【PS3】アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団 レビュー
| 発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2009-10-15 |
| 価格 | 5980円（税込） |
| レーティング | 【Ｃ】15才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：アクションアドベンチャー ■ プレイ人数：1人(オンライン時:最大10人) 【廉価版】 ■ 発売日：2011/08/25 ■ 価格：2,980円 |
- 総合ポイント
- 87
- (難易度)
- 2.25
- レビュー数
- 99
557人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt |
98pt
502人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 2pt |
98pt
GOOD!
★オリジナリティ★
アクション部分で独自のオリジナリティは感じない。ただ、その全てが良いレベルで纏まっているので高評価。加えて普通ならＣＧムービーでやっちゃうド派手な演出も実際に動かしてプレイするってのは驚いた。
倒壊するビル内で、銃撃戦しながら徐々にビルが傾き始め机やら何やら滑り落ちる中、もう敵も味方もワケ分からん状態になって絶体絶命の中「もうダメ！」って感じで外へジャンプしたら隣のビルへ間一髪飛び移り背後でビル倒壊。こんなのが、全部リアルタイムイベントで展開します。思わず笑ってしまうほどスゴイ。「このゲームならでは」がオリジナリティの定義だとすると、これは十分「アンチャならでは」です。
★グラフィック★
文句なしです。これより上があるのかもしれないけど、最高クラスであることは疑いようもない事実。特に雪山の山村は美しい風景や牧歌的雰囲気や生活観も合わせてゲームである事を忘れるほど美しかった。
★サウンド★
音楽は及第点。雰囲気を十分盛り上げてくれる。高評価理由は吹き替えボイス。海外ドラマなどでよく聞く実力のある声優を多く起用していて映画的雰囲気を大いに盛り上げてくれます。内容が良くてもワケの分からない配役で台無しになるケースを多く見てきたので、この選択は非常に好印象です。
★熱中度★
これまた文句なし。スゴイのは隣で見ていても下手な映画より十分面白く感じる所。隣で見ていた嫁さんもキャーキャー言いながら鑑賞しています。アクションに自信のない女性は旦那や彼氏などにやらせてみて隣で見るってだけでも、十分値打ちあります。定価安いし、オークションなどで売ればほぼ全額近く返ってきます。
★満足感★
映画二本分の値段でこの体験。大満足です。
★快適さ★
オートセーブによる直前リプレイで非常に快適。ロードも皆無。途中から、難度変更も可能で「無理」と思えば難度を下げれる上、なぞ解きに迷ってウロウロしていたら絶妙のタイミングでヒントが表示される救済措置もあり。難度も超簡単〜プロまであり、間口が広く、痒いところに手が届く親切設定です。
BAD/REQUEST
○高評価のグラだが何となく、テカテカした印象で、なんと言うか「味わい」がないかなとも思いました。
○一部、視点が見にくい場面があった。
○画面酔いしちゃう。これはまぁ、自分が悪い。
○戦車が出てくるあるシーンで死亡後、なぜか少し進んだチェックポイントで再スタートした。
COMMENT
まさに映画をプレイするゲーム。これをプレイ後、アクション映画の予告を見たけど「アンチャの方がスゴそう」って本気で思えたんだから、もう比較対象はハリウッドのアクション映画なのかもしれない。
洋ゲーであり、一般的には名の知られていないこのゲーム。どうしても敷居の高い印象を持たれてしまいがちだけど、もしかしたらライトユーザー向きなのかもしれない。
周回プレイがデフォルトで、細かいアラ探しや「自分はもっとスゴイの知ってる」とでも言いたげな天邪鬼なマニアゲーマーよりは、ゲームに時間をそれほど使わず、何でも良いから単純にスカッとド派手に爽快感を味わえ「楽しけりゃ良い」って思えるライトユーザーの方が、このゲームを素直に評価できると思います。
「ＤＳは持ってるけど、ＰＳ３持ってない。興味あるけど、よく分からない」なんて女の子にもオススメできるレベル。世界観もハリウッド映画風で一般的だし、評価は高くてもマニアックすぎてはオススメしにくいが、これなら大丈夫。
散々ライトゲーマー向きと書いたが、これで目の肥えたゲーマーも満足させる要素もしっかり持っているんだから、間口が広く、底が深い恐ろしいゲーム。ＰＳ３に興味はあるが何となく手が出ていない潜伏中ユーザーを一気に取り込めるチャンスだと思う。
ソニーさん、これチャンスですよ。
535人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 2pt |
98pt
GOOD!
【オリジナリティ】
オリジナリティに関しては正直ここまでたくさんのソフトが出ている今では5を出せるソフトは殆どないのではないでしょうか。ディスクの先読みによってシームレスに進むストーリーなどはシステム面でいうとオリジナリティは高いと思います。
【グラフィック】
文句言えないくらい綺麗です。特に最後の舞台となるステージは最高です。メイキングを見ると分かりますがキャラの動作は実際に声優が演じていて、モーションキャプチャーしているのでとても自然に見えます。こだわりが感じられます。
【サウンド】
ゲームにあったBGMで素晴らしいです。ゲームの邪魔になったり耳障りになったりする事はありません。銃撃戦の迫力や川の流れの自然さも綺麗に耳に入ってきます。5.1chのDTSで聴いてるのもあるのでしょうが、その場に居るような感覚になれます。
【熱中度】
オフラインのストーリーの出来は素晴らしく、引き込まれる内容でした。ロードで待たされる事もなく、またミスしてもすぐ手前の場所から再開できるので、集中力を切らす事無くゲームを進められます。オンラインのcoopはフレンドとプレーすると燃えます。クリアした時の達成感はcoopでしか味わえません。オフの101個の宝探しや、coopの難易度プロは3人で絶望感を味わえる等、やりこみ要素も十分あります。
【満足感】
価格なども踏まえて総合すると5以外はないでしょう。とても満足です。
【快適さ】
上記のとおり、ロードがなく待たされる事が少ないので快適です。オートセーブもあり、タイトル画面ですぐに続きが選べる等、あらゆる状況で快適にゲームを進行させると言うメーカー側の配慮が伺えます。
BAD/REQUEST
悪いところは殆どないのですが、挙げるとすれば一つだけあります。
coopでチョークスリーパーしてくる敵が居ますが、こいつに格闘が通じず、首絞めされた後の対処も味方に助けてもらう以外にないので、何か一つでも対処方法が欲しかったです。
COMMENT
自信を持って他の人に勧められますね。買って損すると考える人はまずいないでしょう。居ても数えるくらいです。最新の技術を余す事無く使われたゲームですが、なんとなくファミコン時代を思わせるようなゲームでもあります。むかし熱中していた感覚を思い出させてくれるゲームですね。
ブラビア 40型HDTV 40V2500
オンキヨー BASE-V20X(S)
526人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt |
98pt
GOOD!
◆オリジナリティー[5点]
『プレイする映画』という独自のコンセプトを打ち出しているだけあって、ゲームプレイと演出面のバランスに独特のモノが有ります。日本のゲームばかりをプレイしていた自分にとって、クライミングアクションや、「え？こんな場所進めるの？」といった新鮮な驚きが有りました。バトルシーンや逃亡シーンでの緊張感を煽る演出も非常に優れており、まさに「手に汗握る」感覚を得る事が出来ます。ハッキリ言ってハリウッドのアドベンチャー映画を完全に再現していると言っても過言では有りません。これはアンチャーテッドが無し得た唯一無二の表現方法でしょう。
◆グラフィック[5点]
全編リアルタイムレンダで表現されている本作ですが、完成度は次世代機の中でも群を抜いています。特にロケーションのディテールと、光の表現は驚愕の出来です。熱い日差しや極寒の地を、まるでその場に居るかの様に感じる事が出来ます。人物表現に関してはFFXIIIやヘビーレイン等、本作を超えているモノも有りますが、総合的なリアルタイムレンダのグラフィックは最高峰でしょう。
◆サウンド[4点]
恐らく、アクション映画の緊張感をリアルに再現する為、敢えて控えめなサウンドをコンセプトに作っていると思います。その為耳に残る強烈なインパクトを与える曲は有りませんが、前に出過ぎない控えめなサウンドとSEにより臨場感を上手く表現しています。
◆熱中度[5点]
正直、一度始めると止め時が見つからない程没頭してしまいます。それ程本作のストーリー、グラフィック、ゲーム性は優れていると思います。完全にストーリードリブンな作品の為、自由度はかなり低いですし、基本的に一本道なのですが、優れた映像表現とアクション性により最後までそれを全く感じさせません。同じ道を往復しているのに、全く飽きが来ないんです。製作者のセンスには脱帽しました。
◆快適さ[5点]
先ず、プレイ開始時以外ロードが全く有りません。一度始めたら止めるまでロード皆無です。MGS4等、アクションゲームにはロードの煩わしさが付きモノですが、このゲームにはそれが全く有りません。ゲームプレイでのレスポンスに関しても、馴れればほぼ自分の思い通りに動かせる為、ゲーム中にストレスを感じる事はほとんど有りませんでした。
BAD/REQUEST
正直、良い部分ばかり目立つゲームなので悪い所はほとんど有りません。が、敢えて言うならもう少し「ステルス要素」を高くして欲しかったかな、とは思います。１に比べるとステルスの重要性は増していますが、欲を言えば熟練すればノーキルクリアが可能なゲームバランスにしてほしかったかな、と。後はエンディングですかね。欲を言えばもう少しゴージャスなエンディングが欲しかったかもしれません。まぁ私が日本のゲームのエンディングに慣れている為、海外ではこういうエンディングが普通なんでしょうが…
COMMENT
次世代アクションゲームの傑作です。次世代機だからこそ実現した、次世代機ならではのゲームです。PS3を持っている人はプレイしないと損かもしれません。そのくらい素晴らしいゲームだと思いました。日本のメーカーも頑張ってこういうストーリー性とゲームプレイの緊張感を両立したゲームを作って欲しいなぁ、と思います。
Amazonレビュー
レビュー日： 2017-04-10
現在シリーズは4まで出ていますが、やはり2が一番の名作ですね
1は開発者も新エンジンのテストが目的だったと言ってるように、雰囲気は良いものの未完成な部分を感じます
3はマルチは高い評価を受けているものの、ストーリーは劣化CODなどと揶揄されてました
4は3とは真逆でアドベンチャー要素を強くし過ぎて、アクションゲームとしてはテンポが悪くウケなかった印象です
2はまずストーリーが王道でありながらキャラクター描写など丁寧に描かれています、クスッとするシーンも多いです
また戦闘面ではステルスと銃撃戦のバランスがよく、自分で戦い方を選べる場面が多いので何周しても新しい発見があったりします
グラフィックも整っていて、また演出の魅せ方がシリーズの中でも抜群に上手いので、いまだに2が一番魅力的に感じます
PS4でコレクション的な作品が出ていますが、ストーリー目的で買うならこの2だけで十分かなと思います、今ならかなり安いでしょうし
洋ゲーシューターの全盛期を象徴する作品であり、初代ヘイロー並みにシューターの歴史に名を残す傑作だと思いますよ
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GOOD!
オリジナリティー
一見普通のＴＰＳであり、ギアーズオブウォーやアサシンクリードやトゥームレイダーみたいと思うかもしれません。
しかし少しこのゲームをやれば、さまざま要素が高次元で合わさって、新しいオリジナリティーを生み出してることがよくわかるはずです。
たとえば本作で新たに採用されてるスニーキングアクション。これはアンチャーテッド以外のソフトでもたとえばスプリンクラーセルやメタルギアソリッドなどにも採用されてますが、それらとちがってアンチャーテッドらしいＴＰＳの射撃戦をいかに有利に進めるか、を考えてスニーキングで敵を排除していく、というものです。
それ自体が目標になるわけでも、スニーーキングで最後までいける、というものでもありません。あくまで、ＴＰＳやアドベンチャーと合わさって初めて出せるオリジナリティーがそこにあります。
ＴＰＳだけでも、スニーキングアクションだけでもない、アイテム探索だけでもない、アドベンチャーアクションだけでもない、それがアンチャなのです。
グラフィック
アンチャをアンチャたらしめてるもの、それこそが最高峰のグラフィックスといえるでしょう。
間違いなく、今世代のゲーム機で最高のグラフィックです。
1もすばらしいグラフィックでアンチャーテッドを一躍有名にしましたが、2はそれをも遥かに凌駕しています。
同じＰＳ3でここまでものすごいものができるとは・・・
主人公の顔なんてとてもゲーム機でだせるものとは思えません。
ジャングルや村や雪山、シャングリラのグラフィックは、このゲームをプレイしたことのない全ての人に実機でみてほしいくらいです。
ＰＳ3が本気を出せばどれだけすごいのかがよくわかります。
サウンド
あいかわらず重厚で緊張感を誘うものです。
タイトルバックから荘厳な音楽で、まるでハリウッド映画のようです。
あとサウンドとはちょっとちがいますが、声優の皮肉がたっぷり利いた掛け合いがとても面白いです。
熱中度
これもまちがいなく満点です。
ロードがまるでなく、チャプター間の継ぎ目すらないのでやめ時がまったくわからなくなります。
ストーリーの先も気になるし、先のステージがどんなグラフィックか見てみたいという欲にもかられ、気が付いたら真夜中まで何時間もぶっとおしでプレイし続けています。
たとえるなら、映画にのめり込みすぎてスクリーンに入り込んでしまったような気持ち、といえるでしょう。
快適性
前述したように、起動・開始時以外のロードが皆無です。
どうやってるのか不思議でしょうがありません。
ＨＤＤインストールすらしないゲームなのに。
ゲームに熱中することを阻害するものは何一つありません。
ひたすら没頭できます。
そしてアンチャならではの独特の操作性が気持ちいいです。
ありえないほど手だけでジャンプして高いところに上るのがたのしくてしょうがないです。
満足度
というわけで、褒めるところしか存在しないゲームです。
TPS好きはもちろん、TPS嫌いの人も、やらないと損をすると思います。
さまざまなシチュエーションでの戦い、めまぐるしい場面転換、とにかく飽きさせない工夫があちこちにみられます。
期待度が高すぎて不安な面もありましたが、価格の安さが信じられないほどの大満足を得られました。
BAD/REQUEST
対戦は正直、もうちょっと参加人数ふやしてほしいですね。
まあそもそもオフのためのゲームですので全然いいんですけどね。
それくらいかな・・・
あと、ヒロインの顔が怖い（笑）
COMMENT
1作目が面白すぎたこと、開発者の自信満々のコメントや、雑誌のレビューでの大絶賛が原因でやたら自分の中のハードルが上がってしまって、「そこまで大したことが無かったらどうしよう・・・」とちょっと不安なまま発売日を迎えてしまいました。
いざやってみたら、杞憂もいいところでした。
あの最高傑作だった1作目がかすんで見えるほどの超最高傑作に仕上がってました。
グラフィックもわが目を疑うほど素晴らしい。
今、PS3で何かひとつお勧めするとすれば、迷わずこのソフトをお勧めします。
これは歴史に残る超大作だと思います。