オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt |
63pt
GOOD!
パズル要素満載のアクションゲームと、オカルトっぽい、ドロドロとした愛憎劇を楽しめる、珍しいアドベンチャーゲーム。
まずは、この斬新な組み合わせを評価したい。
主人公が起きているときは、主に酒場や寿司屋等で親友達と話したり、他の客達と情報収集を行い、主人公が寝ているときは、パズル要素満載のアクションゲームがメインとなる。
このゲームの凄いところは、パズル要素とアドベンチャー要素の双方が、しっかりと作り込まれているところだろう。
パズル要素部分は、ブロックを多彩な方法で動かしたり、落としたりして、どんどん上に上がっていき、頂上のゴールポイントに無事に到達できればクリアとなる。
一見、凄く簡単そうであるのだが…。
実は、かなりの難易度を誇る難しさだったりする。(苦笑)
それがゆえ、クリアしたときは、計り知れない達成感と安堵感に包まれる。
思わず、デモンズソウルをプレイしていた頃を思い出したぐらいだ…。(笑)
酒場や寿司屋でのアドベンチャー部分も、この達成感があるパズル部分に引けをとらず、魅力的かつ、本格的に作り込まれていて驚いた。
親友達や酒場の常連の人々の魅力的な設定等は、さすがはアトラスといったところで、シナリオ本編も中々引き込まれる物があった。
現代の男性なら多少なりとも思った事があるであろう的なリアリティのあるストーリーに、オカルト的なスパイスをさりげなく加えてくる辺り、やられたなぁ〜と言った感じだ。
特に、修羅場のシーンの演出は、完璧と言っていいほど出来が良かった。
思わず、私自身が実際に体験した、幼少期と少年期の記憶とリアルに合致し、第三者的な目線であるはずの私自身がドキドキさせられてしまうとは…やるな…アトラス…。(笑)
夫婦喧嘩や酒乱状態という今回のストーリーとは少々違った物だったが、凄惨な状況はほぼ変わらぬ恐ろしいものだった事は言うまでもない…。
女の人って、怒らすと本当に…本当に怖い。
…私自身が、攻撃の対象ではなかったとはいえ、今でも、その時の事を思い出すと心震える思いだ…。(笑)
BAD/REQUEST
大きく分けて、3つある。
1.
パズルゲームが好きな人であれば、とても楽しめるだろうと思うが、私のように、パズルゲームが大の苦手という人は、絶対にイージー以外でのプレイはしない方が良い。
開発者が言っていたように、必死に頑張れば、パズルが全く苦手な人でもクリアは可能だ。
だたし…。
それは、かなりの時間を要する事となってしまう。
例え、イージーモードでプレイしたとしても、【何とか、クリアが可能になる難しさ】になるだけで、【楽勝】になる訳ではない。
私は、このゲームを一通りクリアするまで、20時間近くかかった。
ノーマルでのプレイは、3日目ぐらいで挫折してしまい、それからはイージーモードでのプレイとなってしまったが、それでもかなり難しかった。
このおかげで、中々2週目をプレイする気になれないというか…。(笑)
※今は、ベリーイージーモードがアップデートされているみたいなので、上記のような難易度問題は回避出来ると思われる。
2.
ブロックの裏側での操作が逆になるため、中々移動にかなり手こずった覚えがある。
裏側の視点(カメラ)でのプレイが出来たら、かなり違ったと思うのだが。
3.
下のブロックが時間経過と伴って落下したり、ステージによっては、敵が凄い勢いで迫ってくるので、考えてのプレイと言うより、気合いで一気に駆け上がっていく感覚なので、初戦は敗退する事が多い。
COMMENT
パッケージの絵が色っぽいので、エッチなゲームなのではないのか?と、誤解する人も多いかもしれないが、それは違うので安心して欲しい。
ゲーム中も色っぽい描写こそはあれど、親や友人が入ってきたらマズイだろ!コレ!と言う物は無い。
むしろ、最近放映されているようなアニメ等の方が、よっぽど凄い気がするのは気のせいだろうか?
(何となく、レジに持っていくのが、照れてしまう感覚は分からないでもない…)
逆に、パッケージの色っぽさに期待して購入しまうと、かなり落ち込む事になるので注意が必要だ。(笑)
又、修羅場のような過激な描写や敵が結構グロテスクなのでその辺りが苦手な人だと少々キツイかもしれない。
…まぁ、アトラスチックな雰囲気に慣れている人なら何ら問題はないと思う。(笑)
会社の同僚に勧められて購入したキャサリンだったが、正直買って正解だと思っている。元々、アトラスのデビルサマナーシリーズ等が好きだった事もあり、ストーリーに関しても難なく入り込めたと言う事もあったとは思うが、それを抜いたとしても、良い点が多く、それが際立っているように感じる。
浮気話的な物語なのと、キャラクター視点がやや男性より傾いている部分があるので、女性にはちょっと、楽しめないかもしれないが…。
独身男性や恋人がいる男性には、是非お勧めしたいタイトルだ。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 5pt |
64pt
GOOD!
オリジナリティー5pt
恋愛要素とホラー要素を備えたパズルゲームというのは、今までになかったと思います。
特に心理的な恐怖に重点が置かれており、シナリオ方面とパズル方面で違ったタイプの恐怖を体感できます。
ストーリーはテンポが良く、主人公が常に息の詰まるような修羅場に追い込まれている状態なので退屈する暇がありません。不意に訪れる数々のハプニングで生じる主人公の動揺が、ストーリーを楽しませてくれる最大のポイントと言っても過言ではないでしょう。
グラフィックス、サウンド4pt
どちらも「キャサリン」の世界観を良く引き立てていると思います。
個人的にタイトル画面と酒場の雰囲気とBGMが魅力的だと感じました。特にBGMがアダルトな感じで、つい聞き入ってしまいます。
BAD/REQUEST
熱中度、満足感3pt
この点は、人によって大きく印象が変わってくると思います。
まず、エンディングについてです。パッケージには、「試される価値観。数々のマルチエンド」
とあり、あたかもストーリー上の選択肢でシナリオの方向が大きく変わるように表現されていますが、変わるのは本当にエンディングの部分だけです。それに行き着くまでの過程は99%同じです。
どちらかに好意を偏らせてもエンディング以外の部分は使いまわしされます。その為、エンディングによっては、納得できない終わり方になることがあります。
エンディングの数に比例してある程度ストーリーも分岐すると思っている方は、そこには期待をしないほうがいいです。
そしてパズルゲーム。これ、かなり難易度高いです。よほど慣れていないとアッというまに残り残機が0になります。最初は最低難易度でプレイすることを勧めます。それでも結構つらいです。
考える時間はありません。5秒も悩んでいたら足場が崩れて死にます。死にまくってステージを覚えることになると思います。
このゲームに満足できるか熱中できるかは、パズルゲームにハマルことができるかどうかに限られてきます。反射でガンガン上れるようになれば快感ですが、そこまでやり込もうと思う人が一体どれぐらいいるでしょうか・・・。
ちなみに、ストーリー、パズルを含めた一回目のプレイ時間は12時間程度でした。
ようするにストーリー自体はものすごく短いということです。
ストーリーだけを純粋に楽しむ為だけとなると、正直物足りないと思います。
快適さ2pt
パズルステージに苦労して話がなかなか進まないというのはもちろんですが、個人的に一番気になったのはロード時間の長さです。特に長い時は10秒以上待たされることもあります。
COMMENT
個人的にはかなり楽しめた方だと思います。
パズルは確かに最初は死にまくりですが、苦労した分、ステージをクリアした時の喜びも大きいです。ストーリーも面白いので、続きを知りたいが故に踏ん張ることが出来ると思います。
難しいというだけで、つまらないということはないと思うので、プレイして損はしないと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 4pt |
65pt
GOOD!
綺麗なグラフィック。
映画がコンセプトのようで
とっつきやすい。
若い感じの30代が主役で
テーマの結婚と仕事、お金・・・・同年代なら共感出来る感じ。
カップルでプレイしたらある意味面白いかも。
パズルは難しく、中毒性高い。
出来る
BAD/REQUEST
演出がステージリトライの
妨げになる事がある。
ボス戦などで処理落ちする事があり
それが誤動作の原因になることがたまにある。
ボス戦はカメラアングルなどもボス中心に引いたり
されるので、相当やりにくい時がある。
COMMENT
詰まると、とことん詰まるが
クリアするまで止められない。
1ステージをクリアした辺りで一区切りつけないと
止めるのが嫌になる。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-08-19
(攻略の謎解きは「解いてやる!」と思ってました)
しかしこの謎解き、難しい上に制限時間があるので
次へ進めない! 物語の続きを見たいのに〜!!
(制限時間さえなければ……)
謎解きに何度挑戦しても序盤までしか進めず、ついに諦めました。
が、『キャサリン公式ビジュアル&シナリオコレクション』
という本があったので、物語はそちらで楽しむことにしました。
『キャサリン』、続編が出て良さそうな力強さを持った
ゲームだと感じましたが、肝心の物語が、謎解きの達人
しか見ることができないのが、とても残念でした。
よって可能性は秘めていたのにずっこけたという、
とても残念な意味を込めて☆3つにしました。
GOOD!
結婚、浮気といったどろどろした男女関係をメインテーマとするゲームはあまり見ないため、ストーリーは純粋に楽しめた。
やはり女神転生シリーズを作っている会社だけあって、リアリティの中にいろいろとありえないものが混ざっている。
そんな独特の世界観がアトラスらしく良い。
冴えない主人公が良く言えばじっくりと、悪く言えばだらだらと葛藤する序盤から中盤とは打って変わって、終盤の盛り上がりは特筆に値すると思う。
エンディング前に飽きることがないというのはシナリオ面で優れていると言える。
ストーリーを進める上で攻略する必要があるパズルが全部で9ステージほどあり、全体的に難易度は高め。
システム面での救済措置がそれほど充実しておらず、攻略法が一つに定まっていないため、プレイヤーの手腕が十二分に試される硬派なパズルである。
何度も死んでいくうちに解法が閃くなどして、絶望的状況を突破したときの達成感はかなりものだった。
ゲームに癒しや爽快感を求めるのではなく、貪欲にゲームクリアの達成感を味わいたいプレイヤーにはおすすめだ。
また、ミニゲームやスペシャルステージ「バベル」など、やりこみ要素も多い。
「バベル」はネットランキングにも対応しており、本編クリア後もそれなりに遊べる。
しかし本編で残念ながらパズルに対して嫌悪感を抱いてしまったプレイヤーにとって、このやりこみ要素は苦痛以外の何物でもないため、熟慮してからの購入をおすすめする。
BAD/REQUEST
やり直し・ゲームオーバーが終始ついてまわる作品であるにもかかわらず、ロード部分が多く、ゲームオーバーから再挑戦までの、一連の手続きが煩わしいことこの上ない。
イベントスキップ機能が、ゲームオーバー後に見ることになる会話イベント時に機能しないのが、個人的には非常に気になる。
システム面での快適さがないため、全体的にテンポが悪い。
パズルの難易度や複雑さ、そしてそれを攻略したときのプレイヤー側の達成感を追求するあまり、細かい所が煩雑で作りこまれていないという印象を受けた。
難易度が高いのは大いに結構だが、システム面での作りこみの浅さが、ゲームをクリアするために何度もリトライを繰り返すプレイヤーの視点に立って製作しているのか、疑わしいレベルである。
COMMENT
かなり腰を据えてプレイするタイプのゲームだった。
自分はステージを1つクリアするごとに、次のステージへの期待感と恐怖感でいっぱいだったが、そうではなく、ただ単に鬱陶しいと感じる人もいるかもしれない。
何度もリトライして、じっくり考えて少しずつ進んでいくという過程を楽しめる人には良作だが、ストーリー展開を手っ取り早く追いたいという人には向いていないかもしれない。