【PS3】風ノ旅ビト レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-03-15 |
価格 | 1200円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:アドベンチャー ■ プレイ人数:1〜2人(協力プレイ) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt | 2pt | 0pt |
47pt
GOOD!
グラフィックは幻想的で美しく、序盤の砂漠やラストの演出などは圧巻。
ゲーム開始直後、いきなり砂漠に放り出されてわけも分からずとりあえず進んでいくことになるが、
その後もずっと世界観・ストーリー・主人公の正体・道中襲ってくる怪物・旅の目的などが一切説明されずプレイヤー自身がゲーム全体の背景を考えながらゲームを進めていく。
様々な解釈ができ面白いのではないだろうか。あてもなく放浪している感じが上手く出ていると思う。
操作方法が簡単でゲームオーバーが存在しないので誰でも気軽にプレイできる。
オンラインで見ず知らずの人といつのまにか合流し、一緒に旅を楽しめる。エンディングまで一緒に行けることもあれば途中ではぐれることもあり、一期一会で互いがあまり干渉し過ぎないところがリアル。デモンズソウルの協力プレイを思い出した。
BAD/REQUEST
はっきり言ってこれはゲームではない。
あまりにも単調すぎる。基本的にはフワフワ飛行して進むだけ。他にできることは移動とポンポン声?を出すくらい。
「雰囲気を楽しむゲーム」だということは理解しているつもりだが、それでも同じ雰囲気ゲーのICOやワンダと巨像などはこのゲームとは比較にならないくらいアクションが豊富だし、ストーリーや世界観だってぼかされてはいるが説明はされる。
本作は何が目的なのか、主人公の行動原理はなんなのか等必要最低限のことすら説明されないので「意味不明」なのである。
よく分からないまま進んで同じようなアクションを何度も要求されよく分からないまま終わる。
さらに1周するのに長くても2時間ほどというボリュームの少なさ。これで1000円は高い。
やりこみ要素や育成要素もない。
またムービースキップが出来ないのも致命的。
COMMENT
「雰囲気を楽しむ」と言われてもゲーム的な要素が皆無でプレイヤーが介入する意味がほとんどなく、ゲームにした意味が無いので単純に面白くない。
独特な世界観や美しいグラフィックは魅力的だが、「ゲーム」という大前提が崩壊している。
雰囲気ゲーだから雰囲気重視なのは当たり前、しかしそれに加え操作していて面白いと感じるアクションやギミックが混ぜ合わさり初めて良質な雰囲気ゲーになるのではないのだろうか。
本作にはそれらがないのでプレイしていてもつまらないのである。
アバター、ザ・セル、イノセンスのような映像重視の映画やアニメーションとして作った方がよっぽど良かったのでは?
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 2pt | 1pt | 1pt | 2pt | 1pt |
37pt
GOOD!
一回クリアのみでそれ以降は放置してるものなのであんまりいい評価は無いです。
・グラフィックスはとても綺麗で、サラサラとした砂漠の砂とかは感動します。
・意思疎通も出来ないのですが、何となく知り合った方と同じ道を歩んでいると冒険ってこんな感じ?って思えます。
BAD/REQUEST
・何をするのか一切教えられずただ進んで行くだけのゲーム。
・〇を押すと言葉のような効果音が流れ、〇を長押しするとまた違ったリアクションが取れますがそれのみなので出会った方が一人で行きたいのか協力しようとしてるのかさえ分からない。
・トロフィーで最初から最後まで一緒に同じ人とクリアしようみたいなものがありますが、相手がそのつもりが有るのかどうか分からないので非常に困難だと思う。
・砂漠や雪山で短冊形の紙がたくさん舞っていたり、大き目の垂れ幕状のものがあったりしますが、最初のほうはこれを何に使うのか一切分からん。
・クリアしましたが、今までの旅が何だったのか意味分からん。水が流れるところに飛んで登っていって終わりだったと思います。
COMMENT
値段的に安かったし評価が高かったので購入しました。
私にはこういう感性の必要なものが駄目なんだと思いました。明確にこれがあれなんだとはっきり示してもらわないと頭の中が「?」でいっぱいです。
綺麗なグラフィックスで感動しましたが自分的な評価はそれだけ。
これってゲームなの?って思う作品ですね。
LINBOとかいう残酷な謎解きゲームのほうがまだ面白かった。どうやって進むの?って頭使う分だけゲームしてる感じがする。
GOOD!
・独特の雰囲気
飛行を可能とする特殊なオーラ?をもつ巡礼者になって砂漠や古代遺跡を通って霊峰をめざすというゲームです。
ほかのゲームにはない神秘的な雰囲気を醸し出しており、かなりの人にとっては新しい体験になると思います。
・BGM
雰囲気に合った音楽の使い分けが雰囲気を盛り上げます。ただし雰囲気作りのためにあえて無音のステージもあり、それほど数は多くないです。
ステージの特性にあわせてのBGMの切り替えもうまいです。
・オンラインプレイ
ランダムでネット回線につないでいるプレイヤーと、無作為につながってプレイできます。
このプレイヤーとは意思疎通は出来ませんが、それでいても妙な連携感が芽生え、雰囲気作りに貢献しています。
もちろん攻略を手伝ってくれるし、プレイヤーへの干渉は一切出来ずソロプレイでもクリアできるようになっているので、悪質なプレイヤーと当たっても安心です。
BAD/REQUEST
・UIの悪さ
まず、今の時代搭載していて当たり前の「ムービースキップ」は未搭載。さらにダッシュやマップなどの便利機能もありません。
フォローとしては、ダッシュやマップは雰囲気のためにわざと未搭載にしたのかと思います。ムービーに関してはオンラインの他プレイヤーとの同期問題や雰囲気の維持のためにわざと未搭載にしたようですが、オフラインモードでは完全にデメリットになっているし、オンラインで考えてもでも看過しがたいです。(他ゲーでもオンラインでもムービースキップ搭載は普通です)
・ボリュームの少なさ
よっぽどのことが無い限り、ムービーや延々と砂漠をさまよう時間を考慮しても2,3時間でクリアできます。謎解きはオーラで仕掛けを起動させるだけのものしかなく、単調。
トロフィー関連のちょっとしたやりこみ要素はありますが、ほとんどが隠しアイテムを見つけるといった類いのもので、ワンパターン。
・やれることが少ない
飛行と歩行と滑走と瞑想とオーラ出し プレイヤーはこれだけしか出来ません。
道具を使って仕掛けを動かしたり、敵を退けたり、そういうことは全く出来ません。
COMMENT
HMDI&42型テレビ使用 常時オンラインプレイ。
典型的な雰囲気ゲーで、雰囲気以外で評価できる点はほぼ皆無です。
なので、アクション面など他の要素も期待してる場合は希望に添えない可能性が高いです。
雰囲気ゲーの常ですが、合わなければそれまでです。合う人には何度もやりたくなるゲームですが、合わない人にはトロフィーコンプしたら二度と起動しない可能性もあります。
購入を考える場合は雰囲気を味わうために一度プレイ動画などを参考にした方が良いです。一般的に評価は高いソフトですが、そこは必ずやっておいた方が良いです。