【PS3】The Last of Us(ラスト・オブ・アス) レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-06-20 |
価格 | 5980円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:サバイバルアクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:2〜8人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
93pt
GOOD!
基本は同社のアンチャーテッドと同じ大筋を沿って進むアクションアドベンチャー
アンチャとの違いはそのシリアスな世界観とリアルさを前面に押し出したゲーム性
調子にのって撃ってるとすぐ底をつく銃弾、自然回復しない体力
物を作ったり、拾得物を確認したり、
体力を治療してる最中も止まらないゲーム内の時間
それらの要素が常にプレイヤーに選択を迫る
銃で強行突破するか、それともやり過ごすか、強力な火炎瓶でまとめて敵を焼くか…
これらのプレイヤーに委ねられる選択要素は難易度が高いほどより顕著になる
逆を言えば低難度を選べばライトユーザーにもそれらの要素を仄かに感じつつ
問題なくクリアまで楽しめる間口の広さ
2人の主人公ジョエルとエリーも人間味が溢れていて魅力的
生きるためには手段を択ばないドライな初老のおっさんジョエルと
年不相応な落ち着きと度胸、年相応な小生意気感が実によく出てるエリー
そして彼らと関わる様々なサブキャラ達も1人1人キャラが立っていて魅力的
・グラフィック
今世代機で自分がやったゲームの中で一番綺麗に感じた
グラフィックで感動させられる事ができるレベル
・サウンド
木々がざわめく自然の音、
建物の軋む音、敵が出す不快な声、各キャラの吐息やボヤキ
全てがプレイヤーの臨場感を圧倒的に高めてくれる
決して主張はしないが場を静かに盛り上げてくれるBGMも◎
ローカライズも実力派の声優揃い。変な有名人の拙い演技力で場が白けるのは
このゲームにおいて何より避けるべき事なので当たり前の事なのだがそれでもうれしい
英語音声と日本語字幕も収録されているので字幕派の人も安心
・熱中度
上記のグラフィックとサウンドレベルが並はずれて高いからこそ実現できる没入感
先が気になるストーリー展開とともに辞め時が見つからない
是非大きな画面と良いヘッドフォンでプレイしてほしい
・快適さ
ゲーム開始前に少し長めのロード時間が入るが
それが終わればゲーム中はこのクオリティで一切のロード無し
どんな技術使ってるのか分からないがすごい事は十分わかる。
・満足感
このクオリティーでありながらゲームのボリュームもかなりのもの
オンラインも本編の世界観や仕様を引き継いだ独特のシステムで楽しい
BAD/REQUEST
・翻訳
1か所日本語訳がおかしい?
というか単に声を当てる場面を間違えたような場所がある
エリーが「私を持ち上げて」と言うが
実際はエリーは関係なく物を動かして道を作るシーン
実際エリーを持ち上げて進むシーンもあるのでかなり混乱する
・規制
これはゲームの制作側の責任じゃないが
CEROZなんだからオリジナルのままで発売してほしかった
スカイリムは首ちょんぱOKだったのに…
.オンライン
オンラインにcoopがない
アンチャのcoopが凄く面白かったので...是非検討してほしい
COMMENT
歴代PS3ソフトで一番面白かった
まさに傑作
ストーリーが凄く気になる。でもクリアしたくない、終わらせたくない・・
そんな気持ち久しぶりに味わった
開発側は続編を想定して作ってないそうだが
是非PS4でこの世界観を引き継いだゲームを見せてほしい
現世代機でここまでのゲームを作り上げたノーティドッグが次世代機で
どこまでいくのか...楽しみ
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 5pt | 5pt | 3pt | 2pt |
87pt
GOOD!
何よりもストーリーの秀逸さ。それに尽きる。
ある意味王道のストーリーではあるが、映画として観ても違和感がないほど。伏線もきいてるし、人物間の微妙な関係の描きかたが上手い。細かいところまできちんとこだわって作り込まれている。そのため、次が気になり過ぎて、やめ時がない。熱中度は近年希に見る高さ。個人的にはアンチャよりもこっちのほうが好き。勧善懲悪ではなく、色々と考えさせられる、素晴らしいできだった。
グラフィックスは言わずもがな。アンチャからさらにレベルアップしましたな。廃墟マニアにゃたまらん世界観。ライトを赤い壁に当てれば周囲が赤くなったりと、非常によく作り込まれてる。
いい意味でリアル。
まず弾薬の少なさ。これは撃ち合うゲームじゃないし、舞台設定上、弾薬が有り余っていたらおかしい世界。緊張感を最後まで維持できたのは、間違いなく物資の乏しさだったので、この仕様はよかった。
あとはキャラクターの挙動。目を離すと地面に落書き始めたり、その辺の段差に腰かけて足をぶらぶらさせたりしてるエリー。ずり落ちたリュックをかけ直したり、咳き込んだり、鼻をすすったり、細かいところ、いい仕事してますよ。
結局怖いのは人。
ここもリアルです。知能の欠如した感染者より、人の方が厄介で当然。感染者がメインの敵ではない点。この世界観でありながら贅沢な仕様。いいです。
BAD/REQUEST
ここまでリアルさを追及しているものの、やはり目につく点はある。
まず、物資の好都合さ。戦闘前後には工作のための素材や弾薬などが多目に用意されている。プレイヤーには好都合だけど、せっかくならもっとシビアにしてもよかったかなと。もっとギリギリの状態がよかった。
音声が聞き取りにくい。
ムービー時はいいのだが、移動時の雑談が、ちょっとカメラ動かしたり離れたりすると、全然聞こえなくなる。
敵がばか。
まあ、本格的なtpsじゃないので過度に期待するのもどうかと思うけど、こっちの姿確認しても固まったままだったり、壁に向かって銃構えてたり、ちょっとなぁと思うとこがあった。
あと一度見つかるとどこに隠れようとも確実に撃ってくるスナイパーとかね。
COMMENT
間違いなく近年最高峰のげーむ。
ノーティは毎回裏切りませんな。ただやっぱりボリュームは少ないね。同じような展開でいいから、ストーリーをこの倍ぐらいの長さにしてくれないものか。
それぐらい、終わってしまうのが悲しい作品でした。
このレベルのゲームに文句つけるなんて、罰が当たりますわ。安いし。
とにかく、かなりのオススメです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
60pt
GOOD!
○グラフィック
流石ノーティドッグと思わせるだけのクオリティです
据え置き機最高クラスと言っても過言ではないでしょう
キャラクター、背景、建物の数々、季節の移り変わりも見事に表現していたと思う
○サウンド
プレイ中にド派手な音楽が流れることはないのですが、環境音は細かく作りこまれていました
緊張感を感じさせる演出に一役買っていた
○ストーリー
ウイルスにより荒れ果てた世界観をシンプルながらも重厚に描いている
ジョエルとエリーが人間として成長し変化していく様は見応えあり
BAD/REQUEST
○アクション
・武器の切り替えに長押しを必要とするのはテンポが悪い
せっかく色々と武器が増えても、切り替えが煩わしくイマイチ楽しくなかった
・ステルス部分に関しても後ろから抱きつくだけで流石に単調
戦わずして逃げるのがメインとは言え流石に寂しい
○操作性
・正直びっくりしたのだが、カメラ位置のリセットが出来ないこと
恐怖感を増す為にわざと不便にしてるのかもしれないが
・非戦闘時の移動速度が遅すぎる
いくらなんでももう少し速く走って欲しかった
○AIが酷い
見つかりたいのかと思うぐらい敵の前にガンガン突っ込んでいく
しかしまるで存在していないかのように敵は感知しない
○一本道
生き抜くために選択を迫られるような部分が欲しかった
道中やることはハシゴや台車を使ったり、エリーを持ち上げたり板に乗せたり程度だった
まぁトレジャーハンターでもないし、謎解きやパズル要素を入れるのは難しいだろうが
COMMENT
難易度中級、サバイバルでクリア済み
大部分が人との戦いですので、ホラー要素を求めてる人は肩透かしを食らうかと
TPSとしても平凡で特筆すべきところが見当たらなかった
しかしストーリーはシンプルながらも考えさせられる内容に仕上がっています
映像も素晴らしく映画的な要素を求めてる人にはオススメできるソフトだと思います
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-03-25
いやぁ,おもしろい。4回はやり直したね。
GOOD!
ストーリーがとても面白かった。
映画の主人公をそのまま操作しているような感覚は、
このゲームが情報として出てきた時から思った通りだった。
グラフィックもきれいで、
ゲームでなく映画として発売されても購入してしまいそう。
死亡してもすぐにやり直せる。
BAD/REQUEST
バイオハザードとトゥームレイダーを合わせたような感じなので、
オリジナリティーはあまり感じられなかった。
一度クリアすると、ほぼやることがなくなってしまうのも残念。
クリア特典の開放も、最高難易度クリア後でないと開放できないものがあるので、
この手のゲームが苦手な人には、少しシビアかもしれない。
バイオハザードのように、難易度を超えてアイテム持ち越し等、
救済措置があっても良かったかも。
操作性は慣れれば苦になることはないが、
アイテム保有数が少し少なく感じた。
限りある資源で…と言うのなら、
そこら辺に落ちている椅子等を武器にすることも考えても良いのではないだろうか。
強制戦闘が多い。
人間よりもクリッカー(上位)よりも、ランナー(下位)と呼ばれる敵の方が強い(やっかい)。
主人公を強くするスキルがあるのだが、
いまいち使い勝手の良いものがなく、
射撃時のブレを無くす、以外、ほぼ必要ではなかった。
COMMENT
難易度:サバイバルクリア
ストーリーは「アイ・アム・レジェンド」を彷彿とさせ、
その中に「96時間」の凄腕親父が出てくるような感じ。
途中の拷問のシーンも「96時間」そのまま似たようなシーンがあるので、
映画好きの人からすれば、インスパイアしすぎな印象を受けてしまうかも。
NPCのAIは、他の方が仰る通り改善して欲しいところですが、
このゲーム、ステルスキルがほぼ必須ですから、
NPCに当たり判定をつけてしまうと、ただただストレスがたまる一方になりそうなので、
そこは致し方ない気がします。
ADVなので仕方ありませんが、一本道で、解決方法がひとつのみなので、
2週目の新鮮さがありませんでした。
個人的には、ベセスダの「フォールアウト3」と、
このゲームを足したような、オープンワールドでプレイできたら良かったと思います。
とは言え、全体を通してプレイした感想は、概ね好感触でした。
ストーリーが他映画に似ているとは言うものの、
王道とも言える展開なので、最終的にもやもやした感じは残りませんでした。
値段が他のものと比べて手ごろなのも、うれしいです。
次回作があるかどうかわかりませんが、出たら買おうかなと思います。
とりあえず、追加シナリオのDLCが出るようなので、楽しみにしております。