【PS3】Top Spin 4(トップスピン4) レビュー
発売元 | テイクツー・インタラクティブ・ジャパン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-04-21 |
価格 | 6090円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:スポーツ ■ プレイ人数:1〜4人(オンライン:2〜4人) ■ PlayStation Move:対応 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
63pt
GOOD!
まだキャリアモードの途中ですが、、
パワースマッシュが超人テニスゲームなのに対してこちらは現実的なテニス
リアルさを求めているならこれ以上ないテニスゲームかとおもいます
グラは前作と比べて特に変わったところはないかと
音は前作同様、試合中は音楽流れず観客、審判、選手の声とかだけです
個人的にはこっちのほうがリアルでいいですね
前作の日本版ではオリジナル選手の顔をいじる際、本来表示されているはずの白い点がなく顔を作るのにめちゃくちゃ苦労しましたが今回は海外版のおかげかそこも直ってました
英語なのでよくわかってはいませんがリターンするだけの練習モードもあります
パワースマッシュでダブルスというと前衛のボレーミスが多く楽しみにくいものですがその点トップスピンは前衛でのボレーもできるので友達と一緒にやるのも楽しいです
前作より操作面で難易度は下がったかなといった印象
これはいい点でもありますし、個人的にはバッドです
また下のバッドで書かせていただきます
BAD/REQUEST
>説明書
まず日本語の説明書付きとありますがほんとに数ページしかなく薄っぺらいものです
書いてある中身もPSmoveと普通のコントローラの操作方法だけで詳しくは公式サイトでみてね!って感じのなげっぱなしな感じ
そしてその公式サイトでもゲームの紹介しかなく、モードの説明や詳しい操作説明など一切なし
そういった点がものすごく不親切です
>キャリアの服飾面
まだ途中なのでこれから増えていくのかもしれませんがちょっとラケットの種類が少ないような
ブリジストンやダンロップといった確か前作あったメーカーのラケットがいまのところでてません(キャリアモードで4大大会手前くらいです)
もうちょっとあってもいいかな、、と
>CPU難易度
ダブルスのcpuがそんなに強くありません
最高難度のエキスパートはまだだしてないのでわかりませんが難度ベリーハードで友人と買ってすぐダブルスしましたが普通に勝ってしまいました
もうすこしポーチにでるとか攻めてきてもおもしろかったかなと
シングルのベリーハードはかなり強いんですがね
>操作面の難易度
前作ではボールを打つ際の位置などにも気を使わないと無理な体勢で打つことになりまともな球は飛びませんでしたが、今作では勝手に位置が修正されタイミングさえあえば普通に打てるようになりました
前作のL2,R2でのコントロールショット、パワーショットも割と簡単に打てるようになりミスすることも少なくなりました(それでも普通の打球よりはミス多いです)
個人的には前作のような難しさのほうがリアルに近いので好きだったんですがライトユーザーにはこのくらいのほうがいいかもしれませんね
COMMENT
ゲームの出来自体にはおおむね満足です
ですがやっぱり説明書の不親切さはいかがなものかと思います
それ以外のゲーム面では出来は悪くないんですが・・・
個人的には前作のほうがおもしろかったです
そこは人それぞれですかね
Amazonレビュー
レビュー日: 2011-06-04
○のところ:
*非常にリアルなテニス体験
サーブはフラット、トップスピン、スライスが打ち分けられて、ヒットするタイミングによって球速が変わります。それに加えてアドバンスサーブではさらにスピードとパワーを追加できますが、タイミングが合わなければフォルトやネットになる可能性があがります。ファーストサーブはスピードとパワー重視でエース狙い、セカンドはコントロール重視でダブルフォルトを避ける、などのセオリー通りの戦術はもちろん、リスクをとってもセカンドでもガンガンエースをねらっていく、など望みの戦略が取れます。
左右に振られて、ぎりぎりで追いつくときのプレーヤーのアクションは絶妙です。左右に振られるとスタミナを消費して、ミスショットが出やすくなるのもリアルですし、それも戦術に組み込めます。
深いショットで相手をベースライン後ろに下げておいて、逆サイドのネット脇にドロップショット、それがもし取られてもネットに詰めてきた相手の頭上をふわっとこえるロブショットでポイント、などの駆け引きが存分に楽しめます。
ネットに出て、バックハンドでぎりぎり手を伸ばしてのボレーなどアクションも、たまらない爽快感を与えてくれます。パッシングで抜いたり、抜かれたり、もいい感じです。
ネットに引っかかってポトンと落ちたときに、相手プレーヤーが「失礼」といいたげなアクションをするにいたっては、嬉しくて泣けてきます。
*実在プロや過去のレジェンドとキャリアモードでも対戦できる
下位レベルのトーナメントは架空選手との対戦ですが、グランドスラムに出場できるくらいランクが上がってくるとフェデラー、ジョコビッチ、ときて決勝がナダル、などになります。また、さらにランクが上がってくると、キャリアモード内でのエキシビションマッチが解除され、レンドルやアガシなどのレジェンドとの対戦も組まれます。
*AIプレーヤーの難易度が絶妙
AIプレーヤーの強さの調整は5段階に変更できます。ノーマルまではそれほどでもありませんが、ハードやベリーハードは強敵です。サーブは超高速で返すのが精いっぱい、なかなかブレイクできません。自分のサービスゲームでも厳しいところにガンガンリターンされて、左右に振らされてしまいます。AIプレーヤーが非常に強いのですが、理不尽な強さではなく、リアルな強さを感じるところが面白さを高めています。
*MOVEに完全対応
我が家ではこのゲームのために、モーションコントローラー、ナビゲーションコントローラー、モーションアイを揃えました。我が家的には、Wiiモーションプラスの「Grand Slam Tennis」を超えた、体感型テニスゲームがやっと登場してきた!という感じです。
*丁寧なチュートリアルモードのテニスアカデミー
テニスアカデミーのチュートリアルは秀逸です。基本的な操作はもちろん、そのショットの目的や戦略まで踏み込んで教えてくれます。またそれを丹念に練習させてくれます。キャリアモードとは完全に分離していて、これを終わらせないと先に進めないといった、変な制限や強制がないのもうれしいです。
*多彩な成長システム
レベルは20までですが、どのスキルを高めていくかによって、人それぞれのレベル20プレーヤーができます。サーブもリターンもスピードも最上級なんて月並みなプレーヤーにはなりません。得意と不得意が同居したリアルなプレーヤーを作成できます。スタミナやボレーなど全てを平均的にしていくと、弱点はないけれど強みもないプレーヤーができたりします。好みの戦略にあうスキルを与えてくれるコーチを雇えば、本当に多様なパターンのプレーヤーが作成できて、オンラインの他のプレーヤーと同一、なんてことはありえません。相手の長所短所から、戦略を組み立てていくなどの面白さにも繋がります。
△のところ:
*登場プロ、とくに女子プロが6名は少ない
個人的にはシャラポワがいなくて、あの叫び声が聞けないのも寂しいです。
*登場プロのアクションにもう少し個性が欲しい
登場プロのグラフィックはまあまあです。ただし掛け声やショットのアクションなどで、他のプレーヤーとの違いがあまりわかりません。せっかくの実在プレーヤーなので、たとえばジョコビッチはサーブ前のルーティーンが長い、なんて遊び心があってもよかったと思います。
×のところ:
日本国内向け版ですが中身は全て英語です。英語画面、英語音声です。フレンチオープンはジャッジのアナウンスがたぶんフランス語です。中身は英語版だと明記されていますが、付属の日本語説明書はわずか数枚のペラペラだけなのにはさすがに驚きました。これでは輸入版と本当に大差ない仕様です。このローカリゼーションのやり方、売り方、説明不足での厳しい評価が、こちらを含めて各方面で見られます。
ゲーム自体のできは非常に高いため、なんとももったいない話です。というわけで、オンライン上の英語マニュアルをボランティアで日本語に翻訳してみました。興味のある方はご参照ください。
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マガジンで掲載されているテニス漫画「「Baby steps」の主人公、丸尾君になって1/64のコントロールを練習している気分を味わいたい方には、最高のゲームだと思います!
GOOD!
Top Spin3からハマり、4も楽しみにしていましたが、期待を裏切らない出来です。
リアリティがアップし、操作も前作より簡単になったと思います。
だからといって、奥が浅いわけではなく、ショットの際のポジショニングなども
微調整しないと、良いショットが打てません。
特に実際にテニスをしている人には、その辺りのリアリティを感じるのでは
ないでしょうか。
審判が観客に「quiet please thank you」と言ったり、小粋な演出もGood。
パワースマッシュなど、他のテニスゲームも好きで色々プレイして来ましたが、
前作を含めても、本作が個人的にはNo.1テニスゲームです。
BAD/REQUEST
選手の声のパターンが少なすぎる。
ナダルとジョコビッチで対戦して、叫び声が同じだとちょっと気持ちが萎えます。
アウトの判定が若干厳しいかなと。実際のTV中継ではINと判定されるような
ギリギリのボールでも、本作ではアウト判定となりますね。もう少しINとなるエリアを広くして欲しかった。
あと、実際のテニスに比べサービスエースの成功率が悪いです。200キロオーバーでラインに乗ったサーブでも、簡単にリターンエースされたりします。
これは個人的な主観もあるでしょうが、英国&米国出身の選手の能力が高く見積もられてる気がします。まあ売上の大きい市場なので、ホームの選手を優遇してるかもしれませんが、CPU同士で対戦させたときに、ナダルがマレーにボロ負けするなど、ちょっと腑に落ちません。
COMMENT
BADのほうに色々書きましたが、それほど大きなマイナス要素ではなく、総じて満足です。
ただ欲を言えば、チャレンジシステムなどがあったら尚良かったかなと。
その辺りは、次回作に期待です。
リアリティを重視したテニスゲームをやりたい人には、ぜひお勧めします。
部屋の事情でMOVEではプレイできませんでしたが、環境が整えばそちらもやってみたい思わせる出来です。