| SIMPLE2000シリーズ Vol.83 THE 昆虫採集 |
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発売元 | 中央値 「得点算出方法」 |
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| ・D3パブリッシャー ・公式サイト | 65点
【標準偏差】
：0.00 （難易度 ：3.0点） | |||
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| † 参加型レビュー集 † | |||||
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| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ |
| 4.0点 | 4.0点 | 3.0点 | 3.0点 | 4.0点 | 2.0点 |
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| 良 い 所 |
一見子供だましなキャラたちに抵抗というか子供向けな感じを受けていたのだけど、登場人物のキャラ設定が良い意味で変。 上手く説明できないのだが、台詞を考えた方は凡人には理解できない電波を放っていると思われる。 よくこんな台詞がそのまま採用されたなと良い意味で関心してしまう。 オマケにフルボイスなのが凄い。 会話内容がテキストで出るけどそれが全て声有り。 しかも、素人が声を当てているのではなく、アニメとかで聞いたことのある声だ。 博士なんてポ○門のオ○キ○じゃないか？ 声優に詳しくないんでよく分からないが多分そう。 その博士が会話だけでなく、昆虫の解説一つ一つにまでフルボイスでアドリブ加えて説明してくれてる。 とても２千円のゲームとは思えない無駄な力の入れように感動。 捕まえた昆虫は昆虫カードというデータリストに記載されるのだが、昆虫のグラフィックを拡大縮小回転＆昆虫の鳴き声＆先ほど述べた解説 と昆虫データとしても役に立つところが素晴らしい。 泣き声で今外で鳴いてる昆虫はこれだな とか調べたりもしたよ。 昆虫のモデルが良く出来ており、当時捕まえたくても捕まえられなかった昆虫が手に入ったりすると子供の頃に戻ったかのように興奮してしまう。 日本の昆虫だけでなく海外の人気昆虫まで網羅してあるのでカブトやクワガタ好きにはたまらないものがあると思う。 オマケにミニゲーム４種の内の一つに押し相撲があり、捕まえたカブトやクワガタでブイブイ言わすのは何気に楽しかったり。 | ||||||||||||||||||
| 悪 い 所 |
はっきり言ってかなりある（笑） まず一番の問題はおもいっきり不親切な点。 説明書が説明不足な上、ゲーム中でも何をすればいいのか全く教えてくれないから 自分で試行錯誤しながら自らの手で攻略法を探すようなゲームが嫌いな人、例えば敷かれたレールの上を歩くゲームが好きな人には全く向かない。 最初は手掴みしか出来ないけど、何か知らない内に倉庫に虫取り網が置かれていて しかもそれがいきなり違う種類の網が４本も手に入ったりと戸惑うことしきり。 いきなり４本も手に入ったのはいいとして、それをどのように使い分けるのかなんて 誰も教えてくれないから、手当たり次第に使ってみて自分で使い方を考えなくてはいけない。 自分なりの使い方を身に付けていくわだけど、一応昆虫を全種集めた私でさえ 未だに製作者が意図した正しい使い方を全ての道具で行っているのか分からない（笑） 殺虫剤という昆虫採集にあるまじきアイテムが登場するが、虫を殺しちゃだめだろう。 他に用途があるのかもしれないが昆虫を殺すことしか分からない。 他のアイテムは何となく分かるのにこのアイテムだけはさっぱりだ。誰か教えて。 昆虫は小さいのに飛んでる昆虫はプレイヤーに情け容赦なくブンブン飛びまくるので追いかけ回すと即画面酔いしてしまう。 小さいから画面に目を凝らしつつ素早く移動する昆虫を追いかけることになるので、通常の３Ｄアドベンチャーの倍くらい酔い易いと思ってよい。 装備するアイテムをＬＲ２で変更するのだけど、Ｌを押したら右側に選択カーソルが移動するのがなかなか慣れなかった。 Ｌを押したら左、Ｒで右 の操作法もオプションで用意して欲しかった。 昆虫が居る場所をマーキングで教えてくれるアイテムで昆虫探しは随分と楽になるのだが、網を構えたままでは使えないのが不満。 昆虫や背景がリアルである分、逆に昆虫を見失い易い。 止まってる昆虫なら全然問題ないのだが、飛び回る小さい虫なんかだとそのアイテムを外した瞬間に見失ってしまうことが多い。 このアイテムを装備したまま網を振るったり手掴み出来たら随分と遊びやすかったのにな。 今のこのバランスだと凄くシビア。 網で捕まえるにしても、しっかり網内部にまで昆虫を入れ込まないと捕まえられない上に距離感が掴みづらいから尚更難しくなっている。 その分捕まえた時の感動は大きいのは確かなのだけど、凄く疲れる。 オマケに私は余り昆虫には詳しくないので飛び回る虫がどの昆虫か認識できなかったので手当たり次第に捕まえ、やっとの思いで捕まえた昆虫がダブりでげんなりした経験を嫌というほどした。 このゲームは♂と♀の偏りがかなり激しいと思う。 １０匹ほど連続で同じ昆虫を捕まえて全部♂とかありえんと思うけど。 それが♂しか登場しない昆虫ならまだしもしっかり♀もいる昆虫だし。 博士の助手とのミニゲームで重要アイテムを貰った後は昆虫をもらえるのだが、昆虫採集ゲームで昆虫をもらえるのは止めた方が駄目なんじゃないかな？ 簡単に持ってない昆虫をくれるわけではないが、根気よくやり続けていれば持ってない 昆虫がどんどん貰えてしまうのは採集を否定されてるようで駄目だと思う。 オマケにもらえる昆虫は超ビッグサイズでそれ以上の大物は存在しないのも駄目。 懸命にサイズ更新してたのがアホらしくなる。 昆虫が貰えるのではなく、未入手の昆虫がどの時間帯の何処に居るかとかの情報だけでよい。 | ||||||||||||||||||
| 感 想 な ど |
某雑誌でボロクソに貶されていたので相当酷いゲームを想像してたのに良い意味で裏切られた気分。 確かに１時間以下の何も把握できてない状況で判断するなら○ゲー評価をする人がいるかもしれないが。 昆虫好きや、集めるゲームや、自らの手で色々調べるのが好きな人には合うんじゃないかな。 凄く不親切だけど、シンプル２０００とは思えない程丁寧に作られているので 気に入れば何となく熱中してしまう魅力がある。 このゲームは是非続編というかコレに似たゲームを出して欲しい。 悪い点で挙げた不親切な部分と操作性を向上し、遊びやすくコレクション要素が強まれば絶対買いたいです。 あの３人？にまた会いたい、あの人たちは変な魅力がある。 昆虫じゃなくても魚とかでもいい、生き物を捕まえるゲームなら絶対買う。 私はリアル昆虫が駄目な人だけど、ゲームでなら全然問題ないということが分かっただけでも貴重な体験をさせてもらいました（笑） 毎回これくらいのクオリティのゲームが出てればsimpleシリーズも信用できるのに。 | ||||||||||||||||||
