【PS3】テイルズ オブ エクシリア レビュー
| 発売元 | バンダイナムコゲームス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2011-09-08 |
| 価格 | 8379円（税込） |
| レーティング | 【Ｂ】12才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：揺るぎなき信念のRPG ■ プレイ人数：1人（戦闘時のみ最大4人） |
- 総合ポイント
- 54
- (難易度)
- 1.61
- レビュー数
- 124
731人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt |
54pt
575人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt |
54pt
GOOD!
◆全シリーズプレイ済みのうえでの感想です。
【システム】
便利でわかりやすくなったと感じました
・次の行動、目的地がワンタッチで簡単に確認できる。（前作から継続）
・サブイベントの進行状況がわかりやすく確認できる。
・早い段階で、マップ画面から街やダンジョンへ瞬時に移動できる。
→私は些細なイベントごとに色々な街を行き来してサブイベント探しをするのが好きなので、わざわざ街を出たりフィールドを歩かなくても、その場でマップを開いて目的の場所まですぐに行けるのはとてもありがたいと感じました。また、ダンジョンの中にいてもワープは可能なので、ドラクエでいう“リレミト”効果や、すぐにアイテム補充に向かうことができるなど、とても便利でプレイヤーに易しいシステムでした。
※もちろん一度訪れた場所でないと不可能です
【衣装変更・アタッチメント遊び】
・衣装について
→だいたいの衣装には一緒に髪型が付属しており、またそれぞれ別々に設定ができるので、「服装はこれで髪型はこれにしたい！」というように選択の幅が広がりました。
・アタッチメントについて
→過去作とは比べ物にならないくらいにアタッチメントが豊富で入手も簡単です。
また、それぞれ詳細に設定ができ、アタッチメントの
大きさを・色を変える／XYZ軸で回転ができる／すきな場所に装着できる／
等、まるで自分がゲームの制作側にまわったかのようにキャラの外見をつくることができます。
魅力的でないアタッチメントも使い方によって素敵な装飾になり、外見変更の幅が無限大に広がりました。キャラクリエイトや着せ替え要素が好きな人には特にオススメしたいです。
（私はこのアタッチメント遊びに何時間も費やしました。）
出来上がったものは“お気に入り登録”でき、他の衣装に変えてもすぐに呼び出せるというのも良かったです。
PS３のテイルズになってから、課金DL衣装の都合もあるせいなのか本編で入手できる衣装がPS2時代と変わらないor少なくなってしまったことに若干不満を感じていましたが、今回の衣装遊びの進化は課金してもしなくても存分にたのしめるものだと思います。
このシステムは今後も継続してほしいです。
【術の詠唱が速い（戦闘）】
レイズデッド（蘇生術）で特にその詠唱の速さを感じました。
今までの蘇生技は詠唱が長く、なるべくアイテムを使って回復させていましたが、今回はすぐに生き返ることができたように感じました。またスキルをセットさせればHPTP全回復での復活も可能なので、かなり助かりました。
BAD/REQUEST
【ストーリー（ミラ編→ジュード編でプレイした感想）】
二人の主人公と二つのストーリーがあるというのがエクシリアの特徴ですが、ストーリーの“濃さ”に偏りがあるように感じました。
私はミラ編から始めたのですが、悪い意味で「？？？」な展開が多く、他のかたのレビューにもありましたがジュード編からプレイしてみて、「あのときミラは何を思ってどんな行動をしていたのか」を知るために２周目でミラ編をプレイするというやりかたのほうがわかりやすくておすすめです。
せっかくの売りである“ダブル主人公ダブルストーリー”がマイナス評価となってしまったのは残念です。
【戦闘】
新しい要素として『AC ( CCと似た可能連携回数 ) システム』があるのですが、この意味があまりない。「数値分だけ術技を連続で出せる」というのがCC・ACの基本メリットだと思うのですが、今回のAC制は、CC制戦闘であるグレイセス（以下TOG）やリメイク版デスティニー(以下リメD)に比べてまずその連携数値が少なく、またそれ以外に目立った特徴がないので、
「術技を連続して出せることによるメリット(※１)」がないように思いました。
（※１）「術技を連続して出せることによるメリット」
例えば、
リメD・・・連携中一度でも弱点属性の攻撃をすると、
それ以降の攻撃が全て弱点属性になる。
TOG・・・CC数値が多いので、様々な連携が楽しめる。
連携中に全ての弱点攻撃をするとボーナス発生。
リメDと同じく弱点連携も有。
等、連携することでなんらかの恩恵を得ることができました。
CC制戦闘の作品を引き合いに出すのはお門違いかもしれませんが、TOGやリメDのように、コンボを考えたり好きな技を連携に組み合わせたり使ったりなどの“連携の楽しみ”を感じることができず、結果的に弱点技の連打しかしなくなり、CCの進化系のようには思えない「べつになくても問題ない」要素でした。まあ今作はTPもあるのでACは少し便利なおまけ程度なのかもしれません。
しかしせっかく弱点攻撃時の「weak!」エフェクトがあるのだから、TOGやリメDのような弱点連携くらいあってもよかったのではと思いました。
COMMENT
（投稿者・２０代／マザーシップタイトルのものは全てプレイ済）
（難易度・一周目(ミラ編)→セカンド、二周目(ジュード編)→ハード）
１５周年記念タイトルのエクシリアでしたが、ひとことで感想を言うと
『普通』
です。可もなく不可もなくというのは良い意味に聞こえるかもしれませんが、
言い換えると『特に印象に残らない作品』でした。
この感想は他のシリーズと無意識に比べている可能性があるのですが、エクシリア単体として見ればテイルズ作品を初めてプレイする方には向いていると思います。
エクシリア２予約しました。今作とどう繋がってどう進化していくのか楽しみです。
529人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2pt | 2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
54pt
GOOD!
グラフィックは凄くないのですが演出は頑張っています。
イベントの会話や演出はレベルが上がりましたね。
戦闘はメンバーの相性が悪い相手と遭遇した時でも即座に変更できるのが便利かつスムーズに進めれて良かった。
戦闘はかなりハイスピードなので難易度は控えめなのは嬉しいところ。
簡単と思う方なら難易度上げれば楽しめる。
クリアーまで40時間〜60時間と手頃に遊べる。
BAD/REQUEST
細かい所を強化して本質が悪くなっている印象。
据え置きでこのグラフィックは辛い所。
ロード無しでこのMAPの倍以上の作品が多くなっているので技術力を上げて欲しい。
印象に残るBGMが少ない。
RPGと言えば戦闘のBGMぐらいは印象に残るのですが音のボリュームが低すぎてキャラクターの声しか聞こえないです。
キャラクターゲームなのにキャラクターに魅力を感じにくい。
キャラゲーなのにキャラゲーになっていない。
好みは分かれますがテイルズ＝キャラゲーはしっかり作って欲しい所です。
戦闘のバランスが悪い。
ダブル主人公が優遇され過ぎて他のキャラが強いのにベンチになってしまう。
完全版フラグが多い。
ネタバレになるため書けないのが辛い所です。
COMMENT
グレイセス以外大体遊んできましたが期待し過ぎたかな。
戦闘だけは面白いです。
ただキャラクターやストーリーが破綻しちゃっている珍しいテイルズですね･･･
HDプラズマ37型・5.1環境。
5.1環境は日本の作品なのでほぼ意味がありませんでした。
550人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt |
54pt
GOOD!
【アニメ】
戦闘のカットインでちょくちょく入るアニメは特に水準が高かった。
またカットイン以外のアニメについてもまずますだった。
【アタッチメント】
ゲーム内だけでかなりの数を取得できる。
組み合わせの自由度がかなり高いのは○
【ロード時間】
ロードはほとんど無かった。稀にちょこちょこと入る程度。
非常に快適にプレイできる。
BAD/REQUEST
【ストーリー】
中盤まではまずまずだったが、後半から急展開急加速の連続でついていけなかった。
（おそらく後半の話を大幅にカットしたのではないかと推測される）
また、主人公を2人に分けたのも失敗だった。ミラ編では話がぶつ切りで流れが理解できない。
ジュード編→ミラ編とやらせたいのであればクリア後特典で開放すべきであり、
最初から選択肢として提示するのはありえない。
【キャラクター】
キャラクターの幼稚さについてはテイルズではいつものことなので特に言及しないが、
今作では突発的に感情変化したりそのキャラでは言わなさそうなセリフを言ったりすることがある。
しかもそれに対するフォローが明らかに不足している（ないわけではない）ので、違和感だけが残ってしまう。
【世界観の狭さ】
海停のグラが使い回しだったり、ワールドマップが狭かったりと、
今作ではあまり「世界を旅している」という感覚がなかった。
【ボリュームがない】
ストーリーの分量もクリア後のやりこみ要素も少ない。
レベルも99までしか上がらない。
やりこみ要素はテイルズでいつも要望されているはずであるのに
なぜ今作はこんなにボリュームを削ったのか謎。
【リリアルオーブ】
最初のうちはよかったが成長してオーブが広がってくるとどこに何があるか
確認するのが面倒で全てオート任せになってしまった。
【ダンジョン】
全てが単調。謎解きもなくただただ進むだけ。
はっきり言って退屈きわまりない。
COMMENT
楽しめたことは楽しめたが練り込み不足が目立つゲームだった。アラが非常に多い。
少なくとも15周年記念作品ですと大々的に名乗れるレベルにはない。
〆切に追われていたのか、あるいは完全版を出せばいいやとタカをくくっていたのかは分からない。
だがこのレベルのものを連続して出せば確実にユーザーの信頼は失われるだろう。
Amazonレビュー
レビュー日： 2016-08-03
2に向けてとりあえずクリアしようと始めましたが、
意外にも大変面白かったです。
テイルズはF,D,D2をプレイしたことがあったのですが、
グラフィックの進化に驚きました。
そしてリンクシステムが非常に爽快で良いですね。
昔からのファンの方からすると、色々便利になりすぎて
やりごたえが無いように感じるのも事実だと思います。
しかし、こういったやりやすい仕様になったのは今の需要だと思います。
ストーリーが分かりにくいという評価も多く見られますが、
チャット内容までしっかり見ていれば分かると思います。
時折矛盾点や変な展開の部分があったのは事実ですが、
そこは行間を読むように理解したり、多少許容すれば問題ありませんでした。
ストーリーが秀逸だとは思いませんが、
私としては戦闘システムが大変面白かったので、
プレイを続けることが出来たと思います。
しばらくテイルズに触れていない方で、3D戦闘に不安がある方でも、
この作品であればオススメできます。
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GOOD!
●グラフィックス
ＯＰを始めとしたアニメーションの出来が凄く良いです。
あと、キャラがリアル等身になりましたし、街のデザインもよく出来ていたと思います。
ただ、アニメーションのクオリティが高いが故にゲーム中のキャラの表情や動きが不自然に思えてなりませんでした。
●サウンド
印象的とは言えませんが不快に感じるような曲は無かったと思います。
●快適さ
ロード時間は無いに等しくプレイ自体は快適でした。
●熱中度
戦闘の難易度もそれほど高くなくストーリーもサクサク進むので長時間プレイが苦痛ということもなかったです。
BAD/REQUEST
●オリジナリティー
１５周年記念作品ということだが過去のシリーズに比べ劣化した部分が多い。詳細はまた後述します。
○戦闘システム
今回の戦闘のメインとなるリンクシステムだが、それぞれのキャラの戦闘スタイルに応じたＡＩの調整が成されておらず、後衛の回復キャラが前線に出てきて挟撃を狙おうとしたりする。作戦でリンク後の行動指針を術技メインにしてもそれは変わらなかった。後衛キャラ用のＡＩを組む事をなぜしなかったのか？
○ストーリー
今作ではＷ主人公を採用しているが、ストーリーの８〜９割は二人一緒に行動しているのでほとんど意味が無い。さらにミラ編から始めてしまうとジュード編で語られる重要部分がバッサリとカットされるため、むしろＷ主人公制がマイナスになっているという体たらくである。
今作は「揺ぎ無き信念のＲＰＧ」というキャッチコピーだが、そもそも「信念」という言葉を履き違えている節がある。ジュードを始めとした過度のミラ様信仰や、勝算の無い場当たり的な行動が絶えないミラにそれがあるとはとても思えなかった。
○リリアルオーブ
今作の成長要素で自由度の高い成長を売りにしているようだが正直なところただ面倒なだけ。各キャラ優先順位の高いパラメータやスキルは決まりきっているので誰がやってもほとんど成長過程に差異はないと思う。
○ＧＲＡＤＥの仕様変更
今作ではＧＲＡＤＥの取得が各称号と紐付けられており今までのような戦闘評価ではなくなった。全称号取得で得られるＧＲＡＤＥの最大値は１万だが、クリア後のＧＲＡＤＥＳＨＯＰの引継ぎ要素の半分も買えない。さらに各称号の取得条件が非常に作業的であるため２週目以降の意欲が極端に削ぎ落とされる。
○個人的に不満な仕様変更
料理、ショップ、マップ移動の３つ。料理は完成品を食べるだけで味気が無い、ショップもどこでも同じものが買えてしまうのでありがたみが無い、マップで選択するだけでどこでも行けると便利だけど冒険している感覚が全く無い。
○ＤＬＣ
追加衣装などのＤＬＣが悪質。前はソフトの中に普通に入っていたものを異常な価格でばら売りするバンナムの銭ゲバ根性には恐れ入る。ゲームプレイ自体に支障をきたさないだけまだマシだと思いたいが・・・。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
プラチナ獲得に要したのは６４時間。「○○を何回する」などの作業系トロフィーがほとんどなため序盤は全然集まりませんが、なるべく全キャラ満遍なく使って全キャラ満遍なくリンクしてれば３０時間くらいからポロポロ集まります。
◆総評・感想など◆
テイルズシリーズ１５周年記念作品ということで本来なら１５年の集大成を見せなければならなかったはずなのに随分と中途半端なゲームを出してきたなと思いました。ただ「バンナムはこれからもっとＤＬＣに力を入れていくよ」というメッセージは十分に伝わりました。
決してクソゲーではありませんがあまり人にオススメできる出来でもありません。中古が安いので軽い気持ちで息抜きにでもどうぞ。