち悪いです。また人物や機械などが妙にテカテカしていて安っぽい作りもののように感じられました。あと全体的に光が強すぎたり色彩がきつかったりして、眼にきつかったです。
◆サウンド
BGMは良いんですが、敵のボイスが甲高くて耳障りなものが多かったです。一部キャラのボイスもまた耳障りでした。
◆快適さ
・ドアを開けるのに一々カットが入る
・ダッシュの仕様(無制限なのに距離が短い)
・ミニマップが役に立たず、ポーズして大きいマップを見なければならない
・カメラのレスポンスが悪い
・マップが広いのにルーラ(ラスダン手前で出来るようになりますが)、リレミトのような要素がない(小型船とかあるのに…)
・封印された宝箱のせいで同じダンジョンに再度行かなければならない
・だらだらと長いムービー
・セーブ箇所が少なく、セーブ画面の仕様はかったるい
など細かな部分でストレスを感じます。
◆戦闘
ボス戦はやることが限定されるものが多くあまり楽しくないです。アイテム使用時の対象キャラの選択しにくさも気になりました。
◆キャラクター
リムル、サラは話し方も話す内容も本当にいらいらしますね。ウェルチも。またそれらのキャラは動きも気持ち悪い。それぞれ関係のある脇役のキャラが普通の話し方だったのでどうせならそっちを連れていきたかった。あと全体的に肌の露出が多いデザインで気持ち悪いです。未開惑星探索するのに頭大丈夫なんでしょうか。
◆ストーリー
主人公のエッジはなんであんなに好かれているんでしょうか。わかりません。ヒロイックなセリフを熱血っぽく喋られてもそれだけじゃ盛り上がれませんよ。鬱に至る展開など、事件を起こすためなのかこれ同一人物?と思うような人の変わりっぷりだしおまえ人の話ちゃんと聞いてたの?と言いたくなるような雑な出来でした。ラスボスの動機もそこに至る思考も弱いし全体的に微妙でした。
クエストはただのお使いですね。街やダンジョンが少ないのも気になりました。プライベートアクションは船内ばかりじゃなくて星の特色を活かしたものも用意してほしかったです。
◆アイテムクリエイション
レシピは出来ても素材が足りないって状況がほとんどで素材集めは流石に攻略情報見ないときついです。普通にプレイするだけではなかなか集まりません。また装備に付加能力をつける合成ですが料理と合成ってどういう…
COMMENT
システム周りなど全体的に無難に作られていてかつ通常戦闘が楽しかったのでサクサクとそれなりに熱中して遊べました。それだけにデザインのオリジナリティのなさと微妙なストーリー、気持ち悪い一部のキャラクターが残念でした。特にキャラクターは何をどう考えればあんなのが好まれると思ったのか不思議でなりません。どの層に媚びたらああなるのやら。脇役の方がいいキャラしてるのは何故。
BADに多く挙げたように、なんでこんな仕様にと疑問に思う部分がかなり多かったですが、それでもそれなりに楽しめた作品でした。