オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 3pt | 3pt |
47pt
GOOD!
シリーズは零、碧、閃1から3までプレイ済。
〇BGM
ここは毎度安定しています。
〇ボリューム
難度ノーマルでクリアまで約80時間かかりました。「あーこれは引き伸ばしが目的だな」と感じられる部分も多かったですが。
〇シナリオの一部
燃える展開や泣ける場面がちらほらと。
〇ロボのデザイン
騎神はどれもカッコイイ。
〇難度(戦闘、ミニゲーム)
前作はとにかくブレイクさせてボコるで大抵何とかなった印象ですが、本作は難度ノーマルでも結構歯応えがあります。またミニゲームのカードゲームも、前作は完全に接待で何も考えなくても楽勝という難度でしたが、本作はデッキ構築もしっかり考えないと勝てないレベルに調整されています。落ち物パズルのミニゲームなんてパズルゲー苦手な人は中盤からもう勝てないだろうというくらい殺意満々で殺しに来ます。
それでもちゃんとクリアできるあたり、難度調整には気を遣ったんだろうなぁと感じました。
〇公式の絵師さん
エンディングだけで一体何枚描き下ろしたんだ……。凄まじい労力と時間が必要だったと思います。お疲れ様です。
BAD/REQUEST
〇遅い!
カメラワークもキャラクターの動作も。技術力不足が原因なんでしょうけど、殺陣をスローモーションで誤魔化すのもやめてほしい。
〇グラフィック
OPアニメは3から続いて作画が酷すぎる。また主人公が意味ありげに仮面なんか被ってますが、その仮面は最後まで一切出てきません。なんだったのこれ?
全体的にグラフィックはPS4の標準に達しているか怪しいです。スパイダーマンをプレイした直後だったので余計に酷く感じられました。
戦争の演出なども、幾分マシにはなりましたがそれでもまだ褒められない出来。敵本拠地に飛空艇で特攻! 敵が迎撃部隊を出してきたのでこっちもロボを飛空艇の甲板に出して対抗だ! って場面で、遠距離攻撃の手段を持ってるロボは銃を撃ったりしているのにそれ以外のロボはせっかく甲板に上がったのに完全に棒立ちのまま! っていうのがあって爆笑させてもらいました。いやいやダメでしょこれは。
〇シナリオ(特に終盤)
3までは謎や伏線をちりばめて盛り上げていくパートだったので先が気になって楽しめましたが、その解明や回収にあたる本作はとにかくガッカリな出来。こちらの期待や予想を上回るものは一つもありません。四作目まで引っ張った謎の真実は、ミステリー小説で言うなら「犯人は双子だった」レベル。それどころか説明されないまま終わるものもあります。あの光る石って結局何なの? ちゃんと理由があるとかインタビューで社長が言ってませんでしたか? またいきなり生まれ変わりという単語が出てきて、みんな何の疑いもなくそれを信じちゃうのもどうかと思いました。え、そんなのが当たり前にある世界観だったっけ……? はっきりと覚えてはいませんが、少なくとも閃1から3では一切出てきませんでしたが。ていうか大陸の外に出られないという設定なのに大気圏は突破できちゃうというのもなんか釈然としないです。
前作までで死んだキャラはなんかよくわからないけどみんな復活するので緊張感皆無、裏切ったキャラはよくわからない理由で仲間に戻る(特にシャロンというキャラは本当に意味不明)し、オマケに最後は奇跡が起きてなんやかんや。軌跡シリーズだけに奇跡のバーゲンセールや! というのは冗談として、これで満足しろってそりゃ無理な話でしょう。ここ数年のファルコムゲーは全部ラストをやっつけ気味なご都合主義で無理矢理ハッピーエンドにして片づけているので嫌な予感はしていましたが。クリア後の素直な感想は「なんだこのクッッッソ茶番は」でした。多分ここで感動してほしいんだろうなぁと感じつつ、ものすっごい真顔でスタッフロールを見てました。本作ではノーマルエンドとトゥルーエンドがありますが、ノーマルエンドのほうが遥かにマシでした。
〇日本語等
「雛鳥」「薫陶」などの台詞、背中向けたままバイバーイのポーズなどは、前作で散々言われただけあって本作では激減しています(ゼロではない)。代わりに本作で滅茶苦茶気になったのが、これも以前から頻出でしたが、「とっとと」。ライターさんは「早く」「急いで」「さっさと」等の他の言い回しを知らないんでしょうか(1で確か「疾く」というのは出ていたような気がします)。先に挙げた「薫陶」などは、3で実際には十数回程度しか使われていなかったようですが、本作のとっととはヤバいです。数えていませんが軽く200回以上は見たような気がします(先に挙げた「早く」等の使用回数はなんとゼロ)。また、「〇〇しろ」等の命令時にも必ず「〇〇するがいい」という言い方をするので、たまにもやもやしてしまうことも。敵艦が迫る中、艦長が部下に向かって命令を出す場面がありまして、ここで「主砲を展開しろ!」「主砲を展開せよ!」また「主砲展開!」でもいいですが、ここでも実際の台詞は「主砲を展開するがいい!」です。何か気になりませんか? 違和感を感じる(これも実際に本作で出てきます)とかが気になる人は要注意。「せいぜい」の使い方がおかしい場面も。
ていうか他のゲームもやっていて、作中の日本語がこんなに気になるのって本当に本シリーズくらいですよ? 擁護するのであれば、テキスト量がとにかく膨大なのでチェックするのは大変なんだろうということでしょうか。もちろんそんなの言い訳になりませんが。あ、ちなみに前作で大流行していた「手の平に拳を叩きつけて気合を入れるポーズ」は本作でも大流行中です。「〇〇しよう」と言いたいときに「〇〇するとしよう」という言い方にするのも依然大流行中。「とっとと〇〇するとしようぜ」。
〇ワンパターン
台詞だけでなく、ストーリー展開もやっぱりワンパターンです。ピンチの時には必ず助っ人が来て何とかしてくれるのは相変わらず。
場面切り替え時に「遠景」→「建物外観」→「建物内部」とカメラがゆーっくり切り替わるのもワンパターン。ここはいつも早送りですっ飛ばしてました。
個人的に一番酷いと感じたのはダンジョン。結構数はありますが、ギミックは「ボタンを押して道を繋げる(壁が開く等)」、「ダクト」の二つのみ。他に何か思いつかなかったんでしょうか……。ダクトに入るとキャラが文句を言いますが、言いたいのはこっちだよ!
〇キャラ多すぎ
完全に新規お断り仕様。それは別にいいんですが、キャラが多すぎるので装備を整えるのにも一苦労、入れ替え時にクオーツやアクセサリーをセットするのも面倒極まりないです。一応クオーツ一括セットはありますが、本当に適当にセットしてくれるだけという感じであまり使えません。たまにゲスト参戦で装備もアクセサリーも全部固定というキャラがいますが、正直7組以外は全部その仕様でよかったと思います。
またキャラが多すぎるためどうしても使わないキャラは出てきてしまいますが、本作ではとにかく複数チームで攻略、ボス戦というのが多く、使う気もなく適当に控えに置いておいただけのキャラが強制で唐突にボス戦に引っ張り出されるという事態もありました(もちろんその際、戦闘前にメニューを開いて装備をいじったりはできません)。このボス連戦も時間がかかるのでとにかく面倒でした。中盤のクライマックスでのボス連戦は本当に酷かった。まだあるのかよ!と思いながら戦闘してました。
COMMENT
本作からいきなり軌跡シリーズに入る人はいないでしょうが、もしいらっしゃるのであれば、せめて前作の3はプレイしておくとよろしいかと思います。
色々不満もありますが、戦闘は概ね満足です。前作に比べてロード時間はやや長めですが、会話内容が更新された場所などは一目でわかるなど親切な仕様だったのでその辺はストレスなくプレイできました。
とにかく閃が終わるまでは、という気持ちでいたので、これで私の軌跡シリーズは終了です。今のところ次回作以降はプレイする気ありません。
せっかくなのでと限定版を購入しましたが、デカくて邪魔なので処分しようかどうしようか考え中です。本作の出来が満足の行くものであれば、名前の通り永久保存版となっていたのでしょうけども。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
0pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt | 0pt | 2pt |
34pt
GOOD!
空の軌跡からプレイしているユーザーにとっては、空・零のメインキャラが勢揃いなので、シリーズファンとしては嬉しい作り。
長かった今シリーズも謎は残しつつある程度納得できる終わり方。
軌跡シリーズは空の軌跡はPCから始めているので、14,5年の付き合いになるが、ようやく自分の中ではシリーズに見切りをつけることが出来てよかった。
空の軌跡はそれこそコンシューマーのグラフィック進化がすさまじい中、2Dならではの愛嬌とアイデアと脚本でユーザーをひきつけていた傑作だった。
零では好感度を取り入れギャルゲー要素も加わり、新しい楽しさも見出せた。
しかし閃にはいってから、使いまわしの展開、次回へ続くエンドの連発と酷い有様。
相変わらず結社関連は一部明らかになっただけで次回へ続くエンドだったが、個人的に空・零・閃と続くこのシリーズが終わってくれたことに安堵できる所がGoodかと。
BAD/REQUEST
一部シーンで最適化が不十分なのかかくつきやティアリングの発生を確認。
誤字もひどく、校正やデバッグが不十分なまま発売したのが明らか。
グラフィックもキャラモデル・マップ・背景ともに閃3からの使いまわしはまだいいとしても、なぜユミルやバリアハード・ルーレなど閃1で出ていたマップが出てこないのか。
まぁfalcomに技術力を求めるのも見当違いなのでそこは目を瞑ろうかと。
フルボイスでないのも残念。おそらく容量か予算かの都合がつかなかったのだろうけど、シリーズ総決算ならそこにもこだわって欲しかった。
シナリオは相変わらずのご都合主義は閃1からの伝統なので、納得できる。
不死者でなぜCだけが奇跡の恩恵を受けたのか、変なところで遺伝子情報がとか技術的なことで納得させようとする安易な脚本も我慢できる。
過去作のキャラ勢揃いの弊害か、それぞれ出番を出すため強制パーティー編成→同じダンジョンを散策が非常につらかった。
イベントシーンが長く、開戦前ムービーはおそらく30分ほど見続けなければいけない辛さ(PS4はスタンバイがあるので、まだ良かった)
肝心のウロボロス関連も、さすがに盟主や結社の全貌くらい見えてくるものだと思っていたのに、相変わらず明らかにされず、次回作もいつまでも引っ張る気が見え見えなのに腹が立つ。
今後どうなるのか気にはなるが、私の中では軌跡シリーズは完結したので、次回作を買うことはないだろう。
おそらくSO3のようなこの世界はゲームだったんだ的展開になりそうだが、そこは今後も追っかけるユーザーやプレイ動画で補完しようと思う。
COMMENT
真エンドクリアまで75時間ほど。
割と料理や釣り、サブクエストを丁寧にこなしていたため、時間がかかったのかと。
もちろん1周では全部コンプは無理なので、2周目は時間を空けてやるつもり。
改めてになるが、閃にはいってからは惰性で買い続けていたこのシリーズ。
物語はまだ続くのだろうが、自分の中では区切りをつけることが出来た。
リアル等身のエルテル・ヨシュアが見れただけでも価値はあった。
ただ、前作の圧倒的不評も有り、軌跡シリーズをプレイするくらいなら、他により面白く、ユーザーを大切にしているゲームはあるので、そちらをプレイすることをオススメしたい。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
89pt
GOOD!
ストーリー
今回はしっかりとハッピーエンドを迎えてくれたことを、まずは高く評価します。
また、本作では空の軌跡、零の軌跡のキャラクターも多数登場し、懐かしさを感じさせてくれました。
特に優れていたところは、断章のある仲間が復帰するイベントと、第2部終盤の、主人公が集結し、力を合わせて困難に立ち向かうイベント。
そして、最終幕の、今まで出演したキャラクターがほぼ全て活躍する場面です。特にこの場面は熱中しました。
また、本作ではエンディングが2種類あるのですが、所謂グッドエンドと呼べる方は、「空」からプレイしている自分にとって最高のご褒美でした。
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと、満足感を味わえなかったのですが、本作は文句なしです。
音楽
いつも通り、以上の出来栄えで、早速サウンドトラックが待ち遠しい状況です。
現時点では曲名が不明なのですが、「相克」の際に流れるBGMと、最終決戦で流れるBGMは、特に強く焼き付いています。
エンディングテーマも秀逸で、バッドエンドだからこそ、というフレーズ、および曲に仕上がっています。
前作からの進化
前作では99個までしか持てなかったMマテリアルが100個以上獲得できるようになったり、
イベントを全て飛ばしてすぐに戦闘に入れたりと、随所でプレイヤーに対する思いやりを感じました。
プレイしてて煩わしいと思える部分は特にはありませんでした。
BAD/REQUEST
OPアニメ
Ⅲもそうでしたが、今までと比べると何かが違います。
もう少しゲームのグラフィックに寄せてくれないものでしょうか・・・。
連戦
強敵と、回復や装備変更の暇もなく戦わされるのは、結構きつかったです。
しかも、そういう時に限って、AP獲得条件があるという・・・。
もう少しこの辺りは、親切にしてくれてもよかったのではないでしょうか。
COMMENT
「閃の軌跡」の中では最も面白かったです。
その理由としてはやはり、ようやく大団円を迎えられた事と、軌跡シリーズのキャラが大勢顔を見せてくれたからだと思っています。
ストーリー自体も大きく動き、終わりも見えてきましたが、やはり気になる引きが見られました(あのお方も出ますよ!)
作はまた3年ほど後になりそうですが、待ち焦がれながらも、その間に出るであろう「イース」などの、ファルコムゲームを楽しんでいこうかと想います。
GOOD!
・シナリオや設定はいろいろ練られていて先が気になるワクワク感がある
・カッコいい曲が多いBGM
・今までのシリーズの主要メンバーが勢ぞろい
・良くも悪くもプレイアブルキャラクターが多い。誰を使うか選べる楽しみがある
BAD/REQUEST
・キャラ多すぎて装備整えるのが面倒
・敵幹部クラスの本気出してなかったアピールは今作も健在。もしくは都合よく気絶。
・ピンチになったら助っ人が表れるのも健在
・全キャラ共通の口癖(~だっての、~っていうか、~というか、さすがに~すぎだろ等)。東京ザナドゥでもそうだった。おそらくライターの癖なのだろうが多すぎて気になるレベル
・帝都編はこれで終わったが、また新たに広がる風呂敷。シリーズの終わりが見えない
COMMENT
プラチナコンプ済み
当然のことながら閃シリーズは全部やってることが前提で、なおかつ空・零・碧もやってないと本当の意味で楽しめないと思います。
そういう意味では敷居が高いですが、やってる人にとっては懐かしいキャラに会えるのでこのシリーズが好きな人にはお勧めです。
帝国編は終わりましたが、初登場?の結社の盟主がまた意味深なことを言ってたのでまだまだ軌跡は終わりそうにないですね。
空が出てから十数年、一体いつになったらエンディングが見られるのでしょうか