【PS3】Castlevania -Lords of Shadow- (キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ) レビュー
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-12-16 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人 ■ 初回限定版:9,980円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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1pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt |
52pt
GOOD!
初レビュー投稿です。初めに自分は常体でないと文が書けません。偉そうに見えるかもしれませんが、なにとぞお手柔らかに。
グラフィックス
良いと思う。が、画像の綺麗さというより演出やデザインで魅せるタイプ。
各種構造物やモンスターは相当作り込まれており、職人の気概が伝わる見事なもの。光の演出も派手過ぎず地味過ぎず、好印象。細かい点だが本作には豊富な設定資料集が納められており、ちょっとしたイラスト集みたいな感じだ。
サウンド
普通。BGMは落ち着いたオーケストラ調の曲。・・・ただ、最近のアクションゲームのサウンド品質は全体的に向上していると思う。そんな中では本作は至って普通。
バトル
全体的にややスパルタ仕様、しかし手に負えないものではないところが良い。評価したい点は二つ。
1 敵モーション
これは敵ながら見事と言いたくなるような出来。雑魚敵に対しよく感じる安っぽさは無い。ソードマスター(ただの雑魚敵)の動きなどは、一昔前のアクションゲームなら主役級のレベルな気がする。なかなか読ませてはくれない。
2 回復能力
主人公は序盤でこれを獲得する。当然タダでとはいかないが、有るのと無いのとでは大違い。おかげで、残りライフに対しさほど神経質にならなくて済む。
ボリューム
一周クリアに要する時間はこの手のゲームの平均の約1.5〜2倍ぐらいは要すると思う。最近のゲームのボリュームは減少傾向にある、と思っていた自分にとってこれは嬉しい誤算だった。ただ手放しでは喜べないところも・・・
解法付きパズル
解法を見たらボーナスを失うというパズルがある。自分はこれを将来性あるものとして評価したい。もっとも現状では欠点の方が遥かに上回るが・・・
一本道だけではない
ほとんど一本道で、一本道でないところなど子供だまし程度のものだが自分は嫌一本道派なので、プラス評価とさせて頂く。自分はたとえアクションゲームであっても、迷ったり寄り道したりしてみたいと感じている。ただそういう観点からすると、本作は中途半端なことこの上ないが。
BAD/REQUEST
オリジナリティー
世界観が王道中世ファンタジーという点以外には特にない。ゲームとして目につくもの全てがどこかで見た、というか実際にあった気がする。ただこれは、アクションゲームというジャンル自体が一つの限界を迎えている気がしないでもない。
グラフィックス
構造物やモンスターのデザインは良いと評したが、個人的にこだわって欲しい服装や小物といった点には、それらほど力を入れていないと感じた。風景も同じで絶景といえるポイントは有るには有るが、その質と量は「最近のゲームのそれ」に対する期待や想像を下回るだろう。キャラについてはノーコメント。光の演出は良かったが、暗闇の演出はデモンズソウルとかに比べれば今一つか。
ボリューム
ロッククライミング・壁登りが多い。プレイ時間の3〜4割は壁をよじ登っていた気がしてあまり感心しない。個人的には許容範囲内だが範囲外の人もいるはず、なのでご注意を。こういうただのロッククライミングは一度コツを掴めばただの作業、「握力ゲージ」とかあれば・・・。
ストーリー
「アクションゲームにストーリー性は期待しない」という立場なのでさほど不満はない。不満なのは内容より構成。「悪の三人組をぶっ倒せ」というのが本作のストーリーの大筋なのだが、このうち二人目にあてられる分量が多く三人目は少ない。そのため、二人目を倒してから終わりまでがやたら短く感じられ、肩透かしを食らった気分になり残念。
解法付きパズル
1 解法を見せて解答をなぞらえさせるというのはただの無駄手間。それなら、初めから終わりまでスキップできる「スキップ付きパズル」とした方が妥当だろう。
2 パズル難度が易し過ぎる。「解法付き」なのだから解けない人が続出してもおかしくないレベルまで引き上げるべき、その分ボーナスを上げれば良い。現状は、わからずとも適当にしていればそのうちまぐれ当たりでなんとかなるという程度。
3 パズルの性質として答えは固定式・・・ランダム式の方がよかった。
試練
あまり自分は達成させていないから断言できないが、達成させたところでなにかあるのだろうか? そう思わせる時点でちょっとダメ。達成させると何があるのか知らせてくれないとやる気がでない。
バトル(散々既出だけど)
もっとも好みが分かれるところだろう。とどのつまり、まったくゴリ押しができない。ゴリ押し不可は美点であるとはいえ、過ぎたるはなお及ばざるが如しだろう。
1 強力なスーパーアーマー
ほとんどの敵は多少のダメージを受けてもひるまず、モーションがキャンセルされないという性質・スーパーアーマーを有している。それ自体は決して悪いことではないが、ちょっとその効きが強すぎると思う。デモンズソウルを思い出すが、あれはパターン化された単調な動きとやや遅めのモーションでバランスをとっていた。しかし本作は練り込まれた複雑な動きと割と早めのモーションを繰り出してくるわけだから、正直シビア
そうなると、プレイスタイルは「遠距離からちまちま削る」か「思い切ってカウンターを狙う」かの二択に絞られてしまう。敵が変にタフなため、「怒涛の攻撃で丸め込む」というのがかなりしにくい。つまり、やりごたえはあるが爽快感は無い。爽快感を感じ始める頃には敵を倒している。
2 コマンド技が少ない
武器が一つしか無いにも関わらず少ない。上述のスーパーアーマーのおかげで実際に使うのはさらに少なくなる。いくらこちらがコマンド技を出しても、敵は「そんなの関係ねぇ」と言わんばかりに突っ込んでくるため、時間のかかる派手なコマンド技は出し切れない。特定の技を組み合して使うしかないだろう。・・・皮肉なことに、敵の方が主人公よりも派手で多彩な動きをしていると思う時がある。
3 フォーカスゲージ
他ゲームで言うところのコンボゲージ。ノーダメージで敵に攻撃を当て続けるとゲージが増加し、満タン状態だとある恩恵を得られるというもの。
なのだが、攻撃を少しでも食らうとゲージが0になるというスパルタ仕様。被ダメージ量相当分だけゲージが減るという仕様にして欲しかった。
COMMENT
なんというか、無難というか普通、という言葉がぴったり当てはまると思う。「フツー」という感想しか思い浮かばない。
自分はこういう世界観や絵が大好きなのでスペシャル・エディションで購入したが、「早まっちゃったかな」と微妙に思ってしまう。
友人が ダンテ・GOWなどのアクションゲームを既に持っているなら、「似たようなものだから、別に買わなくても良いんじゃないか?」と言う。
もし持っていなくて、それら(本作・ダンテ・GOWなど)の中でどれを買うか迷っているなら「単純に世界観の好みで選べば?」と言う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 2pt | 2pt |
32pt
GOOD!
◆グラフィック
グラフィックは非常に美しく、滑らかな表示でカクつきもありません。
また、ホコリっぽさや凍てつく感じなどの演出も秀逸です。
グラフィックに関してはさすがといったところ。
BAD/REQUEST
◆オリジナリティー
よく言われていますがゴッドオブウォーのパクり。
にも関わらず「悪魔城ドラキュラ」っぽさがほとんど無いのでかなりガッカリ。
悪魔城ドラキュラのファンですが、ファンであるほどガッカリ感は大きいと思う。
◆熱中度
ゴッドオブウォーもプレイ済みなので、第4章辺りから飽き始め、後半はかなり嫌々プレイ。
「このゲームならでは」というものが乏しく、周回プレイなどもっての他。
◆満足度
悪魔城ドラキュラと思って買ったらゴッドオブウォーでした。そんな状態で満足できるはずも無し。
ストーリーは悪い意味で謎が多く、全体的にまとまりの無い感じ。良く練られたものでは無い。
サブウェポンは「弱点を突く」ことができる割に「弱点無し」の敵が多い。
スキルが多い割に使わないスキルが多い。
敵がガード可能・不可能の攻撃を仕掛けてくるが「同じようなタイミング、スピード」で攻撃してくるため、運の要素が絡むことが多い。一応ガード不能技にはエフェクトが付いているが、カメラが遠いのでわかりにくい。見えたところでわからない。
怪しい場所がテカテカに光り、世界観をブチ壊し。かなり大きいオブジェクトでも平気で光る。
説明書に主要キャラが全員出ている。本当に馬鹿じゃないかと思うほど全員出てしまっている。
最初は1章のステージ数が多いものの、後半は1章2ステージや3ステージが多い。
そして、サプライズなど無い。ゲームの進行は見えているだけ。
ラスボスがポッと出。
◆快適さ
はっきり言って、快適では無い。
スキルのコマンドがかなり覚えづらく、何度もコマンド確認をしてしまう。
急なカメラの切り替わりにより、操作が混乱することが多発。
◆日本語版総合監修:小島秀夫
羊頭狗肉である。
正直、小島秀夫が関わったためにこんな出来になったと言うのであれば、もう悪魔城シリーズには関わらないで下さい。戦争ゲームでも作ってなよ。
COMMENT
悪魔城ドラキュラシリーズのファンほど、お勧めしません。
ドラキュラの登場を期待して買うのもお勧めしません。かなり痛い目に逢います。
ゴッドオブウォー系のアクションが好きで好きで仕方ない人にはいいかも知れません。
少なくとも私はかなり失望し、一応一度クリアしましたが、即売却しました。
続編は期待しない。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 4pt |
54pt
GOOD!
やってみればわかりますが、完全にデビルメイクライをリスペクトしたアクションゲームです。パクリといってもいいかも知れません。ゴッドオブウォーはやったことが無いので、似ているかどうかは分かりません。
そのために、ゲームとして面白い点は、デビルメイクライと似ているように感じました。
ゲーム進行とともにアクションの種類が増えていき、スタイリッシュな戦闘を楽しむことが出来ます。
難易度は決して簡単ではありません。ボタン連打だけでクリアできるようなステージはほとんどなく、モンスターとのバトルに関しては慣れるまでは、かなり苦しい戦いが多いと思います。自分の操作の上達につれて、バトルも楽に、そしてかっこよくなっていきます。
グラフィックはきれいで、広大なフィールドを十分に表現できていたために、よいをつけました。
BAD/REQUEST
オリジナリティー
戦闘がデビルメイクライに似すぎているため2点
熱中度
戦闘への習熟や、アイテム収集や特定条件を満たしてのステージクリアといったやりこみ要素があるのですが、以下の要素が面倒なので熱中度は普通
?ムービーのスキップ
ムービーっぽいのにスキップできないところや、ムービースキップ自体がひとつのボタンで出来ず、周回すると非常に面倒
?パズルが多い
アクションゲームなのに、かなりパズルが多い
アクションで通過させて欲しい
?やたらとちんたらした壁のぼりアクションが多い
もっとスタイリッシュに動いてほしかった。
?ステージのはじめにやたらと長い語り(裏でロード中のためロードが終わるまでスキップ不可)が入る
HDDにインストールするなりして、もう少し短くできなかったのか。
満足感
ストーリーのラストで台無しになるが、わずかにやりきった感じを得られたので、2点
快適さ
バトルは爽快なのだが、先述の???の要素のために、快適さは普通
COMMENT
悪魔城シリーズをやったことが無く、DSシリーズなどのプレイ動画を見て、前々からやりたいと思っていたため、PS3で購入。(DSもってません)
楽しい部分も多かったが、正直不満は残ります。
DSでのシリーズのようにもっと自由度が高く、テンポのよい移動が行えれば、文句の無いゲームであったと思います。
わざわざ小島プロダクションの名前を出している割には、たいしたことなかったなと言う感想でした。小島プロダクションが協力する必要あったのか?って感じがします。
Amazonレビュー
レビュー日: 2012-06-14
ゲーム中盤までやってみての現在の感想を書きます。
まず、大して使用する必要も無い、追加される技の数が多く
逆に思い道理に動かせていない感が出てしまい、
爽快感に欠ける。
使い古された面白みの無いパズル要素が多く、
アクション部分との切り替えがテンポを悪くしてしまい、
爽快感に欠ける。
初期のオカルトホラーが無く、どちらかと言えばファンタジーな世界観で、
この部分は好みが別れる。
といった全体的に微妙なゲームだなって印象で、
なんか、ワクワク感も無く、やめちゃおうかなって思ってます。
でも、価格的には、損はしない〜かな?
GOOD!
オリジナリティはあまり感じられませんでした。アンチャーデット2と同じような形。ただパズルは面白かったです。一部良く分からないものもありましたが、救済システムもあるのでとくにつまる事はないと思います。
グラフィックは非常に美しく、リアルでありまた雰囲気も良く表現できており、素晴らしいの一言。
アクションの操作性も悪くなく、操作に関してはフラストレーションは溜まりませんでした。またロードも非常に短くこの点もGOOD。
綺麗なムービーからそのままシームレスでステージに入るのは良かったと思います。
BAD/REQUEST
難易度が高い、と感じました。
まず視点が任意で動かせないため、次にどこに進めばよいのか分からない、という場面がちらほらありました。曲がり角がある事に気が付かず、30分位ぐるぐると毒の沼をさまよった事もありました。
また、チェックポイントがたくさんあるため気軽に再チャレンジできるものの、敵の強さがなかなか強烈。アクションになれていないと相当やられるかもしれません。敵の強さはもとより、地形をうまく利用したりする必要が出てくるので、その点が、もう少し説明があれば…、と思いました。
ついで回復に関しても、もう少し救済があればな、と思いました。
たいていボス戦の前には回復場所がありますが、通常ステージでも体力魔力満タンで挑みたいのに、回復が容易ではない、というが厳しかった。
シナリオが今一つ盛り上がらない、というのも残念な点。
洋ゲーなので仕方ないと言えば仕方ないですが、はっきり言ってしっかりとシナリオを作り上げているというゲームではありませんでした。
唐突に助けが現れたり消え去ったり、良く意味が分かりませんでした。
COMMENT
パソコンのモニタをHDMI接続で使用。
購入動機はムービーを見て、その美しさやアクションに惹かれたため。
全体としては満足しています。
綺麗な映像、長すぎないムービー、ロードの短さ、手軽な操作感と、とてもやりやすく熱中しやすかったです。アイテム探しやクリア後の再チャレンジクエストなど、やりこみ要素もあるのでアクションが好きな人にはお勧めだと思います。
ただやはり気になる点も多く、万人向けとは思えませんでした。
特に難易度や視点の切り替え不可はちょっと厳しく思えました。
またシナリオも、一本のラインはあるが、枝葉が圧倒的に足りない、という出来で、少し残念でした。やりようによってはもっと面白くなったのでは、と感じました。
ついでに言えば主人公の奥さんが不細工なのがちょっと…。
主人公や語り手はかなりかっこいいのに、なぜあんな奥さんなのよ…?