【PS3】ソウルキャリバー V レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-02-02 |
価格 | 8380円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:武器対戦格闘 ■ プレイ人数:1〜2人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 4pt |
52pt
GOOD!
前作よりは操作性は洗礼されてはいるが、気になる部分も多い
新キャラも多数追加されている
エディット用のパーツも豊富に追加されている(但し、WWE・エキプロ系のゲームには劣る)
前作もそうだが上手く作ればアニメキャラを再現する事も可能。
称号と言う物があり、それを集める楽しみもある。
中には変な称号さえ存在している。
BAD/REQUEST
相変わらず、前作の4と同様に、難易度が高い。
他の皆も言っているが、上位難易度はクリアさせる気がさらさらない。
(特にクイックバトルのB〜Aランク&レジェンダリモード)
クリア出来ることを開発陣はチェックしてるのかさえ不明。
大幅なリストラ
前作では重要な位置付けに在ったキャラが大量にリストラされている(ソフィ・カサンドラ・タリムなど)
良いシステム削除
前作と操作が変わっており、クリエイトで能力変化はない。大差が付いてしまうとまず勝てない上、COMは強コンボを上位陣は連発する上、空中制御がほぼないので即死する。
DLC中心
ネットにつなげない人のことを考えていない。ダウンロードコンテンツ中心&リアルマネーは前作と変わらず悪い。
COMMENT
システム全般は良好で評価は高いのに、難易度が全てをダメにしている。
前作も難易度が立派な部分をぶっ壊ししているので、難易度さえ改善すれば評価は格段に良くなる。
良し悪しがハッキリ出ているので、悪い部分を根本から改善する必要があるゲーム
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt | 3pt | 2pt |
50pt
GOOD!
・操作性は3D格ゲー随一のとっつき易さで、初心者も安心。(『αパトロクロス』だけは除く)
・対戦周りの完成度が高い。8-WAY-RUNによる間合い調整、上中下段の読み合い、フレームの優劣、ガードバースト、各種ゲージ技など、様々な駆け引きがあり、研鑽と経験を積むほど上達を実感できる。攻守のバランスも大きな破綻が見受けられない。
・キャラクタクリエイションの衣装が豊富。
・オンラインモードはほとんどラグ無し。国籍の異なる回線や遅い回線を弾くことも可能。
・プラクティスモードは過去最高の出来。レコーディング機能(相手の動作を記録&再生)搭載。方向キー+ワンクリックでモード切替やキャラ配置のリセットが可能で、リングアウト攻撃や壁コンボの練習も容易。『Combo』モードでは、代表的なコンボを効率良く練習可能。そして何より有難いのが『Main Skill』モードで、全キャラ即戦力となる主力技を簡潔な解説と共に紹介してくれる。このモードで主力技を抑えれば、膨大な数の技を1つ1つ試すまでもなく、ものの数分でそのキャラの基本戦略を習得できる。
BAD/REQUEST
・人気キャラ達が十数人解雇。
・全20戦からなるストーリーがつまらない。主人公はガラが悪過ぎて、とても感情移入ができない。ジークやツヴァイが主人公の方が良かったのでは?使用可能キャラは一戦ごとにフィックスしており、未使用キャラも何人か使わないと話が進行しない。
・大半のキャラにストーリーが無い。それもあって、ほとんどのキャラに愛着が湧かない。
・旧キャラの技がかなり簡略化。御剣の居合の構えが削除、ナツ(タキの後継キャラ)の宿に移行できる技が大幅減、...等々。
・ジャストガードのタイミングがシビア過ぎて発動しにくい。受付時間をもう少し増やして欲しい。
・期待していたエッジマスターモードに相当するモードは無し。非常に残念。
・結局、オフラインで気軽に楽しめるモードは、アーケードモードのタイムアタックくらい。鬼畜CPU達とひたすら戦う羽目になるようなゴミモードを充実しなくていいです。全力で要らないです。クイックバトルモードのAランクCPU達とレジェンドモードのことで、後者はもはや嫌がらせで入れているとしか思えない。毎回思うが、いったいスタッフは高難度CPU達を相手にして楽しいと感じているのだろうか?結局、隙の少ないAAとCPUが対処できない特定の技を連発するだけの単調なプレイになるだけなのに...。
COMMENT
・トロフィーコンプ済。『8万歩歩く』はまともに達成できず、連射パッドを駆使して達成。高難度CPU関連は、ナツで『→B+K』を連発して処理。あと、ネットワークで何勝かしないと獲得できないトロフィーがあって、格闘ゲームが苦手な方がかなり辛いと思われます。現在、オンライン対戦人口が少なく、時間帯にも寄りますが、1時間くらいマッチングしないことがあり、マッチングできても勝率80%クラスの猛者ばかりです。
・過去のシリーズに比べると、プラクティスとオンライン要素以外は、全てにおいてボリュームダウン&レベルダウン。対戦かキャラクリをしたい人向けでしかないです。
・私は1作目のソウルエッジからのファンですが、それ故に本作はもどかしい。
過去のシリーズは、大航海時代を舞台に、英傑達が大志を抱きつつ世界を駆け回るという壮大なスケールで、ロマンあふれる世界観でした。1作目のソウルエッジでは、オープニングから引き込まれ、アーケードモードのエンディングやエッジマスターモードの進行が英雄の叙事詩を追体験するが如くで、しっかり期待に応えてくれていました。
しかし、続編が出る度にスケールがダウンしていき、今やチンピラ姉弟がフラフラするだけのちんまりしたエピソードがあるだけ。旧作で親しみを覚えた英傑達は、ほとんどが不幸のどん底に転げ落ちており、夢も何もあったものではない。人気キャラも武器集めもイラスト集めもエンディングも演武もガンガン削除。同社の格闘ゲームの代表作『鉄拳』以上に面白くなるポテンシャルを秘めていたと思うのですが、なぜここまで凋落させてしまうのか...。
・続編を出してくれるのなら、リストラキャラの復帰とエッジマスターモードの搭載は外して欲しくない。武器集めは武器格闘である本作の醍醐味の1つ。最初は防御力の高い難敵も、新たな武器を入手していくことで、より早く倒せるようになっていき、他にもいろいろな獲得要素をコンプリートしながら最終的にそのキャラが本懐を遂げられる...そんなモードを毎回期待しているのですが。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 2pt | 3pt | 4pt | 3pt |
62pt
GOOD!
グラフィックは素晴らしい出来です。キャラクターやステージ背景はもちろん、メニュー画面などの細かいところまでとても綺麗に作られています。また、各キャラクターのクリティカルエッジも演出が良く、対戦の迫力も十分です。
キャラクタークリエイトが強化されており、体格の細かな調整や、ステッカー機能を始めとする様々な機能が追加され、作れるキャラの幅が広がりました。また、前作の4に存在した、パーツによる体力や攻撃力などの能力調整が削除されたため、デザイン重視のキャラが使いにくくなるという事も無くなりました。
オンラインでのプレイは、4に比べ入力の遅延等の障害が少なく、操作の快適性が向上しているのに加え、テキストチャット機能の追加により、相手とのコミュニケーションが取りやすくなっています。他にも、称号の設定や細かいプレイヤー情報の表示など、前作には無い機能が追加されています。
トレーニングモードでは、多くの格闘ゲームに備わっている基本的な機能に加え、2Pに攻撃をガードさせた直後反撃させる等、二段階に設定できるの2Pの行動制御や、主力技の短い説明が見れるなどの、細かい部分の機能が充実しており、使い勝手が良いです。
BAD/REQUEST
前作の登場キャラが、10名以上削除されています。格闘ゲームにおいて、キャラの削除は仕方無いとしても、特に今回はその数が多い上、ストーリーにおける重要キャラや、複数のソウルシリーズに登場しているキャラが、今作では多数削られています。
ストーリーモードは、内容が少ないのに加え、物語の登場キャラが特定キャラに偏っており、登場しない、あるいは物語にわずかにしか関わらないキャラが多いです。今作で重要キャラの削除、新規キャラの追加を多数行ったにも関わらず、それらに関するゲーム内での物語の説明があまりされておらず、ストーリー性は軽視されています。
レジェンダリーソウルズモードは、単なる高難度CPUとの7連戦なので、アーケードモードのコース選択の一つとして入っていれば済む内容であり、わざわざ別モードにする必要性を感じません、オフライン要素の水増しに感じられます。わざわざモードを分けるなら、3のナイトテラーのような規格外キャラと戦えるようにするなど、他のモードと違った遊び方をさせて欲しいです。
COMMENT
今作のオンライン対戦や、キャラクタークリエイトは、過去作以上に作りこまれていて、遊んでいて非常に面白いです。ただ、キャラクターやシステムの急な大幅変更など、賛否が分かれそうな部分も多々あります。
また、個人的に2のウェポンマスターモード等の、他の格闘ゲームには無い独特のオフライン要素にシリーズを通して魅力を感じていたのですが、今作ではオンライン対戦に比重が置かれているためか、オフライン要素は内容や個性が薄くなっています。この辺りも、人によって好みが分かれるところだと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-01-11
武器を使った格闘ゲームが好きなので楽しみだったのですが、かなり酷評が出ていたので躊躇していたけど、
定価の4分の1になったので思い切って購入しました。しかし、ストーリーは一人分しかない、前作までのキャラが
大幅に消滅した(技は同じだけどキャラ違いが多いだけ)、オンライン対戦を重視している。
何だかシリーズなのか、一新したいのかがわからないです。
結局は着せ替えゲームとして遊ぶだけになりましたが、武器などの装備もプレイヤーレベルをひたすら上げなければ
ならないので拷問かと思いました。(レベル55で限界に・・・) 私は次回作の購入はなしと思っています。
GOOD!
カスタマイズ周りに関しては文句なし。
このレベルのグラフィックでこれだけ自由なキャラクターメイクが可能なゲームは他に思い当たる例がありません。
模様の設定ができるなど前作から更に進化しており、パーツの豊富さもあって非常に自由なデザインが可能。
これだけできると、ちょっとした芸術趣味のようなものが出てしまいます。
<どこに付けるか迷いましたが、「美しいキャラが作れる」ということでグラフィックに付けています)
BAD/REQUEST
それほど長い格ゲーマーでもなくオンライン対人対戦を嫌う私からすると、
「で、この作ったキャラで何をしろと?」
というのが率直な感想。
散々揚げられているように各キャラごとのストーリーモードがなく、ダンジョンモードのようなものもなく、やることと言ったらアーケードかクイックバトルでひたすら戦うくらい…。
クイックバトルは容量の少ないPSPでの苦肉の策だと思っていました。何故PS3でこれをメインに据えたのでしょうか…。
COMMENT
一言で評するならばこれはゲームではなく「ツール」。
何のツールかと言うとキャラメイクとオンライン対戦のツールで、オンライン対戦をしない人にはキャラメイクのみのツール。
まあ元々ソウルキャリバーにはそんなところがあったのですが、もう少しくらい作ったキャラを動かす場所が欲しかったところです。