オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
66pt
GOOD!
前作をプレイ済みなので比較した感想。また、前作をプレイした人向け。
システムが全体的に良くなった。
戦闘
スタイルは前作と変わらないが、全体的にスピーディーになり、アクション性と戦略性が洗練された。
だからといって難易度が上がった訳ではなく、とくに苦労はしなかった。
動きも滑らかになり、カクつきもなくなった。
素材集め
スポットさえ見つければ、わざわざ店で調達することもなく、拠点地で完成品を購入できるのが非常にありがたかった。
ルーン
取り外しが出来なくなったが、一個あたりの価格が非常に安価になった。
便利アイテムが手に入りやすい
スキルふり直しアイテムが序盤から店頭に並び、前作よりも安くなったので安心
バックパックも金貨7枚から銀貨50枚まで下がったのでアイテム容量の上限が簡単に上がる。
仲間の固有防具
良し悪しあるが、自分のクラスでは装備出来ないものはすぐ売れるので、お金を主人公強化に遠慮なく回せる。
(ただ、仲間装備の強化パーツの見逃しに注意しなければならなくなる。)
BAD/REQUEST
ストーリー
いわゆるホークの出世物語。Originsのように国の全土を冒険するという事ではない。
イメージ的にはawakingに近く、地方の抱える問題解決に走り回る感じになる。
ブライトの無い世の中が抱える問題がテーマとなるので、アーチデーモン、ダークスポーン、グレイウォーデンの単語すら数回現れるだけなので前作の様な雰囲気を期待するとがっかりする。
また、マップも同じなので、新天地を歩くようなワクワク感は余りない。
キャラ
個人的な意見になる
今回も個性的な仲間が揃うが、好き嫌いがはっきりする。
前作は第一印象で駄目だったキャラも個人クエストを経て好きになったが、今回はそういう事はなかった。しかも後味が悪い物が多い。
また、前作のアリスター・モリガンといった主人公が霞んでしまう様な存在感があるキャラがいないのが残念。
仲間の装備整え・スキル上げが面倒
前作はキャンプで全員分の調整が出来たけれど、仲間もそれぞれ拠点地を持ったことで、わざわざパーティを組まないとそれが出来なくなった。
ルーンの作成→エンチャントが一つのエリアで出来るようになったのにこれは残念。
COMMENT
前作が80〜90点なら、今作は70点位でした。前作の複線が回収されるかなと思っていたが、そういう事はなく、新たな疑問が生まれてもやもやした。
けれど悪い所ばかりではなく、寧ろこれからどうなるんだろうという予想や想像する楽しさに繋がった。
ストーリーは淡々と進んでいたが、エンディングの最後の最後で引き込まれた。多分、今作は起承転結で言うと「承」の部分じゃないかと思う。
次回作も是非出て欲しい。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
47pt
GOOD!
前作DRAGON AGE ORIGINSプレイ済みです。
前作オリジンズをプレイしている影響で自分でカスタマイズした主人公がちゃんと声で話してくれるのには感動しました。(前作ではなかったため)
キャラクターカスタマイズが比較的細かく作れるところも良かったです。スカイリムなどはリアルですがPS3版でキレイな顔にするのは難しいので、簡単にキレイに作れるところはGOOD。
BAD/REQUEST
・ストーリー
海外特融の暗い展開と宗教染みた話・・・。
全体的に気分が沈むような話の展開が続きます。さんざん頑張った結果がこれ・・・といった感じ。
ダークファンタジーであるため当たり前かもしれませんが、少し暗すぎる気がしないでもありません。ストーリーとは関係のないところでコミカルなところは少しはありますが。
仲間内で気が合うキャラクターが全然いないことも気になりました。どの組み合わせも考え方がずれていて、連れて歩いていても皮肉を言い合っていたりと仲間と呼べるのかどうかもわからない感じです・・wオリジンズのほうがまだ輪が作れていたような気がします。
またキャラクターの行動も不快なものが多い気がしました。仲間よりも自分のために動くといった展開が気になりました。反発すれば大きく好感度を下げてしまいます。結局何をいってもダメで尊重するしかない状況。こんな仲間ってどうなの・・・w
・会話
ドラゴンエイジの大きな特徴の一つである会話ですが、今回主人公もどんどん話してくれるのは良かったのですが、会話のアイコンが親切なようで微妙な感じがしました。
会話選択のときに良い態度をとるのか、攻撃的な態度をとるのか選択肢のところにアイコンが出てわかりやすくなっています。これは親切でいいと思うのですが、これがあることで結局善人プレイをしたい人は良い態度をとろうとするに決まっているので、選択する意味がなくなってしまいます。
会話の選択肢の楽しみはこれでほとんどなくなってしまっている印象を受けました。今回は仲間との関係を悪くすることでアビリティが習得できるようになっていますが、仲間との関係をよくしてもアビリティが取れるため悪くしてメリットがあるのかといえば微妙です・・。
悪くすることではなれていく仲間もいますし・・・。
「グラフィック」3pt
グラフィックはキレイで感動するというところまでいきませんが、一つ一つの作りは細かく丁寧に作られています。世界観と合っている。
しかし、一番許せなかったのはキャラクターたちが装備している武器・・・。武器はそのときに装備したものがそのまま映像に反映されるのですが、装備している姿がダメです・・・。
だいたいどの武器も背中に背負う感じですが、あきらかに宙に浮いているようにしか見えません。てか浮いてますw絶対w特にニ刀流はひどい・・・。よくこれでOKにしたなと思わざる負えません。
また主人公もヘアスタイルによっては少し作りが変に感じたりと背景だけでなくキャラクターのそういった細かなところは手抜きしてほしくなかったです。
ほかのかたのレビュー通りダンジョン、家の使い回しや、世界に出ることはできず一つの街に閉じ込められ続けてそのまま終わるのもがっかり・・・。
ロードの長さは言うまでもありません・・・。スカイリムもプレイしていたためロードの長さに若干慣れてきました・・。
前作以上にあっさりと終わる。
さんざん苦労して、あれやこれやと駈けずり回った結果あっさりとしたEDを迎えては満足感はあまり得られません。
振り返ってみれば何をなにを成し遂げたのかかすんでいるように思えます。
COMMENT
戦闘は前作から少しスピード感が増したかなという感じでほぼ同じ。つまらなくはないのですが、前作もやっているとだいたい同じでは多少あきてしまいますね。
あとドラゴンエイジというタイトルなのに全くと言っていいほどドラゴン関係ないのは・・・。
全体的に前作のほうが明らかに良かったと思います。今回よかったところは主人公が話してくれることぐらいしか思いつきません。
ですが、このゲームなにか可能性があるような感じがするので今作はもったいない感じを受けました。会話システムなど細かなところは気にいっているので、次回作はストーリーなどしっかりとした一つの作品になっているものを期待したいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
71pt
GOOD!
このゲーム、やる前は不安でした。
悪い意見が多かったのですが、やってみてそれがただの杞憂であることに気が付きました。
・「ストーリーがつまらない・短い」
メインストーリーだけを追っているとそんな風に見えるんですが、なかなかのサイドクエストがあって、中にはニヤリとさせてくれるようなエピソードもありました。
全体のストーリーではなく、エピソードの積み重ねから想像する楽しさがありました。
エピソード等の断片から世界やストーリーを想像しないと、この世界の真の魅力は分からないと思います。
・「敵が有限」
ちょっと考えて「理由もなしに延々と敵が湧きつづける」方がおかしいという事に気が付きました。
「限られている事による戦略性」を重視した作品なんだと思います。ゲームとしての戦略性・頭を使う部分を重視した良いゲームでした。
・「戦闘の面白さが落ちた」
RPGのシステム・面白さは戦闘だけではありません。
会話から情報を集めて問題を解決してあげたり、隠された世界設定を探してみたり、仲間同士の掛け合いが発生する組み合わせや場所を探してみたり、そういうのは楽しみが詰まっていました。
ちゃんとゲーム全体のシステムや作りを見ると、これが良く作られていることが分かりました。
BAD/REQUEST
批判意見の中でも「ロードが長い」というのは分かります。
長さも頻度も多いのですが、これは最近の「あまりにも快適になりすぎたゲーム」たちと比べての話で、全体で見ると平均よりちょっと下位かな?
ただ、マップが全体的に狭いのにこの長さというのはさすがに不満なので、間を取って基準値にしました。
判断しづらいのが「マップの使い回し」。
確かにバリエーションはありませんが、現実の建造物なんて皆似たようなものだし、地域が変わらなければ自然物もそんなに変わらないと思うので、これが完全に悪いかと言うと難しいところです。
「会話の自由度が減った」というのは「主人公の人間関係や個性を強くしてしまった」ことで生まれたものですから、悪いというよりは「RPGにおいて主人公のイメージを作ってしまう事自体が愚行」という話になります。
まあでも、前作の方が会話の楽しみがあった事は間違いないですね。
COMMENT
やる前の不安は全て杞憂に終わりました。
実際にやってみると、これがかなり良く出来ていて、やっぱり今の海外のRPGは凄いなあと感心してしまいます。
気になっている方は恐れずにやってみると良いですよ。
やらないのはもったいないです。
日本のRPGももっと頑張ってもらいたいですね。そろそろ間違えた道を正す時だと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-01-29
前作と比べるとグラフィックがかなり向上しています。
前作はいかにも洋ゲーな雰囲気でしたが、洋ゲーが苦手な人も大丈夫そうなリアルタッチです。
進行はサクサクいくので、あまり悩まず何回もプレイしてマルチシナリオを楽しむのがいいと思います。
GOOD!
[グラフィック]
前回ほどに処理落ちしなくなっています。
相変わらずグラフィックは繊細で綺麗で、自分のキャラを1から作れるので楽しく見る事が出来ます。
装備やデータを反映したムービーシーンも美しい。
頭部防具を表示しない設定が出来るので、
フル装備をしていてもムービーなどで満足して見られました。
[戦闘]
自分でAIを弄れる所(ガンビットのような)、各キャラ特有のスキル、そして自由に伸ばす事の出来る能力値。
自由に育て自由に戦える。
またマバリ犬は召還になったので、パーティーに1枠とられる事もなくなりました。
特に今回は弓や魔法などが使いやすくて楽しい!
[キャラクターメイキング]
主人公のクラス(魔道士か否か)によって後の展開が大きく変わるところや、肌の色や髪の色も変えられる所、そして何より今回からは親や弟妹に髪や肌の色も反映される!
髪の種類なども増えているので、キャラメイクはわくわくすると思います。
BAD/REQUEST
[ストーリー]
前回は自由度が高くてとても楽しかったのですが、今回は1章2章前半までダラダラとした展開が続き、選択肢次第ではとてもつまらない話になってしまいます。
パーティーキャラやその場の選択で大きくストーリーが変わりますが、特に地底回廊での展開はある2名を連れて行くか行かないかで、話の楽しさが変わる。
壮大な物語であった前回と違い、今回は勢力間のいざこざを仲介して回る主人公という立場。
盛り上がりどころに欠ける……。
[ロード]
相変わらずロードは頻繁で多いです。
しかも街がいくつかに細かくエリア分けしてあるので、余計にあちこち移動する際にめんどうなロードを待つことになります。
オブリビオンや前作などで慣れた方はあまり気にならないかも。
[シナリオ把握]
私はおっさんなので、サブシナリオやメインでいろんなキャラクターが出てくると把握出来なくなるのです……。
しかもあとから確認しようにも、クエストの説明文はものすごく簡素。
相変わらずコーデックスは上から下にカーソル移動するだけで、新規アイコンが消えてしまい訳分からなくなる仕様。
一気にやらないと、休みの間にやり貯めするぜという人には向かないですよね……。
COMMENT
出来としては、前作を越えるものではありませんでした。
キャンプがなくなった事、キャラクター間のフラグを管理するのが困難になった事などもありますが、一番不満だったのはストーリー。
一大叙事詩にしろとは言いませんが、もう少しテンポよいストーリーに組み立ててほしかったと思いますし、どうしてもおつかいダラダラ感が抜けなかった。
とても残念です……。