【PS4】ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~ レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2019-01-31 |
価格 | 8424円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:街づくり×RPG ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 77
- (難易度)
- 3.33
- レビュー数
- 6
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt |
68pt
GOOD!
■シュミレーションゲームとして
考えることが多くて大変ですが、シュミレーションとしてはそれでいいかなと思います。
いつもの大きくシステムを変えてきたので取っ付きにくかったけど、慣れてくると面白い。
■主人公ネルケ
可愛いし、まとめ役として最適な性格。今回はお祭りゲーで、歴代アトリエキャラクターが多く出てくるので無難な性格が逆に活きてますね。
■音楽
まぁアトリエシリーズはいつもいいですが、今回もボチボチ。
BAD/REQUEST
■ストーリーが薄味
ルルア除いたアーランド3作とか不思議シリーズとかやった後だと、肩透かし感ありますね。
特にリディー&スールは凄かったので。
お祭りゲーなんでこの程度でいいかという考えもありますが、もう少し設定も凝ったりとか、結末に至るまでのプロセスを増やして濃い物語にして欲しかった。
■音楽
全体的に良いけど、シリーズとしてみると、うーんって感じ。
雲雀東風などの過去曲のアレンジは嬉しいけど、結局原曲は越えられないんで、ネルケだけの神曲が欲しかった。
■キャラクターモデル
アトリエってキャラクターモデルのレベルが高いことで、昔から評価してたのに、本作はあんまり。
劣化してますね。まぁキャラクター数多いからなんだろうけど。もう少し頑張ろうか。
いうて、会話はほぼ立ち絵なんでキャラクターモデルなんてほとんど必要ないんですけどね。
じゃあ全部立ち絵にして、立ち絵のクオリティもあげてくださいよ。立ち絵はアトリエオンラインの方がクオリティ高い。
COMMENT
経営シュミレーションとしては素晴らしいと思います。
もちろんアトリエシリーズの20周年記念作品としても評価してます。
しかしネルケの主張をもっと増やした方が良いと思う。
DLCストーリーはやってないんで、あくまでこのレビューはDLC無しのレビューとしてみてください。
DLCストーリーは人気なので期待してます。これから買う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt |
70pt
GOOD!
キャラクターが多い
把握するのが難しいとも言えるかも。しかし基本的にはいい事じゃ無いですか。お祭りげーみたいだし。
音楽
結構良いです。オープニングテーマと通常戦闘曲が気に入りました。
主人公のネルケ様
当たり障りない性格ですが、人の上に立つ立場だけあり品があります。気に入りました。
経営パート
大変ですが、クリアした時の達成感はもう凄いですよ。
一つボロが出るとあっちこっちでボロが出るので、本当に頭を使いました。
ロード時間が速い。
BAD/REQUEST
難しすぎる
こんなに難しいゲームは無いと思うほど難しい。自分は基本的にはアクションゲームしかやりませんが、こんな厳しいスケジュール管理で知能極振りのゲームだと思ってなかったんでかなりキツかった。経営パート、これは、苦手な人多そうです。
グラフィック
あんまり良くないかな。モデルがイラストと違う気がする。
ややチープ。前作のリディー&スールのアトリエのスクリーンショットをAmazonで見ましたが、めちゃくちゃ綺麗だったので劣化してるように思えます。
COMMENT
面白かっです。普段やらないジャンルなので苦戦しましたが、その分だけ思い出はあります。やり込み等はしませんが、クリアだけでも4周必要でした。国家予算5000円になった時とかは絶望しましたけどね。
難しいゲームをしたい人にオススメ。手応えは抜群です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt |
84pt
GOOD!
▪キャラクター
人気キャラクターの集合作品と言うこともあり、満足です。
ただ前提知識が必要なクロスオーバーものなので、いわずもがなかなりファン向けですかね。
新キャラクターのネルケやロータス達も魅力的なので、そちらが気になった方には普通におすすめ。
▪高い難易度
良い点としてあげます。正直、めちゃくちゃ難しくて頭が破裂しそうだった。問題発生と解決のイタチごっこですが、かなりの数の問題をマルチタスクで見通しを建ててこなせないといけないので、かなりハードル高い。
経営シュミレーションとしては一流としか言いようがない完成度のバランスとシステム。良いと思います。
▪音楽
良いんじゃないでしょうか。私はどちらかというとゲーム内の曲より、オープニングテーマの方が好きです。
新曲は、正直あんまり印象に残らないかなと。しかし過去の曲のアレンジは素敵です。元が良い曲ですからね。
雲煙飛動や雲雀東風にyellow zoneなどのアレンジはファンなら必聴。
▪UIが快適
かなり洗練されています。気になるところは細かく教えてくれますし、マルチタスクで行う問題解決の鍵を握るキャラクターや素材の中から探し物を見つけるのはこのシステムじゃなきゃキツかっただろうな、と思います。ロードも早く動作関連は文句ない。
▪ストーリー
本編は若干設定に粗があるように感じるが、まとまりは綺麗なので気持ちよくおわれる。それにクロスオーバーものにして拘られている方だと思います。お祭りゲーにちゃんとしたストーリーが着いてる方が珍しいので。
DLCは純愛ものをぶっ込んできたので、最初は慣れませんでしたが、いかんせん描写が丁寧なのと気合を入れて作られてるもんだから魅入ってしまいました。
1年前に発売されたライザよりずっと好きですよ。真っ直ぐで捻りがなくても、伝えることを全て伝えたストーリーが評価できないわけがない。
BAD/REQUEST
▪キャラクターのモデル
アトリエといえばキャラクターの3Dモデルのクオリティが高いことで有名ですが、本作品は登場キャラクター数の多さの関係かかなり控えめかなと。
文句を言うほどでは無いですが、原作が圧倒的なハイクオリティモデルだった不思議シリーズなどと比べるとどうしても。
▪新曲の数
まぁ過去作のアレンジ曲が多くて正解な気もします。クロスオーバーものだから。
しかし、前作がリディー&スールのアトリエという何もかもが完璧な作品でした。もちろん音楽も。
どうしても比較してしまいますね。もっと色々出来たことがあるんじゃないかなと。
一応言っておきますが、音楽についてだけの話ですからね。
▪DLCの衣装の値段
買ってないので文句を言うのはおかしいと自分でも思いますが、立ち絵での衣装にしては値段が強気かなって。
キャライベントとかストーリー終わったら言うほど立ち絵の登場は無いので。
COMMENT
良作って感じですかね。ガチガチの経営シュミレーションなので、pvで見た時はこれどうなるんだろと、形式の変化に若干不安がありましたが問題なかった。
発売延期もして、正直よくないことが起きるんじゃないかと思っていましたが、安心しました。面白かったです!
GOOD!
まず最初に断っておきますが、アトリエ好き、RPG好き、経営シミュレーションは苦手、という観点でレビューします。
◆20年分の主要キャラが集結
私はアーランドから入った口なので知らないキャラの方が多かったのですが、それでもどんどん増えていく懐かしい顔にワクワク。もし初期からずっとファンだった方だったら思い出の奥底をくすぐられるかと。知っているキャラだけでも思いがけない再会にニヤケてしまいます。
◆音楽
キャライベントのときはそれぞれのテーマがアレンジされて流れます。ハゲルさんはおなじみですがアトリエはいい曲が多いし当時の記憶がよみがえります。
BAD/REQUEST
◆ほぼオートの作業ゲー
まず、このゲームはRPGではなく町経営シミュレーションです。これまでのアトリエファンはRPGが好きな人が多いと思いますのでご注意を。
基本的にプレイヤーは指示をするだけでキャラがオートで作業を実施します。新しい素材を手に入れるために自分で外に出ることもできますが、直線の一本道を自動で歩くのを眺めるだけ。一度踏破したエリアはキャラに依頼してオート採取可能。戦闘もほぼオート。装備も無いので武具を作っても売るだけ。
人口を増やすことが目的ですがお金を稼いでいけばよく、平日パートでは作りやすく高いものを見繕って錬金術士に調合を依頼し、素材を取ってくるよう依頼し、完成品を販売するよう依頼し、ボタンを押したら10秒くらいで短期決算。錬金レベル上げも無いので儲かるレシピが増えるまではそのままボタンを押すだけです。新しいレシピが増えても調合と採取と販売を依頼してボタンを押す作業に戻ります。ゲームデザインがスマホ用のものをそのまま持ってきたかのよう。
クリア後恒例の声優さんの雑談で「2周目も楽しんで」みたいなことを言っている人が多いですが、ゲーム性が薄すぎてとてもじゃないけどやろうと思えません。
◆おバカAI
装備もないのでキャラ強化はほぼLvに依存しますが終盤は被ダメがかなり大きく、錬金術士は大抵回復スキルを持っているので、オート戦闘で回復→殴られるを延々と繰り返し、敵があと一撃で倒せる状況でも回復不能状態でもひたすら回復し続けます。
◆音楽
平日パートの音楽が酷く動きの少ない同じ旋律を繰り返しながら徐々に音が増えていき途中から大きく展開していくのですが、大量のキャラに指示をするのでそこまでたどりつきません。そのせいでずーっと退屈で同じような音楽が耳に残ります。
◆イベント
別作品のキャラ同士で色々イベントがあるのですがキャラを集めすぎたせいか、おいしい人参を作る話を延々とするとか、どうでもいいイベントが多いです。イベントの8割くらいはボイスなし。エンディングすらほぼボイス無し。もっとファンがニヤっとするようなイベントにして欲しかったです。
◆前提も破綻
当初は錬金術の失敗や怪しい装置で飛ばされてきたと言うことになっているのですが、中盤から錬金術師ではない人が普通に訪れます。シナリオライターもディレクターもどうしちゃったんでしょうか。
COMMENT
詳細を何も調べずに買ったので最初はいつものRPGだと思っていました。これまで経営シミュレーションはあまり惹かれず本作がほぼ初プレイだったのですが完全に作業で非常にガッカリしました。せめてキャラ同士のイベントがファン心をくすぐるものならよかったのですがキャラを集めすぎたせいで超薄っぺら。せっかくのアトリエ20周年だったんだからもっとキャラ、舞台、錬金術を活かしたゲームに出来なかったのかと悔やまれます。
正直、経営シミュレーションが好きじゃなければアトリエファンでも辞めておいた方がいいかもしれません。