【PS4】inFAMOUS Second Son レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-05-22 |
価格 | 7452円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング / Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション・アドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |

- 総合ポイント
- 75
- (難易度)
- 2.13
- レビュー数
- 8
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt |
42pt
GOOD!
グラフィックは綺麗です。さすがPS4だな、と思えるレベル。
あと、だれでもクリアできる難易度…とはさすがに言えませんが、とりあえず粘ればクリアできるぐらいだと思います。(死亡リスタートもそこまで遅くないですし)
BAD/REQUEST
相変わらず進化しない敵AI。自分の記憶内ですが初作から一切プログラム変えてないんじゃないの?と思うぐらいの、例えEASYでもほぼ95%確実に狙撃される全雑魚デューク東郷&冴羽獠状態。
酷い時はスナイパーに狙われ物陰に隠れても一点のブレもなく主人公を狙ってる状態。で、主人公が物陰内で動いてもピッタリブレずに狙われ続けた時に「駄目だこりゃ(笑)」と失笑。(あくまでそういう場合もあった、であって必ずこうなるわけじゃないです)
加えて、敵はどれだけ移動しながらでもこれまたほぼブレることなく主人公にほぼ完全オートエイム状態なのに、一方主人公は微塵も射撃補正が掛からないので機械のように正確に狙いながら移動ができないと終始ストレスMAX状態。
極めつけは主人公は高速回復能力に加えてあらゆる能力を身につけていける…のだがこの高速能力もお決まりの「一定時間ダメージ受けなければ即回復」という最近ありがちのベッタベタな設定なので、超狙撃能力の雑魚から攻撃を受け続け結構簡単に死亡する主人公。
さらにどれだけ能力を身につけてもその一回り二回りも上の力をつけた雑魚が出るので主人公のパワーアップ感は微塵も感じられず…
これがHARDだったらそれも高難易度が好きな人にはいいのかな?と思う。
NORMALでも「じゃあ難易度落とせば自分に合うかな?」と思う。
しかしEASYでこれをやられたらもうこのゲームのどこに面白さを感じればいいんだろう…と。(アクションアドベンチャーなのでアクションが面白く無いと魅力半減だと思う)
シナリオ…は可もなく不可もなく、と書けば良いように言ったものでここまで手垢がこびりついたような王道中の王道を今更やるの!?と逆に驚くぐらい。(あくまで自分は善シナリオでのみクリアしました)
作り手の「勧善懲悪のシナリオって時代遅れだよね!絶対敵役にも敵役なりの言い分があるはずなんだ!僕達はそこを描いてみたよ!」
と言わんばかりのこの王道シナリオに感情移入する余地は一切なく、前述のアクションが肌に合わない、じゃあシナリオは…!?ってこれも肌に合わない…となるとやっぱりこのゲームのどこに面白さを感じればいいんだろう…?
COMMENT
初作のビルも手軽に登れる移動法に面白さを感じるも敵AIの杜撰さにゲンナリしながらもクリア…
でも、この移動法もセインツロウ4をやってしまえば全箱庭ゲーの移動のタルさにウンザリ。なのでBADに書いたとおりこのゲームのどこに面白さを感じればいいんだ…と思いながらダラダラと進めていたら解りやすくラスボスにたどり着き、王道の「私の正義の名のもとに行動していたんだ!」感にまたか(笑)と思いながら善シナリオのみ100%クリア。
決して「遊ぶ価値の無い糞ゲー!」とまで酷評するような酷いゲームじゃない。
けど「PS4ってこんなゲームが遊べるんだ!」と想わせる要素は残念ながらこのゲームにはない。(実際グラフィックの綺麗さ・エフェクトの派手さ以外はPS3の他のアクションゲームと大差なし)
遊ぶゲームがないのでワゴンなりセール品として安価で買えればまぁいいかな?定価だったら金返せ感が強いです。
あくまで自分がセインツロウ4の車や乗り物が完全空気レベルの通常移動能力を体験してしまった(しかもこの移動力が自分の好みにバッチリはまってしまった)ので、このゲームの移動力に魅力は感じられなかったですが、セインツはやりすぎてつまらん…とか、他にこの手のゲームをやってない人にはある程度飛びまわれるので楽しいかと。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
69pt
GOOD!
グラフィックスは今やっても十分なクオリティ。かなり綺麗なシアトルの街並み、人々、攻撃のエフェクトと、高水準な作り込み。
とくに水溜りのリアルさには恐れ入った。
前インファマス2作は電撃のみだったが今回はスモークとラジオとネオンという3種になり使い分ける楽し差がある。
街を縦横無尽に飛び回り駆け回る爽快感。
崩れる建物などの崩壊シーンは物理演算を導入。
ちょこちょこ挟まれるミッションがいい息抜きになる。
不良娘のヒロインが結構好み。のちにファーストライトの主役に抜擢される。
善と悪コースで2周楽しめる。
BAD/REQUEST
ムービースキップ不可。裏でロードしてるかららしいが、スキップできないのは2周目が辛い。
主役がどうにも好きになれないなー。そこらにいるただのチンピラにか見えん。やがりインファマスはコールがいい。
どうでもいい事に、いちいちパッド?コントローラの真ん中のパネルを使わせんな。
敵の的確な集中砲火も相変わらず。全力で走ってても確実に被弾する。
COMMENT
PS4の初のビッグタイトルということで、当時は相当期待されてた一作。海外では予約数がものすごかったらしい。
シリーズは1・2やってきたインファマスファンで、こいつも相当期待してたんだけど、まあ普通に楽しめたかなって感じでした。ちょっと主役が嫌いなんで評価が落ちた。
今やってもいけてるし、アクション自体そんな難しくないので、アクション苦手な人も入門として如何か。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
74pt
GOOD!
inFamousシリーズは1を少しプレー、
ほぼ初めてです。
・操作が簡単な点
基本的にボタン1つで1つの技が繰り出せるワンタッチシステムです。
いくつか組み合わせるものもありますが、アクションゲームに
慣れていない方でも簡単操作でプレーできます。。
・それぞれの特殊能力に短所、長所がある点
それぞれの特殊能力に用意されたアクションの1つ1つに、
移動範囲、攻撃範囲の違いがあります。
そのため、長距離移動なら~、短距離移動なら~、
固い敵なら~、群れる雑魚は~と、
どれを選択するかはプレーヤー次第ですが、直感的に
自由度の高いアクションを繰り出すことができます。
また、いろいろあっても特定の能力しか使わないアクションゲームに
よくある落とし穴もないので、飽きること無くプレーできると思います。
(マップ上に散らばっている補給ポイントで能力を変えるので、
その点は快適操作とはいきません。また、能力を変えたり、
・・もろもろの理由で敵前逃亡が必須になりますので、
決してストレス発散ができるアクションゲームではありません)
・主人公が新鮮な点
悪いこともするけど憎めない良い奴と、典型的なワルガキのキャラです。
それが見ていて時に可愛く、時にイラッとして、なんとも新鮮です。
また、常に使命感からというより楽しいから行動している感じで、
状況から考えたら暗く落ちていきそうなストーリーを、
無意識にしても立派に支えていると思います。
それがストーリーのトーンを中途半端なものにしている感じがありますが、
彼の目でゲームの世界をみてみたいと思える魅力的なキャラクターです。
(パッケージはいかつい顔ですが、実際は完璧すぎないカッコよさと可愛さをもつ、
かなりのイケメンです)
BAD/REQUEST
・主人公があまり強くない点
すごい特殊能力を持っているものの、敵がやたら多く、一部がタフ。
一発で無力化できるヘッドショットが「悪」であるとされているため、
善人であり続けようとすると使えないと、厳しい状況を生き抜かなければなりません。
(善人プレーの場合、敵を確保するのが常になるで大変ですが、悪人プレーの場合
蜂の巣にすればいいので、こういった煩わしさは薄れます。)
また、連続ヒット攻撃で瞬殺してくる者や、一発で瀕死状態にしてくるスナイパーがいるので、
攻撃、体力回復のための「逃げ、隠れる」が操作の中心になり、防御が重要な点に、
人によっては嫌気がさすと思います。
ただ!・・私は走り回りながら攻撃するのも、(立ち止まって攻撃すると
四方八方から蜂の巣にされます。)隠れて逃げて、奇襲をかけるのも、
スリルがあって楽しいと感じたので、ゲームの面白さを決める重要な点ではありますが、
残念ながらGOODかBADかはその人次第だと思います。私はGOODですが、ストレスもたまり
そうなのでBADとしました。
・ストーリーが微妙な点
主人公が終始軽い感じで、もっと悩んだり迷ったりしてくれたら、
もっと身につまされる面白いものになっただろうと思いました。
また、主人公の行動が行き当たりばったりすぎて、メインストーリーも
起きたことに対処するのがほとんどです。
そのせいか、楽しんでいる暇もなく、あとから繋ぎあわせて理解する
感情移入しにくいものでした。
・麻薬のディーラー倒しが重要すぎる点
敵を確保したり殺したりすると、ゲージが貯まり、周辺攻撃を繰り出せるのですが、
これがかなり強力で、重要です。しかしながらメインクエスト中でないとき、
敵はさほど町中にいません。そのため、ゲージをためるために、そこら辺にいる
麻薬のディーラーを探しまわるはめになります。
ディーラーのお陰で非常に助かるのですが、あまり関係のないディーラー倒し
ばかりしていた印象が残り、少し残念でした。
COMMENT
主人公があまり強くない。正面突破がし難いアクションゲームなので、
超絶的な特殊能力を楽しみにしている人や、ストレス発散をしたいひとには向きません。
ホントのところ、ストレス発散どころか敵の猛攻にキレそうに
なるので(メガネ小僧はない。ありえない。)
これすごくいいよ!とハイテンションでおすすめはできませんが、
全部ひっくるめて見ると、なかなか良いゲームです。
イライラと達成感、諦めと執念、サクサクと飽きと、
色んな思いを抱けたゲームでもあり、最近あまりない
良い意味で不親切なゲームでもあったので、
私には良作とよべるソフトでした。
ここまで読んで下さり、本当に、ありがとうございました!
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-17
今作も自由度やグラフィック、やりこみ要素等、高水準で恐れ入りました。
特に今作は様々な能力を見つけることができるため、ワクワクします。
また前作では憂鬱であった移動手段も改善されているため、プレイしていてストレスはあまりありません。
悪い点を挙げるとしたら、シリーズ通してですが、圧倒的な敵の強さ。まるでゴルゴ13ばりのスナイプ
とスタミナを持っているため、難易度が非常に高いです。
せっかく超人的な力を身に着けているのに、数人に囲まれて射撃を受けたらすぐに死んでしまいます。
「俺強いぜ!」的な無双要素は要りませんが、せめてヒーローらしい強さは欲しいですね。
あとはムービースキップができない点。飛ばしたくても飛ばせないのでイライラします。
以上です。全体的に面白くやり込むことができるので良作だと思います。
GOOD!
・グラフィックがキレイ
まずグラフィックがキレイです。雨に濡れたアスファルトの質感。そこに反射する光。夕焼けに立ち並ぶビル群と、風景はPS3では表現できなかったレベルにあるのではと思います。PCでの高画質に慣れた方には見慣れたものかもしれませんが、コンシューマー専門の方は驚くことと思います。ちなみに自分はPCでもゲームしますが上述の表現力には驚きました。
・オリジナリティ
前作、前々作をプレイしていないので超能力アクションのオープンワールドゲームというのはジャンルとしては楽しいと思いました。箱庭で表現された街を超能力を使って駆け回るのは中々気持ちよく、爽快感がありました。
・善人ルートと悪人ルートを選べる
選択や行動で善のカルマと悪のカルマが溜まっていき、街の人々のプレイヤーに対する反応にも変化が出てきて、自分は善人ルートに進んでいましたがみんなからヒーロー扱いされてて気持ちよかったです。
BAD/REQUEST
・戦闘
移動は快適でしたが戦闘はストレスが溜まりました。まず敵の射撃能力が異常です。動き回る主人公に的確に照準を合わせてきます。対してこちらも射撃能力はありますがエイムは手動なので、上述した異常射撃能力のため、こちらが照準を合わせようとすると動き回りながらはほぼ不可能。立ち止まれば蜂の巣のためほぼ役に立ちません。またカバーアクションもないため物陰に身を潜めるということも出来ずイライラします。超能力という超常の力をもっていながら全く超越感がありません。これならすぐれたスナイパーのほうが遥かに強いと思います。
・挙動が軽い
さくさく動くといえば聞こえはいいですが、重量というものがあまり感じられません。一つ一つの挙動がふわふわしているように感じられました。そのせいか全体的に操作しにくい印象を受けました。
・主人公がなんかちゃらい
お話的に、仲間を救うために敵に立ち向かってるはずなんですが、あたらしい超能力を手に入れたときや使用したときの台詞がどことなく浮かれているような印象を受けました。「こりゃたまんねーな」(にやり)みたいに旅立ちの冒頭にあった決意感というか使命感のようなものが感じられず感情移入できませんでした。
COMMENT
個人的に面白いアクションゲームは?簡単操作で、?派手なアクション、?敵の動きや能力に理不尽さがなく?それでいて歯ごたえがある(難しい、と理不尽・うっとうしいは違う)だと考えています。その点本作は個人的に?以外は満たしておらず、絵はキレイで移動は爽快だが戦闘ありきのアクションゲームとしては落第点だと感じました。
操作自体は難しくはありませんが、悪い点で挙げた敵の異常射撃能力のせいで相対的に操作難度が上がってしまっていて、上述の通り「難しい、歯ごたえがある」ではなく、「うっとうしい、イライラする、理不尽」になっているように感じました。
どうしても欲しい方以外は2000円以下になるまで買わないほうが無難でしょう。とくに面白いアクションゲームの考え方が私と似ている方いはお勧めしません。