オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
72pt
GOOD!
まずポーンシステムがすごくいい。オリジナリティーが満点の理由はここにあります。RPGにおいて、主人公よりもNPCの仲間にお金をかけて気を配ったのは初めてですね。自分がゲームをしてない間にも別の世界で経験を積んで成長してる感じがたまらないです。しかしこのシステムの発想がいいだけに不満もありますが、それは後ほど。
難易度設定が意外にいいですね。結構敵が本気でプレーヤーを殺しにかかってきます。レベルによっては4人がかりでも瞬殺されるなんてこともざらです。雇うポーンを自分のレベルよりも格上にしたりすることによって、難易度調節もできますし。
また、海外のオープンワールドゲームなどとよく比較されがちなので、自分もその点について触れたいと思います。私がプレイしたのはスカイリムでしたが、その広大なフィールド、作りこまれた世界に圧倒されました。ドラゴンズドグマにはそれがないです。しかしそれ故に非常にとっつきやすい。他のオープンワールドのゲームをプレイして、そのあまりの自由度の高さに、何とも言えない果てしなさと徒労を覚えた人も、これなら気負いなく楽しめると思います。
あとは本来は当たり前のことなのですが、バグや不具合がほとんどないということですかね。今までのプレイでは特に何の問題も起きなかったです。
BAD/REQUEST
さきほど述べたポーンシステムですが、せっかくこのシステムが面白いのに、装備やジョブ、その他諸々がいまいち充実されてないせいで、このシステムを最大限に生かし切れていない感がすごく気になる。所詮はNPCなので、使えるジョブやアビリティも自然と偏ってきてしまいます。
また先程はGOODで述べたのですが、やはりオープンワールドとしての出来は悪い。もう少しそこは頑張って欲しかった。
移動も面倒くさい仕様になっています。せめて拠点間のワープはなんのリスクもなしにできるようにして欲しかった(まったくできないという訳ではないです)。しかし、これはこれでいいと考える人もいるかもしれませんね。
あとは体験版がつまらない(笑)
本来書くようなことではないのかもしれませんが、あれでは全然このゲームの良い所が伝えられませんね。体験版をやって、「なにこれつまらん」と感じた人も、買って実際にやってみると意外に楽しめると思います。
COMMENT
グラフィック、サウンドに関しては可もなく不可もなしといったところでしょうかね。
新規タイトルにしては、よく頑張ったんじゃないでしょうか。いい部分があるだけ、悪い所もすごく目立ちますね。色んな所に不満があるのに、時間を忘れて熱中できる不思議なゲームです。一週目の楽しさはすごいですね。
しかしまあ、フューチャー部門受賞とはよく言ったもので、確かにこの先どうなるか非常に楽しみですね。悪いところをうまく改善できれば、かなりのゲームを生み出すことができるのではないでしょうか。注目のゲームタイトルがまた一つ増えましたね。
今まで読んでくれた方ならわかると思いますが、個人的にはかなり満足しています。気になっている方は是非買ってみたらいかがでしょうか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
59pt
GOOD!
私がドラゴンズドグマで一番評価できる点はアクション性です。オープンワールドRPGでありながらずっと戦闘が面白かったです。スキルを覚える楽しみが高く、一つのジョブを終え次のジョブに変更した時にまた楽しめました。戦闘は本当に快適で最初から最後まで楽しかったです。
グラフィックも綺麗で、初めて領都に着いた時は心が躍りました。敵モンスターのデザインが非常によく、世界観を感じられました。
BAD/REQUEST
このゲームの一番評価できない点はやはり移動です。MAPは小さいため、同じ目的地は基本的に違うクエストで数回おとずれさせられます。そのためスカイリムのように一回訪れた場所へワープできるようにすると作業になってしまいます。もちろんダッシュでMAP移動するとかなり時間がかかります。(MAP自体は小さいとはいえオープンワールドRPGで徒歩だけだとそりゃ時間かかりますよ)逆に言えば走っていくしかないのでかなり遠くて面倒なのに、同じ目的地に向かわなければいけないわけです。そして使用する道は一つです。そして護衛クエストなどはやはり目的地まで敵を倒して向かうだけです。一週目から戻りの礎を複数個用意するのはなぜ駄目だったのでしょうか?カプコンは無駄なことをさせてボリュームを稼いだり、やりこみ要素にみせかけることが多いと思います。
後はラスボスががっかりだった点です。自分としては強い装備を整えて、最後の決戦の準備をしっかりしてラスボスに挑みたいのですが、ラスボスが苦戦するものではなく終わってしまいます。裏ボスがいますがオンだと正直自分で戦う感じがあまりなく楽しくないです。エヴァーフォールで強い武器が売っているのお見つけた時とてもうれしかったのですが、結局買わずにクリアしてしまいました。裏ボスを倒して手に入る武器があるようですが、使う機会が全くないので倒してからだと意味がないような気がします。
COMMENT
ゲームとしてはJRPG風なオープンワールドRPGという気がしました。
総評としては楽しめました。全クリした後に満足している自分がいました。移動や、同じ道で同じ敵を倒すことに飽きたりもしましたが、(実際に後半から全無視)なんといってもスキルと戦闘が本当にたのしめました。(RPGとしてのバランスもくずれていない)
また、自分はアイテム管理やポーンシステムは自然に受け入れられまいした。結果的に嫌な点は上記の2点だけで、1作品目にしてはいい作品だったと思います。シリーズが続くならもっとよくなる期待ができると思いました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
PS3のゲームをあまりしていない自分からすれば、いいところはたくさんありました。
1つ目は夜を歩くことの緊張感にワクワクさせられたこと。夜はランタンなしで歩くと、本当に周りが見えなく、また、夜のみ出てくる敵には恐怖を与えられ、製作者の意図どおりに怖さを演出していたなと感じました。
2つ目は戦闘がとてもリアルに感じたこと。他のレビューでもあるように、敵への剣の抜き差しやNPCによる弱点の発見や、攻め方を教えてくれたり、敵ののけぞりなどなど、ふつーに楽しいです。
3つ目は見知らぬ土地に足を踏み入れた時の緊張感です。散策をしていると、ちょうど遠すぎない近すぎない距離になんかしらの建物やらダンジョンがあり、また練りこまれたであろう、道やらマップ、敵の配置は見事なものだったと思います。
BAD/REQUEST
これだけはいいたい・・・
とにかくキャラがかわいくない・・・
自分で最低でも2人分のキャラは作れるが、そこらへんのネトゲの方が断然可愛く作れる。c9で作ったキャラは今でも可愛いと思えるし、体系も変えられるのが当たり前になっている時代に、鎧で体隠れすぎだし、ひどい時は顔みえないし・・・そんな状態で顔ドアップのムービー流れてもめっさ損した気分になる・・・誰かが作ったキャラを雇えるというのは悪くはないけれども、もう少し、検索できる項目があってもいいかなと感じた。もちろん、その人が作ったキャラもかわいいのはいない。よって、みんなかわいいのを作れていません!
マップの散策は楽しいよ?けど、散策するということは、それだけ帰るのがメンドーなわけですね。もちろん帰るための道具はあるけれども、まぁ何気高いので、何回も使用できないです。
逆に遠くへ行くことになっても、一気にそこへいくための礎も一週目は1つしかないというなんて時間を食わせたいゲームなんでしょうか・・・
メインクエ少なすぎじゃないですか?こんなもん?
モンハンなんてゲームもあるぐらいなので、一人でモンスター討伐なんて今時流行るんでしょうか・・?最低でもオンライン二人+メインポーンで戦えるようにしてほしいですね。
COMMENT
とりあえず不満点を補うだけの面白さはありました。
次回作出るのだとしたら、改善点を見極めてから買いたいです。
なんで、最後の方でやっと強いモンスターが出てくるんでしょうか・・・しかもダンジョンに・・散策では決まったモンスターしかでてこないのは非常に残念です・・・(最初は面白かったけど・・・)
自分は飽きは比較的、人より遅く来るのでさほど感じませんでしたが、ゴブリン、盗賊、ハーピー、オオカミこれいっぱいでますね・・・しかもやたら動くからメンドー
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-10-12
巨大モンスターにしがみついて戦うというのは斬新です。
ポーン(NPCの従者)も結構賢いので驚きです。
GOOD!
〇アクション性が非常に高い
多彩な技をキビキビと繰り出せるのは気持ちいい。魔法使いも適度に忙しい。
〇しがみ付きや空中浮遊が出来、立体的に動ける
マップもそれを前提に設計されており、宝箱等を探すのが楽しい。
〇王道でリアルっぽい方向性のグラフィック
今の日本のRPGはアニメやSF的なタッチの物が多いので、逆に特徴になったのでは。
〇生き生きと動く敵モンスター達
もし実在したらこんな感じか、と思わせるモーションやアクション。大型の敵は特に迫力満点。
〇キャラクターエディットのカスタマイズ性の高さ
特に体に関しては従来のゲームより選択肢が多いと思う。各パーツは選択式で微調整は出来ないものの、大きな破綻もないのは良い点。
〇シングルプレイを阻害せず、適度に刺激を与えるポーンシステム
従者を他のプレイヤーに貸し出せるのが面白い。能力だけでなく見た目も考慮する動機づけになっており、高評価がもらえると嬉しい。
また、パーティーに入れるキャラのバリエーション増加にも役立っている。
〇贋作使用やNPC復活で、別の展開があるイベントの存在
数は少ないものの、この作り込みには感心した。特別選択肢が提示される訳ではないので、知った時にはちょっと驚いた。
〇主人公達が独断先行で進んでいかないストーリー
うるさくない程度に、現実的な政治論や人間のエゴ等が話に盛り込まれている。海外製RPGでは度々見られるが、日本製では珍しいかもしれない(ただしキャラ描写には難あり。BADで)。
BAD/REQUEST
〇中途半端なオープンワールド
他のオープンと銘打った有名所のタイトルと比べると、あちこちが絶壁で遮られており狭い。しかし、徒歩で行き来するにはうんざりする広さ。ダンジョンや街、ランドマークも少ない。
〇とにかく走らされるゲームデザイン
金銭的、アイテム数的にワープが非常に制限されている。かといって、道中を徒歩で行き来するのが面白いのも最初の内だけ。敵や罠の配置がピンポイントで固定のため、何回も行き来していると作業感が急速に増す。
〇難易度の自動調整や選択がない
序盤及び終盤は手ごたえがある。しかしその間は、サブクエストをそれなりにこなしているとプレイヤー側が強くなりすぎる。サポートポーンを雇わないという手もあるが、一周目から縛りプレイというのも達成感が削がれる。
〇アイテムやマップ等の使用が煩雑
ショートカットが設定できず、一々メニューを開かないと使用できない。
(納刀時は攻撃ボタンをアイテム使用に役割変更、スタート長押しで直接マップ表示等改善の余地はまだあるのでは?)
〇ポーンのAIが少々おバカで、命令や調整の仕様も今ひとつ
戦闘中でもないのに高いところから自ら落下し、ロストしてしまう事が度々あった。また「待て」命令がないのは狭い足場の探索や奇襲をかけたい時に不便に感じた。
メインポーンのAIは調整可能だが、プレイヤーの行動を参考に勝手に変わってしまう。ジョブの違いを考慮し設定しても、これでは意味が無い。
〇話すだけでプラスされていく好感度システム
NPCの会話は大した意味も面白みもないものが多い。そのため意図的に調整しない限り、実用機能が集中している宿屋の主人が高感度トップになってしまう可能性が高い。これが後々メインクエストや利便性に大きく影響が出ると知った時にはガッカリした。
〇日本語吹き替えがない
戦闘中にポーンのメッセージを確認する余裕は中々ない。
〇クエストに絡むNPCの掘り下げが足りない
キャラクター描写が薄いため、彼等に事件が起きてもプレイヤーとしてあまり感情が湧かない。特に王妃絡みのクエストは展開が唐突すぎ。
〇PS3本体への負荷が高いのか、全編を通して時々カクカクする
仕方ないのかもしれないが少々頻度が高いように感じた。
COMMENT
正直なところ荒削りな点も多いが、同時に魅力もある作品だと思う。
不満は感じつつも、メイン及びサブクエストを一通りこなすため長時間プレイしてしまった(非常に長く遊べたものの、作業的な面もあったので熱中度は3点にした)。
多くの人から指摘されている悪い点を改善し、ボリュームアップした次回作をぜひ出して欲しい。