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【PS4】Horizon Zero Dawn レビュー

発売元 ソニー・インタラクティブエンタテインメントオフィシャルサイト
発売日 2017-03-02
価格 7452円(税込)
レーティング 【D】17才以上対象 暴力 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:オープンワールド・アクションRPG
■ プレイ人数:1人

総合ポイント
84
(難易度)
2.40
レビュー数
10
スコアチャート Horizon Zero Dawnレビューチャート

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90-100
【60点以上】
100%
【標準偏差】
8.69


0人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 5pt 3pt 4pt 5pt 4pt 2pt
総合点
86pt

GOOD!

オープンワールドと呼ばれる系のゲームは比較的苦手で、唯一プレイしたGTA5やウィッチャー3も、サブクエスト消化中にクリア前に飽きてしまいました。
自由度に惹かれるタイプではなく、やりこみやコレクションといった要素もあまり興味ありません。
そんな自分が、ホライゾンに関しては楽しすぎて、テキスト系やアイテム系を除いて、ほぼコンプリート(85%)して無事クリアしました。
他のレビューを見ても、割と似たような意見を見る事があり、他のオープンワールドと何が違うんだろうと思いました。
自分なりに続いた理由を考えてみました。

■最後まで気になるストーリー
何よりもここが大きいとは思います。
正直最初のチュートリアルは面白くなかったです。
メタルギアのようなステルスゲームが苦手で、世界観(最初の村限定)も特殊なので最初の印象はとても悪く、その時はこんなにはまるなんて思ってもみなかったです。
ところが序盤の試練のところで目が覚め、そこからオーバーライドできるように、大きな街にたどり着いてからの怒涛のストリー展開で最後まで、まったくテンションが下がる事なく楽しむ事ができました。
世界観がとてもよく、ちょっとしたメモも全部読みたくなるくらい、興味惹かれる世界観でした。

■世界観を補うサブクエスト
他のゲームだとサブクエスト中に飽きる事がほとんどなのですが、すべてのサブクエストをやっても飽きなかったのは、すべてがメインストーリー並に濃い内容だったからかと思います。
ゲームの内容自体はいわゆるお使いに近いものもあったりしますが、そこに関連するシナリオ会話がとてもよく、サブクエストをすればするほどホライゾンの世界観を広げる事につながるので、やらない手はありません。
声優さんの仕事もとてもよく、サブクエストのお手本のようなゲームだと思います。
ウィッチャー3の時も似たような意見だったのですが、向こうはよくあるファンタジーの世界での会話でしたが、こちらはそもそもの世界観自体が謎として引っ張るので、そこでどんな人がどういう想いで生活しているのかという事自体がとても興味深かったので、似ているようで全然違うと感じました。

■欲しいときに欲しいものが解除されるバランス
プレイに慣れてくると、これがあればもっと便利なのにとか、ここがストレスで非常にもったいないと思う事がちらほら出てきます。
そういったときに、アイテムやスキルでその問題を解決するものがちょうど手に入ったり覚えたりするのがとても気持ち良かったです。

■美しい世界観と機械
最近のゲームは基本的に綺麗な見た目が多いと思うのですが、それらを知っていたとしても、ホライゾンの美しい景色と機械達がおりなす世界は、息をのむものがあります。
フォトモードというのがあるのですが、これがなぜかただのおまけとは思えないくらいクオリティが高く、
被写界深度や時間帯まで変える事が出来、素人でも公式のようなスクリーンショットが撮れます。
被写体が良いためか、そんじょそこらの写真ゲームよりも、よっぽど良い仕事している気がします。

■魅力的な女主人公
最終的に主人公のアーロイが大好きになりました。
最初の印象で人を決めてはいけないと思いました。
最初はどうしても見た目に抵抗があったのですが、今はなぜそんな事を思っていたのかも不思議なくらい魅力的に見えます。
とにかく嫌な感じが全然ありません。
声優さんの力もあるかとは思いますが、会話のちょっとした抑揚一つ取ってみても、とても優しい性格であることがわかります。
それにかっこよいです。まさにリーダー気質といった感じで、みんながアーロイを頼るのも納得です。
主人公が女性というのも、GTAやウィッチャーと違い、モチベーションを維持する一つだったのかなとも思います。

■敵を倒すのが気持ちいい
最後まで続けられた理由の大きなところでこれがあげられます。
敵が生身ではなく機械、武器が銃や剣ではなく弓と槍というのが、とてもよい味を出しています。
機会なので、パーツを壊したり、弱点を壊したりするのが、見た目的にも聴覚的にもとても気持ち良いです。
銃とは違い、もっと繊細に鋭い弓であるから、狙い澄まして当てたときの気持ちよさは格別なのだと思います。
人と戦うシーンもありますが、機械と戦う方が楽しかったです。
難易度もイージーがあるので、こういうゲームが苦手な自分でも楽しめたのが良かったです。
洋ゲー=難しいというイメージがあったので、間違いだったことがわかって良かったです。
スキルでスローにできるのも、簡単になるのと、かっこよくなるのが合わさっているので、また戦いたいと中毒になりました。

BAD/REQUEST

あえて言うならといったレベルで、ほとんど不満はありません。
確実に続編が出ると思うので、更に改善されればと思います。

■後ろに振り向きにくい
こういったゲームには良くある、「後ろを振り向く」という操作がありません。
なので、後ろに敵が回った時に、ぐりーっとカメラを回す必要があり、その間隙だらけなので、ひたすら回避しながらカメラ操作をしていました。
後ろを振り向く操作があれば、さらに良いと思いました。

■アイテムがすぐにいっぱいになる
所持枠を最大まで拡張しても、アイテムはすぐにいっぱいになってしまいます。
特に資源についてですが、1マスに対してちょっとしか持てないものや、
レアアイテム系は数が少ないくせにマスを埋めていく上、なかなか売りにくいと、やっかいでした。
終盤の装備で必要だったレアアイテムを、何回売ってしまったかわかりません。心臓とか。
できれば倉庫的なものがあればよいなと思いました。

■テキスト系の場所がわからない
骨董品は地図を購入することで大体の位置がわかり、コレクションにそこまで困らないのですが、
テキストログやメモ系はさっぱりわからないので、探しに行こうにも、どこを探せばよいのかわかりません。
何かしらわかる手段がほしいと思いました。

■ファストトラベルのロードが長い
どうしようもないかもしれませんが、もう少し短ければ完璧だと思いました。

■大型機械や空飛ぶ機会にも乗りたい
今回は乗れるのは牛や馬といった機械だけでした。
次回作が出るなら、是非大型や空飛ぶ機械に乗りたいと思いました。
大型は道幅的に移動用には使えないと思いますが、上から小さな敵を一掃とかしたいです。
この世界で空が飛べたらどんだけ楽しいかと思います。

■アーロイは素敵だが、できれば美人主人公を
アーロイは大好きです。
続編にも出てくるとは思います。
だとしても、見た目的にも魅力的な別の女主人公を期待せざるを得ません。
いろんな衣装がありましたが、アーロイが着る為、見た目的な期待感はありませんでした。
綺麗な女性が戦うのは違和感あるという意見もありますが、洋画の戦う女性はほとんどが美人です。
アーロイは大好きです。
99%、続編の主人公はアーロイになるとしても、残りの1%を期待する人は多いと思います。

COMMENT

最初の印象からかなり変わりました。
ここまで面白いとは思わなかったので、プレイしてよかったと思います。

思ったのは、オープンワールドというのはただの仕組みであって、これは純粋なRPGだと思いました。
オープンワールドだから面白いとか、自由度が高いから面白いとかではなく、単純にキャラクターや世界観、物語が楽しめるかどうか。
映画とは違い、自分がそこでアクションして没入でき、それらがとても高いクオリティでまとまっていただけなのだと思いました。
プレイし終わった後、とてもコンパクトなゲームだと思いました。
余計なものをそぎおとし、本当に必要なものだけを残したような印象を受けます。
いろんなシステムや要素を次から次に追加するゲームは多いですが、イコール面白さではないのだと感じました。
槍のように一点をひたすら尖らせる、こんなゲームがもっと増えればよいなと思います。

今作が面白すぎたので、続編は正直不安です。
今作は世界観の謎によってモチベーションを保てましたが、次回は解き明かされた世界観ありきで、新しい憎悪と戦っていくだけにならないかと…
また新しい手口で、この世界観をさらに楽しめるものができればと期待します。

こんなゲームを生んでくれて、本当に感謝です。
これが日本から出たゲームでないのが悔やまれます。
モンハンの将来は、まさしくホライゾンみたいなゲームになると思っていたのですが、今は見る影もありません。
FFも理解不能な方向に行ってしまい、海外のゲームのほうが、子供の頃に夢見た日本のゲームに近づいています。
日本にとっても、ターニングポイントとなるゲームになればと思います。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
pinkさん  [2017-03-27 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

3人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
5pt 5pt 5pt 5pt 5pt 4pt 2pt
総合点
96pt

GOOD!

PS4史上最高のグラフィック。
天候に移り変わりにより靡く木々や川の流れ、雄大な大地を本物の獣のように動く機械の獣たち。
これらが非常に安定したフレームレートで、ロードなしにシームレスに全くストレスなく快適な動作環境。

戦略を練った楽しく迫力のある戦闘。
弓矢でスキャンした弱点を打つのが基本ですが、草むらに身を屈め、バレないよう近付いて一撃で倒すプレーが本当に爽快です。
どうすれば機械獣の群れをステルスプレーで一掃できるのか、どう動いて倒していけばいいのか考えながら動くのが楽しいです。
また機械獣の動きをスキャンして、足跡のコースを表示させ、その先にワイヤーの罠を設置することも出来たりと、様々な戦略を練って機械獣を倒すのが面白いです。
他にもロープを機械獣に何本もくっ付けて倒したところを槍で刺したりと弓矢以外にも様々な武器が登場し、様々な戦術で戦闘を楽しめます。さながら狩りですね。

豊富なクエスト、やり込み要素。
小さなクエスト一つだけでも主人公を始め様々な人物が本当によく喋ります。
クエストの量もメインクエストに加え、サイドクエスト、サブクエストもあり、クエストだけでも相当数に上りますので、中身が薄いという事もありません。
また古代の遺物にまつわるアイテムがとても広大なマップ上の至るところに隠されており、このアイテム一つ一つに過去何が起きたのか書かれており、このテキスト量だけでも相当なものです。

フォトモード。
これにはおまけ機能程度にしか思っていなかったのですが、一度ハマるとプレー中常にベストアングルを探す癖が付いてしまいます。
360度様々な角度から好みの構図を探して、ピント絞ったり、逆にぼかしたり、フィルターも沢山付いてたり、陰影の濃度を変えれたり…と中途半端なカメラより出来がいいです。
しかもムービー中も出来るので、ホント恐ろしい機能です。
余談ですが、PS4の最新ファームウェアならキャプチャーした写真を本体の壁紙に出来るので、フォトモードと大変相性良いです(笑)。

BAD/REQUEST

敢えて言うなら、重箱の角を突くなら…程度ですが、

アイテム関連
アイテムの拡張に動物の皮や骨が必要なのですが、それがなかなかドロップしにくい。これもドロップしやすい箇所があるんですけど、そこを見付けるまでは困りました。
また必要なアイテムと不要なアイテムが分かりにくかったです。

COMMENT

PS4発売以来様々なゲームをやり、中でもウィッチャーやアンチャーテッドには度肝を抜かれましたが、このソフトはそれ以上の衝撃です。
このソフトの世界観から離れたくなくてまだまだ機械獣を狩ってウロウロしてますが、このゲームを体験してしまって、今後他のゲームにどこまでハマれるのか心配なほどです。
惜しむらくはニンテンドースイッチと発売日が近かったため話題になり難い点ですね。一人でも多くの人にこのゲームをプレーしてもらいたいです。絶対に損はしません。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
Rostさん  [2017-03-20 掲載]

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0人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 5pt 3pt 5pt 5pt 4pt 2pt
総合点
91pt

GOOD!

ここ数年、GTA、フォールアウト、ウィッチャー、アンチャーテッド、FIFAといった洋ゲーしかプレーしてません。そういう嗜好の人間のレビューです。
グラフィック 5点
アンチャーテッドやウィッチャー3を凌ぐ。単純な解像度や見た目の細かさだけではなく機械の獣たちが水を飲み、死体を漁ったりして生活している世界の作り込みは作り手の執念を感じました。本当に素晴らしいです。

緊張感のある戦闘
このゲーム、レベルアップしても初期値2、300のHPの上限が10上がるだけです。他に恩恵はありません。
敵の攻撃はキツく通りすがりの盗賊に近接で切りつけられればスタート直後で2回、ラスボス前のステータスでも3回くらいで死んでしまいます。
つまり「プレイヤーのレベルアップが重要」なシステムになっています。いつまでやってもゴリ押しでは勝てません。
「レベル上げて敵をフルボッコにして俺強えええええ」がやりたい人には向きません。
罠を張って、苦手属性の攻撃を当ててステータス異常を引き起こしてからダメージを狙うという「戦術」をプレーする自分自身に蓄積するのが久しぶりで本当に楽しかったです。

ストーリー
高度な文明の滅びた遥か未来の地球を旅する、という言ってしまえばベタな展開ですが主人公アーロイの出自を巡るという身近な謎を軸にした事が良かったと思います。
オープンワールドのスケールの大きなゲームだと興味の冷める間延びするサブストーリーのプレーを強制される事もあるのですがこのゲームはテンションを保ったままラストまで行きました。

以上の2点から熱中度にも5点を付けます。

BAD/REQUEST

かなり満足したゲームですが音楽はあまり気に入ったものはなかったです。
普通にプレーすれば気にならないけど遠距離ファストトラベルするとローディング時間はかなりのものになります。

武器選択システム
一度に装備できる武器は4つまでというのは不便、戦闘中にメニュー画面から装備し直すのは手間がかかります。
様々なスタイルでのプレーを許容する奥深さがあるのにそれを潰してしまうシステムは残念でした。

人を選ぶ展開
過去の地球での出来事が明かされるシーンと現在の部族の相関関係の変化という2つの軸が同時進行して情報量が多い。専門用語も多い。
理解できない人もいるはず。

COMMENT

PS4PRO、4Kモニター使用。
初代モンハンに馴染めずリタイアした私には合わないかもと買う前は不安でしたが杞憂でした。
圧倒的なグラフィックはこのためにPS4PRO購入を勧めたくなるレベルです。文字通り時間が経つのも忘れて没頭しています。
ストーリーはシンプルですがそれを補強するテキストの量は膨大です、全て味わうべくコレクションコンプリートまでやり続けようと思います。
気がつけばシリーズものをプレーしている私には久しぶりの大満足な新ゲームでした。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
k太さん  [2017-03-15 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

2人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 3pt 4pt 5pt 4pt 2pt
総合点
84pt

GOOD!

※オープンワールドARPGはウィッチャー3、ドラゴンズドグマダークアリズン、スカイリムをプレイ済。
※その他ARPGはソウルシリーズ全作+ブラッドボーン。オープンワールドゲームはRDR、ウォッチドッグス1・2などをプレイ。
※VERYHARD・ファストトラベルなしで多少のサブクエスト、全ての山賊拠点攻略をプレイ。クリア時レベル43。

■SF好き向けのストーリー
 文明崩壊後の地球で、大自然の中を闊歩する機械獣の脅威に怯えながら生活する人々が暮らす中、自らの生い立ちを知らずに育てられた主人公が、世界を渡り歩きます。
 幼い頃拾った万能スコープ「フォーカス」を手に育った彼女は、敵分析や巡回ルート推測など、様々なアシストを受けながら狩りを行なうことができます。また、このフォーカスを通じて、崩壊前の文明の名残を見つけたり、機械獣がはびこる原因や、これから世界に何が起ころうとしているかを知ることになります。

■アクションゲーム好き向け
 多種モーションを持つ機械獣を、時には複数同時に相手しながら、その場その場で最適な行動を判断していく戦闘アクションです。スタミナの概念が無く、攻撃もダッシュもし放題ですので、走り回って戦況判断、チャンス時は射撃の連続で一方的に、という戦い方になります。逆にぼうっとしてるとなぶられて終わります。
 一体をスタンさせて致命攻撃の無敵時間で別の敵の出方を観察したり、近接攻撃を繰り返したのち、敵の反撃をローリング回避の無敵判定でかわすなど、ソウルシリーズのような攻撃/回避のメリハリで立ち回る楽しさはもちろん、弱点属性などを理解して効果的な攻撃手段を選択していく楽しさもあります。
 敵モーションは回転攻撃、突進、3連打、爆発、遠隔攻撃、等々々。「モーションを覚えて、うまく対処できると楽しい」作品に仕上がっています。

■射撃好き向け
 武器は弓がメインとなり、近接攻撃には槍を使います。どちらもローコストで、かつ、明確に弱点を狙うための効果的な武器です。
 広範囲に効果を出す投擲武器やショットガンのように連続で弾を出す武器もあり、また、動きを止めたり鈍らせる武器・手段や、スローモーションスキルもあるので、射撃が苦手な人でも、システムを理解し、武器やスキルの選択と矢弾補充のための消耗品の準備さえしっかりすれば大丈夫です。(射撃がダメだし工夫もキライ、と言う人には残念ながら向いてません)

■隠密・狙撃好き向け
 およそ隠密ゲームにあるべき要素は全て揃っています。しかし「隠密ゲーム」ではないため、「ばれたら終わり」の設定はありません。大騒ぎになったらなったで大暴れしてしまってよし。メインクエもサブクエも「どちらでもどうぞ」の面が出てきます。
・分かりやすく仕様が明確な「警戒状態」「敵対状態」ゲージ。機械獣は目の色でも判断できます。
・巡回する機械獣や山賊を観察し、行動パターンと視界範囲を考慮し、隠れ場所から隠れ場所へと進む楽しさ。
・背後や草陰からの致命攻撃、高所からの攻撃など、アサクリ的アクション。
・オープンワールドでの狩りでもクエスト中でも、崖や斜面に登れる場合が多いです。アンチャ的なルートに沿った壁登りモーションだけでなく、スカイリム的な無理矢理登りができます。高所からの地形把握が容易にでき、狙撃メインでじっくりいきたければどうぞ、という場面多し。
・隠密行動中に敵にばれても、騒がれる前に処理すれば大丈夫。しかし長引くと援軍が来る、甘くなさ。
・「山賊の野営地」という、「これぞ隠密攻略ステージ」が複数用意されている。

■オープンワールド好き向け
 風景がとても美しく、時間の概念と晴雨だけでなく雪、霧、砂嵐などもあります。また、草原、湿地、熱帯雨林、砂漠、雪山といった地域性の変化があり、見た目で飽きさせません。街や集落が幾つもあり、一番巨大な都市はウィッチャー3の各種の街のような壮大さがあります。
 道中、群で行動している機械獣にでくわすだけでなく、山賊部隊と遭遇して交戦状態になるなどの展開もあります。

■その他のグラフィックと演出
 機械獣の造詣は緻密で、合理性をよそにして機械部分をところどころむき出しにした「そそる」デザインです。そのパーツが幾つもはじけ飛び火花を散らし、破壊したあとの機械獣は炎上したり激しくガス噴出をしたり、マシンスペックを贅沢に使っています。
 大型機械獣の迫力が見所で、戦闘中の興奮と戦闘後の心地よい疲労感は、ドラゴンズドグマのボス・中ボス戦やスカイリムのドラゴン戦などの延長線上にありかつダイナミックに進化しています。

■快適性
 起動時・死亡時のロードが短めな上、プレイ中のロードは1秒未満のロード画面がごくたまに出る程度です。騎乗時のトップスピードで1分程度の距離にセーブポイントが点々と置いてあり、ここできるクイックセーブ・ディスクセーブも高速ですぐ終わります。初見でファストトラベルは使いませんでしたが、上記のような配置間隔ですので、望む場所への移動は非常に快適だと思われます。

BAD/REQUEST

■レベルが上がりすぎる
 このゲームはレベルがあがるとスキルポイントが獲得ができるほか、HP上限が自動で上がっていきます。ファストトラベルなしで道中の狩りを楽しんでいたら、メインクエの推奨レベル20を30でプレイする、などの状況になっていました(ただし、上がってしまうのはHPだけなので、大型獣を瞬殺できるようになるというわけではありません)。敵を倒すことによる獲得経験値(特に、ヘッドショット時のボーナス値)が高すぎるのでしょう。
 序盤は同じところで10回近く死なされていたのが、終盤はラスボス含め一発撃破~3回程度で済むように。瀕死まで追い込まれたけど耐えた、ということが多くなり、かつ、ラスボスで始めて気付いたのですが、瀕死で耐えれば1/4程度まではリジェネする模様。全然VERY HARD じゃなくなってしまいます。ウィッチャー3のブラッド&ハードコアやソウルシリーズの1周目程度の難しさでした。満足感を割ることは無かったですが、もっとドギつくしてくれても良かったです。

■アサクリアクション、あんまり入れやすくはない
 落下攻撃のスキルを取ると、下に敵がいるときにR1で発動できます。しかしこの判定が厳しく、斜め下は無理なことも多々。アサクリほど手軽にできません。ジャンプしてから空中でR1受付が出来る場合があり、これでうまくいくと気持ちいい反面、うまくいかないとただポトリと落ちてしまいます。ソウルシリーズのように、空中R1で串刺しモーションになる方式でも良かったかもしれません。
 下から引き摺り下ろす攻撃もありますが、敵が鋭敏(アンチャ4よりシビア)で気付かれやすく、発動しにくいです。できる場所もあんまりないし、スキルポイントがもったいない。
 草陰・背後からの致命は入れやすくてグッドです。

■武器をあんまり装備できない
 ホイール形の武器選択スロットに、最大4つまでしか入りません。しかし大型獣小型獣の入り混じった複数戦になると、相性に合わせた攻撃を行なうためにどうしても「あとひとつ」ということが多くなり、やむなくポーズして切り替える事態に。BGMも止まってしまうので、ちょっと気持ちが萎えます。ソウルシリーズのように、時間停止せずとも装備変更可能なシステムなら緊張感が持続したと思います。

■アイテム選択がしにくい
 ソウルシリーズやウィッチャー3のようなスロット型ではなく、持っている消費アイテムが全てラインナップに出てしまいます。
 武器選択のスローモーション時にアイテム選択もできるので、それで対処すればなんとかなりますが、L1でスローにし左スティックで走りながら十字キーで選択、は、全部左手に寄っているので無理が大きい。結果、立ち止まらざるを得ないのが厳しいです。

こんなところで、ゲーム性に疑問が出るほどおかしい点がなく、非常によく調整されていると思います。

COMMENT

 2015のE3以降、同じソニータイトルでありながらアンチャーテッド4ほどの押し出しがなかったように思いますが、これも同様に素晴らしい完成度の作品で、しかも、諸々の要素が全て自分好みで大満足できました。
 バグも少なく、60時間のプレイでフリーズと地形はまりがそれぞれ1回のみ。この規模の作品では驚異的だと思います。
 ゲームへの時間のかけかたの変化もうまく調整されているように思います。強い弾薬を作る素材集めに、最初は狩猟や取引に頼らなければならないですが、これは練習がてら結局必要なこと。のちのちは狩猟の効率が上がっていき、中型機械獣の群を一網打尽にしてがっぽり稼ぐことができるようになります。(何故できるようになるかは、ネタバレ要素があるので控えておきます)

オリジナリティ:4点。弓・射撃メインでのゲームでこれほど激しいアクションに仕上がってるのが素晴らしいです。サブ武器の有用性が生きていますね。
グラフィックス:4点。風景、デザイン、演出、UI、どれもいいのですが、キャラクターが・・・もうワンランク上にいけるはず。4.8点くらいの4点です。
音楽:3点。戦闘中や隠密中はポーズ中もそのまま流して欲しかった。また、ごくたまに場面にあってないポップな曲が流れることがあったり、隠密行動時に流れる曲に機械獣と勘違いするような邪魔なSEがあって、当初困惑しました。
満足感:5点。個人的に大満足でしたし、これだけ色んな要素を持ちかつ個々を絶品に仕上げていれば、大抵の人にとって大きな裏切りがないものと思います。
快適さ:4点。ロードほぼなし、インベントリも軽快、キャラクターのモーションも自然でかつ自由度があり見事です。
難易度:BADに書いたように、VERY HARD でもレベル上げや慣れでさほどの難易度でもなくなりますので、NORMAL なら普通ぐらいじゃないかな、と思います。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
ての字さん  [2017-03-14 掲載]

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Amazonレビュー

レビュー者: サッカーばか僧
レビュー日: 2017-03-04
FPSについて来れなくなってきたアラフォーのおっさんが2年ぶりに買おうと思えたゲームです。最近は惹かれるゲームがなくて、買っても2、3日で飽きて売ってを繰り返し、もえ年齢的にゲームは出来なくなってきたのかなと思ってました。確かにグラフィックは素晴らしいです。ファミコンをやってた世代からすると驚愕のレベルです。ただ、面白いゲームとは何なのか?歳を取ってきて、色々なゲームをやってきてみて思ったのが、親切過ぎず、リアル過ぎず、ゲームらしさがあることなのかなと。リアルさを追求するなら防具や武器にも耐久性があり、スタミナもあっていいのかもしれません。でも敢えてそこを削り、爽快感と自由さ、リアルさのバランスが取れているのがこのゲームの良さなのだと思います。家庭ができ、歳をとると、オンラインだとどうしても時間と金をかけた人にはかなわず、腕がなければ相手にされないのがここ数年の通例でした。久々に自分のペースで楽しく世界観に惹かれるゲームに出会えました。自分の拠点を作ったり、さらに篭れるものがあれば尚良しですが、ファミコンからやってきた数多のゲームの中でベスト5に入るゲームです。是非手に取ってみてほしい傑作だと思います。

【PS4】Horizon Zero Dawn
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