PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

音楽と世界観のマッチングがばっちり決まってますね。
基本的には、明るい感じのＨＲ/ＨＭなサウンドで、スプラッタでちょっとクレイジーなキャラクターや表現に合っています。

難易度のバランスが良いですね。
基本的には、ランダムに入手できるアイテムをその場その場で臨機応変に使用し、対処をしていくタイプのゲームで、いわずもがな不思議のダンジョン的な進め方になります。
ターン制ではなく、アクティブなアクションバトルで、左右それぞれの手に様々な武器を装備して、それを切り替えつつ戦います。
近距離遠距離はもちろん、色々なタイプの武器があり、最初はその挙動などを見るのが楽しいです。
敵もなかなか強く、動きをある程度は見極めて戦わないとやられます。どの武器をどの相手にどのように使い、コストをかけずに倒すかということをある程度は考えて進めていくことになりますが、これがなかなか楽しいです。

BAD/REQUEST

アクションバトルなのですが、どうにももっさりした感じが最後までぬぐえませんでした。
あまり指摘している人が居ないので、ごくごく個人的な感想になるのですが、スピード感を含め、アクションの爽快さという点に関しては、あまり意識されていない印象。基本、ずっと戦い続けるゲームなので、ここはもっとこだわって欲しかったです。

そして、これは多くの方々が指摘している点。
後半は、敵の強さもぐっと上がり、装備をしっかりと強化する必要があります。
それに際し、レアアイテムを探すために繰り返し繰り返しダンジョンを巡る、いわゆる（レアドロップ）マラソンを強いられることになります。
楽しんでやれる方なら良いのですが、個人的にはあまり好きなスタイルではありません。
このあたりに、フリーミアムが基本の課金ゲームを多く手掛けるガンホー感が大いに感じられます。うーん、やっぱ個人的には好きじゃないですね。

COMMENT

センスは光る箇所が随所に見られるものの、ゲーム全体としては今一つといったところです。おそらく、多くの人の評価がそうなるのでは。
個人的な感想で言えば、キャラやセリフ回し、音楽に至るまで、好みに合いませんでした。思えば須田ゲーは初体験でしたが、やはり今まで無意識的に避けていたのは理由があったんだなと再確認する結果でした。