鳥篭の向こうがわ |
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amazon.co.jpで買う | 発売元 | 中央値 「得点算出方法」 |
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・TAKUYO ・公式サイト | 69点
【標準偏差】
:14.39 (難易度 :2.00点) | |||
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† 参加型レビュー集 † | ||||||
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オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | ストーリー |
3.00点 | 4.00点 | 4.00点 | 3.33点 | 3.00点 | 2.33点 | 4.00点 |
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良 い 所 |
・幻想的でロマンティックな雰囲気で統一されているOP、世界観、背景、キャラデザイン。 キャラデザはクセがあるが、ゲームの雰囲気にはとてもよく合っている。 ・綺麗なグラフィック&BGMがいい。悲しい場面で流れるBGMは切なさに溢れている。 グラフィックも、特に桜や羽が舞っている背景は幻想的な絵柄と相まってとても綺麗だった。 ・ADV画面でキャラクターがちゃんと移動したり近づいたり遠ざかったりする。 ・シナリオ再生でほぼ全てのプレイ済みイベントをいつでも任意に見れる。 ・そのシナリオ再生モードを100%にするためにプレイ済みイベントを埋めていく楽しさは、Lの季節やミッシング・ブルーにも通ずるものがある。 また、その2つ(個人的には攻略本でも無いと100%達成はほぼ無理だと感じた)に比べれば、100%にするのは簡単(自力で十分達成可能)。 ・ストーリー自体はそれほどもの凄い展開はないが、攻略キャラによっては主人公がとても厳しい二者択一を迫られることがある。 その二者択一も、ギャルゲーでよくある「たいしたことじゃないのに主人公がハムレットの如く悩む二者択一」や、「主人公&ヒロインの無思慮な行動の繰り返しの結果から生じる二者択一」のようなものではなく、文字通り絶対にどちらかを選ばざるを得ず、またどちらを選ぶのが正しいとも言えない重い二者択一であること。 その選択も主人公が決める場合もプレイヤーが選べる場合もあるが、どちらを選んだにしろ主人公の選択に関わる思考過程が納得がいく内容だと感じた。 またその際の主人公とヒロインの会話も、いわゆる泣きゲーのような大感動を誘おうとするものではなく、ヒロインの抱える事情&そこからくる言動の切なさがゆっくりじわじわと伝わってくるような会話で、そこがいわゆる泣きゲー、大感動物ゲーより、個人的にグッときた。 特に最後にプレイ出来るキャラのシナリオはキャラ、ストーリー共にとても良かった。 ・鬱要素もある中で主人公の前向きさ、明るさ、優しさ、いい意味での自分勝手さが救いを持たせている。 ・テキストにあまり変なクセがなく、安定している。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・登場人物同士の日常(物語の舞台は非日常的ですが)会話イベントが今ひとつ面白くない。 洗練されていない印象で、ぎこちない会話に感じることが多かった。 シリアスな場面での会話は非常に良かっただけに残念。 ・主人公が寒いギャグを飛ばすという性格付けがなされたキャラであるということを差し引いても、ギャグパートらしき部分のやりとりがつまらない。 笑えた部分はほぼゼロだった。シナリオがいいだけに、無理にギャグパート入れなくても良かったのでは・・・。 ・一応恋愛アドベンチャーなのだが、恋愛が発展する過程の描写がほぼなく、対象キャラを4回目に訪れた時の選択肢で正解を選ぶだけでそのキャラのルートに決定、一緒にうろついてる内にいつの間にか超ラブラブになってたりする。 状況が特殊なのを考えてもやや唐突。出会い→興味→好意→恋愛感情→バカップル化の、好意から恋愛感情への進行過程がすっぽり抜け落ちている印象。 ・ギャルゲーに出てくる女性キャラは男性側から見て都合が良い女性として設定されているらしいが、このゲームの場合シナリオライターが普段は乙女ゲーのシナリオを書いているライターらしく、そのせいなのか、主人公が女性側から見て都合のいい男性として設定されているように感じる場面が多々あった。 普段はノリが軽くお調子者でヒロインからしても親しみ易く、引込み思案なヒロインには自分からやや強引にグイグイと迫り、しかし励ます時には途端にクサくて熱いセリフを吐き、ヒロインが弱っているとそのヒロインにとって最適の方法で元気付けたり優しくしたりし、ヒロインがシリアスな場面では急に立派なセリフを言ったりする。 いい主人公ではあるのだが、あまりにどのヒロインに対しても当該ヒロインにとって都合のいい理想的な対応をする傾向があるため、ころころ人格モードが都合よく切り替わっているように感じられることがあった。 ・これも乙女ゲーのライターゆえなのかどうかはわからないが、主人公が女性に対するスキンシップに関して妙に無神経で、まるで女性同士かのような印象を受ける。 確かにヒロイン側から見れば主人公はイケメンで性格も良く、好意も抱いている相手なのだからスキンシップもある程度OKなのだろうが、ヒロイン側の心情を知らない段階の主人公がまるでその心情を知っていることを前提にしてるかのようにスキンシップするのは変。学校で普通に痴漢扱いされててもおかしくない。 例えば転びかけたヒロインを助けようとして結果押し倒すような格好になると、普通主人公側は程度の差こそあれ立ち上がってどこうとするが、このゲームではヒロインから殴られるまで平然とそのままで喋っていたりする。 ・移動先を決めてそこでイベントを見るという形式なのだが、そのイベントが終わってパズルマップ画面に戻る時にしかシステムメニューが開けない。 パズルとの関係上セーブするタイミングがそこに限られるのは仕方ないが、いくら一つ一つのイベントは一部除いてそんなに長くないとはいえ、ロードや環境設定、タイトルへ戻るすらイベント終了時にしか出来ないのはどうかと思った(一度イベント見始めて、タイトルに戻りたくなったりロードしたくなったりしたら、そのイベントを終わらせるか、リセットするしかない)。 ・パズルピースの移動に関して「一手戻る」のようなことが出来ないのは仕方ないが、主人公の移動に関しては×ボタンとかで「一手戻る」が出来ても良かったんじゃないかと思った。 ・ストーリー上パズルがあるのは必然とはいえ、それがゲームとしての面白さに繋がっているとはあまり思えなかった。 2周目以降はパズルの難易度を下げられるので楽にはなるが、やはりただの作業になっている感があった。 ・既読スキップ、全スキップ共にボタン押している間だけスキップするタイプで、オートスキップがない。スキップのスピードも今ひとつ。 また、既読スキップが全スキップに比べてスキップスピードがやや遅いため使いにくい。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
全キャラ攻略済み&シナリオ再生モード100%達成済みです。 基本的に悲劇物はあまり好きではないのですが、物語の描き方や演出の良さゆえか、切ない終わり方もまた良し、と思わされるものがありました。 システム面でのイマイチさや日常会話の垢抜けなさなど欠点も多いですが、全体に漂う儚く綺麗で幻想的な雰囲気、物語の舞台設定と各キャラのストーリーや事情との絡め方の上手さはとても素晴らしいと思います。 知名度が低く売れていないっぽいですが、このサイトで評価の高い他の恋愛ADVにも決して劣らない輝きを持つ良い作品だと個人的には感じられました。 基本的に乙女ゲーメインの会社らしいですし、このソフトも売り上げ的には失敗らしいので可能性は低そうですが、もし同じライターで男性向け恋愛ADVをまた出してくれたらぜひ買いたいですね。 |
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良 い 所 |
音楽の雰囲気が良い。 特に切ないシーンでのBGMのよさはかなりのものです 真面目に聞いていると、本気でこちらも切なくなってきました 改めてアドベンチャーゲームのBGMの大切さが分かりました。 2週目から共通部分はスキップで飛ばすことができる ただこのスキップは既読スキップなどとは異なり 特定の場面までジャンプできるというものです 正直こういう部分には期待していなかったので予想外の意味で よい点にあげておくことにしました。 クリア後のシナリオ再生。 クリア後におまけから今まで見たイベントの数々をおさらいできる これによってもう一度見たいときに活用し見ることができる。便利です | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
いつでもセーブできないというマイナス点 確かにパズルがあるのでそれをしなくてはいけないことはないですが もう少しどうにかしてもらいたかった。 少し操作性が悪い | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
「感動」や「泣き」をさそうタイプのシナリオですので それが好きな方にはお勧めできるかと思います。 私の場合はどうしてもわざとらしさを感じてしまい合いませんでした。 ただ、最終的な謎が分かるシナリオは普通に楽しめました。 とりあえずこのシナリオまで頑張った甲斐があったと思います 難易度は比較的易しいです。ただパズルを解くところがあるので それで行き詰ることがあるかもしれません もう少し操作性などを良くすれば十分良い作品になると思います あんまり売れていないので次が出るかわかりませんが。 |
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良 い 所 |
やはりシナリオが良いですね。 キャラクターによっては色々引っ掛けがあったり、予想外の事があったりします。 鬱エンドもあるのですが、それがまた泣ける。 やわらかい感じの絵も結構良かったです。 あとはOPの曲も良かったですね。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
やはりいつでもセーブが出来ないという点ですね。 セーブする為にはあらかじめ操作をしておかないといけないのも謎でした。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
ファミ通などでも、珍しくテキストが良いと言われて高評価だったのに、何故か知名度の低い作品です。 今では安くなっているので、見かけたら是非手に取る事をお勧めします。 |
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