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【PS4】ペルソナ5 レビュー

発売元 アトラスオフィシャルサイト
発売日 2016-09-15
価格 9504円(税込)
レーティング 【C】15才以上対象 犯罪 麻薬 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:RPG
■ プレイ人数:1人

総合ポイント
73
(難易度)
2.24
レビュー数
46
スコアチャート ペルソナ5レビューチャート

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10.9%
90-100
【60点以上】
63%
【標準偏差】
18.59


デフォルト:新着順

3人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 3pt 4pt 4pt 2pt
総合点
75pt

GOOD!

・シナリオ
 卑劣で下劣な歪んだ大人をその欲望を盗んで改心させる、というシナリオは斬新で面白かった。特に最初の標的は主人公たちが当事者という事で感情移入出来て攻略にも力が入ったし、以後のどの敵キャラもそれぞれが一等の悪党ぶりが出てて良かった。
 そして序盤に違和感を感じていた部分が終盤でまさかの展開を繰り広げ明かされるのは心躍る楽しさがある。
 総評として個人的には一部分を覗いてシナリオには満足している。

・キャラクター
 主人公や今作のマスコット位置であるモルガナなど他多数の人物はそれぞれが魅力的。一人一人が深い問題を抱えていてそれを主人公との関わりによって解消されていく様は一種痛快である。

・システム
戦闘面……ダイレクトコマンドは従来のコマンド選択と比べて爽快感があって良い。魔法も新しい属性が増えたり、前作までの光闇属性に当たる祝福・呪怨属性に追加された純粋な攻撃魔法コウハ、エイハ等新鮮さがある。
シャドウとの会話交渉とか昔のペルソナを少し思い出して良かった。ただ弱点属性の無い敵はどうしてもクリティカルでも出さなければ交渉に入れなかったりなど面倒くさい部分がある。

コープ関連……前作までで言うところのコミュニティ。関係を深める事で得られるコープアビリティは便利で良かった。ただ他の人が言ってる通り「瞬殺」とかONOFF出来てれば文句無し。
コープそれぞれのストーリーも面白いし恋愛面でも今回は大人が何人か含まれてるのもあって幅広い。
ペルソナ3、4もやってきて基本的にアルカナの意味とか考えたりはしなかったけど、今回のコープキャラはアルカナの印象に合致しないの多いなと思ってたら一部除いて基本的にアルカナの逆位置から始まって最後に正位置に変わるんだなって認識した時スッキリできたのが特に印象深い。

音楽……今回もペルソナシリーズの一つの醍醐味と言って良い音楽の格好良さは期待を裏切らない出来。音楽のおかげでダンジョン攻略にも飽きが来ず続けられた部分もあったし、立ち止まって聞き入った所もある。各覚醒シーンで流れた曲も毎度痺れるし、最終戦最後の大詰めでの曲も好き。
ただ、前作P4の曲が良すぎたというのがあり最高点はちょっと出せない。

・ダンジョン
 各パレス特有のギミックはどれも解いていて面白い。軽いパズル感覚で解くためのヒントも全て示されているので難易度もそれほど高くはないはず。

BAD/REQUEST

・前述したシナリオ評価「一部分を除いて」の一部分。
 発言があからさま過ぎて驚愕も何もないあの人物。最初から何かしでかすな、というのが透けて見える程というのは大問題。
 終盤で明かされる驚きの展開!というのを書きたかったのか知らないが、何も隠れてない。
 最後の最後にお涙頂戴誘ってくるのも気に食わない。

 怪盗団仲間の怪盗行為への認識。改心という物を正義と疑わないその心理をまず理解できない。最初の時の廃人になってしまう危険性を考慮した葛藤から、「もうやるしかない」「後が無い」という逼迫した状況で下した決断がその後の怪盗行為に何も生きてない。
 自分たちは正義だ、という根拠のない自信を掲げて名を挙げる事に固執しだした所が心底納得いかなかった。
 特に顕著なキャラが一人。目立ちたいモテたい、正体をバラして人気者になりたい等目に余る自己顕示欲の発露が見られる。


・キャラクター
 どのキャラクターも魅力的ではあるが一部どうしても鼻に付くキャラクターがいる。
 筆頭は坂本竜司。注意されても大声を止めないし、主人公の諌めるような選択肢を選んでも「やせ我慢してもかっこよくねーし」など接していると苛々する場面が多い。逆にコープでの話ではそれなりに好青年だったりして制作側はこの人物をどういうキャラにしたいのか分からなくなってくる。
 次点で新島真。途中参加でありながらいきなり仕切りだしたり、怪盗団に入った目的が怪盗団の理念からズレていたり等、最初の登場が登場だけに首を傾げる場面が多い。
 後は月のコープ。これに関しては個人的に生理的に辛い。反応が良い選択肢を選ぶのが苦痛ですらあった。語ることも無い。

 怪盗団に関して言えばもう一つ、最終的に優秀な人物が一人二人で怪盗団の作戦を決める等、他のメンバーの影が薄れていくのは残念。

・ボイス
 ここぞという場面でボイスが収録されていなかったりする。特に終盤での仲間との会話や最終場面での選択肢、その決め台詞にボイスが付いてなかったのは、物足りなさを感じた。

・日常
 出来ることが思いの外少ない事。一周目こそ人間パラメータを高めたりコープを出来る限り勧めたり等、日数の少なさに四苦八苦するのだが、一転2周目プレイとなった時にはやることがなくなり寝て過ごす事もあった。
 P4でのクエストに当たるミッションは数も少なく、基本的に「ダンジョンでこのシャドウを倒しましょう」なので単調。
 釣りもバッティングセンターも2、3回もやればヌシ釣りもホームランも達成できるので、やり甲斐というものは薄い。

・ペルソナ
 ヨシツネの一強。作ってしまえばこれ一つで大抵済むというのはゲームバランスとしてどうなのか。使わなければいいと言えばそれまでなのだけど。
 仲間のペルソナ覚醒に関しても、なんというか覚醒して得られるものが得意属性の無効化と弱点属性の極・見切りというスキルのみというのははっきり言ってショボイ。見切りスキルは言うほど効果を発揮しないし、それならいっそ固有の技でも覚えてくれれば嬉しかったのだけど。

・戦闘
 まず一つ言いたいのが、総攻撃時のカットイン。総攻撃に入ったキャラそれぞれにカットインが入るのは格好いいのだけど、何故ポジションハック、つまり双葉から入った総攻撃には双葉のカットインが実装されていないのか非常に残念でならない。

 各ボス戦での弱点の有無、及びクリティカル無効。こういうのは正直弱点を探り、その弱点に合わせたペルソナで攻める、というのが一つの肝だと思うのだけど、それが無い。基本的にどのボスも等倍でダメージが通るのでゴリ押しが有効になってしまう。主人公のペルソナ付け替えがあまり有効ではないというのはどうか。

COMMENT

 ペルソナ歴は女神異聞録ペルソナ、ペルソナ3及びFes、ペルソナ4及びゴールデンをプレイ済み。
 今作ペルソナ5は2周クリアで182時間。

 全体的に見て個人的には満足しています。どうしても一部分が受け入れきれないなというのは置いておいて。
 あの人物に関して言えばP4足立のように小悪党を貫いてくれれば個人的にはある意味好感がありましたが、「過去に色々ありました、だからこうなったんです」でお涙頂戴の末、お前だけはそいつを認めちゃいけないだろうってキャラがあの人物に同情してしまう場面はどうしても理解が及ばない所がありました。とんでもない置き土産してくれたものです。

 怪盗団に関しても、見ていてそれは違うって思っても止められない歯がゆさ、歪んだまま動き続ける歯車を見てるような心境は複雑だったけど、とても面白かった。買ってよかったやってよかったと素直に思えます。

 まぁ、ちょっと色々言ったけど、是非プレイしてみて欲しい作品です。後悔はしないはず。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
sheepさん  [2018-03-02 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

4人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 5pt 4pt 3pt 3pt 4pt 3pt
総合点
71pt

GOOD!

■シリーズ恒例のペルソナ合体・悪魔会話
思い通りのペルソナを作って戦う、幅広い戦略性は健在
このベースだけでも十分良ゲーといえる

今作は悪魔会話もあり、お楽しみ要素は多い

■気合の入ったストーリーとボリューム
これは頑張って作ったなと思わせるところが随所にあり、
前作に引き続き驚かせてやろうという気概を感じる。

また、普通にプレイすれば、100時間はあろうかという膨大な内容で、
中身もしっかりと詰まっていて素晴らしい。
逆に長すぎるという意見もありそうなくらい。


■おしゃれなデザイン・音楽
これは一目で見ればわかると思う。
おしゃれ感がすごい。

表面上のグラフィクスの綺麗さは並み程度かもしれないが、
センスにおいて、ずば抜けている。
センスの良し悪しだけはそう簡単にできることじゃないなと思う。

どう考えても、これだけでやる価値はある。

音楽は非常にかっこいいのですが、パンチは効いていない印象。
アシッドジャズというジャンル自体、耳に残りにくいのかもしれません。


■順当に進化しているシステム面
ADVパートを重視している本シリーズでは、そちらはかなり快適に進められるようになっている。
広域マップ上でコミュニティの上昇が確認できるのよになっているのはかなりいい。
(私はそこに気付かないで、しばらく直接足を運んでましたが…)

BAD/REQUEST

基本的に、重箱の隅をつつくようなレビューなのでご勘弁を。
新しくやる方のための注意喚起的な意味合いで書きます。

■基本的に胸糞悪い展開
漫画で例えると、闇金ウシジマくんのような内容が続くので覚悟したほうがいいです。

ピカレスク・ロマンが題材という話でしたが、
実際は正義とは何かに主眼が置かれていて、
某三代目怪盗をイメージしているとがっかりすると思います。


■学園生活要素はほぼ皆無
学園生活は、全くないレベルで無く、
イベントはあっても肩透かし食らったような内容なので、
ペルソナ4から入った人はご注意を。

不思議なことに、周囲のキャラがほぼ年上なのはなぜなのか…


■特定のコープが便利すぎる上でのADVバランス
ADVパートで、行動回数を消費しないで親密度上げ、一部の行動の増加があり、
これができるかできないかで後半のイベント消化が大きく変わる。

コミュのイベント関連はサブイベントのほうがよくできてると感じたので、
エンジョイは2週目と割り切ったほうがいいかもしれません。

ADVパートはいつも通り12月末までです。これは勘違いしないように覚えておいたほうがいい。
ごく一部の行動も行動消費しなかったりと、ちょっと不親切。


■最初の伏線がバレバレ
ちゃんとお話しを読んでれば気付くレベルで、
これのおかげで中~終盤興ざめしてしまって、完全に心が離れてしまった。
なんでこういう話なんだろう、という思いが強くなってしまって、
正直ストーリーどころじゃなかった。

ただ、それ以上にサプライズは詰め込んできているので、
ネタバレが嫌な人は黙って最後までやりましょう。


■ストーリーの不完全燃焼さ
フラグ未回収?部分がどうしても腑に落ちない。
前作が推理モノだっただけに、ここは厳しく見られていると思う。

ネタバレにならない程度書くと、双葉の母親の実行犯がざっくりしすぎているところから始まり、
日常と「あっちの世界」がクロスオーバーする表現が無意味に入っていたり、
ネタバレ部分を含め、ストーリーはトゥルーエンドっぽく完結しているはずなのに、釈然としない部分が多い。

この辺はしばらく有志による模索と議論が続くと思う。

また本当に唐突に、都合の悪いところだけをぼんやりさせる演出で
プレイヤーに見せないようにするのはどうなのか。
それだったらコープの進行度でぼんやりが増えるようなシステムとか、
何かあったのではないだろうか。


■戦闘バランスはちょっといまいち
状態異常付与が非常に強力で、
且つ、旧作から引き続きの1Moreの連続攻撃システムのおかげで、
一方的に倒すか、一方的に倒されるかになりやすい。
主人公が戦闘不能になると即ゲームオーバーなので、連続攻撃で落とされるときつい。

また属性が増えたにもかかわらず、弱点無しの敵がそれなりに多く、
とりあえずクリティカルになりやすい技で叩いとくか、になりやすいのが残念。

COMMENT

気にあるくらいならやったほうがいい、というのが持論なので、
とりあえずやれと思うのですが、
ストーリー序盤のB級感がすごいので、それが尾を引くかどうかで評価が全然違うと思う。

難易度はいつでも自由に変えられるのですが、
コアゲーマーじゃないのであればイージーで丁度よいと思います。

新型PS4と同時発売ということで、絶対時期は変えられなかったでしょうし、
(同じ発売日だったFF15は逃げてしまいましたし)
細かいところは目を瞑ってプレイしましょう…w

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
おにさんさん  [2016-09-26 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

3人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 3pt 2pt
総合点
76pt

GOOD!

【社会の闇、現代人の抱く不安や心理を取り入れたストーリー】
その時々の世相を巧みに取りこんできたペルソナシリーズですが、今作はここまでやるか、と言うくらい社会の闇をとりあげています。
これまではどちらかというと主人公たちが人知れず活躍して事件を解決する、というお話だったと思うのですが、今作は主人公たちが怪盗団として積極的に社会に影響を与えていくのが新鮮に感じました。
また主人公たちは未成年のため、あくまでも彼らが悪と考える範囲に描写がとどまっているのも、話が広がりすぎないためにはうまいやり方だと感じました。
彼らも社会の一員である以上、そこに与えた影響は彼ら自身に跳ね返ってきます。
有名になるにつれて彼らを自分の利益のために利用としようとしたりする者が現れたり、熱しやすく冷めやすい大衆の無責任さや無力感が次第に怪盗団を追い詰めていくありさまにはゾッとしたものです。
それだけに少数でも味方がいるのはありがたく感じました。
特に、今作のストーリー上さすがに子供達だけで何とかするのは限界があるからか、メインストーリーに頼れる大人が公私共にいてくれるのは安心できました。

【生き生きとした魅力的なキャラたち】
主人公たち、コープのキャラはもちろんですが、特筆すべきは悪役の皆さんですよね。
あのゲスさと憎たらしさといったら、見ていてすがすがしいくらいです。
イゴールの声の変更は残念だけど仕方ないのかな、監獄の主ならこの重々しさも納得かな、なんて思っていたら最後までやると驚きの結果になります。もうやられたー!って感じです。
あとはやっぱりモルガナ。
あの可愛らしい見かけに対して、常に自信たっぷりで偉そうな言動が魅力的。
たまにふっと弱気になったり、主人公に優しく語りかけたりしてくれるとたまらないですね。
この子が主人公の相棒で良かったなと思います。

【メインキャラの参加のタイミングが絶妙】
そろそろこういうところ気を付けた方がいいんじゃないの?と思ってるとちゃんとそれに対応したキャラがフォロー役で入ってくるのはすごい。
参入過程も全部違いますしね。本当にうまいなあとうならされます。
それにより怪盗団がどんどん洗練された集団になっていくのが良かった。

【コープアビリティ】
コープレベルをあげると各人のアルカナに対応したペルソナが作成時に強化されるだけでなく、日常生活やダンジョン攻略が快適になるような効果がどんどん増えていくのがとても楽しかった。

【日常生活の全てがステータスアップに繋がる】
出かけて誰かに会ったり、アルバイトしたりするだけでなく、家でのんびりDVD見たりゲームをしてりして暇を潰したとしても何かしらのステータスアップに繋がる。
行動の全てが無駄にならないのは本当にすごい。

【多彩なダンジョン】
ペルソナ1や2にあった構造の決まったダンジョンだけでなく3や4にあった自動生成ダンジョンもあってびっくり。
パレスはそれぞれ全部仕掛けが違うし、景観も全然違うのでとても楽しい。
次はどんな場所なんだろうとわくわくします。
メメントスは薄暗いダンジョンを延々潜るので飽きさせないためか、仲間たちののんきな会話が流れるのが楽しいです。
しかも一度流れるとしばらくは同じことを言いませんよね。一体何パターンあるんだろうと驚きました。

【美しいグラフィックとおしゃれで凝ったUI】
キャラクターの造形に関しては、副島さんのイラストがそのまま立体化したという感じでさすが最新据え置き機の表現は違うわ……と感動。
また、赤と黒を基調にした、コミック調の太い線で表現されたUIが実におしゃれでカッコイイです。
演出もとても凝っています。
例えば装備確認する画面、ステータス確認する画面、ペルソナを確認する画面、と切り替えると主人公のカッコイイシルエットが動きつきで全部違うポーズを見せてくれる、とか。
あとはバトル終了後のリザルト画面、一斉攻撃後に表示されるキャラのイラスト、会話中にはさまれる目のアップのイラスト、SNSの各キャラのアイコン、などなど。
とにかくすみずみに至るまでかっこよく演出しようというこだわりや意志が感じられます。

【音楽の素晴らしさ】
音楽は相変わらずさすがというところ。
怪盗というテーマがあることと、舞台が東京だからか、3や4と違ってちょっと大人っぽいおしゃれな感じの曲が多い。
通常戦闘をはじめ、バトル曲はどれもかっこよくて秀逸ですね。
一番好きなのは予告状後のパレスにのりこむときの曲。初めて聴いたときはなんだこれ滅茶苦茶テンションあがる!と嬉しくなりました。後半になるとボーカルが入るのも心憎い演出。
あとはミリタリーショップの曲も好きですね。あのイントロ聴くために通ってたのも正直あります(笑)。

BAD/REQUEST

【アニメの必要性が薄い】
ちょいちょい挟まってくるんですが、これそんなに必要なのかなあ?と。
オープニングはまだしも、本編で別にこのシーンはアニメにしなくてもいいんじゃないかというところがちらほら。
昔と違って3Dキャラの造形が格段に綺麗に、動きもリアルになってるんだから全部これにやらせればいいのに。
アニメだとどうしても作画の歪みが気になってしまうし、字幕もないから集中して聞いてないといけなくなるし、プレイのテンポが崩されてちょっとテンション下がるんですよね。

【学校での周りの評価が変わらない】
人間ステータスをあげて魅力をマックスにしたり、定期テストでどんなにいい点をとっても、学校での周囲の評価は劇的には変わらない。
授業で正解したりするとその場ではすごい、とかノート見せてもらおうかな、なんて声も出るんですが……。
特に図書室はずーっとひそひそ陰口いわれっぱなし。
何だか釈然としませんでした。

【アイテムのソートがない】
アイテムの数がすさまじいのに、ソートができないので選ぶのが大変だった。
季節限定品だの、自動販売機の飲み物だの、見かけるたびに律儀に買っていくととんでもないことになります。
また、今作はステータス異常の種類が多いのですが、回復できるアイテムも種類がたくさんあってもうどれがどれやら……。
使ってもHPが10だの20だのしか回復しない(しかも副作用あり)アイテムがリストの上位に固まって表示されていたり、副作用なく安全に回復できるアイテムが下位に表示されていたりして、結構不便でした。

【装備品は所持品として表示されない】
誰かが装備しているアクセサリーなどは、店に行くと所持している個数としてカウントされない=表示されない。
そのため無駄に複数購入してしまうことがありました。

【カジャ系魔法の弱体化】
個人的にかなり衝撃だったんですが、カジャ系までマハがつかないと全体にかけられない。
かさねがけしても効果持続時間がのびるだけで、威力が変わらないので、ずいぶん使い勝手悪くなったなあと。

【カバーアクションの操作性の悪さ】
固定ダンジョンでは物陰に隠れて敵をやり過ごしたり不意うちすることが出来るのですが、操作に慣れるまで結構大変。
主人公の顔の向いている方向と敵の進行方向によっては、明らかに敵が見えているのに不意うちできないし、仕方ないので向きを変えようとするといつのまにか解除されて敵に見つかってしまったり。
一度敵に見つかるともう物陰に隠れることもできなくなるのが嫌でした。

【セーブの機会のバランスが悪い】
後半のダンジョン、もうちょっとセーブできる場所を増やしてほしかった。
あと、ストーリーモードでひたすらテキスト読むのとキャラのしゃべりだけでかなり長い時間セーブできないことがあって困りましたね。
こまめにセーブできないのは社会人には辛いです。

【衣装を鑑賞できるモードがない】
せっかくダウンロードコンテンツでゲットした素敵な衣装を着ても詳細がわからない。
3DSで出た真4Fだって小さい画面ながらちゃんとぐるぐる回して拡大縮小できる鑑賞モードがあったのに、実にもったいない。

【ダウンロードコンテンツの衣装と音楽への不満色々】
音楽と衣装は好きな組み合わせにできればなおよかった。
ペルソナ1の曲、嫌な予感したけどやっぱりPSPリメイク版のバトル曲だったか……。
リメイク版の曲変更は完全に改悪だと思っているので、そこは異聞録にしてほしかったですね。
ペルソナ2のセブンスの制服、ネクタイとリボンの色が各キャラの学年に合っていないことにガッカリ。
男子はネクタイ、女子はリボンの色が学年で違ったはずなんですよ。
最近のペルソナは制服のデザインではパッと見てどの学年か見分けがつかなくてちょっと不満なんですよね。
ペルソナ4の曲、聴いたことのない曲でテンション急降下でした。そこはオーソドックスにPS2版の曲を使ってほしかった。

【回収されてないあの謎、この謎】
後半のパレス攻略時のモルガナのある変化はなぜ起こったのか?
これ、結局説明なかったですね。回収しわすれた?
そして結局「審判」コープをあげた本当のメリットは何だったのでしょう?
2周目をやるとわかるのでしょうか……?

COMMENT

女神異聞録ペルソナからのペルソナファンです。

久々に気合いをいれて据え置きゲームをクリアしました。
本当にやって良かった、楽しかった!
こういう感想が抱けるゲームは久しぶりです。
真4Fもなかなかいい感じでしたし、アトラスはやっぱり底力があるよなあとしみじみ思います。

ただ、カレンダーがあって人々と交流を深めてペルソナを強化……という流れは3も4もそうでしたし、正統進化といえば聞こえはいいけれども、そろそろこのシリーズも、2から3の変化と同じくらい思い切った転換があっていいのかなという気もします。

ペルソナ5って面白いの?とたまに人から聞かれますが、間違いなく面白い。
でも、気軽におすすめはできないですね。
何せ圧倒的なボリュームのおかげでプレイ時間がとにかく長くなる!!
この長さのおかげで2周目に挑むのをためらうくらい。
最近面白いRPGに飢えていて、時間的精神的に余裕のある方であればぜひともやっていただきたい一本です。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
うみさちさん  [2017-02-26 掲載]

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8人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 2pt 4pt 4pt 3pt 4pt 3pt
総合点
68pt

GOOD!

ストーリーについては、ネタバレになるので詳しくは書けませんが
王道ジュブナイルでいい話だったと思います。
ただし、「ジュブナイルとして」よくできていたというレベルなので
深みとか考えさせられるとかそういうのはあまりありませんけれども。
良くも悪くも正義の相対性とかそういう部分の悩みが見えないお話です。
終盤とある場面の大逆転劇は、ご都合主義全開ではあったけれども
「やってくれおった!」というカタルシスは十分でした。

キャラクターは実に魅力的です。
一人一人の描き込みも非常にしっかりしていて
どのキャラもお気に入りになります。
プレイヤーキャラだけでなく、周辺人物とのコープも
非常にいい話がいっぱい。
また、一人一人のペルソナが固定なので
属性管理が大事なバランスとも相まって、
出番のない仲間というのがいません。みんな使える。

音楽も雰囲気によく合っている。
特に予告状後のBGM、最高です。

UI回りはさすが国産RPGということで
一部不満点もありますがよくできています。
プレイしていてストレスを感じる場面はあまりありません。

戦闘はコマンド式ですが、戦略が幅広く
結構考えさせられます。
最低難易度ですら決して単調ではありません。
(逆に最低難易度だと、ペルソナ集めをするために
シャドウを無駄に倒してしまわないよう
高難易度以上に頭を使う必要が出てくるのですが・・・)

BAD/REQUEST

BADの文字量は多いですが、簡潔な説明が難しくて字数がかさんでいるだけで
問題点が重大とか大量というわけでは必ずしもないのであしからず。

結局ペルソナという人の認知の世界の話ということで
ご都合主義の許容範囲が広いのもあって
あまり気にはなりませんでしたが、
あちらこちらで話が雑になっていたのはちょっと気にはなりました。
扱っているテーマは同時期のベルセリアと若干似た部分もあるのですが
あっちのほうが筋がばんと通っていて良かったかな。

この手の学園RPGでクリア時間75時間ってのはちょっと重すぎます。
ボリュームがあるということでもあるんですが、
原因の大半はパレスでのテンポの悪さにある。
あれが無闇矢鱈に長い上結構単調で
かつ道中の戦闘で毎回カバーアクションを要求されるため
非常にテンポが悪くなっているんです。
その上戦闘に入ってからも弱点把握やSP管理に交渉と
考えることも手数も多いため、とにかく時間がかかる。
もっともこのゲーム、
SP回復を縛る→パレス攻略に日数をかけさせるというメカニズムで
コープ上げとスケジュール回りの難易度管理をしているため、
パレスのテンポを良くしてしまうと
学園生活部分が超ヌルゲーになってしまうので難しいのですが。

UI回りで一つ気になったのがベルベットルームのペルソナ管理。
もう少しソートの種類を増やしたり、絞り込みをさせてほしかった。
終盤のペルソナ管理がすごく大変です。

グラフィックについては絵としては悪くないけれど
PS4のすごさがどうとかいうレベルではない。
同時期のベルセリアは
「ダウングレードすればPS3でもぎりぎり動くレベルにとどめたPS4作品」ですが
この作品は「普通にPS3で作ったソフトをPS4に移植した」というレベルです。

「このゲームは現実とは無関係」と最初に強調されているので
この部分は点数には反映させませんけれども、
こういうテーマを扱って、しかも作中で
「保護観察中に海外に行ってもよい」などという
テレビ番組の小ネタを入れるくらいなら、
現実の少年審判制度に対する最低限の理解くらいは前提にして
ゲームを作って下さい、とは言いたい。
別に専門書を読めとはいいませんが、
「少年審判」で検索して出てきたサイトを10分ほど眺めるくらいでも、
12月末から2月上旬にかけてのゲーム内イベントが
いかに噴飯物かというのはすぐにわかるはずなのですが。

COMMENT

すごく良くできていますし、キャラも魅力的なのですが
「PS2やPSPの時代にこういう学園RPGよくあったよね」と思ってしまうくらい
新味のないクラシックな学園ジュブナイルRPG、という印象です。
一見アバンギャルドな画面構成でびっくりしますが
中身はいい意味でも悪い意味でも保守的なゲームでした。

75時間だれることなくエンディングに到達したという意味で
熱中度は高めに付けましたが、
2016年のRPG最高峰とかPS4のRPG最高傑作とかいう声を聞くと
正直「?????」という気持ちになります。
ストーリーの底の浅さとパレスのプレイテンポ以外に大きな難点はなく
非常にまとまった出来ではありますが、
「この点がずば抜けてすごい!」といえる部分も見当たらない。
最近海外作品の影響か、RPGがアクションに寄り過ぎている傾向があり
みんなクラシックなRPGに飢えていたんでしょうかね。

ネット界隈で暴騰気味の評判を信じて過剰な期待を持って買うと
裏切られるかもしれませんが、
普通のRPGと考えてその程度の期待にとどめてプレイすれば
定価以上の価値があるゲームだとは思います。
そういう意味では安心してお勧めできるソフトではありますかね。

なお、SP管理が非常に厳しい関係で、難易度は相当に高いです。
目安としては、
SAFETY→メタル狩りをして進めるドラクエ、あるいはFFのイージーモード
EASY→メタル狩り禁止のドラクエ、あるいはFFのノーマルモード
という感じです。
Normalから上はシリーズ皆勤の人が覚悟を持って選択する領域かと。

 
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
らるさん  [2017-03-06 掲載]

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Amazonレビュー

レビュー者: アラフォーのトリックスター
レビュー日: 2017-01-21
私事ですが今年41歳になります。
ファミコンが発売されたのが小学2年生。
マリオやドラクエで遊び、その後PCエンジンの華やかなゲーム画面やメガドライブの地味なゲーム画面(笑セガ派ですからね!)、スーパーファミコンの回転、拡大機能やプレステ、セガサターンのポリゴン全盛時代と
ゲームハードの成長と共に自分も成長してきた。
そんな世代のおやじであります。

しかしながら、あれほど熱狂していたゲームも大人になるにつれてだんだんやらなくなりました。
社会人になり単純に遊ぶ時間がとれないこと、家族との時間を優先するようになったこと、その原因はいろいろありますが、一番大きな原因が『ゲームをおもしろいと思わなくなった』という自分の気持ちが大きいかと思います。

これは歳のせいなのかなぁとちょっと寂しい気持ちになっていましたが、よく考えるとそれだけでない気がします。

最近僕が買ったゲームといえば、メタルギア5とアイドルマスターPSの2本で、
メタルギアは未完成品かと疑うばかりの商品をメーカーの都合で押し付けられ、
アイドルマスターPSに至ってはバンナムお得意のDLC商法と課金ガチャ。
これらゲームの共通点はユーザーのことは放っておいて、「金」「金」の拝金主義が前面に来て、肝心のゲーム自体のおもしろさは二の次なことでしょうか。

口ではユーザーファーストというくせに、その実はゲーム会社と制作者ファーストだったような気がします。
多大な広告費をかけた過大広告と、ニコニコやツイッターによる制作ディレクターの吹聴で、バカなユーザーをだまして金を巻き上げようという心持ちが見えて、やり場のない怒りを抱えていました。

そんなだまし討ちのような誠意のない商売をしていたら、ゲーム業界だけでなくどんな業界でも愛想がつきますよね。
本当、最近そういうことばかりが続き、ますますゲームをおもしろく感じなくなってしまっていました。

そんなゲームに愛想が尽きかけてた中、たまたまレビュー高評価だったペルソナ5を手にとってみました。
アトラスさんのゲームはスーパーファミコンの『真・女神転生』以来であの鬼畜な難易度がトラウマになったこともありそれ以来はご無沙汰でした(笑)

遊んでみての率直な感想は「よくここまで丁寧に作り込んだなぁ」と思うほど、製作者の方の強い意思と、
ゲームをつくるということへのプライド、そしてユーザーを真に満足させたいといった気概と誠意がこのゲームのプレイを通じて感じました。
おかげさまで、すっかり頭の中はペルソナ一色、ゲームがやりたくて早く家に帰るなんて小学生以来でしょうか。
「あ、まだゲームを楽しいと思える感性が残ってたんだな」と気づかせてくれただけでも、ペルソナ5をやった価値がありました。

聞けばペルソナ5は発売するまでは延期の連続だったようで、
きっと社内での意思疎通や難しい問題がたくさんあったのだろうとお察します。
しかし、あくまでユーザーファーストを貫き、責任をもって制作されたアトラスさんには
久しぶりにゲーム業界の「良心」を見たような気がします。

きっと自分はこれからもアトラスさんが作ったゲームならば、例え新規ナンバリングタイトルでも
「アトラスが作ったんだから大丈夫だろう」と思って新品で買うでしょう。
そこには「誠意」を持ってゲームをつくってるアトラスさんとユーザーである僕との間に「信頼」があるからです。

家庭用ゲームが普及して35年になろうとした今、ペルソナ5は今いちどゲーム会社とユーザーの関係を考えさせてくれました。
ありがとうございます。

よし!ペルソナ6が出るまでゲーム業界に悲観することなく気長に待つかな!
頑張れアトラス!!

【PS4】ペルソナ5
レビュー投稿フォーム

レビューを投稿する前に

レビューをご投稿して頂ける皆様には心より感謝しております。
あらかじめ下記注意事項のご確認をよろしくお願いいたします。

  • 投稿時、IPアドレス等も取得されます。
  • ゲーム関連会社・proxyサーバー・公共施設(ネットカフェ等)からの投稿が確認された場合、投稿内容に関係なく削除対象となります(多重や不正投稿の緩和のため)。ご自宅のパソコンからよろしくお願いします。
  • ルールにより、最低5時間以上プレイしてから投稿するようよろしくお願いします。(5時間未満が確認された場合、削除対象となります)
  • 改訂稿はこちらからよろしくお願いします。
  • 自分の名前(HN)が固定されていない方へ

「通りすがり」「匿名」「名無し」など……禁止です。

任意。非掲載時の連絡の際に使用されます。予期せぬ不備や事実誤認、誤って規約に抵触してしまい、それらによる削除依頼もありますので、アドレス記載を強く推奨します。(連絡するだけなのでフリーメールも可です)


ご自身のブログ等が無い方、レビュアー登録していない方は空欄。

PR URL>URLをご自由にご記入いただくことで、ブログ、おすすめのサイトやアフィリエイトなど、公序良俗に反しない範囲でリンクを設置することができます。
レビュアーID>レビュアー登録によりレビュアーIDが発行され、レビュアーの嗜好などを紹介したページへリンクされます。仮登録された方で本登録が完了 していない方は「仮登録中」とご記入ください。レビュアーID登録者はパスワードを記入しないようご注意ください。
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注意事項
  • 「GOOD!」「BAD/Request」の欄は、何がどう良かったのか(悪かったのか)最低何かひとつでも”ゲーム中身”とその 理由を具体的に記載して下さい。例えば「グラフィックが良い」”のみ”の記載は、他にゲーム内容が書かれていなければ50文字以上でも「ゲーム内容記載漏 れに抵触」と削除依頼されます。この場合「どうグラフィックが良いのか」「どの部分でグラフィックスが良いと思ったのか」”中身”を記載して下さい。
  • 批判ではなく誹謗・中傷。他レビュアーに対する批判。ネタバレ等はしないようよろしくお願いします。(該当部分を削除する事もあります)

  入力文字数:0

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総評として該当ソフトの感想・自分の嗜好・プレイ環境や購入動機等


  入力文字数:0
点数に関する注意事項

ソフトに対する満足度に関わらず、項目に沿った判断で採点して下さい。 総合点計算機計算機
「廉価版や中古により、定価より安く買えた」「高く売れたから」などの理由で”加点”するのは禁止となっています


独自性。過去にない斬新なアイデア

綺麗な画像、ムービー、キャラクターなど

BGM、音楽、効果音など

飽きがなくどれだけ長く遊べるか

一通りプレイして面白かったか。総合的な評価

ゲームバランス、操作性や分かりやすさなど

プレイ時間:通算プレイ時間です。クリア時間ではありません
「クリア済」:原則「エンディングまでたどりついた」が基準です

「ペルソナ5」の”特徴”や、”良い”と思ったものにチェックして下さい。

■ 投稿すると、掲載基準の規約(削除ガイドライン)や注意事項に同意したとしています。