【PS4】HEAVY RAIN -心の軋むとき- レビュー
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-06-01 |
価格 | 3400円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 言葉・その他 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:サイコ・サスペンス ■ プレイ人数:1人 |

- 総合ポイント
- 58
- (難易度)
- 2.25
- レビュー数
- 8
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 0pt | 3pt |
29pt
GOOD!
これをGOODにあげるのもアレだが、PS3版で頻発してゲームニュースサイトで話題にもなってしまったフリーズ頻発問題は解消されてる(はず)。
少なくともプラチナトロフィー取るまで1度も発生しなかった。
グラフィックはPS3発表当時で「ありえねぇ…」と言われるぐらいの綺麗さで驚かせたが…PS4では及第点は超えてるかな?
とりあえずグラフィックは公式サイトに記載されてるように頑張ったみたいです。
BAD/REQUEST
まず公式の勘違いなのか、自分がPS+に加入してないからかも知れないが現時点で公式の「PS4版の特徴」と記載された箇所に詐欺紹介がある。
>ゲームプレイを改善し、周回プレイをしやすく、
改善って「フリーズバグ取ったよ!」って事でしょうか?それは改善ではなくやって当たり前の修正です。
それ以上の改善点は感じられません。
また、周回プレイをしやすく、の部分も恐ろしく長いスタッフロールは一切飛ばせず、エンディング回収はやっぱり苦痛。
各チャプターにおいてもムービー&操作+QTEが延々続くゲームシステムなのでQTEやエンディングに絡む操作点につくまでやらないといけないので周回プレイしやすいとは言いがたい。
「PS3版に比べれば良くなってる!」というのであればそれは-90から-30に挙げられただけでまだマイナス仕様。
ちなみにこのゲームの操作方法はかなり独特で奇をてらったウケ狙いと言っても過言じゃないです…
>選択は各シーンの最後でハイライト表示され、他のプレイヤーの選択と比較。(オンライン接続必須)
PS+専用システムでしょうか?自分は加入してないのでそんなシーンは一度もありませんでした。
ただ、このHEAVY RAINはBEYONDとのカップリング発売もされていてそちら側の説明にもこの文言があるのでコピペミスなんじゃないかと。
(実際BEYONDとのカップリングを買ったのでプレイ後にレビュー投稿も含めて確認するつもりです)
>アクションシーケンスでの改良された操作、特定の戦闘シーンの難易度増加。
相変わらず6軸検知が糞。どこに改良を行ったのか疑問。
しかもPS3版でも散々言われた「操作指示がガチャガチャ見づらくて時限イベントでミスる」部分に関して全く改善されてない。
せめてEASYなら画面隅あたりにも固定で表示するとか、6軸は使用しないなど「ちゃんと改良」するべきだと思う。
難易度増加…もEASYではPS3版攻略サイトに書かれた操作指示と全く一緒。
なのでNORMALやHARDで難易度が上がってるかもしれないし、こちらもBEYONDのみの記載をコピペミスしてるだけかも??
(だとしたら公式の人間はろくにソフトの仕様も確認せずに適当に公式サイトを更新してるのか?という疑問すら感じる)
もちろん、自分が気づいてないだけでちゃんと表示&変化があるかもしれません。
PS3時に配信されたDLCの未収録。
まぁ…本編で謎が残った部分をDLCで補完する予定だったのが1本だけだして後ほったらかし…
なのでだったらこれ入れても余計にややこしくなるだけだろう、と収録を見送ったのでしょうが。
COMMENT
このソフトがPS3で発表された時はかなり話題になった。
操作キャラが途中で死亡などで離脱しても物語が続く…という紹介はアドベンチャーゲームにおいてかなり革命的な事をやっていた。
ストーリーも「これがTVドラマとしてやっていてくれたら…」と間違いなくDVDレンタルしたくなる面白さも手伝ってPS3版は最初非常に楽しめた。恐ろしいフリーズ頻発バグにあうまでは。
そこからBEYONDというさらに物語性の強い傑作も発売され、PS4ではUntil Dawnという(日本では手抜き・やっつけ・詐欺行為ベタ塗り修正で話題になってしまった)更にグラフィックを進化させた同様のタイトルも発売された。
となると、今更感しか感じられない。
実際DL専売なのでセールでもない限りは3400円+税を払ってわざわざPS4で遊びたい人だけのマニア向けソフトだといえる。PS3版だと中古なら千円台で買えますから。
ただフリーズバグが発生する本体では今後もフリーズ頻発の中でプレイを強いられまるので、そのために+3000円と考えると高いのか安いのか…
操作性も公式サイトに記載された
>ゲームの進行を邪魔しないシンプルで直感的な操作方法
の「シンプルで直感的な操作方法」の意味解って書いてますか?公式の文章書いた人日本語大丈夫??と真顔で聞きたくなるぐらい1万人にプレイさせても1万人とも「やりづれぇよ…」と言わせる自信がある変な操作方法なのでプレイしてみたい人は覚悟してください。
とりあえず攻略サイトも充実してるのでプラチナ狙いゲーとして考えれば。
ただ話は面白目なのに糞だるい展開と仕様に飽きて止めたくなる(真かまいたちの読了率100%レベル)辛さが「難易度…3点」にしています。
自力プラチナもキツイかと。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
47pt
GOOD!
PS3番未プレイ。元でも相当な評判になってただけあり、ストーリーはかなり楽しめたと思う。
登場人物がそれぞれ個性的で深く掘り下げられているし、感情移入度もかなりのもんだろう。
まあストーリーの賛否はどうしても好みが関わるわけだが、脚本自体の完成度は高い。
キャラの表情などの作り込みもいい。トロフィーも攻略サイト見ることで何とでもなる。
BAD/REQUEST
やはりこの手のジャンルの宿命か、ゲームの展開は致命的にスロウなので苦痛。何でもないようなシーンを丹念に見せつけてくるので、制作側としては自慢かもしれんが、こちらにはどうでもいい感じだ。実写映画なら誰も気にかけないところでも、CGになるととたんに価値を押し付けてこようとするのが、この手のジャンルの最も嫌なところ。時限系のイベントなどもストレスフルなのでやめてほしい。
COMMENT
プレイする映画ってなコンセプトで、近年は映像技術の向上でこういうの増えてる。まあストーリーは面白いのが多いんだけど、どうにもそれをゲームという形にしちまうと、退屈な部分が目立ってくるんだな。ここら辺の克服はやはり難関なんだろうか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt | 1pt | 1pt |
54pt
GOOD!
ストーリーが序盤から終盤までしっかり構成されていて、海外ミステリードラマのように先がどんどん気になり引き込まれていきます。
登場人物も主役から犯罪者までそれぞれ味があっていいですね。変質的な奴とか凄いリアルで気持ち悪いです。(いい意味で)
画像が綺麗で、登場人物のモデル本人達がキャプチャーしてるためか、実写みたいで表情や肌や唇の質感などがめちゃめちゃリアルです。
Bgmはどれもミステリアスな感じでこのゲームの雰囲気にぴったりです。キャラクターそれぞれのテーマ曲も雰囲気に合っていて素晴らしい。例えばイーサンは悩める悲劇の父親ってのがよく曲に現れている。
選択肢やQTEをミスってもチャップターセレクトやロードですぐやり直せるのでいいですね。後は分岐を変えたい時なども気軽に変えられるのも便利でいいです。
日本語吹き替えが脇役まで中々豪華でいいです。特にシェルビーはグッド!
BAD/REQUEST
バグが致命的に多く、フリーズはもちろんのこと、キャラが壁抜け・選択肢消失・キャラの顔面硬直・ボタンによるバグなど他にも多々あり、ストーリーで必ず一回はバグに遭遇します。まともに進めれたことがありません。
こんな作りで製品化したこのゲーム会社は失格だと思います。
QTEアクションで一見自由度が高く見えるが、失敗してもあまり状況が変わらないことが多く(QTEの意味がない)、ほとんど強引に進んで一本道です。
あくまで一つの映画を観る感覚でプレイしたほうがいいです。映画の中で少しだけ操作が出来て少しだけ展開が変えられるという感じ。
もう少し分岐が欲しかったですね。
選択肢も悪い選択をすると結局いい選択を選ばされるまで進めないのでほとんど意味ないです。キャラクターの人物像もほぼ統一されているので、イーサンとかだと選択肢によって駄目な父親に変わって結末も変わるとかだったらもっと面白かったです。
操作性が悪くQTEは非常に分かりづらいです。移動は細かい方向転換が難しく、QTEは連打と押しっぱなしとか非常に分かりづらいです。そのくせ入力タイミングがシビアなので何回も見間違えて失敗しました。
COMMENT
バグが多いのが痛手ですが、ストーリーは映画のように引き込まれて非常に楽しめました。QTEも中々斬新で楽しかったです。
ただほぼ一本道でリプレイ性も薄いので、2を出すならもっと分岐させて欲しいですね。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-09-09
GOOD!
・顔の造形、モデリングがとても繊細
本当に人が演技してるかのようなリアルな作りには脱帽する。
・アメリカのサスペンスドラマさながらの本格的なミステリーストーリー。
向こうでは探偵モノは鉄板の人気ジャンルらしいが
確かに物語の完成度は素晴らしいものがある。
BAD/REQUEST
・快適さは無いに等しい。
R2で歩く、左スティックで見る方向を変えるという操作配置だが
これがとんでもないぐらい不便。
まず歩きながらの方向転換はやたら操作感度が高く、すぐに狙いの角度が外れる上に
曲がり角や階段付近等では自動方向転換が有効になるので思う通りに操作できず
ストレスしか溜まらない。
・QET
快適さをさらに減衰させる要素。
高難易度アクションゲーですら見られないような複雑怪奇な強制ボタン押しイベントが非常に多い上に
ボタン連打なのか長押しなのか、判別がつきにくい表示となっているため、頻繁にミスする。
その上、モーションセンサーを使ったQETでは反応性が悪い為、指示通りの操作を実行しても
画面上に反映されていないこともある。
例
R1長押し後にL2長押ししつつ、コントローラー自体を右から左へ180度回転させる
右スティック↑を長押ししつつ、R2も長押し、その後△と〇を長押ししつつ、L1連打
左スティックを傾けながらR1とL2を交互に連打、等々。
・イベントスキップ不可
何度かプレイ自体をあきらめようかと思った程の仕様。
というかゲーム時間のほとんどはイベントシーンなので上記のストレスマッハQETに失敗すると
また七面倒なイベントを最初から見なければならない。
リプレイ性の為、適所でリトライポイントが挟まれているが
それなら最初からQETなんぞ廃止か簡単にすれば良いのではないだろうか。
・音楽の種類も少なく、同じ様な曲を何度も使いまわしている為
まったく盛り上がりに欠ける。
COMMENT
2018年現在、PSplusにてフリープレイでの評価。
発売当時は画期的だったかも知れないが、現在では正直に言って面白くない。
あらゆる演出と操作が快適性を損なわせており、
数々のバグも含めると、もしフルプライスで購入してた場合ディスクを割っていたかも知れない。
PS3時代のゲームは今やっても面白いモノが沢山あるが
本作は私には致命的に合わなかった。
恐らくはキャラの挙動一つ一つにQETを盛り込むことにより、
よりリアルな没入感を体験させようとしていたのだろうが
面倒くささが、圧倒的に勝ってしまっている。
マルチエンディングとのことだが、申し訳ないがもう一周する気にはなれなかった。
あくまでグラフィックの技術進化も含めての楽しみ方や
「操作するドラマ」等を期待する人でなければストレスしか溜まらないのでは、と感じる。
フリープレイなのであまり文句も言えない上にゲーム自体もそんなに期待していなかったが
それらを突き抜けるほどの「面倒くさい」ゲームだった。