オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 1pt | 2pt |
68pt
GOOD!
オープンワールドというジャンルに足を踏み入れてくれたこと。
このジャンルは洋ゲーの独壇場でしたが、
ついに日本のメーカーも参入したこと、それだけで意義があります。
しかも単純な模倣ではなく、アクション要素に特に力が入ってることで
既存のオープンワールドゲームとは住み分けができていると思います。
ポーンシステムも良かったですね。
ありそうで無かったシステムとしてオリジナリティとして評価します。
このゲームは主人公の他に専属の従者(メインポーン)を
作って育てられるのですが、このポーンは
オンラインで他のプレイヤーに貸し出すことができます。
自分も、2名まで他のプレイヤーが作成したポーンを
雇うことができます。
雇ったポーンは、返却時にプレゼントとコメントと評価を
添えることができます。自分のメインポーンが
他のプレイヤーの世界で活躍して良い評価やプレゼントを
貰って帰ってきたときは嬉しくなりますね。
あとはオンラインを使って、
強大なモンスターを全プレイヤーで協力して倒すって試みは面白いですね。
(Coopではないので誤解のないよう。膨大なHPだけサーバ管理しているっぽいです)
クエストも面白かったですね。
クエストにはカテゴリーがあり、掲示板で受けるクエストは
一定のアイテムやモンスター討伐数を達成する、
よくある「ノルマ型」が多いのですが、
NPCから直接受けるクエストは、こなす過程で
プレイヤーに重要な選択を求められる場合があり、
その選択によってその後の展開が分岐したりします。
また、貴重なアイテムを持ってこいという依頼の場合、
渡すのが勿体無いなら、贋作を複製して、
それを渡すことでも達成できてしまいます。
そしてその行為が後々、悪影響を及ぼしたり…と
なかなか練られていて面白かったです。
BAD/REQUEST
快適さは正直、よろしくないですね。
理由は他のレビュアーの方が細かく語っているので
簡潔に言いますが、移動(ワープ)の問題と、
いちいちメニューを開かないとアイテムが使えない点です。
あと、頻繁にオートセーブが入り、その度、重くなるのも
快適性が悪いと思いました。
良いところで述べたポーンシステムですが、
借りたポーンをロストさせてしまうと、プレゼントや評価ができず、
強制的に全評価項目が☆3になって返されるのはどうかと思います。
貢献してくれたのに良い評価できずに返されてしまって、
歯痒い思いを何度もしました。
まぁ、また借りて高評価つけて返せばいいんですが、
そもそもロスト時点で評価させろって話です。
宿屋の親父問題。
ネット掲示板等でよく話題になるのですが、
これは、このゲームのさまざまな要因が積み重なって起こる悲劇です。
まず前提として、このゲームは全ての名前有りNPCに
好感度が用意されていて、好感度の高いNPCは、
後々、主人公と良い感じになります。
キスは勿論、それ以上を連想させるシーンもあります。
この好感度は様々な要因で上下します。
好感度を上げる、一番お手軽な行為は、単純に話しかけることです。
意識して誰か特定のNPCの好感度を上げていない場合、
大抵のプレイヤーが自然に一番好感度が高くなるNPCが宿屋の親父なのです。
これには勿論理由はあります。プレイする上で活動の拠点になるのは、
この舞台の中心にある大きい街、領都なのですが、
ここの宿屋に重要な機能が集まっているわけです。
具体的には、宿泊/スキル購入/スキルセット/ジョブチェンジ/倉庫管理/
ポーンデータのサーバアップロード/ポーン活躍の問い合わせ、などなど。
必然的にこの宿屋の親父に話しかけることが多くなり、
結果、好感度が意図せずとも上がってしまうわけです。
好感度が高いNPCはどうなるか、前述の通りですが、
主人公の性別や対象NPCの性別を判断して
展開を分岐させるようなことはしていません。
つまり主人公が男だろうと宿屋の親父と…って悲劇が起こるわけです。
ネットを見ているとこの被害(笑)に遭った方は結構いらっしゃるようで
このゲームに興味ある方、プレイしていて序盤の方はご注意を…。
COMMENT
プラチナトロフィーを取る程度にはやり込みました。
トロフィーはわりと取りやすいのばっかりでしたね。
よくスカイリムと比べている方が多いですが、
結局はこのゲームに何を期待するか、なんですよね。
単純に「オープンワールド」を堪能したいだけなら
スカイリムやったほうがいいです。世界のスケールも
作りこみも、自由さも、このゲームはスカイリムの足元にも及びません。
でも、オープンワールドっぽい要素のあるアクションRPGを
やりたい人への期待には応えられると思います。
アクションに定評のあるカプコン製の名に恥じず、
その部分では、とても満足のいくものになってます。
まだまだ荒削りの部分もあり、細かい不満は上記では
書ききれないほどありますが、今後に期待できる出来です。
続編が出るなら私は確実に買うでしょうね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
64pt
GOOD!
『オープンワールドアクション』と銘打ち、早期プロモーション活動等で話題と期待を振り撒いたカプコン『ドラゴンズドグマ』
新規タイトルでの新ジャンル参入とモンスターハンターシリーズで培ったアクションノウハウの融合が試される今作品、ではレビュアー目線でのGood PointとBad Pointを紐解いていく。
Good Point
《バトルアクション》
まず今作の醍醐味の一つと言えるアクションから。この作品、世界観・設定・ビジュアル・システム等においてアクションと言うよりRPG色を連想させるが、幹は太めのアクションであると言える。テクニックありきのモンスターハンター的アクションをいい意味で簡略化し、つかむ・投げる・担ぐ・よじ登る等のアクションで幅を持たせ、より動きのあるバトルアクションを楽しめる。魔法を主軸とした職業の場合は距離をとるため多少地味にはなるが、混合職と言った職業もあるためバランスよくアクションを繰り出す事も可能となりパターンは多彩である。
《ポーンとオンライン》
まず本作品はサーバーを共有したオンラインではあるが、各プレイヤー個人単位でのセクションで進行する為一般的なMMOやソーシャル的要素は一切感じ取れない。が、言うならば新感覚AIとプレイヤーの進行情報の共有を糧としたオンラインでる。しかしそこに意味があり醍醐味の一つとなるポーンシステムを脚色させる。本作品は主人公となる操作キャラ、そして主人公の従者でありAIキャラでもある『ポーン』と呼ばれる種族のキャラクターをそれぞれ制作しシナリオを進めて行く訳であるが、従来のRPGにあるような作戦プログラムにより行動させるAIキャラとは別物であると言える。ポーンは一度制作すればサーバーで共有されるため他のプレイヤーのサポートメンバーとして雇って貰う事が可能になる。よってレベルや職業・スキルなどの成長は各プレイヤーの任意で成長させるが、戦術あるいは地形・本編に登場するNPCやクエスト情報等においては他のプレイヤーの進行状況で生まれる差やズレの情報までも吸収しAIとしての発言や行動に還元するしくみになっている。またそれによってAIキャラクター特有の無機質さを払拭したと言える。
BAD/REQUEST
Bad Point
《オープンワールド》
本作品、何より全面にオープンワールドを押し出しプロモーションしていた訳だが、やはり新規参入ジャンルだけにノウハウ不足か作り込みに欠けた部分が。各所探索を自由にできそしてまた突然強敵の強襲など『らしさ』も程よく盛り込まれてはいるが、いかんせんワールド全体が小さく更には深さのある水場は泳ぐ事すら出来ない仕様になっている。よって街やダンジョン・その他のロケーションも少ない。今ひとつ絵的に活気があればフィールドが小さくとも世界観に相乗効果が生まれたかと。
《音声・字幕》
全編英語フルボイスに字幕と言うワールドワイド仕様になっているが、やはり日本語化で発売がベターかと。ムービーシーンや拠点のNPCなどの音声に字幕は問題も無く雰囲気も良いが、戦闘中でのやり取りに関しては字幕を読む暇もなく没入感が半減する事も。キャラによっては訛りのある英語で話したりと細かい設定が練られているが海外販売での意識が先行しすぎていると思われる。
COMMENT
55インチ ブラビア サラウンド音響環境
総評
本作品、ジャンルはオープンワールドアクションと言う事であるがオープンワールドRPGと変表記しても問題無い程のRPGかと。しかしながらアクション性も色濃く他にはないシステム、分かり易いUI等RPGファンには入り易く、また楽しめる内容かと。海外を強く意識したグラフィックや演出が随所に見て取れるが新ジャンルでの新規タイトルとして及第点と言って良い出来かと。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt | 3pt |
64pt
GOOD!
・ジョブなどスキルも沢山あって、戦闘も色々工夫して行えば、他の同ジャンルゲーム以上に、多彩に戦えます。箱庭ゲーにしては戦闘部分は、かなりレベルが高く楽しいと思います。
・敵もファンタジーに出てくる同じみのモンスターが登場しますが、動きなどもかなり個性的で戦い甲斐があります。
・箱庭好きな自分としては、広いマップを探索するのが楽しい。(苦痛に思うときもある)
・メインポーンと呼ばれる、常に一緒に行動するキャラを育てるのも楽しかった。
・サウンドもわりと好きなほうです。
BAD/REQUEST
スカイリムをプレイ済みの方は、ドラゴンズドグマの不便さが一際目立つはず。
・ドラゴンズドグマは、マップ上で自動で移動するシステムをアイテムを消費しないと行えず
しかも高額で買いづらく、慣れない序盤ではクエスト中の移動を効率的に行えず、長い道のりを何度も行き来することもあるはず。
・吹替がないため、ポーンが喋るコメントなどが、戦闘中や移動中は
あまり頭に入ってこないです。
・夜になるとフィールドが「マジかよ…」って言いたくなるくらい
暗くなるため、明かり無しでは、本当に移動が大変です。
・洞窟などは沢山あるようですが、街や村などがほとんどなく、スカイリムと比べてしまい不満に感じてしまいます。
COMMENT
完全に神ゲーになりそこなったな…という感じです。
他の質問掲示板でも同じ回答しましたが、
前評判が良すぎたせいか、発売前からかなりハードルが上がってしまった上に、スカイリムやアサシンクリードなど同ジャンルでも評価の高かったゲームと比べられ、
ネット上では不満が多々みられますが、不便な部分はありつつもゲームとしてのレベルは高く、アサシン、ダークソウル、スカイリムのようなゲームが好きな人には、不満はありつつもおそらく楽しめるはず。
自分は、アサシン、デモンズソウル・ダークソウル、スカイリムもかなりハマりましたが、
ドラゴンズドグマも、かなり楽しめています。買ってよかったと思いますよ。
でもせめて馬くらいは出せやって思ってます。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-10-12
巨大モンスターにしがみついて戦うというのは斬新です。
ポーン(NPCの従者)も結構賢いので驚きです。
GOOD!
グラフィック
比較として良く挙げられるスカイリムと比べるといろいろ劣ります。ただ、スカイリムは、北欧の寒々しい風景が主であったのに対し、こちらは、緑が生い茂る風景を楽しめる点が良かったです。
街中やダンジョン等では、私はスカイリムの方が好きです。
あとは、キャラメイクに関しては、こっちが上です。和製だけあって、日本人好みな顔もそこそこ作れます。
サウンドは結構かっこよく気に入っています。
熱中度は、今のところ、かなりあります!
満足度も、同様、今のところ、かなり満足できています。
スカイリムでは、戦闘が単調であまり楽しめなかったのですが、こちらは、アクション性がかなり強く、その辺は、アクションゲームを数多く出しているカプコンといったところです。
大型モンスターへのしがみ付き、雑魚キャラの羽交い絞め、押さえ付け等、スカイリムのアクションに比べて高く評価できます。
ポーンの貸し借りについても、概ね満足しています。
オンラインで誰かと一緒にプレイするスタイルでは、人との繋がりがはっきり言って、面倒と感じるので、その点、こちらは、気軽に楽しめます。
ただ、やはり、他の方が述べているように、もう少し詳細な行動設定ができればよかったです。
BAD/REQUEST
オープンワールドと謳っているように、ある程度、世界を自由に動き回れますし、探索もできます。ただ、「ワールド」がずいぶん小さいです。スカイリムと比較すると、町もダンジョンも圧倒的に少ないです。行先もあまりなく、オープンワールド感があまり感じられない。
また、移動が非常に面倒です。この点で、快適性「1」。行き先が少ないといっても、徒歩で移動するのは、かなり時間かかります。
ワープアイテムありますが、高価過ぎで、しかも行き先も限られているので、全く使えません。
この辺は、アップデートで改善できないものなんでしょうかね。
今のところ、熱中度、満足度は「4」としていますが、
改善できないなら、そのうち、「1」に転落は確実です。
アクション性を強くしたせいでしょうが、アイテムの使用が面倒です。
ボタンに割り振れなくてもいいのですが、せめてアイテムの手動整理、ソートの基準を細かく設定できるようにしてほしい。
しかし最も嫌いな点は、やはりDLCです。発売日からDLC出すとか、ユーザー舐めてるとしか言いようがない。10とか20とかのDLCクエスト、新アイテム等を全部セットにして格安で販売する程度なら問題ないですが、この会社のやり方はあまりに酷い。
COMMENT
洋ゲー、特に頻繁に比較されるスカイリムに比べると、まだまだと思います。改良すべき点が非常に多いです。
ただ、アクション性に関しては、こちらの方が面白いと思います。
ただ、その他の多くの問題で、飽きるのも早いと思います。
オブリビオンの次回作で、本ゲームのようなアクション性が加わればいいですね。(和製で実現しても、たぶんDLCで金むしり取りまくることしか考えてないので、期待していません。)