【PS2】TOCA レース ドライバー3 ジ アルティメット レーシング シミュレーター レビュー
発売元 | インターチャネル (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2008-01-24 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / YouTube |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
アルティメット レーシング シミュレーター 35種類のレーススタイルを、新旧幅広い車種で楽しめるレースゲームだ。 歴代の名車から最新のレーシングカーや、実在のコースを含めた80コースが収録されており、車同士の衝突で起こるダメージや、エンジンのオーバーヒートまでリアルに再現されている。 いくつも用意されたチャンピオンシップでNo.1を目指す「ワールドツアーモード」や、選択したレーススタイルでトップを目指す「プロキャリアモード」、タイムトライアルや友達と対戦できる「シミュレーションモード」を用意。 |
- 総合ポイント
- 72
- (難易度)
- 3.75
- レビュー数
- 4
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt |
72pt
GOOD!
・21台走行は圧巻!リプレイは必見。
・前作のグラフィックはちょっと寂しいものでしたが、今回はGT4と比べてもそんなに見劣りしません。むしろカラッと明るくてこっちの方が好みかも。
・少しでもアクセルやハンドル操作をミスると即スピン。レースに非常に緊張感があります。
・壊れるパターンが多彩。タイヤが外れたり。
・GTF、GTFPでやったときのフォースフィードバックがPS2の中で最も強い。(もちろん三段階から決められる)
・コースの量は適度。全てのコーナーを把握しないと勝てないので、これ以上多いと覚えられないからこれで正解。
・ラリーが前作より格段に面白くなってる。背景もラリーゲーに負けてないので、これだけでも攻略しがいがある。
・車内視点がある!簡単なものですが、これがると無いとじゃ楽しさが全然違ったと思う。とくにハンコン使う人には。なんせ迫力があるし、敵との距離感もつかめるしね。
BAD/REQUEST
・難易度が変えられるから初心者にも安心…と書かれていましたが、かなり難しいです。
・レースモードが多彩なのは嬉しいけど、それぞれの自由度があまり無く、ミニゲームの集まりみたいな感じで人によっては飽きるかも。
車やコースへの愛着度はどうしてもGT系に比べたら下です。
・敵があまり避けてくれない。
・このゲームの最大の欠点は、接触に対してシビア過ぎる事。そもそも常にグリップのギリギリの処で走っているので、ちょっと接触しただけでもスピンしてコースアウト。それだけで一位はほぼ無理。普通にまっすぐ走っていてもガンガンぶつかってくるので、10位くらいからのスタートだとすぐにどつかれる。
特にドライバー視点でやると後ろからのタックルをかわし様が無い。
結局予選で上位を取って常に一位で逃げ切るしか勝ち目がない。
なんでもリアルならいいってもんじゃないんだなあとつくづく感じました。
COMMENT
このゲームの最大の魅力は、セッティングなどをやらなくてもすぐにレースが出来るお手軽感だと思います。
でも接触のシビアさもあり、クラッシュに対して嘘と言われつづけたGT4の方が総合的に見て面白いです。
ただ、やはりレースをやってる感じはこちらの方が上で、ハンコンでやると3周終わっただけでぐったりするほど疲れる。
そういう意味で、レーサーの気分が味わえるのかもしれません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt |
71pt
GOOD!
・前作と同様ですが、最大21台の同時走行。
・エンジン音がとてもリアル。DTMのメルセデスベンツの音なんか、本物と見間違えるほどリアルな音です。
・敵車がとても強いので、スリリングなバトルが楽しめる。自分が敵車をオーバーテイクしようとしたら道を開けてくれます。もちろん逆に抜かれる事もあります。
・挙動がリアル。なので、ラフな操作は出来ません。DTMの場合、ヘアピン出口でスロットルを全開にすると簡単にスピンします。仮にスピンしても、簡単にスピンターンできます。
・サーキットが豊富です。とにかく多いです。
・マイナーなレースカテゴリーが多い。80くらいのレースカテゴリーがあるそうです。DTMやIRLなどがあります。
・クラッシュがリアル。少しダメージがあるとストレートで抜かされます。
・ロード時間が短い。
・人によっては悪いところかもしれません。敵がオーバーテイクして自分がインを閉めてしまうと、スピンさせられます。これがレースですよね。
BAD/REQUEST
・逆に自分が敵にぶつかってしまっても、あまりスピンはしない。
・あまり気にならないのですが、音楽が微妙。
COMMENT
非常に完成度が高いゲームです。
このゲームのいい所は、マイナーな車が多く取り扱われている所です。
特にDTMがプレイできた事は興奮しました。
リアルなレースゲームを求めている方は是非購入してみては?
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt |
68pt
GOOD!
●前作同様に同時出走台数が21台と、今までのレースゲームの出走台数が物足りなく感じていた自分にとって感動でした。
●リアルな挙動。ハンドリングはシビアに設定すると気を抜けない操作が出来ます。クラッチ付きマニュアルミッションと出会ったのは、PSソフトの『免許をとろう』以来ですw
●エンジン音なども結構良いです。勿論視点によって聴こえ方も違ってきます。
●サーキットが豊富です。その為コースのライン取りを覚えるのが少ししんどいですが……
●カーレースならではの接戦が楽しめます。気を抜いてしまうと車が不安定になってしまうので、車が硬いグランツーリスモのように、ぐうたら運転ができません。
●クラッシュは実車感覚で味わえるようになったと思います。今までのレースゲームではちょっとばかし衝突しても平気でしたが、このゲームは少しの接触でもビジュアルに表現されます。(高速での正面衝突の爽快感はバーンアウト並……?)
●キャリアモード中に流れるムービーは綺麗です。それなりに面白かったりします。
●グラフィックは悪くありません。車、コースの再現度はなかなかです。
●レースの種類が豊富。簡単には飽きがきません。
●レース中に『再スタート』を選択してもロード無しで開始できる。
BAD/REQUEST
●車内視点はなんだか手抜き感が……。
●敵車が硬い。後輪にフロントを当ててスピンさせてやろうとしても、簡単に立て直しちゃいます。ちなみに自分の車にそれをやられると見事に吹っ飛ばされます。
●敵車が勝手に事故を起こさない!スピンしない!リアル系レースゲームとしては個人的にかなり痛い所だと思います。自らクラッシュを起こそうと思っても巻き込まれてリタイヤがオチです。
●クラッシュの表現が荒い。
●黄旗、赤旗の意味がないような……。今までペナルティフラッグとブラックフラッグしか振られたことがありませんw
●訳のわからないところでペナルティを食らう。
●サーキットの収録数の割には車の収録台数が少ないような。
●一度見たムービーを改めて見ようとすると、字幕が付いていない。これは仕様なのかミスなのか。
COMMENT
悪い所が結構上がっていますが、これは自分の過大な期待が悪かっただけです。
ちなみに前作はやっていません。
ちなみに自分はレースゲームはクラッシュの表現が重要だと思ってますんで、そういうところも評価にいれています。
このレースゲームは気力を使いますんで、連戦はかなり疲れます。
やはりPS2での限界があると思いますが、次回作ではもっと改善してほしいところもあります。
しかし、リアルなレースゲームとしては満足できる範囲です。
マイナーなゲームですが、レースゲームが好きな方は是非買いです。しかし、リッジレーサーや、バーンアウトなどの非現実的なレースゲームが好きな方は止めといたほうが身のためです。
GOOD!
・同時出走台数21台で、かつAI同士もバトルをしている。
・敵AIとリアルなバトルが出来る。サイドバイサイドのまま、コース半周に渡ってバトルをすることも可能。(こちらも相手のラインを空ける必要がありますが)
・ライバルの挙動がリアルなので、競り勝った時の達成感が非常に大きい。
・ダメージがあるため、常に緊張感を持ってドライブすることが要求される。
・挙動が繊細。高さのある縁石やバンプに変な角度で乗ると一瞬でスピンするほど。その分、練習すればするだけ速く走れるようになる。
・多様な車種をドライブできる。それぞれ、シフトポイントやブレーキングポイントが違うため、同じコースでも違った感覚でレースが出来る。
・ゲームの性格上、何十回とリスタートをすることになるが、ロード無しで再スタート出来る。
・エンジン音は非常に良く出来ており、F1などはオンボード映像そのまま、と感じるほど。
BAD/REQUEST
・ローカライズ不足。説明書にタイヤ温度、エンジン温度についての説明がない。セッティングを変えた場合のメリット・デメリットについての説明が不足。
・いわゆる「ストーリーモード」がない。ワールドツアーはひたすら様々なレースを特に理由もわからぬまま、こなしていくのみ。
・ライバルドライバーが名前の文字情報のみで、感情移入しにくい。
・敵AIがリタイアせず、こちらを跳ね飛ばしてもペナルティを受けない。
・ショートカットペナルティが単なるコースアウト時にも出されることがある。
・気分を盛り上げるための演出がほとんどない。レース中は音楽がないため、ピットからの無線だけが効果音以外に入ってくることになるが、トラブルがあった時など一定の時に決まったコメントを言うのみ。
・日本のサーキットが一切入っていない。
・難度の高いレースに勝つには、かなりの時間の練習量が必要。
COMMENT
・上記はGT4、NFSMW、首都高バトルシリーズとの比較になります。前作は未プレイです。
・いわゆるモータースポーツ的なバトルが出来る初めてのレースゲームでした。
サーキットでのライバルとのイコールコンディションにおけるバトルがこのゲームの真髄なので、チューンドカーやストリートレースが好きな人には全くお勧め出来ません。
・ほとんどがワンメイクレースで「愛車」という概念がないため、好きな車でレースをしたい、という人にも向かないでしょう。
・レースゲームというよりは、スポーツゲームやアクションゲームに近い感覚です。ライバルに勝つためにはひたすら走り込んで、コースを覚え、タイムを詰めるしかありません。
(ただ、ツアー序盤は予選最後尾からゴボウ抜きで優勝も可能です。この間にコースを覚えましょう)
・かなり人を選ぶゲームですが、フォーミュラニッポン等で見るようなバトルをレースでやりたい!という人には唯一無二のゲームではないでしょうか?