【PS3】戦国無双3 Z レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-02-10 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:タクティカルアクション ■ プレイ人数:1〜2人 ■ プレミアムBOX版:10,290円 ■ PlayStation Move:対応 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt |
42pt
GOOD!
・豊富なキャラと、没個性にならない豊富なアクションは見事
・通常プレイ時でも刺繍の感じが分かるような綺麗なグラフィック
ムービー武将の顔は非常に綺麗でした
・創史演舞で武器や素材を大量にゲット出来る
・防具という概念が出てきて、武器防具合わせれば多くの技能を組み合わせられる
・影技でどの武将でも快適にガード崩しとコンボ繋ぎが可能に
・武将を追加するのにお金がいるが、好きに選べるので好きなキャラを比較的すぐに使える
BAD/REQUEST
・雑魚敵の攻撃頻度が高く満足に無双っぷりが発揮出来ない
馬が遅すぎる
創史演舞で1日ごとにしかセーブ出来ない
武器強化に回数制限があり、好きに技能を変えられない
レア武器が属性と技能が固定な為、恵まれない武将がいる
射程強化系の技能の効果が薄い
通常攻撃が技能を足しても弱く、通常攻撃系の武将は非力
※以上の点から、本来はキャラゲーである事と爽快感をウリにしたゲームである事を踏まえて、
快適さは最低点としました。
・無双演舞のシナリオがザックリすぎて武将の人柄に深く触れられない
・属性が乗る攻撃がランダムで、「〜流」を付けても100%になはらない
・影技からのコンボやチャージ攻撃のロックオンが外れやすい
COMMENT
爽快感がウリなゲームなのですが、敵の妨害が酷くて爽快感はあんまりありません。
群れの端っこから攻撃を当てていくという地道な作業が必要となります。
易化の緩和とプレイのマンネリ化防止という点では良くも作用しているのですが。
wiiは持ってないので前作「Z」は無双OROCHIなのですが、コンテンツの充実度や爽快感、
キャラの多さと、どれをとっても前作に負けています。アクションもモッサリしてるし。
他の人にはあんまりオススメ出来ません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 3pt | 1pt | 2pt |
46pt
GOOD!
沢山キャラが居る中、攻撃動作に個性があってよかったと思う。
爽快感には欠けますが、前作より苦戦する場面も多かったので達成感があり、楽しめました
幸村のストーリーはよかったです。
BAD/REQUEST
まず気になったのは実機ムービーのようなカチコチグラフィックのムービー。
髪の毛カチカチ。
2猛将伝のムービーが綺麗だったので、3には期待していたのですが…
そしてキャラの劣化が酷いです。
特にくのいちは個人的に好きだったのですが、別人になってしまってがっかりです。
忍者とは程遠い明るい性格でいながら、どこか冷たいような、
現金なような、意外と割りきってあっさりしてる部分があったので
にゃはんとか言っちゃう電波キャラでもどこか忍びらしさがありましたし、
好感が持てたのですが…
割りきりも出来ず、立場も弁えず、恋愛感情も殺せずで、
その上キャハキャハにゃはんでは忍びらしさ皆無でただの電波な女の子です。
なんだか忍びを、『報われない恋』だとか『一途さ』だとかを匂わせる愛されアイテム!として使ってる感じさえします。
他にも、新キャラとして出てきた加藤清正によって三成はより気持ちの悪いものになっているし
何というか、全体的に色ボケたキャラが多くてゲームに緊迫感が見いだせません。
なのでその点では幸村や稲姫のシナリオは光って見えました。
COMMENT
ゲーム性としては、味方武将が慶次あたりの顔キャラでもコロッとやられて
なんだか一人で戦している気分になりました。
かえってハラハラとスリルを感じて楽しい気持ちもありますが、
長時間はやりたくないゲームです。
極めて女性向けな要素が多いですね。
男性に向けたシーンはほとんど的外れで空回りしている気がします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
40pt
GOOD!
アクションの楽しさだけならシリーズ随一です。
攻撃が重いです。サクサク入る感じは無く、ゆっくりと重みのある一撃で倒している感覚があり、物凄く気持ちいいです。
攻撃から伝わってくる手応えはかなりのものです。
この重み、この重みこそ最近の無双(三國3以降)が忘れていたものです。
敵を倒して気持ちいいと感じることが爽快感であるならば、私はこれが一番爽快に感じました。
使える武将は40人。一人一人操作感覚がとにかく違う。
三國のように誰でも同じように使えるのではなく、全員を使って全員が面白い。これはかなり凄いことなんじゃないでしょうか。
一通り全員を使うまでは十分楽しめたので、ただのアクションゲームとして見れば面白い部類なのは間違いないでしょう。
BAD/REQUEST
士気が廃止されてしまいました。
内部的にはそういう処理もあるのでしょう。しかしプレイからその感覚は伝わって来ない。
活躍しようが活躍しまいが味方の頑張り具合に変化が見られず、自分が何もしなければ何もしないままやられるか足止めされているだけ。
これでは面白くない。というか、敵を倒す意味が無い。
士気が上がるからこそ敵を倒す意味があって、そして実際に上がった時にこそ達成感がある。
千人切りで士気が最大まで上がるのには、とても深い意味があったんです。
敵を倒す事に意味が無い。となると、敵を倒すことしか出来ないこのゲームに意味はあるのでしょうか?
やはり、残念ながら意味を感じ取る事は出来ませんでした。
ただのアクションゲームであれば合格でも、無双として本作は失格です。
味方の弱さや共闘感の無さも、全てはここから来ているので、無双の根幹でもあった士気をなぜ廃止したのか、今でも疑問に思っています。
COMMENT
士気の廃止が全てを駄目にしました。
それ以外は過去の戦国無双のどれよりも面白いのに、士気が無い為に総合的な面白さは過去最低です。
なんの意味も無く敵を狩り続けて、なんか急にむなしくなりました。
一通りアクションを堪能すればおしまいで、100時間どころか50時間も遊べないゲームでした。
ただ一つ、ミックスジョイが無かったことだけは素晴らしかったです。あれがあると、プレイする意欲が激減しますからね。
惜しいゲームといいますか、
「どんなに完成されたものでも、たった一つの問題で全てが駄目になることがある」という言葉がそのまんま当てはまるゲームでした。
散々批判されたはずなんですけどね、直っていないのにはがっかりです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-06-12
味方武将が弱い。特に関が原の合戦では最終的にプレイキャラと味方の総大将だけの状況になる。
ミッション、撃破効果をクリアするにはミッションごとの制限時間が足りないし、移動速度がたりない。
戦国無双2がとてもおもしろかったので残念。
GOOD!
□ストーリーが多い
武将の数が多く、エンディングもその分だけあるのでなんだかんだで気になって遊んでしまいます。個人的には阿国の章、利家の章、三成の章が面白く感じました。
□アクションが個性的
武器もそれぞれ違うので刀や槍などの王道な武器でのアクションや、三味線や羅針盤といった変わった武器でのアクションなどキャラクターそれぞれの動きが楽しめます。成長してアクションが増えると楽しさもひとしおです。
□武将鑑賞
絵がとても素敵なので集めるのに必死になりました。解禁していく楽しみがあります。
□武将が出しやすい
知行獲得で出せるので演舞をやる順番が自由です。
以下、wii版との比較で良かった点です。
□口パクが戻った
wii版プレイ済みで、金欠にも関わらずPS3版を買った理由の一つです。勝利台詞や無双皆伝時の口パクがないとなんか不自然で嫌でした。
□wiiよりきれい
wiiの戦国無双3より動きが滑らかだし、きれいなのでこっちにしてよかったかな、と思えました。
BAD/REQUEST
■敗走率
改善されていません。あっという間に味方が敗走します。雑魚狩りなんてめったにできません。
■撃破効果
戦国無双3の特徴なんでしょうが、正直めんどくさいだけでした。○○コンボ以上で〜の効果は特に、敵に途中で攻撃邪魔されるわ味方が救援メッセージ出すからそっちにいくはめになるわでめんどくさかったです。
■創史演舞
1日おきにしかセーブが出来ない仕様でありながら何連戦もしないと有利にすすみません。三国無双の修羅モードみたいなものかと思いきや、ミッションやイベントのマンネリ化であきます。飽きても連戦をやめるのはもったいないし、でもセーブはできないし、ジレンマになります。成長や素材の獲得は悪くないのでサクサク進められるんですが、それが逆に仇になってます。
■無双演舞、ムービーについて
バリエーションが多いのは楽しいし、エンディングも皆違うので楽しめるのですが、使い回しのムービーが多すぎます。がっかりです。
■無双演舞、内容について
ステージ数が5つとサクサク進めるのがウリ…なんですが、ステージからステージの間で時代が大きくとんだりします。戦国無双2は「狭く深く」って感じのストーリーだったのでステージ開始前の各武将の語りに共感できたり、感情がわかりやすくて聞き入ってしまったのに、3では時代がぽんぽん飛んでいき、「浅く広く」という印象を受けます。そのため武将の語りを聞いても特に思うことはありませんでした。その人の生きた時代全部をやる必要はないので、もっと凝縮した無双演舞が欲しかったです。
■無双演舞、最終ステージ
仕方ないことだとは思いますが、やはりほとんどの最終ステージは関ヶ原か大阪か小田原になります。同じマップを何回もクリアするのは飽きてきます。
■模擬演舞の必要性
キャラクターの差し替えがありません。操作している武将がいるステージでは、もう一人の自分としてプレイヤーがでています。当然ながら、昔の戦国無双や三国無双のように、フリーモードで各キャラクターごとに台詞が用意(三国無双3の五丈原での罵倒ムービーや象に乗った時の個別感想台詞みたいなアレです)されているでもなく、キャラクターごとにミッションが違うわけでもなく、自分が浮きます。せめて戦国無双よりも人数の多い三国無双でもできていた台詞集めの楽しみがあればよかったのですが。
■爽快感
あまり感じません。雑魚に群がられると攻撃が途中で邪魔されます。敵武将にかこまれてもわっしょいと宙に浮かされたりあまり爽快感がありません。
■戦国無双2ではあったのに…
無双演舞をクリアした後の外伝がないのは寂しいです。無双演舞やったらそれっきり、って感じです。続きが気になるエンディングで終わった人たちは特にそう思います。
■素材集め
スキルは、戦国無双2みたいなスティール制のほうがめんどくさくなくて尚かつ着脱自由なので良かったのになあと思います
COMMENT
レビューの最後の方は以前の戦国無双シリーズや三国無双シリーズとの比較になっていましたが、それくらい今回は残念だったな、とおもえます。映像がwiiに比べて良くなっている感動と、個人的に阿国さんが可愛くなって戻ってきた嬉しさと無双の子飼組&左近&豊臣夫婦が好きという理由で戦国無双3Zはやってます。自由度が低い操作しづらいなどなど言っていますが、無双皆伝のフィニッシュで雑魚敵を吹っ飛ばした時は楽しいかな、とか思ってしまったり。
コーエーさんはもっと楽しいゲームがつくれるはず、と思ったので辛口めの評価になりましたがこれで無双シリーズ見限ってしまう程ひどいゲームではないです。それなりに楽しめます。
キャラクターはこれ以上増やさなくても十分なボリュームなので、中身の充実を次回作に期待したいと思います。