【PS3】侍道3 レビュー
発売元 | スパイク (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-11-13 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / 侍道3plus レビュー |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション・アドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
84pt
GOOD!
・オリジナリティー
侍道より金のかかったゲームはたくさんあるかもしれないが
セリフ・ストーリー・武器全てが侍道独特の味を出している。
少し馬鹿っぽいところとシリアスさが噛み合った世界観は他にない
・熱中度
やるべきことはいくらでもあるし、やらなくてもいいけど出来ることはもっとたくさんある。
一度やり始めると止めどころが見つからないゲーム
・快適度
前作で出た不満を解消しようという意気込みが見えて好感が持てる。
BAD/REQUEST
・グラフィック
PS3としてはお粗末なレベル。ただしスタッフはグラフィックを犠牲にして
ゲームでやれることを増やした と発言しているので狙い通りではある
・サウンド
ごくごく普通で雰囲気は壊さない程度
COMMENT
前作を何百時間もやったファンとして非常に楽しみにしていたソフトだった。
実際プレイしてみたらPS3のソフトで一番やっていて「楽しい」と感じた
(オブリビオンの圧倒的なスケールやMGS4のグラフィックに感心したのとは違う感覚だった)
最新ハードのパワーを「装丁の綺麗さ」ではなく「内容の豊かさ」に生かそうとした好例だと思う。是非気軽に楽しんでほしいソフトだ。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt |
84pt
GOOD!
なりきりプレイが楽しい。
前作の2では、イベント関連が固定的、ガチガチに作られていたため、『侍になりきって遊ぶ』ことがメインだったような1とは違い、普通のゲームをしているような不満があったが、3では、なりきりプレイが出来る環境が強化された。
特に、日数制限がなくなったのは大きい。
イベントを進行させない限り、延々と遊べるので、ゲーム内でただひたすら生活をする楽しみが可能になった。
そのため、刀を集めるも、仕事に生きるも、女性とデートに勤しむも、はたまた辻斬りして人を根絶するも、自由なプレイスタイルに対応できている。
また、ゲーム内に登場するNPCが、固定キャラであるため、ゲーム内の世界を感じ取ることが出来る。
NPCの多くは無限に沸いてくる無個性キャラなわけではなく、それぞれに性格づけや行動、主人公に対する反応が決められている。
そして、死んでしまえばもう出てこない。
これによって、ただそこらにいるNPCにも愛着なり味わいが出てる。
BAD/REQUEST
売りの一つであった、沙汰システム、土下座システムが、あまり上手く働いていない。(主に土下座)
イベント中のどのシーンでも、この二つが選択できるわけではなく、片方はできないシーン、両方出来ないシーンなどもあり、そこが残念だった。
特に土下座に関しては、イベント進行に全く影響を及ぼさず、ただのイベントスキップとしてしか意味を成さない場面もあり、不満だった。
渡世(ミッション)が物足りない、少ない。
そして、つまらない任務が多い。
COMMENT
1と2のシステムを上手く混ぜ、更に新しい要素を加えてきた侍道3は、シリーズファンなら、十分、満足するソフトになっていると思う。
今回がシリーズ初めてという人の場合、自分なりの目的や遊び方を作らないと、ちょっと物足りない作りになっていると思います。
特にストーリー重視であったりすると厳しいかと。
その代わり、自分でキャラ設定をして、今日は極悪侍、次は腰抜け侍、などと演じながらプレイをしてみるなど、遊び方を見いだす事が出来れば、長いこと遊べるゲームになるのではないかと思います。
連続してやっていると飽きてしまうかも知れないが、ふとした時にやりたくなるゲームといった感じで。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 2pt | 1pt | 1pt | 1pt | 2pt | 1pt |
25pt
GOOD!
プレイヤーの所持金・武器・技を始めとし、全てのステータスが2週目以降も引き継げること。
マップ間の移動が全体マップから移動先を選ぶことによって瞬間移動できるのでわずらわしい徒歩での移動をしなくて済む。
BAD/REQUEST
グラフィックはPS2より少し綺麗な程度。頑張ればPS2でもできたんじゃないの!?と思うくらい出来が悪い。
忍道シリーズや神業といったACQUIREの歴代ゲームと何も変わらない内容(BGMも含め)。
あまりに内容が似すぎているので新鮮味が全くない。
一部のBGMでは使いまわしと思えるのがあった。(神業のゲーム中のBGM)
攻撃は攻撃ボタン連打で済んでしまう。そのため侍の世界らしい緊張感が全くない。雰囲気は無双シリーズや鬼武者シリーズと似ている。ただし爽快感は無し。
ストーリーの分岐はあくまで会話中の選択肢による。そのため戦いの最中の一瞬の判断がこの先を決めるみたいな緊張感が無い。
終始盛り上がりの無いストーリー。ただダラダラ進むだけ。
土下座の必要性が感じられない。(ストーリー分岐に関係しているんだろうけど・・・^^;)
仕事の請負があるが、仕事の種類が驚くほど少なすぎる。しかもレベルが低すぎる内容ばかり。しかもこれによって得られる報酬で所持金のほとんどが増えるので避けて通れない。かなり苦痛。(お金なんてどうでもいいさ!!っていう人は避けられるが)
ゲーム序盤でかなり強い武器がカスタマイズできてしまい、以降武器を新たにカスタマイズする面白みがない。
移動できるマップがたったの8箇所。しかも各マップごとも狭いため面白くない。また、8箇所中2箇所はただの一方通行でしかも距離が短い・・・。ふざけるなと言いたい。
敵といっても相性が悪くなっている勢力があればある程度の攻撃を仕掛けてくる程度で、普通に仲良くやってれば敵とはほとんど出会わない。あとやることは苦痛な仕事請負くらい。
COMMENT
総合的なゲームの流れとしては作業的なやり甲斐の無い仕事を請け負ってダラダラストーリーが進むのを我慢してプレイするだけ。
アイテム収集やエンディングを全部見るとかやりこみ要素はあるが、それ以前に悪い点が多すぎてやる気が出ない。2〜3回クリアが限度だろう。
侍道3をプレイしてそろそろ開発者の技術力の限度が見えてきた。
かなり楽しみにしていただけあって残念でならない。久々に後悔したゲーム。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-06-10
○有る程度、自由に行動出来る。
○主人公だけに、魅力を感じる。
○会話の途中で、刀を抜ける。
○武器の種類が豊富で、倒した敵からも
色々と拾える。
○ローディングは、そこまで長く無い。
(ただ、ちょくちょく入る。)
○走りながら刀が抜けるのが、格好良いと思った。
■BAD■
×女性キャラクターに、魅力を感じ無い。
PS3なのに、グラフィックがヘボいから
だと思います。
×主人公の他に、魅力的なキャラクターが居ない。
×ココは行けるだろって思える場所に行けず、
見え無い壁が有り自由度が無い。
×PS3のソフトは、川等の水の表現は大体
綺麗なのに、侍道3はPS2並の水の流れ。
×段差に手を使って、登れる様にして欲しかった。
わざわざ、遠回りするハメに。
×一般市民や、脇役等の言葉が微妙。
×カメラ ムーブが遅く、快適とは言え無い。
■感想■
侍道は1、2が面白かったので、
3が安くなった所を狙って購入
しました。
侍道の1は凄くハマり、2はPSPで
持ってました。
今回PS3ですが、一番 出来が悪いですね。
自由度は殆ど無く、自由に歩ける物の、
ステージが狭いのと、エリア移動が
面倒です。
オープンワールドにすれば良かったと
思いますが、やはりエリア移動がウザい。
手を使って、手が届く程度の高さの壁に
登れたりすれば良かったのに。
主人公は割りと格好良い感じですが、
脇役に魅力が無いので盛り上がりません。
グラフィックが雑で、PS2でも頑張れば
出来るレベル。
GOOD!
バカ要素と自由奔放な仕様は相変わらず
連殺のお手軽感と快感は良い
気分や状況に応じて殺戮と峰打ちを切り替えられるシステムも○
やり込み要素、ファンサービスは豊富
侍シリーズに限らずアクワイアの良いところ
前2作というかアクワイアにしてはユーザーに優しい作り
操作上の煩わしさがなくなった
一部のキャラを除いて移動速度が速いのも良い
斬りたい時には重要人物でも斬り殺せる(子供など一部例外あり)
またそれに沿ったシナリオ展開も用意してある作り込み
BAD/REQUEST
これが次世代機か!とある意味潔さを感じさせるグラフィック
忍道に出てきた彼とか、ほぼPS2版のグラフィックのままなのは流石にどうかと思います
ロード時間がやや長め
またマップ移動やイベントの合間合間にあるのが残念
いきなり沙汰システムがよくわからない
一部イベントではシナリオ選択になることもあるが
イベントスキップになってしまう場合も多々ある
無闇に刀を抜いてイベントを棒に振ってしまうのか
シナリオ選択になるのかがユーザーには全くわからないのは少々不親切に感じます
イベントシーンのドラマ性と自由度の両立を目指したのかなぁと思いますが
COMMENT
面白さを増して不満点を改善させた1の正当進化版のように感じました
やり込み、おまけ、分岐の多さでまだまだ遊べます
グラフィックはともかく周回プレイを楽しむゲームなのにロードが長いのは残念ですが
それでも周回プレイしてしまう魅力はあるということでもあります
総合的に良作