オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 0pt | 2pt |
36pt
GOOD!
・キャラクターが魅力的。ユニークユニットが多いので好みのキャラを育てることができる。また、ユニット作成が存在し髪顔声等のパーツを自由に組み合わせ作成可能。かつ服装も各パーツで分けられており自由度が高い。
・オリジナリティ溢れる戦闘システム。戦闘マップ上(正方形平面)で各ユニットがターンごとに移動、行動を選択といった流れ。吹き飛ばしシステムが面白く、移動範囲を考えて次の行動ユニットの近くに、敵ユニットの攻撃範囲外に、色々戦略が立てられる。また、火水雷などの属性ではなく、ツンデレドM清楚などの属性が前面に出てたのは色々と新しかった。
・快適なBGM。あくまで個人的にだが、聞いてて不快になるBGM、歌等は特にナシ。キャラゲーや萌えゲーは萌えソンをしつこく不快になるまで流すので警戒していたが、割と好感を持てる曲、歌でビックリした。
BAD/REQUEST
・戦闘のテンポが悪い。攻撃技を選択、スキルを発動で決定ボタンを押して”から”体感2〜3秒の読み込み時間がたびたび発生する。作業化することの多い戦闘シーンでこのタイムラグは致命的。
・各マップ読み込み時間が長い。拠点で10秒近く待たされるのは何なのだろうか。特に酷いのが頻繁に発生する再読み込み。拠点で一部施設を利用したあと、画面が拠点に戻る時。フィールドマップで頻発するイベントの終了時。直前のデータを呼び戻せばいいのに何故最初から読み込みを始めるのか。何かあるたびに長い読み込みが発生するのでとてもイライラした。
・ADVパートのスキップ機能が弱い。□ボタンでスキップできるのだが、3Dのキャラが動くイベントは直でイベント終了へ、2D立ち絵が喋るイベントでは各文章を早送り(長いモノは早送りしても1分以上)。特に3Dキャラが動くイベントが致命的。○ボタンで喋りボイスをカットして次の文章に進めないのだ。重要キャラが喋ってるならまだ許せるが、MOBキャラが無駄に長い喋り、しかも「がーはーはーはー」等しつこいのが来るとゲームを終了したくなるレベル。イベントをまるまるカットするとストーリーが分からなくなるため我慢したが、非常にストレスがたまる。
・DLCコンテンツは一部タイミングで適用すると致命的。無料でゲーム内で使えるお金やポイント、武器防具を配信しているのだが、考えて適用しないとゲームバランスが崩壊する。自分の場合は開始2〜3時間(序盤)で適用させたのだが、5~6万G、1000P持っているところに50万G、50万P。更に武器防具は中盤以降手に入るようなものが放り込まれた。適用後、DLCコンテンツを削除したら適用セーブデータが利用できなくなるとのこと。適用後の稼ぎ、レベル上げのモチベーションは0。50万Gも持ってて500G落とすモンスターが出るフィールドを意気揚々と進めるだろうか。金と装備は捨てられなくもないがPの消費は難しかった。最初からやり直そうにも前述の長いローディングとスキップ機能の弱さでとてもじゃないが
・バグが致命的。ユニット消失バグ。やりこみゲーであってはならないだろ常識的に考えて…。また、フリーズ報告も多く、バグフィックスしたのかよと思えるレベル。キャラ命名で「ハヒフヘホ」が「ハニフヘホ」になっていたのは流石に脱力。
COMMENT
快適さがあればとても楽しめた作品だと思います。
登場キャラが魅力的で掛け合いも面白かったので、残念です。
この会社のゲームは二度と買わないと思うくらい酷いもっさりでした。
クリアしても周回する気にはならなかったです。クリアまで何度投げそうになったか。
やはり萌え勢、エロ勢にゲーム性を求めてはならないのだろうか…。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt | 4pt | 2pt |
60pt
GOOD!
IFにしては珍しい、「萌え殺し」というキャラを活かしたシステムが良かったと思います。毎回どのゲームでも、キャラを引き立たせる世界観とゲームバランスが、「萌え」という属性で一層特化していたように思えました。
また、キャラを1からメイクできる点や、メインキャラ+メイクキャラ、メイクキャラどうしを融合しての特性強化など、ただ単にレベルを上げるだけでは育たないステータスを強化できる点は良かったと思います。
そして、RPGで最も面倒なレベル上げも、「ムゲンフィールド」内にランダム出現する要塞?(要塞設定=○マトトのパクリ設定ですが…)でサクッと解消されますので、面倒にはならないかと思います。IFお決まりのお色気もあり、RPGで疲れた際に「ちょっと一息」感覚で使えるのも良かったと思います。
最後に、声優陣もなかなか良く、ボス戦ではテンポ良いBGMでノリやすいかと思います。
BAD/REQUEST
まず1点目。GOODで挙げた「萌え殺し」ですが、シュシュの変身回数には戦闘中に限り制限があり、戦闘の都度「萌え属性」をあわせる事が難しく、また大したメリットもない為、使用頻度はほぼ0でした。変身回数を設けるなら、ある程度属性の固定化を図るべきでは無いかと感じました。
2点目。レベル上げ自体は苦痛では無かったのですが、各レベル帯にキャップが設けてあり、解除するためにムゲンPを消費するという点が、いまいち理解不能でした。また、最大レベルが5000と、テイルズシリーズですらありえないカンスト上限は、トロフィー獲得を難しくする為の処置以外の何者でもないと感じました(カンスト上限に達するために、貴重なムゲンPを大量消費する点も意味不でした)。
3点目。シュシュの「萌え属性」は多数あり、特定イベントでも各属性が出現しますが、それ以外は登場も無く、戦闘で使い分ける程度しか意味がありません。加えて、得意武器やスキル属性もバラバラの為、その為だけに武器を強化する意味合いが全く感じられませんでした。一言で言うと、強化武器は1種類で属性を変える意味無し、です。もっと有意義にキャラを活かして頂きたかったです。
4点目。戦闘システムはネプmk2+ディスガイアと言った感じで、独創性はほぼ皆無です。トリユニからムゲンまでやってきましたが、トリユニのキャラとシステムを変えて販売しているだけ、という感じがしました。
5点目。レベルやスキルを強化できますが、スキルを強化しても必要APがレベルについていかないので、この点はもっと見直すべきだったかと…。
6点目。バグが致命的過ぎるということです。現在はアプデパッチが配布されており修正は可能ですが、特定の章で勇者が消滅してしまう、フィーバー時特定条件で打ち上げると、4000コンボ程まで敵が落ちてこない、と言った致命的なバグもあり、その修正が2〜3週間後という、メーカーのやる気の無さが表立ちました。
ラスト。入浴シーンでお手伝いできますが、18禁の劣化Verでしかもメリット皆無の為、あえて入れた意味が分かりません。これに時間を割くなら、誤字脱字をしっかり見直しましょう。
COMMENT
総合的にBADがメインになりましたが、癖になると時間を忘れて楽しめるゲームだと思います。操作も直感的ですし、キャラの魅力に惹かれたなら迷わず即買いでOKです。
キャラゲーとして、RPGとして楽しむには十分な一品だと思います。
ただ、ある話数に出現するキャラが「初音ミク」そのものという、原画の腕の無さが丸見えになるので、ミクさんファンは予め覚悟の上、挫折しないことを前提に購入しましょう(間違えても某音楽メーカーへ報告しないように…)。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt |
69pt
GOOD!
・圧倒的オリジナリティ
ディスガイアやファントムに影響を受けている部分が多いとはいえ、これまで触れたことのない概念が多く、ゴチャゴチャしたおもちゃ箱のようで楽しいです。RPGだと大体最初の数時間で「あーこの先お使いクエストやって、素材集めて生産して…」と先が見えてしまう事が多いのですが、今回は目新しい要素が多い上に育成の底が見えないので、これどうなるんだろうという興味を持ってプレイできました。
また大手のデベロッパーが続編やリメイク、スピンオフでセコく稼ごうとする中、新規タイトルで市場にチャレンジするだけで敬意を表します。
・圧倒的BGM
ディスガイアでお馴染みの佐藤天平さんです。いわゆるバカゲー的なノリのボーカルBGMもあります。
・圧倒的キャラクター陣
個性的で我の強い登場人物の織り成すストーリーは、最初「なんだこのいかにも狙ったキャラは…」と軽く引き気味だった私でも、ちゃんと感情移入できるくらいまともな作りになっています。王道で安心感のあるシナリオで、最終章ではもう終わっちゃうのか…と寂しさまで感じられました。
BAD/REQUEST
・圧倒的バグ(バージョンアップ予定)
IFファンとそうでない人で評価が最も割れる部分ではないでしょうか…。
進行不能レベルなバグがチラホラと報告されています。
クリティカルでないものも含めるとかなりの数です。
一応、公式から後日のバージョンアップで対応する旨の回答が出ているようですが、決算期に合わせて強行発売した大人の事情が垣間見えますね。
・圧倒的メッセージ送りのテンポの悪さ
2Dの立ち絵がモーショングラフィックスで動く、ネプテューヌ形式の会話シーンは一括スキップ不可。微妙にトロ臭い早送りしかできません。
ポリゴンキャラが動く人形劇のシーンは早送り不可。一括スキップしかできません。
周回前提なのにいまいち不便です。
・圧倒的チュートリアル強制!
チュートリアルは毎回強制で見せられますが、システムが複雑なのにメニューにヘルプやチュートリアルはなく、後から見直すことはできません。
・圧倒的垢抜けないインターフェイス
いつものIFです。細かいところに手が届いていません。
カメラワークも酷い。DOFっぽい演出がありますが見づらいだけです。
ロードが煩雑でモサモサと重く、フリーズの不安もあります。
COMMENT
コンシューマ向けのタイトルでこれほど熱中して一気にプレイできたのは久々です。ここ最近、発売前に楽しみにしていたタイトルほど買ってからガッカリして、2〜3時間も遊ぶと飽きてしまうことが多かったのですが、土日で夢中になってシナリオを進めました。ただし後半は作業感が増してくるのも事実で、自由度のようなものは期待しないほうがいいです。ステータスがどんどん桁違いに伸びていくのを見て爽快感を楽しむのがいいのではないでしょうか。
時代遅れなグラフィックスを含め、どっからどう見ても日本一ソフトの製品ですが、実は違います。
IFのゲームを経験したことがない人は慎重に購入を判断して下さい。
私は声優さんは詳しくありませんし、いわゆるキャラ萌えのような視点はほとんど持っていませんのでコメントを控えさせて頂きますが、好きな人にはプラス材料になるのではないでしょうか。
初期型PS3、HDDインストール済、40型HDMIでプレイしています。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-11-10
止めちゃいました。FPSなどのアクションに馴れてしまった、後遺症なのかなぁ?
GOOD!
キャラクター:
魅力的なキャラクターが多く見ていて飽きません
どのキャラクターにも弱味みたいなものがあり
一見まともなキャラクターがそのことになると突如豹変したりw
ストーリー:
最初から最後まで明るく軽いノリ突っ走るストーリー展開で
見ていて楽しいですw(ラストで少しだけシリアスな場面がありますが)
BGM:
どの曲も作品の雰囲気を十二分引き出しており
戦闘曲も多く飽きない
個人的にフィーバータイム時の歌が好きw
BAD/REQUEST
戦闘:
あえてこちらに書きますが
戦闘のやり込みがゲームの中核を成してるにも関わらず
システムが複雑すぎてスッと入っていけない
萌え殺しやフィーバータイムなど面白い要素もあるが
0ダメージだったのにクリスタル効果による事故死や
スキルの使用不可、移動禁止やダメージの無効化、反転等
キャラクターを鍛え上げた苦労が一瞬で無に帰すようなクリスタルの能力
それを置いておくとしても
ロード時間が長いのは流石に目を瞑れません
スキルを選んでから発動するのにすら数秒ロードするときがあります
一瞬フリーズしたのかと思ったくらい
このもっさり感はこのゲームのテーマを考えると致命的
あと連携とはなんだったのか。。。
ムゲンフィールド:
このゲームの核を成すともいえるムゲンフィールド
Gアップなどここでしか手に入らないものが多数あることなどから
このムゲンフィールドを何度もやることになるのだが
プレイヤーの目的次第では何度やっても終わりが見えないほど
永遠と繰り返すことになるので
上記の戦闘のもっさり感が相まって
途中から苦痛でしかなくなってくる
もう少し他の要素は無かったのか。。。
COMMENT
悪い点も多く、現在は大分改善されたものの
致命的なバグも多かったゲームですが
それを差し引いても面白いゲームであることに違いはなかったです
特に作品全体の雰囲気が良く
明るく楽しい気分にさせてくれましたw
バグと快適ささえなんとか出来れば神ゲーになったであろう一品だと思います
それだけに惜しい