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【PS3】大神 絶景版 レビュー

発売元 カプコンオフィシャルサイト
発売日 2012-11-01
価格 3990円(税込)
レーティング 【A】全年齢対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:ネイチャーアドベンチャー
■ プレイ人数:1人
■ PlayStation Move:対応

総合ポイント
81
(難易度)
1.08
レビュー数
13
スコアチャート 大神 絶景版レビューチャート

大神 絶景版 購入する
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90-100
【60点以上】
84.6%
【標準偏差】
15.7


258人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
5pt 4pt 5pt 4pt 5pt 3pt 1pt
総合点
86pt

GOOD!

純和風な世界観がとても印象良く自分は好感を持てました。
ストーリーは神様が全国を廻る世直し旅というどこかの時代劇の様ですが、
各々登場キャラがとても個性的で印象強く会話が苦になりません。

よくレビューで和風ゼルダと例えられますが、
プレイしてみて当にその通りだなと実感しました。
探索がとても楽しくステージの隅々まで駆け巡りたくなります。
自分はゼルダより楽しいと感じました。

このゲームの大きな売りの一つではないかと思われる「筆しらべ」
物語を進めていくうちに様々な種類を獲得し、覚えると今まで進めなかった
場所やお宝が手に入ったり敵妖怪の攻略につながったりと物凄く楽しいシステムです。

グラフィックは実写の様なタッチではなくアニメの昔話の様なやわらかい描写です。
とても色鮮やかで見易く小さい子も楽しめる感じとなっております。

BGMもとても印象強いものばかりで、三味線や尺八?など上手く使っていました。
謎解きやアイテム取得のBGMもテンション上がります。
主人公がわんこなのですが戦闘中や普段に鳴く声がちゃんと違いがあり感情が入っていて良い。

とてもやり込み要素が満載なのでストーリーから脱線することが多かったです。
とにかく探索やアイテム収集が苦になりませんでした。

BAD/REQUEST

悪い点は見つけるのが難しいほど良い作品です。
強いて挙げれば難易度でしょうか。。
とても簡単で万人受けは出来ますが少し物足りない気がします。
ボスだけでももっと強くてタフでも良かった気がします。

ストーリー攻略が一本道で自由度はないので、
今時の海外ゲーム好きな人には少し物足りないかもしれません。

COMMENT

ブラビア(KDL-710EX 40型)HDMI接続でプレイ。
ハードは250GB:CECH-4000Bにてプレイ。

PS2版プレイ済みではなく今作が初プレイ。

とても満足しております。
なぜもっと早くプレイしてなかったのが不思議なくらいです。
正直PS3の作品より出来が良すぎます。

ゼルダ調のアドベンチャーが好きな方は是非プレイしてみて下さい。
価格もそこそこ安価なので超おススメです。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
Fusioneer♪さん(Webサイト)  [2013-03-19 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

280人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
5pt 4pt 5pt 4pt 4pt 3pt 2pt
総合点
80pt

GOOD!

シリーズは今回初プレイ。


・オリジナリティ
筆で画面に描くことで様々な効果が起こる筆しらべ。
世界の再生、敵との戦闘、謎解きなど様々な場所で使用する。
使用できる場所や描く模様は決められてはいるが、
プレイヤー自身が神となって、ゲームの世界に影響を与える感覚を味わえる。
経験値ではなく、幸せを集めて自身を強化するシステム。
呪われている地形を元に戻したり、
困っている人間を助けたり、動物に餌を与えたりすると幸せを貰える。
これらの行為が、いかにも神サマをやってると思える。
神サマに感謝する心を得ることが能力に反映する点がゲーム内容とマッチしている。

・グラフィックス
墨で描かれた世界はとても雰囲気が出ている。
美しい世界を駆け巡るのは操作しているだけでも楽しい。
状況や状態を表現するのに「怨」や「無駄」などの文字が現れるなど、
表現や演出面も素晴らしく、十二分な出来だと思う。

・サウンド
和のテイストが濃い音楽。
グラフィックスとの調和が素晴らしく、ずっと聞いていたくなるほど。
マップ移動や時間の変化での音楽の切り替わりも気にならない。
不要に思う音楽がなく、文句なしの5点。

・熱中度
先が気になる展開と、ほどよく入るイベントで飽きさせない。

シリアスながらギャグテイストもあり、それほど重い気分にさせない。
それでも最後にきちんと感動を与えてくれるストーリーと演出が素晴らしい。

BAD/REQUEST

・グラフィックス
カメラワークの問題で見づらい時があった。
筆しらべを使用する画面が、
実際の位置と若干ズレがある?のか少し使いづらい。

・快適さ
アイテムを入手すると毎回説明文が表示される。
ストーリー進行上やらなければならないミニゲームがある。
ミニゲーム自体はそれなりに面白いが、強制されるのはどうかと思う。
転送系の移動手段が3種類(実質2種類)ある。
使う手段によって飛べる場所が決まっているので、
これで移動した後別の方法で移動、などが必要で少しばかり不便だった。
戦闘がオートロックオン。倒した後もしばらくロック時間が残る。
なので、倒したい敵にうまく攻撃できないことがしばしば。

ストーリーがお遣いのようなものが多く、基本一本道。

COMMENT

クリアだけならヘビーユーザーには物足りない難易度。
ただし、やり込み部分や、戦績などを意識すると難易度は上がる。
万人にプレイできるよう丁寧に作り込まれた作品だと思う。
細部までとても良く出来ているだけに、
よけいに細かいところが目に付いてしまう。

古事記の神々が登場する和テイストなゲーム。
雰囲気に興味が湧いたら是非プレイして欲しい作品。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
みゃっちさん(Webサイト)  [2013-02-17 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

222人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 4pt 5pt 4pt 1pt
総合点
86pt

GOOD!

PS2版の大神はプレイ済み。オリジナルの作品評価は既に確立していると思うので、ここではHD化+追加要素についてのレビューを中心に記載します。



リマスターの域を超えた非常に美しいグラフィック。1080pのフルHDで出力されておりPS3用のゲームと見紛うほどに高品質。とくに遠景のきめ細かな描写が素晴らしく、遠目になってもボケたり滲んだりせずにクッキリと描かれている。もともとモデリング等がリアル系の描写ではないため、現時点でも全く古くささは感じさせず2012年のゲームとして違和感なく存在している。



この手のリマスターでよくある「プレイ中はHDでもムービーになった途端ボケボケ・・・」ということもない。(タイトルバックで再生されるムービーは例外)見せ場のひとつである大神おろしのシーンはプリレンダのムービーなのだが、ここもきちんとHD化されている。当たり前といえば当たり前なのだが、そうでないリマスター作品が大半を占めるためこの対応は評価できる。



和楽器を中心に奏でられるBGMが秀逸。フィールド曲、戦闘曲、ボスバトル曲と印象に残る我曲がたくさんある。太鼓やお囃子といった効果音もアクセントになっており、随所に”和”を感じられる。5.1chには非対応だがプロロジックII対応で擬似的ながらもサラウンド感を得ることが出来るのも◎。



HDDにフルインストールとなるためオリジナルでは長く感じたロード時間が大幅に短縮。マップの切り替えも5〜6秒でロードが終わるため非常にテンポよくプレイできる。ロード中のミニゲームがリマスター版では無くなったのだが、このロード時間ではプレイする間もないため納得がいく。メニューの呼び出しもオリジナル同様キビキビと操作できインターフェース関係でのストレスは皆無だ。



筆調べのMove対応でよりスムーズに直感的に操作可能に。Lスティックでの線描写はカーソル移動の遅さも相まってお世辞にもスムーズとは言えなかったが、Moveに対応することで実際に筆を動かす感覚で素早く描きたい場所にカーソルを合わせることが出来るようになった。おかげで戦闘中の筆調べも繰り返し発動するのが苦でなくなり、戦略に幅が出来た。L1を押しながらMoveを動かすと必ず直線になるサポート機能も備わっているため一閃などの筆調べもストレスなく描ける。取って付けたMove対応ではなくきちんと実用を考慮して設計されていると感じた。視点変更はMoveコントローラーを画面外へ動かすことで操作するので、ここの操作性はRスティックに劣るのだが、オート視点が割と優秀なので視点のリセットを□ボタンで行っていけばとくに不自由に感じることは無かった。



トロフィー機能に対応することでゲーム本編のやりこみ要素にカタチあるご褒美がついたのは◎。トロフィーを気にしないプレイヤーにとっては意味がないが、進行形トロフィー・やりこみ系トロフィーがブロンズ・シルバー・ゴールドとバランスよく分配されて用意されており集め甲斐がある。

BAD/REQUEST

台詞のテキストサイズがちょっと大きめ。オリジナルのままなのだが、HD環境で見るとやはり大きい。ここは16:9の画面に合わせてサイズ調整されてもよかった気がする。台詞を描画する吹き出しスペースが思いのほか大きく、透過処理がされているとはいえキャラクターの画に被さってしまうのは勿体ない。



Move対応などの追加要素はあるものの、作品自体は概ねオリジナルどおり。変に手を加えてゲーム性を崩すことを考えれば評価できるのだが、ゲーム難易度にHARDを加えたり、視点移動速度を変更できるオプションなど、プレイヤーが選べる範囲での追加要素・修正は実装して欲しかった。



ソフト起動からメインタイトルにうつるまでに時間がかかる。これは本作がパッケージ版であってもDLソフト扱いなので起動時の注意文章が通常より多く長いことに起因する。本作に限ったことではないが、素早くスキップできる仕様だとよかった。

COMMENT

HD版の開発を行ったヘキサドライブの”大神愛”がひしひしと伝わってくるリマスター版でした。HD化するにあたってのこだわりが凄まじく、決して安易な再版で無いのが好印象。リマスターのお手本のような完成度の高い出来映え。内容を安易に改変することもなくオリジナルへの敬意が要所要所に感じられます。本作が今現在で大神をプレイするのにもっともベストな選択と断言できます。いつまでも手元に置いて多くの人に触れてもらいたい・・・そんな作品。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
ピポパニクスさん(Webサイト)  [2013-02-15 掲載]

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222人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 3pt 1pt
総合点
76pt

GOOD!

 ストーリーが非常によかったです。メインストーリーにからむキャラクター達の心情がよく表現されています。アニメアニメしたグラフィックと、主人公に随行する「イッスン」のキャラクターから、もっと子供向けの展開なのだろうと思っていたのですが、皆しっかりとした「青年」の悩みを持っています。

 戦闘アクションはとても気持ちがいいです。私はこの手の「ロックできない」「照準もない」というゲームが非常に苦手なのですが、普段の苦手意識が全く出ずに楽しめました。この世界観とキャラクターでよくぞここまで爽快で力強いものを作れた、と感心します。
 武器種は3つきりしかないのですが、「表」「裏」(右手左手みたいなもの)の装備でモーションがまったく異なります。プレイヤーの性格も出るでしょうし、敵によっても最適な組み合わせが変わってきます。よりスタイリッシュに勝つ工夫が楽しくなります。
 BGMや新敵登場時の短いムービー演出なども、軽快でとてもいいです。鼓とお囃子が絶妙です。

 謎解きと探索も非常に楽しいです。ふと見上げるとあんなところに宝箱。どうやって取るねん。これこれこういう筆わざが手に入るのかな・・・という想像が膨らみます。
 新技を獲得したら一旦戻ってアイテム収集・・・ゼルダ・メトロイドの展開そのまんまですが、同じ脳みそを使う作品が初見で楽しめるのは嬉しい。細かいこと気にしない。

BAD/REQUEST

 主にカメラです。

 カメラには主観、3人称近接、俯瞰があります。近接がメインのカメラとなります。
 近接カメラは主人公を大きく写し、半ば地面を這うように配置されます。主人公が疾走する様が格好いいので、その演出のためにメインにすえているのでしょう。しかし、探索時は見にくくてたまりません。視野が狭くて地理が把握しにくく、入り組んだ初見エリアでは目が回ります。
 ボタンひとつで主観・俯瞰に変更できますが、ストーリー進行イベントが起こるたびに近接に戻ります。一旦ユーザが俯瞰にしたら、それはユーザが示した「俺はこれがいいんだ」「近接やめてくれ」というサインなのですから、勝手に戻さないでいただきたかった。
 戦闘場面のカメラはかなりいい出来です。何故これを全編で維持できなかったろう?

 3D空間を2Dの画面でプレイする以上、奥行きが分かりにくいのは宿命ですが、キャラクターや背景が平面的に描かれているが故に、分かりにくさに拍車がかかっています。影も真っ黒な筆書きで、地面から離れているとき薄墨にする、または小さくする、などの配慮もありません。
 飛び越えや飛び移りの際に側面にカメラを移してマリオ的に操作したいのですが、方向補正がかなりきついため、主人公が着地する頃には斜め45度から真後ろくらいのところまで戻ってしまいます。連続ジャンプなどは本当にきびしい。

COMMENT

 PS2版は未プレイ、絶景版が初プレイとなります。

 PS3のワイヤレスコントローラのみの使用です。Lスティックではいまいち書きにくいかも知れませんが、慣れてくれば大分思ったとおりに書けるようになるでしょう。書いている途中は時間も止まるので、焦らずやればOKです。

 謎解きは簡単め、戦闘はチョー簡単め。ストーリーを楽しみたい、アクションは苦難なしに爽快感だけ感じたい、という方向けのゲームです。ゼルダ・メトロイドが好きな方にはお薦めできますが、しかし、ほんとーに簡単ですよ。
 謎解きは、メインストーリー部分はまったく詰まることがありませんでした。キャラクター達がかなりズバリなヒントを言います。さらに、言われる前にもう分かってしまうことが多かったです。
 戦闘では、回復を多少した以外のアイテム使用はなし。死亡も、死亡を防ぐ即時復活も、ともにゼロ回でした(ゼロであるがゆえに「本当に即時復活できるのか」も我ながらアヤシイです)。売却できるアイテムをいくつも拾えるので、わたしよりアクション苦手な方でも、単にクリアするだけならおそらく金策不要です。

 でも、簡単で文句が出るようなクオリティではなかったです。手を変え品を変えが楽しい、きちんと練られたいい作品でした。

 なお、プレイ再序盤に「次はこっち!」という矢印が出ますが、最初だけ。その手の無粋な道案内は全編通してほとんど出ません(流石にそこまで簡単じゃない)。いやな予感は杞憂に終わるのでご安心を。
 もう一つ。ゲーム内でも「セーブ分けしろ」というメタな指南をされますが、クリア後のコンプ作業がしたい方は、複数スロットのローテーションなどをしておいた方がいいです。最終局面で、後戻りできなくなるようです。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
ての字さん  [2013-01-31 掲載]

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Amazonレビュー

レビュー者: もぐもぐ
レビュー日: 2012-11-05
トロフィー100%コンプリートしました。
Wiiで初プレイしてから数周し、今回は37時間でコンプです。
妖怪図鑑、動物図鑑、魚図鑑、はぐれ珠集め…そしてカイポクレース。どれもWiiでプレイした内容を思い出し懐かしみながら埋めていきました。

神ゲーという言葉は普段使わないようにしていますが、これに関しては素直にその域と思います。
PS3で初めて興味を持ったという方のために簡単に紹介を…

【ストーリー】
多くの方が仰るように、素で「泣ける」ゲームは私は他に知りません。
それも同情を引いたり、悲しかったり、もらい泣きだったりということではなく、ただ単純に涙がこみ上げて来るのです。世界観に浸かってこのナカツクニに入り込み、住人たちと関わっていればいるほどに、ラストでは心を震わせられるものがあります。
一歩ずつ歩んでいくアマテラスの道程はそれだけでも楽しいものです。序盤から全速力。飽きさせることを知りません。
このゲームは「ただの良い話」ではなく、戦う神アマテラスの、そしてひとつの道を究めようとする者の、そして覚悟を持ってその道を歩もうとする者の物語でもあります。笑える場面もふんだんに散りばめられてはいますが、要所要所に見られるその「メッセージ」も見逃さずに見ていただきたい…そんなゲームです。

【アクション】
このゲームはアクションを楽しむものではありません。むしろアクションはただ殴ってるだけでも少し頭を使えば倒せる…その程度で、「難しいアクションを使いこなす」ことを前提にしていません。アクション自体は敬遠する要素がないくらい簡単です。
どちらかと言えばアクションも冒険も「謎解き」に重点があります。
戦闘の醍醐味はいかに筆技を使って楽しみながら倒すか。風で吹き飛ばして隙を作る、水をかけて火を消す、火をつけて氷を溶かす、雷を落として痺れさせる…等々、様々な遊び方、攻略の仕方があります。
それをひとつずつ自分で見つけていき、素早く華麗に倒すのが楽しいのです。
逆に言えば「筆しらべ」と呼ばれる「落書き」こそ中核を成す要素なのではないでしょうか。だって「筆しらべ」は使えば使うほどに面白みが増す「いたずら」なのですから。
どこでもどんな対象でも、使えばなにかしらのリアクションを起こしてくれます。それがたとえ道行く人であっても。そういったきめ細やかさが『大神』が人気たるゆえんなのでしょう。

【世界観・グラフィック】
「日本画のような世界」、そのままです。
筆の強弱も妖怪の絵も、アマテラスが使う筆技も、日本人なら懐かしいような親しみ深いような感慨を感じられるものです。
やはり序盤最大の感動は「大神おろし」。タタリ場となって妖気に染まってしまった大地が命を吹き返す様は何度見てもグッと来るものがあります。ゲームで大袈裟だと思われるかもしれませんが、「生命」を感じます。
「ただ走り回っているだけ」「ただ筆しらべを使って世界に落書きをしているだけ」でも十分に楽しめるのは、隅々まで作り込まれたグラフィックにもその一端が見えます。木に花を咲かせる演出も、風が吹いて花が散る演出も、どれも手抜きは一切なし。どこを取ってもプレイヤーが楽しめるように作り込まれている。製作者側がプレイヤーに楽しんで欲しいと望み、それを最大限に実現した作品だと思います。
また、HDリマスターに伴うグラフィックの向上は、Wiiから入った身としては
・文字が見やすい
・線がくっきりしている
・Wiiでは見えなかった些細な作りまで見える
などです。PSPをリマスターしたモンハンP3rdHDのような驚くような感動はありませんでした。少し色が落ち着いた感じになって暗いかな?というのは感じましたが、慣れてしまえるので気になるほどではないです。
画面にでこぼこしたものが感じられるようになったのはWiiではおそらく粗くて見えなかった部分なので私は割愛します。

【収集要素】
これも「お使い」の要素はほぼないに等しいと言えると思います。
次々と取り戻していく筆業、時には頼まれて、時には勝手に出向く妖怪退治、動物たちへの餌やり、魚釣り等々。どれも「やってやる!」と思わされてしまうのは、それが「出来る」範囲のことだからです。
一度取り逃してしまうともう取れないアイテムはなし(ただし一部妖怪のみ特定のエリアでしか出ないものがいますので、妖怪はお金稼ぎや妖怪牙集めも兼ねて出来るだけ倒していくと良いです)。こんな親切設計のゲームを極めずにいられません。

【キャラクター】
『大神』には魅力的なキャラクターが多過ぎると私は思いますが、中でも好きなのはやはりアマテラスとイッスンのでこぼこ隊。
なぜだか先に進みたくなってしまうイッスンの言葉。喋らないけれど皆に可愛がられて、野原を走り回るアマテラス。個性的な二人がどんどん進んで行けばプレイヤーも引き込まれていく。不思議な共感も生まれていく。
その世界で懸命に生きている彼らだからこそプレイヤーを動かす力を持っていると思います。

【音楽】
初回プレイ時にサウンドトラックを買わずにはいられませんでした。
最終決戦の一連の流れは忘れられませんが、もっと言えば「どこを取っても全力の作曲がなされている」のが伝わって来る出来です。日本風のゲーム音楽に挑戦した作曲者さんたちの成果は十二分に『大神』の中に詰め込まれています。
「日本っぽい音楽聴きたいな」というだけでも私は良い気がします。
ちなみに公式設定資料集には場面ごとにサウンドトラックを意識したトラック番号がふってありますので、興味があればぜひご一読あれ。
…ちなみに私は最終決戦で流れる「太陽は昇る」という曲が大好きで、無敵アマテラスの状態でプレイ中に放置して延々と聴き続けたことがあります(笑)

【クリア報酬】
クリアした後で引き継ぎ要素有りの「はじめから」が選択出来ます。また、はぐれ珠を100個全て集めれば「唯我独尊の数珠」を入手可能で、無敵アマテラスでナカツクニを駆け回れます。
他の特典としてはアマテラスの姿を自由に変えられたり、タイトルから音楽を自由に聴けたり、設定画を見れたり…「ここまでしてくれるの!?」という満足するしかないご褒美の数々がいただけます。
特に「唯我独尊の数珠」はストーリーをスピード制覇して感動に浸りたい、あの世界を楽しみたい、というのにはもってこい。
私は一周目で全て集めてしまいましたが、トロフィー集めも一度クリアしてからゆっくりやっても良いかもしれませんね。

それと、ファンにとっては重要なこと。
『大神』を手がけた今はなきクローバースタジオ…それに対するカプコンの愚弄。
今回はスタッフロールの削除などという暴挙はありませんでした。が、「クローバースタジオ」の文字はなし。それが寂しいです。
加えてHDリマスターによるスタッフの追加が最後の語りの後に長々と入れられてやや意気消沈…。終わったんだからすっきり終わらせてよ。それは仕様のないことでしょうが、それを抜きにしてもエンディングで一瞬音が飛んだのはいただけない。
そして最も嫌なことには特典のプロダクトコードによる絵巻。音声が入る、だけなら良いですが、「読み上げる」ことはなかった。『大神』の登場人物たちは特徴のあるフニャフニャ声で、ほとんど言葉らしい言葉を声に出しません。それをぶち壊しましたカプコン。あんなの彼の声じゃない。カプコンのスタッフは本当に『大神』を理解しているのでしょうか?
文句をつけたくなるのはいつもカプコンの『大神』に対する仕打ちです。本編に大きな害はなかったので我慢の範疇ですが…。

カプコンに文句もつけましたが、作品本編はすばらしいとしか言いようのないものです。
何度もナカツクニを駆け巡り、何度もこの世界を堪能しましたが、それでも足りないと言えるくらい、私はこのゲームが好きです。きっとずっとやり続けると思います。人にも勧め続けると思います。
美しい自然も人々との心の触れ合いも、笑顔も、涙も、そして勇気も一作に詰め込まれた、これまでプレイした中で最高のゲームです。人なら一度は望む世界かもしれません。
興味を持たれた方はゆっくりじっくり、ナカツクニを回ってみて下さい。

長くなりましたが、以上です。お付き合いいただきありがとうございました。
アマテラス大神があなたの元へも訪れますように!

【PS3】大神 絶景版
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