オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 0pt | 3pt |
24pt
GOOD!
グラフィックが綺麗
常に銃撃戦で熱い
バイオファンには嬉しい敵(タイラント ネメシス)
斬新な設定
BAD/REQUEST
まず操作性が非常に不快に感じました。
まず他の人もいってるようにアイテムなどを取ろうとしたら緊急回避したり、あとカメラワークも少し悪い。
基本暗いステージで障害物が多くてつっかえる。
難易度高過ぎ。そのうえ敵を撃ってもなかなか怯まない。
ストーリーが頭に全く入ってこないくらい単調。
やたら毎チャプターが長すぎな割にはストーリー自体は短い。
キャラに魅力は皆無。ガスマスクしかいない。
武器も全部そこまでたいした性能でもない。
一度攻撃喰らったらそのままハメられて死ぬ。
サウンドも全く耳に残らないし そもそも敵が硬いからイライラして耳に入ってこない。
少し脅かし要素に期待したのに最初の方に一回あったくらいで無いにひとしい。
敵がウジャウジャでてきて多すぎだし味方も足手まといにも程がある。
謎解き要素なんてないし最初からそんな感じだろうなと思って期待してなかった。
まあこんな感じでオペレーションラクーンシティはダメダメでした。
COMMENT
買ったことに後悔してます。
これは別にバイオハザードって名前じゃなくてもいいです。
ただバイオの名前を借りたパチもんゲームみたいな感じ。
ストーリーも一回クリアすればもうヤル気なくなる。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 0pt | 2pt |
25pt
GOOD!
◆グラフィック全般
・ムービーシーンの出来は素晴らしいです。毛穴の一つ一つまで見えるかのように丁寧に描きこまれていて、PS時代のっぺらぼうだった思い出のキャラクター達がハリウッド級の美男美女に。なけるぜ。
・プレイシーンの出来も悪く言う方もいますが充分満足のいくレベルで、グラフィックはよく出来ているなあという印象です。(処理落ちが発生しなかったので、解像度なんかよりそっちの方が重要)2・3で登場したおなじみのMAPも歩ける箇所があり、忠実に再現されていてニヤリとできます。
◆キャラクター
レオン・エイダ・クレア・ニコライのほか、オンラインで選択できるプレイアブルキャラクターの中にはジル・カルロス・ハンクなどラクーンシティを彩るお馴染みのメンバーが揃う。各キャラクターのモデルはナンバリングタイトルとは少々タッチが異なるもののよく出来ていて、レオンやカルロスはイケメンだし、クレアもジルも可愛いです。
◆武器・スキルのアンロック順序が自由
・欲しいと思った武器を割りとすぐに解禁できるので、チマチマいらない武器を開放していかなくて良いのはストレスがなくて○。
◆バグ発生なし
・良いところではなく、「あたりまえの品質」ですが、海外レビューサイトで言われていたようなバグに遭遇することはなく、改善されていたようでした。
BAD/REQUEST
ア○ゾンレビューが荒れてますが、そこで良く言われている「前提」論争に付き合うと面倒くさいので、はじめにスタンスを明らかにしますが自分は「バイオハザード」シリーズとして評価します。タイトルに名前を冠する以上、ターゲット層には明らかにバイオハザードユーザーが含まれることは明らかですし、シリーズのファンをがっかりさせるような内容は批判されてしかるべきだと思います。
ただ、本格TPSという新しいことに挑戦している本策に対し、「今までのバイオハザードらしさ」を求めてこれがない、あれがないと言うのはお門違いというのは正論ですので、そのあたりには配慮して書きます。以下、BADの理由。
◆ストーリー(キャンペーン)
オンライン主体で作っていることは百も承知ですが、「劇場版」とか「新訳」とかそういうものを超越した、ラストの唐突なやっつけ究極の2択に唖然。漂うド三流臭に薄々感付いていましたが、それが決定的になった瞬間でした。
◆キャラクター(キャンペーン)
プレイアブルキャラクター空気。説明書に生い立ちみたいなものが書いてありますが、ストーリーの中で掘り下げられることもありません。後述しますが、AIが頭悪すぎて邪魔なだけなので、愛着も湧きません。
ニコライはキャラクターが崩壊しているうえに途中から忘れ去られます。
◆オリジナリティ(オン・キャンペーンともに)
普通のTPSでしかありません。よく言われている謎解きがない点に関しては、ジャンルが今までの作品とは異なりますし、マイナス評価はしません。
「バイオハザード」であるところから、差別化を図ろうと
・感染(ゾンビ化)
・出血するとゾンビが群がる(敵を出血させてゾンビに襲わせる)
・敵勢力、ゾンビとの三つ巴の戦い
といった要素を取り入れようとした努力は見られます。が、
⇒感染の条件がよく分からず、しかもすぐ治せる
⇒出血の条件がわからず、しかもすぐ治る(敵を出血させるのも、特定部位を撃つなどして狙って起こせるものではないので、戦略として組み込めない。そのまま倒れるまで撃ってしまった方が早いし)
⇒敵がわらわら湧くうえにやたらと堅いため、ゾンビを盾にするとか悠長なことをやっている余裕なし。
◆快適性
・敵味方ともに耐久力と怯み耐性の設定がおかしい
敵は基本的にいくら銃弾を受けても怯みません。そのため、敵スナイパー等が配置されているMAPでは、「撃たれながら撃つ」ことを強制されます。敵が撃つ前に素早く最高威力のライフルでAIM、ヘッドショットを決めても、全く怯まず撃ってくるので、華麗なスナイパープレイは不可能です。ゴリ押しVSゴリ押しです。オンラインの対人でも同じ仕様なので、ゴリ押しVSゴリ押しです。頭にライフル弾を十発以上打ち込まれても怯みもしないで生きているレオンやクレア。サバイバルホラーどころか、TPSとしても受け入れられません。
タイラント・ネメシスはともかく、ハンターも銃弾ではほとんど怯まないので苦戦を強いられます。
さらに、銃弾は何発受けても怯まないのに、体術を受けると自分は必ず大きくのけぞります。そのため、キャンペーンではハンターやタイラントに一度攻撃を受けると高確率で「ハメ」が発生し、ゴリゴリ体力を削られる上に、オン対戦で一度体術を食らってしまうと誰かが助けてくれるまで延々とハメ続けられます。二人がかりで体術連打されたらもう死亡確定です。さらに、その体術コンボがタイミング関係なくただボタン連打するだけで成立するから恐ろしい・・・
敵ゾンビ、敵兵士、プレイアブルキャラクター、オン対戦すべて体力が無駄に高く、銃で撃ってもなかなか死にません。オン対戦も、ガンガン向き合って打ち合ってもなかなか倒れない上に救急スプレーが使用可能・リスポーンするため、死にそうになったら逃げる⇒回復で悪戯に勝負が長引きます。
・AIが馬鹿
ラクーンシティでは、至る所で火事が起きています。炎に近づくと体が燃え出し、ダメージを受けるのですが、AIはなぜか火を見るとテンションがあがるのか、戦闘そっちのけで炎に突っ込んでは死んでいます。
まじめに戦っていても、自分の射線に入ってきたり、自分を撃ってきます。
AIのフレンドリーファイアで気がついたら体力がゴリゴリ削られていたりします。
また、救急スプレーでの回復は近くにいる味方を同時に回復できるため、戦闘が終わって傷付いた仲間を回復してやろうと近づくのですが、近づくと離れていきます。
バイオハザード4・5であったAIへの簡易指示(カバー・アサルト)すらできなくなっているため、仲間を呼び集めることもできません。結果、仲間たちはストレスの種に。
オンラインCOOPをすれば解消できる問題ですが、バイオ5にあった簡易コミュニケーションすらないので、センキューもカモンも気軽に言えないのは少々心苦しいものがあります。
・アクションが乏しい
カバー・リーンなどの動きは実装されていますが、せっかく広いラクーンシティーをTPSで駆け回れるにも関わらず、段差の乗り越えすらできません。バイオ3の時代からできたこと(ゴミ箱への昇り降り)すらできないのは、非常にストレスが溜まります。
遮蔽物に素早く隠れたい!と思っても乗り越えられません。
目の前の柵を乗り越えれば行ける!場所も、いちいち迂回して進む必要があります。
また、しゃがみ動作すらありませんので、銃弾飛び交う中、身を低くしながら動くこともできません。
「スキル」についても、特に使おうと思うシーンなし。戦術の幅が広がるような中身でもなし。
・手ぶれがひどい
銃の命中精度にイライラ。スナイパーライフルの照準も微調整が利きづらく、CodやBFといったFPSの名作ゲームがいかに操作性のクオリティを頑張って作りこんでいるかということに気づかされます。そもそも、HSしても一撃で敵を倒せないのであまり意味がないですが。
◆熱中度
キャンペーンは複数周回する気が起こらない出来。
オン対戦も、前述の耐久力と怯み設定のおかしさ、
マッチングにかかる時間の長さもストレスとなってやりこむ気が起こりません。
武器のアンロックは、自由な順番でできるのは良い点でもありますが、
はじめからキャラクター・武器ともに出揃っているようなものなので、解禁していく楽しみは薄いです。
COMMENT
バイオハザードシリーズは0〜5、ベロニカ、ガンサバイバー1をプレイ
40型フルHD画質 ヘッドフォン有 オンライン有でプレイ。
FPS・TPSともにそれなりにプレイ経験があるので、最初から難易度ベテランでスタート。
難易度は、初見殺しの仕掛け以外にも数回はゲームオーバーしたので、程よいと感じました。
根幹部分がダメなので、オンもDLCも追いかけません。
はじめから「バイオハザードらしさ」は一切求めずにプレイしたつもりですが、
そんなこと抜きに紛うことなきクソゲーでした。
海外レビューサイトの評価は、確かでした。即売りで。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 0pt | 4pt |
28pt
GOOD!
スキルや武器を解放するために必要となるポイントがさほど多くなく、この武器を使えるようになるまでに「何十時間もポイント稼ぎをしないといけない」ということが無かったのは良かった。
また、うまく機能したとは言いがたいが、バイオハザードの世界観をうまく利用したウイルス感染によるゾンビ化やBOWと敵との三つ巴の戦闘というアイデア自体は斬新に感じたので評価したい。
BAD/REQUEST
このゲームの悪い点は非常に多く感じた。
それも、よく言われるタイトル詐欺というモノでなく、根本的に作り込みが浅いと感じるレベルのものが大半だ。今回番外編でTPSだからシナリオには期待していなかったけれど、最後のシナリオの突拍子もない選択肢には驚かされた。
1、キャラクターの扱いについて
全キャラクターの持ちスキルが違うだけというのにやや不満を持った。
一部の兵種にしか装備できない武器等があればもっと戦略性が高まったのではないだろうか。
また、1チームで同じキャラクターが使えないというのも、チームでの共闘をするという面で見たら意味があるのだろうが、オンライン上でその「思い描いたチーム」を形成するのはコミュニティ等がない限り不可能である。まして、ランダムマッチングが主体のゲームで採用するのはやや無理があると感じた。
2、ゲームバランスの設計がテキトウすぎると感じた
特にキャンペーンモードの作りがテキトウすぎる。まず、敵キャラクターが非常に硬い。怯みどころかリアクションが一切ないとか反則すぎる。更に、ヒットエフェクトがわかりづらく、攻撃があたってるのかいまいちわからない。そのせいで「それっぽい所に乱射」→「よく分からんけど死んだ」みたいな事が続出する。また、出血させてゾンビに襲わせる、ウイルス感染でゾンビ化という要素も、運要素が多すぎてストレスになることが多かった。せめて相手を出血させたら何か表示して欲しい。実際、出血してるかわからないからそのまま打ち続けて殺したほうが早い事の多いこと。
更に追い打ちをかけるように味方のAIが、突如棒立ちになったり、敵も何もいないのにトラップに突っ込んで行ったりとかなり酷い。ココらへんはCOOPでやれという事なのかもしれないが……
3、操作しづらい事が多い
操作系統がやや不親切な事が多い。
×ボタンに「アイテムを拾う、扉を開く」といった調べるアクションが割り当てられているのだけれど、コレがダッシュ中だと「緊急回避」になるので、一部のステージで倒せない敵から逃げるという場面で「扉を開けようとして緊急回避」「鍵を拾おうとして緊急回避」というような現象が多発した。ムービースキップにまで対応しているので誤ってムービースキップしたら目も当てられない。
また、◯ボタンの「体術攻撃しようとしたらタックルになった」とかも同じ。
更に、右スティックを倒しながらL2を押すとクイックターンになるのも暴発しがち。カメラ操作しながら武器取り替えようとするなんてのはかなりの人がやると思うのだけれど、誰も気づかなかったのか不思議なぐらい。
4、オンライン前提なのに色々と足りない
キャンペーンモードの難易度と良い、対戦モードの力の入れ具合と良い、オンライン前提で作られている節があるのに、なぜかボイスチャット以外のコミュニケーションが取れない。
アウトブレイクや5であったような簡易メッセージすらできないのはどうなのかと。
三つ巴の戦闘自体は斬新で、ゲームとして成立していたから、作り込みの甘さが目に見えて浮き彫りとなっていて残念だった。
COMMENT
今作はバイオハザードの本編に連なる作品でなく、あくまでも外伝作品であることを理解する必要がある。バイオと言ったらホラーと言う人は絶対に楽しめないし、本編のシナリオとのつながり等を考えるのも野暮という印象。あくまでも、バイオハザードの世界観を使った別ゲーと考えたほうが楽しめる。
難易度に関しては、ソロプレイでの感想。
オンライン環境必須と言っていいレベル。DLCで追加シナリオとか販売するみたいだし、ゲーム自体もソロプレイは辛い。正直、ソロで楽しめる事が良作の前提だと思ってる私にはいい作品だとは思えなかったが、マルチプレイの作品が好きな人ならそれなりに楽しめるのではないかと思う。
Amazonレビュー
レビュー日: 2012-06-29
オフラインのボリュームが定価の割に少ないのは、今時のDLC販売が前提の流れなんでしょうね。
スペックオプス編が付いていないのならば、定価は4980円位が妥当なのではないでしょうか?
オフラインのストーリーモードは、キャラを変えても内容がほぼ同じなので、短い話が更に短く感じるので飽きるのがとて速いですね。
メタルギアソリッド4くらいのボリュームとストーリー感の期待があっただけに残念でした。
このゲームでマジで腹が立つのは
仲間蘇生際やサバイバルーモードのヘリの前の武器取り、ダッシュ入力(慣れる迄)、ハンターとウィリアムバーキンらのハメ攻撃。
オンライン対戦のリスポン時には、なぜかわざわざ光りながら復活するので敵の待ち伏せで死亡させられること。
オンライン対戦でのグレランやライフルDFの攻撃でした。
このゲーム、役に立たない武器は沢山集められますが
標準装備が出来るのはたったの二種だけです。
やっぱり三種類くらいは欲しいですね。
武器ごとに敵を倒した際のXPポイントを変えるとかをしていれば、弱い武器にも人気が出たのに。
グレランで相手を倒してもゾンビ同様に10点とか(笑)。
メーカーさんは、もう少し想像力を働かせて下さい。
オンラインでは、スーパーソルジャーやカモフラージュがあるキャラがあまりにも有利な為に
他キャラを選択した場合は、基本的に逃げ惑うしかありません(笑)。
オンラインでは色違いにして、好きなキャラを自由に選べるようにして欲しかったですね。
それ位の自由度はあっても良いのにね。
とにかく、オンラインが売りなのに不親切過ぎます。
誰だって突撃兵や偵察兵を毎回使いたいですから(笑)。
それから、オンライン対戦はVC部隊と野良は別部屋に分けて欲しいです。
たったの4対4対戦なので、部隊相手だと強さに差があり過ぎてつまらないです。
全体的な操作性は…
本来のバイオは、アドベンチャー要素のあるサバイバルホラーなので
TPSなどの戦争ゲームとして捉えると、操作性はイマイチかもしれませんが
それなりの評判が良かったバイオ4みたいな操作性と固定カメラ視点にしてほしかったですね。
(個人的には、無双シリーズみたいな視点が分かりやすくて好きです)。
あの感じの操作性のままで、常々言われていた今作のように移動中も攻撃がOKで良いじゃないですかね。
今作でも出来ますが、伝統の簡単クイックターンが無くなっていたのも痛いです。
戦闘中はTPSやFPS系に慣れてない人は、最初はグルグルした感じになり
慣れる迄、移動中は目が回りました(私がそうでした)。
これはまるで宇宙空間モノのゲームをプレイしている感じでした(汗)。
かなりの慣れが必要になるかと思いますが、逆に慣れると楽しいかも。
慣れないうちは、後半の赤い顔のゾンビ軍団らにエヴァの二号機みたいな状態ばかりにされてました(笑)。
敵に接近してショットガンや強力な武器で撃っても、敵が怯むモーションや状態が分かりにくいので
囲まれると脱出に失敗して、ハンターやリッカーにボコボコにされます。
うーん、マジで千円払うので、操作を改善したバージョンをネットで書き直してくれませんか?
その際は、ダッシュは×ボタン、落ちている武器取りは□ボタンでお願いします。
部隊で生き残りを賭けた、このバイオの世界観はなかなか面白いのですが
操作性の悪さと、オフラインのボリュームの少なさが残念でなりません。
だから、スペックオプス編は2000円でダウンロードさせてもらいましたよ(汗)。
ロード時間は遅いですが、オンラインに限ってはなかなか面白いです。
キャラバランスは超最悪ですが…
GOOD!
■オリジナリティ
ゾンビに攻撃されると感染し、一定時間後に操作不能になる
ゾンビを盾にして銃撃ができる
敵クリーチャーを操れる
透明になれる……など、聞くだけでは個性的に感じる要素は多い。
ただTPSとして強い色を感じるかと言われればそうでもない。
スキルや一部の要素が光るだけで、全体的には一昔前のTPSといったところなので2点。
■グラフィック
キャラのグラフィックは申し分ない。
次世代機にあった質だと思う。
■サウンド
メニューの時点でかっこいいBGMが流れている。
ゾンビの嗚咽や悲鳴も中々リアル。
■熱中度
ない
■満足感
ない
■快適さ
探してみたが、ないものはない
BAD/REQUEST
■オリジナリティ
個性だけで話をするのなら、特に悪い点はない。
問題はその個性が面白いかどうかだが、それは満足感や熱中度にて。
■グラフィックス
まず動きが酷く安っぽい。
シリーズの5は愚か4にも劣る出来。
CQC(体術)と敵の位置がリンクしない、隙間に挟まってブルブル震えるなんて日常茶飯事。
CQCのモーションは全キャラ使い回し。
HUNKの処刑(首捻り)も、手が敵に密着していないので捻っているように見えない、他のCQCも同じ。
5みたいにちゃんと殴っている・蹴っている感じがしない。
リッカーに関しては、人形を糸で吊るしているかのようなフワーッとした移動をする。
5の方が遥かにリアル。
モーションも少なく、Gに関しては地面を殴るのと走るだけ。
単細胞にも程がある。
ゾンビと敵兵士の見た目が付きにくいので、対人戦では苦労する。
炎や爆発のエフェクトは、PS2でも映えないレベルの安っぽさ。
この時期に発売されたとは思えないクオリティの数々に唖然とした。
0にしようか非常に迷ったが、マスクの質感や感染前の画面など
一部のグラフィックは良好だったので1点。
■サウンド
銃撃の音がチープなことぐらい。
■熱中度
どこに熱中すればいいか分からない。
期待していたので長所を必死に探しながらプレイしたが、理不尽な展開の連続で全くハマれなかった。
いや、ハマったにはハマったのだが。
このゲームにはCQCや起き上がり時の無敵が一切ないので、
殴られて転倒→起き上がり様にまた殴られ転倒……が死ぬまでループする。
対人でもキャンペーンでも。
キャンペーンでは最初のステージでGにやられ、問答無用でゲームオーバーになる。
要するに、ハメ殺し的な意味で何度もハマった。
もらうダメージの割に回復が少なく、死ぬと武器も回復も全て落とす。
ゾンビ相手なら近付かれてもCQCやハンドガンで乗り切れるが、Gやタイラントのような大型にはもうなすすべがない。
横は通過できず、回避でもかわせず、CQCでもショットガンでも一切よろけず、猛スピードで迫ってくる。
プレイヤーを苛立たせる目的で作ったとしか思えない。
■満足感
バイオは4から知ってその個性的なアクションの虜になり
5で進化したアクションに熱中した。
本格的なTPSへ発展したはずの本作には非常に期待していた。
その結果がこのザマである。
壁際で殴る蹴るの暴行を加えるだけで倒せる対人戦、ただひたすら理不尽で爽快感・緊張感。恐怖感の欠片もないキャンペーン。
ストーリーも合ってないようなレベルの内容。
こんなゲームとすら呼べない欠陥品を、よく発売しようと思ったものである。
■快適さ
ロードがひたすら長い。
対人戦もリスポーン時間が長い、カメラワークが悪いなど挙げればキリがない。
プレイヤーを配慮しないゲーム作りを徹底した印象。
COMMENT
4からの新参者とはいえ、シリーズファンとして非常にがっかりした。
開発のSLANT SIX GAMESにはバイオブランドの名を穢したことを深く反省し、今後二度と他社ブランドに寄生してクソゲーを出さないでもらいたいと切に願う。
素人でも気付くようなバランスの悪さを放置した辺り、低コストで売り上げを伸ばそうと目論んでいたことが垣間見えるのが非常に腹立たしい。
6はこんな悲惨な末路を辿らないでほしいと思う。