オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 1pt | 4pt | 2pt | 1pt | 1pt | 3pt |
32pt
GOOD!
○音楽や効果音の使い方が絶妙で恐怖感を煽られる
○キーワードを合わせて推理をするというシステム
○とぼけた選択肢やコメディ調のサブシナリオが中々面白かった
○豪華な声優陣が参加しているため緊迫したシーンなどでは思わずこちらもドキドキしてしまう
BAD/REQUEST
○PS2並の背景やグラフィック
○7時間程で全てのシナリオ、エンディングを読了できるボリューム
○全EDのうち3分の1があるサブシナリオの似たような文章が1〜2ページ表示されるだけのデッドエンドで水増しされている
○お世辞にも良いとは言えない貧相なプロットのメインシナリオ
○メイン以外のサブシナリオが全てコメディ調
○キャラクターがほとんどモーションが無く立ち絵のように停止したまま
○ボイスのあるシーンがとても少なく、なぜかあるサブシナリオだけはフルボイスというよく分からない配分
○あるサブシナリオのルートが似たような展開なのにとても細分化されていて読了率を100%にするのが苦痛
COMMENT
トロフィーをコンプリートするまでプレイしました。「みんなでかまいたち」は未プレイです。
かまいたちの夜の新作が出る!という事で発売数カ月前からずっと楽しみにしていました
が、プレイした後はあまりにお粗末な完成度にひたすら発売日に買った事を悔やみました。
かまいたちシリーズだけでなくサウンドノベルというジャンルの中でも最底辺の出来だと思います。
パスワード解禁のシナリオがある、というだけでもガックリしていたのに
ゲーム中で「DLCを買うと読めるシナリオが増えるよ」というメッセージが表示されたのにはもう閉口。
定価で買ったのにゲーム中でそんな事を言われてしまうととても盛り下がってしまいます。
この会社のサウンドノベルが大好きでしたが恐らくもう新品で買うことはないと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 1pt | 1pt | 3pt | 2pt |
36pt
GOOD!
・”原点回帰”ということもあり、1の時に近い設定だったのがよかった。
・1,2,3に出ていたキャラクターではなく、新しいキャラクターにすることで新規の人も買いやすかった。
・シリーズで初めてボイスがついた。
・シリーズ初のオンラインモード搭載。頭の体操に丁度よく、楽しめました。
・難易度はそこそこ。しかし、「難しくてクリアできない!」という人はいないと思います。
BAD/REQUEST
■満足度
パッケージの「史上最多の作家陣によるマルチシナリオ」という謳い文句とは裏腹に、収録されてるシナリオは6つ。
どのシナリオも長けている訳ではなく、平均、もしくはそれ以下の話ばかり。
中には「時間を返せ」と叫びたくなる話も……。
※本作では流行に乗ってDLCもありますが、購入してないでレビューには載せてません。
■熱中度
3日ですべてのシナリオを読了。 プレイ中、熱中よりも後悔の念の方が強かった時も。
トロフィーが簡単に取れるのでそこだけはオススメ
■快適さ
設定でボイスを消せなかったのが残念
■音楽
耳に残るようなモノがなく残念
■オリジナル
ゲームとしてはサウンドノベルというジャンルで目新しいものが見つからず、3ptだと思いましたが、犯人のトリックが使いふるされたものだったので2pt
■その他
・声優を使っていますが、パートボイスでフルボイスではありません。
シナリオによってはボイスに偏りがあるように感じました。
・ミステリー編で書き手に都合のいい方向に進みすぎ。
あまりのご都合主義にため息が出ました。
・従来の選択肢のほかに今作からは特殊な選択肢が出る場面がありました。
新しい試みで面白かったのですが、上手に使いこなせていない感じでした。
・GOODにも挙げた、「みんなでかまいたち」
卓ゲーマーが好きそうなゲームでしたが、現実時間で2日-7日かかるのはどうかと。
COMMENT
とあるBADENDで○○○が殺されてしまうというENDがあるのですが、そこでのセリフ。
「どうしてこうなってしまったのだ……」はこちらのセリフ。
薄いシナリオ、読み進めるとプレイヤーが興ざめするような話やトリック、DLC。
かまいたちブランドが地に落ちたのを確信せざるを得なかったです。
1からプレイしていてチュンソフ党の信者になっていたのに、それが醒めたような感じです。
ミステリーもののサウンドノベルというのは書き手はプレイヤーを楽しませるために
困難を要しますが、ミステリー以外も悪かったのでこの点数にしました。
次ゲームを作るときは「街」や「428」のような新作を作って欲しいと願うばかりです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 1pt | 2pt | 2pt | 1pt | 0pt |
36pt
GOOD!
新要素であるオンライン要素には触れていませんので
それ以外の部分での評価になります。
で、大変申し訳無いが、わざわざGOODとして特筆すべき点が思い浮かびません。
強いて言うなら、夫婦で軽い気持ちで遊ぶ娯楽としては役割を果たしてくれたと思います。
あ、あとボッコちゃんは可愛い。
ポポリン編子供向けアニメになったら面白そうとは思うw
BAD/REQUEST
〇システム周り
色々な面でとても不便です。
早送り系の既読スキップはありません。
ただ、既読スキップではなく選択肢まで一気に飛ぶ事は可能です。
一度見た選択肢ならばメニューからチャートを開いていつでも自由に飛べるので
選択肢だけ変えてポンポン進む事は可能になっているのですが
このチャートが分かりにくい(見難い)です。
また、この手のジャンルは何度もEDを見ることになりますが
この長ったらしいEDをスキップ出来ません。
クリアしたらしばし放置する必要があります。
もう一つ大きいのがBGMに関するコンフィグが無い事。
SEやボイス、BGMのバランスが非常〜〜に悪いにも関わらず
個別に音量設定する事が出来ません。
〇新要素が全くの無意味
時限制選択肢や、カーソルを動かしてしまうとそれ以外の選択肢に戻れなくなるものなど
色々工夫は見られますが
上記の通りいつでも選択肢に飛べるというシステムの為
時間切れ ⇒ メニューからチャート開いて今の選択肢を選ぶ ⇒ やり直し可能
という、全く無意味な物になっています。
その為、うちでは「初めて出る選択肢はやり直し無しでいこうね」と
わざわざ事前に決めて縛りプレイしました。
〇シナリオが酷い
全体的に、サスペンスや謎解きとしてのクオリティは低いです。
もうはっきりと低いです。
ここが肝だと言うのに。
そういったものに慣れていない人に対しての娯楽ゲームとしては及第点ですが
内容は酷いものです。
いくつか面白い(笑える)シナリオもありますが
他のシナリオの酷さを補える程の物ではありませんでした。
一番酷いのは、「プレイヤへの挑戦!」と仰々しく演出されているシナリオの殺人トリックの答えが
いくつもの奇跡的偶然が重なれば、成り立つ「かも」ね、という物になっている事。
いや重なっても怪我する程度にしかならないんじゃないかと思いますが。
そんなものを推理クイズとして出されても。
〇高い
可能な限り冷静に判断して、このボリューム・内容では
新品でも2,500円〜3,500円といったところではないでしょうか。
1,000円台なら人に買うようお勧め出来る・・・かな?という感じ。
COMMENT
初代は面白かったですし、確かうろ覚えですが2も半分くらいやりました。
こんなに低レベルな物になってるとは正直思いませんでした。
好きだったシリーズだけに残念です。
夫婦でやった為、ああでもないこうでもないと言いながらなんだかんだ楽しみましたが
一人でやっていたら全然面白くなかったんじゃないかと思います。
余程安くなっていない限りは手を出さないほうがいいと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-12-31
主人公キャラの名前を変更できなかったり、中途半端にキャラクターボイスを採用したり、その音声のON・OFF設定ができなかったり、既読スキップができなかったりと、サウンドノベルを作るにあたって、最もやってはいけない変更や難点の多さにセンスの無さを感じる。初代から製作に携わってきた人が何人もいたようなのに、何でこんな出来になるのか分からない。
肝心のメインシナリオは突っ込み所やご都合主義が満載で、ミステリーの出来としては二流以下。これが「名探偵コナン」ならまだしも、何年も待たせた上でのシナリオなのだから期待ハズレも甚だしい。その他のサブシナリオに至ってはどれも素人が書いたようなもので、はっきり言ってフルプライスの価値やDLCとして金を取れるだけの商品レベルに達しているものは一本も無かった。
据え置きゲーム機が高度化していく事で、こうした昔ながらのサウンドノベルやミステリーAVGはもはや絶滅危惧種になりつつある。それゆえ「原点回帰」の謳い文句に期待したが、残念ながら、過去の思い出が美化されるに終わっただけだった。
GOOD!
ストーリーは大きく分けて7つ そのうち3つは一応の謎解きと言える
難易度はそこそこで、フローチャートを利用したやり直しを利用しなければ一発クリアはなかなか難しいだろう
前作までに多々有ったグロテスクな表現は殆どカットされており今作で初めて体験される人には入り易い仕様になっていると思う
音楽は耳障りな事もなく結構良い 効果音等も悪くない 音声は声優陣が好きな人なら何でもアリだろう
またノベルゲームにありがちなレスポンスの悪さや音のズレなどの根本的な失敗は無い点は良い
オンライン要素の「みんなでかまいたち」は有り体に言えばClueというボードゲームのような物を100人でやろうという試み
Clueとは犯人当てのボードゲームで登場人物の中から 犯人 凶器 犯行現場 を当てるゲーム
面白いので未体験者は一度やってみても良いかもしれない
サブシナリオの謎解きの結果が配信待ちなのも一つの面白い試みだとは思う
BAD/REQUEST
まずシナリオのボリュームがちょっと頼りない
またメインのシナリオの犯人が殺人鬼へと変わる描写が一切されていないので後半の殺人が違和感しかない
せめて何故そうなったか どうやって殺したかの説明は欲しかった
サブシナリオは今作はかなり酷い
特に○○○編は死んではルートを埋めるだけのストレス要素の高い上に何のオチも無いよくわからない話だった
個人的には一部の作者で見られた「こんなのでゴメンネ」的な部分は絶対に見せちゃイケナイ所だと思う
かまいたちというタイトルに気圧されて自信無い人が多いのかそういう作りのシナリオが多かった
Goodに上げた「みんなでかまいたち」は進行が非常に遅い為にもの凄い勢いで飽きられそうに思う
ついでにクリアしても何の特典も無いだろう点が悔やまれる
同じくGoodに上げた音声だが、このご時世に何故かフルボイスではない
容量や値段を気にするなら最初から要らないと思う
システム部分ではスキップ機能が無いので地味に読み進むのが大変な部分も有るが、フローチャートで一応カバーは出来ていると思う
難易度の一部として良いのか難しい所だが、今作のプラチナトロフィーを攻略を見たり情報共有をせず手に入れた人は多分居ないだろう
何故なら最後のトロフィーを手に入れる為には一定以上進んだ後に、本編の○ヶ所に出てくる○○○を見なければいけないのだが、その○○○の発動条件が「ランダム」なのである。
確率で言うとその箇所を読んだ時に1/3くらいで出てくるがその場所は完全ノーヒントなので、
本編の全選択肢を総ざらいする作業を何十回と繰り返さないと手に入れる事は出来ない
制作者は何を考えてこんなモノをトロフィー化させたのかを公式に発表して恥をかくべきだと思う
最後に
ピンクのしおりをDLCにしてお金を取るのは、私のようにコレを一番の楽しみとして買った人間は
もしここがアメリカなら訴訟を起こして勝利していただろう
今後はこのナンバリングを発売日に買うという愚行は二度と行わないようにしようと心に誓った
COMMENT
シナリオ量 中途半端な音声 一部のサブシナリオの遠慮しがちな稚拙さ おまけシナリオの無駄具合 ピンクのしおりのDLC有料化 トロフィーのとってつけたような意味不明な難易度 ...
総じて「かまいたちの夜」としては0点以下だと自信を持って言える
ただ全く知らない人が初のサウンドノベルゲームとして遊ぶ分にはそこそこ楽しめるのではなかろうか
他のゲームでも言える事だけど、売り上げだけを気にしてナンバリングタイトルを付けたは良いが
内容は似ても似つかないモノが増えてきたのは悲しい事だと思う
何でこんな事になったんだろう