【PS4】シャドウ・オブ・モルドール レビュー
発売元 | ワーナー エンターテイメント ジャパン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-12-25 |
価格 | 8208円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ダークファンタジーアクションRPG ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 64
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 6
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 2pt |
65pt
GOOD!
オリジナリティ三点
基本的な操作やアクションはアサシンクリードシリーズに良くにています。
逆に言えばアサシンクリードに近いと言われるぐらいに動けるのでGoodですね。
世界観はロードオブザリングの世界設定なので、指輪物語のファンで残酷描写のある
アクションゲームが出来るのなら、買いだと思います。
グラフィック五点
グラフィックに関してはさすがのps4と言えるでしょう。
ウィッチャー3にはかなわないと思いますが、十二分に綺麗です。
音楽三点
ちょっと印象に残ってはいないですね。
悪いものではなかったと思いますが。
BAD/REQUEST
熱中度二点
同じような見かけ、装備の敵と戦い続けるので若干飽きがきます。
効率重視のステ振だと弓でヘッドショットするお仕事に。
でもプレイスタイルによっては様々なスキルがあるのでそこ楽しめる人は良いかもしれません。
快適さ四点
私が下手なのかけっこうやられてしまうんですが、
すぐに復活して戦闘やチャレンジに復帰できるのはGoodですね。
COMMENT
総評として満足度四点
短い、狭いのはリリース時期から仕方ないと思います。
当方ステルスゲーム好きなので時間を遅くするアビリティと弓でサクサク敵を倒して行くのは楽しかったです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 2pt |
63pt
GOOD!
アクション操作が割と快適、暗殺やコンボの繫げ方も最初はとまどうかもしれませんが、
初期のアサシンクリードなんかよりずっと洗練されてるし、爽快感もある。弓矢やオークを操る能力もあるし、
後半になれば色々なスキルが解放できてやりたい放題できます。ステルスゲームはストレスたまるって人でも楽しめると思います。
BAD/REQUEST
ネメシスシステムが売りなんですが、使わなくてもゴリ押しで進める場面があったので、今ひとつな
システムでした。
洋ゲー特有のラスボスの存在演出が雑で、しかも○○○で倒すという、今までやってきたことを否定するような終わらせ方が残念。
防具の種類がなかったのが残念。
COMMENT
アサシンクリードオブザリングと言う感じですね。戦い方はアサシンクリードで、RPGというよりアクションステルスゲーム。
それにファンタジー要素が入った感じと言えば良いかな。
人を暗殺する代わりにオークを暗殺します。しかもかなりグロイ。
ボリュームはかなり少ないですが、今なら安く売ってるので、納得のいくボリュームだと思います。
ウィッチャーみたいなRPGを想像してる人にはNGです。
アサシンクリードと同じ会社が作ったと思ったんですが全然違う会社が作ったんですね〜ゲームデザインが似過ぎです。
続編が出るなら期待できる作品になると思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
・基本的にアサシンクリード
世界観が「指輪物語」のアサシンクリード。
という言葉ですべて説明がついてしまうんじゃないかというレベルで基本はアサクリ。
フリーランであちこちに登ってステルスで暗殺してオープンワールドに散らばったサブイベントをクリアして経験値とお金溜めて、と本当にもうアサクリ。なぜか知らないけどモーションまでまったく同じで、別の会社なのに大丈夫なのかと不安になるくらい。さすがにモーションはまんますぎるのでお金払ってモーション買ったんだと思うけど、もし無断だったら凄い。
しかし基本が名作シリーズを踏襲しているだけあって、無難に遊べる
・ファンタジーゆえの独自性
基本的にアサクリだが、ファンタジーなので主人公の能力が人間離れして高く、高速で移動したりすごい高さを飛び上がったり降りたりと、アサクリではできない無茶ができ、展開がスピーディー。
さらに後半になると敵を洗脳して味方につけたりもできるのも楽しい。
・オーク(ウルク)軍団の生態が楽しい
敵が小隊を作り、その小隊が軍団を作り、という組織だっていて、その組織体系にプレイヤーが自由に介入できるシステムが面白い。
プレイヤーが手助けして成り上がらせたり、洗脳して自分の軍団にしたりできたり、プレイヤーを倒した功績で雑魚がどんどん出世していったり、またプレイヤーと関係ないところでも仲間内で権力闘争して殺しあってたりと、常に流動的に敵の組織が変わっていくシステムが独特。
オークの指揮官に遭遇した時は毎回ちょっと凝った口上をいうなど、全体的にオーク愛を感じる
・PS4ならではの美麗グラフィック
グララフィックはPS4ならではの精彩さで、モルドールの地の陰鬱さを見事に表現している
・戦闘が楽しい
敵の一体一体はたいしたことないのだが、わらわらと湧いてくるので手強い。
基本的に敵はタフだし攻撃力も高いから油断するとすぐに死んでしまう。
そこで標的となる隊長の情報を調べて孤立させたり弱点付いたりと、敵が強いことによってプレイヤーが工夫する余地がある
それでいてレベルアップさせてスキルを揃えていくといろんな手段が取れて強引になんとかなったりと、戦略と腕前のバランスが良い
・ロード時間が短い
オープンワールドものとしてはロード時間が短く、全体的にレスポンスが軽快で快適
BAD/REQUEST
・全体的にこじんまりとしている
オープンワールドだが狭めのフィールドが2つあるだけ
メインストーリーも10時間程度で終わるし、サブイベントまでコンプリートしても20時間ちょっと
そのサブイベントもストーリーがほとんどなく、淡々と似たような作業を繰り返すものばかり
映像的にも代わり映えのしない荒野と砦ばかりで、敵もほぼ一種類のみ
極論するとオークと戯れること以外にやることがない
・ストーリーがいまいち
最初の部分は引き込まれるのだが、途中でやっていることがどうでもいいようなお使いが多く、短いのに密度が薄い
オープニングとエンディング以外ストーリー的にはいらないんじゃなかろうか?
妻子を殺され呪いで不死身になった男の復讐、という設定は良いだけに、お使いして狩りをしているうちに終わるストーリーはガッカリ
・オークの口上が鬱陶しい
面白いのは面白いんだけど、飛ばせないし毎回だし、軍団長と戦うときには軍団長、護衛の小隊長、なんとなくその編にいた小隊長、と次から次へと口上をあげてくるのでさすがに鬱陶しい
・吹き替えがない
字幕のみで吹き替えなし
字幕には問題がないが、アクションゲームは可能なかぎり吹き替えがほしいなあ
・ラスボスが○○○のみ
しかも短いので一瞬で終わる
ダイイングライトとかもそうだったけど、○○○が悪いとはいわないけどラスボスを○○○にするのは本当にやめようよ……トドメだけならいいけどラスボス戦が○○○のみって、なんのために育ててきたんだって気持ちになるよ……
COMMENT
プレイ時間的にもプレイ感覚的にも大作というより気の利いた小品という感じ。
オープンワールドゲームは大作ばかりで、面白い反面疲れてしまうところもあるのだが、今作はまんべんなくクオリティが高いものの小さくまとまっているので、サラッとプレイできるのが良い
反面、どっぷり遊ぶぞー、と思ってプレイすると肩透かしだと思う
個人的には日本で発売される洋ゲーは大作ばかりなので、これくらいの規模のゲームがもっと増えると良いなあ
あとオークに対する並々ならぬ愛情を感じるので、オーク好きには超おすすめ
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-02-21
やり込み含めても30時間ほどで終わりました。海外ではシーズンパスが出ているので、今後も拡張シナリオが予想されますが、またオークとひたすら戯れる必要があるかと考えると、スルーして売却してしまいました。
GOOD!
・ステルスゲームとアクションゲームの程よい融合。ステルス時は凝った構造の砦を舞台にステルスゲームを、発覚時は大勢の敵を相手にテンポのよいチャンバラアクションを楽しめます。フィニッシュムーブの種類が豊富で、見ごたえのある剣戟アクションになっています。
・バットマンシリーズの「フリーフローコンバット」に似た戦闘システムになっています。同システムほど操作が煩雑でなく、コンボが途切れにくいため、爽快感あるコンボアクションを長く続けることが可能です。
・敵を操り自分の味方にする「ブランド」。操作された敵は周囲の敵キャラに対し攻撃を仕掛けます。ブランドした敵の振る舞いは2種類あり、まず戦闘中ではブランドをコンボに組み込み即座に敵を味方に引き込み、戦闘に参加させることができます。逆にステルス時に操作された敵は一見敵のまま何事もなく振舞いますが、プレイヤーが合図を出すと一斉に裏切りこちらに加勢してくれます。正面から戦うと厳しい強敵でもたいてい取り巻きの如く多くの敵が従っているので、取り巻きをことごとくブランドする事でこちらに有利な展開を作ることができます。ごり押しかステルスプレイか、はたまたブランドによる同士討ちを狙うか、攻略法を取捨選択できる点が本作の大きな特徴といえます。
・敵キャラであるオーク一人ひとりに個性を持たせる「ネメシスシステム」。本作では敵に倒されてもゲームはそのまま持続していきますが、プレイヤーを倒したオークは何と「昇格」することがあります。敵集団の中でも階級やオーク同士の派閥争いがあり、プレイヤーを倒したり派閥争いに勝ったオークは最終的に「軍団長」となり、大きな砦と多くの手下を手に入れます。ここで面白いのが、オークの派閥争いにプレイヤーが介入できる点です。先述のブランドでオークを操り、上級オークに反旗を翻させる事で敵軍を内部から切り崩すことができるわけです。
・餌を使って獣をけしかける、蠅で敵を追い払うなど、周囲の環境を利用した攻略が可能。
・首がスパスパ飛ぶエグい戦闘ですが、敵が醜いオークなせいかあまりグロさを感じません。
・復讐がメインのわかりやすいストーリーで、指輪物語を理解していなくてもストーリーを十分楽しめます。
BAD/REQUEST
・最初から最後まで、オークと戦うことがメインで他の楽しみが見出せない。オープンワールド特有の収集物集めに大して意義を感じない、というかつまらない。殺風景で、目を見張るような景色もない。そもそもオープンワールドにする意味がいまいちわからない。
凝った構造の砦でブランドなどを利用してオークをおちょくっている時間はすごく楽しいです。しかし砦と砦の間に広がるまあまあ広い空間でできることがことごとく面白くない。砦の数もそう多くなく、砦ごとの攻略法を確立してしまうとそこで面白さが半減してしまう。
・大事なところでQTEをさせられる。今まで頑張って主人公を育ててきたのはなんだったのか。
・オークの個性といっても「弱点」と「主人公に対する反応」という記号的なものしかなく、そのバリエーションは決して多いとは言えません。敵軍内部に物語がなく、意図的に反乱をおこしても野蛮なオーク同士がただぶつかり合うだけ。
・本作のもっとも面白い要素であるブランドがゲーム中盤にならないと使えない。
COMMENT
よそのレビューサイトで「オープンワールドにしては狭い」という意見をいくつかみかけました。確かに物理的には狭いです。狭いのですが、感覚的にはむしろ広く感じてしまいました。ミッションの数はそこそこあるのに、そこにドラマを感じない。プチプチを潰すかような作業をえんえんと続ける、良くないオープンワールドの例を見せ付けられました。
指輪物語を良く知らない私は、指輪物語のイメージを壊すまいとしてあまり冒険できなかったのかな、と思ったりしたのですが・・・もうちょっと冒険してほしかったと思いました。シリアスなストーリーを維持しつつも、オーク共をブランドでおちょくりまくるある種のバカゲー要素をもっと入れて欲しかった。
フォローしておくと、決して悪いゲームではないです。処刑アクションは非常に凝っているし、砦で遊んでいる時はまさにオークを手玉に取っているという感じで楽しい。AIのキャラ同士が踊り狂う様を演出できるのが本作最大のGOOD!な点です。