【PS3】ドラッグ オン ドラグーン3 レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2013-12-19 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションRPG ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 50
- (難易度)
- 3.31
- レビュー数
- 26
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 1pt | 5pt | 2pt | 4pt | 1pt | 3pt |
56pt
GOOD!
○進化した地上戦
あまり褒められたものではなかったアクション部分ですが、本作では大きく進化しています。
DOCを意識したような派手なアクション、前作よりやや引き気味のカメラ位置によってキャラクターの周囲も見渡しやすくなりました。
また、新しく追加された"ウタウタイモード"は短時間ながら高威力、広範囲、被ダメ無効と3拍子揃った"公式チート"ともいえる性能です。
これらにより地上戦の楽しさはシリーズ最高といえるでしょう。
○美麗なBGM
好評だった"ニーア"シリーズから続投した岡部氏の楽曲は今作でも非常に素晴らしい出来でした。
各ウタウタイたちとの戦いに流れるBGMやテーマ曲のアレンジ、またその曲の使いどころもよかったです。
戦闘前会話が終わりボスが登場する時にBGMが掛かり始め、前奏が終わるタイミングで戦闘開始とベタながらも最高の戦闘曲の使い方。
しかも先述した"ウタウタイモード"中には各曲に歌が入り、その歌はBGMをダメにするどころか相乗効果でさらに盛り上がったりしんみりしたり・・・
以上の点からBGMに関しては文句なしに満点といえます。
○個性豊かなキャラクターたち
シリーズ伝統というか、製作陣の癖というかですが、今作のキャラクターたちもまたぶっ飛んでいる設定を持っています。
そしてその誰もが"人間のふりをしている"というのが何とも・・・
ややネタバレ臭いですが、名有りのキャラクターに"人間"がいないのは非常にユニークでした。
やはり相棒のドラゴンが一番まともなのはシリーズ恒例なんでしょうか。
BAD/REQUEST
△明らかに説明不足なシナリオ
シナリオの骨格については特に文句はありません。最後までプレイした結果、
「ああ、やっぱDODだな」と納得はいけましたし。
問題はいきなり出てくる設定。
本作は"Aエンディング"という一つの流れを軸に話が分岐しているような感じなのですが、
B、C、D分岐いずれも仲間に加入していると思われるのは4人中1人だけ。
残る3人はAエンディングルート中に全員仲間にはなるのですが、それは後半でようやく全員揃います。
先述した各分岐地点では仲間になっていないはずなのに当然のように加入。
そして説明も何もなく話は進んでいきます。
"ニーア"においてはストーリーの本筋とは関係ないから省略したという設定が多数ありましたが、本作のこれは明らかに必要でしょう。
にも関わらず明かされない設定。おかしいと思われます。
△なぜか劣化した空中戦
シリーズ伝統の空中戦。
本作でも当然できますが・・・いかんせんプレイできる数が少ない。
チュートリアルの次はボス戦。さらにその次は終盤ボスとなっています。
つまりザコラッシュともいえる場面が一切存在しません。
さらに操作性も大幅劣化。移動箇所は画面範囲のみと大幅に狭まりミニゲームのように自動で背景が移動。
見えない壁はあったものの自由に空が飛べた前作より劣化しています。
はっきり言って、前作までのような空中戦を期待すると後悔します。
×あまりにも酷いロードや処理落ち
同じPS3作品である"ニーア"ではロード中に日記や報告書といった文が表示されていましたが、全て読むには短すぎるほどのロード時間でした。
それが本作では10秒近い待ち時間が存在し、さらにゲーム中でも次のマップを読み込むのにまたロード。
しかもそのマップ読み込み回数が異様に多く、その度に待たされてしまいます。
そしてそのロード時間を越えた先にはシリーズどころかPS3作品の中でも最底辺レベルの処理落ちが存在します。
ドラゴンに乗って地上の敵を殲滅する"地上決戦"においては、攻撃中に描画速度が追いつけなくなり明らかな処理落ちになったので
ポーズで落ち着かせたりしたことも多々あります。
これならまだしも、たまにムービー中に処理落ちします。
プレイヤーの操作を一切介入させていないにも関わらず処理落ちしているとか、実機でデバッグしたのか疑いたくなるレベルです。
COMMENT
DOD1、DOD2、ニーア全てプレイ済み。
本作Dエンディングクリア済み。
前作発売から約8年待った最新作。
終わってみれば良くも悪くもDODといった出来でした。
不満や改善案は多数ありますが決して悪い点ばかりではないため次回に期待したいところです。
ちなみに、最近賛否両論なDLCも本作に存在します。
処理落ちやロード地獄がある以上、DLCなんか後回しにしてでもこれらをパッチでどうにかしてほしいものですが・・・
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt |
36pt
GOOD!
・キャラクターの個性が強いせいか覚えやすい。
移動中の会話はキャラの性格を把握させるものですね。
前作1が精神的にやられやすい鬱感で3をやるのを躊躇していましたが
3は全然平気。ただ、血しぶきがハデになりすぎなだけ。
コミカルナ演出がやわらげているのかも。
・ゲームの雰囲気を左右する音楽の演出は良し。
SONYブラビアですがクリアに聞えました、音よし。
・コンボしやすい。
BAD/REQUEST
・バトル面
延滞発生。ぶれやすい。連続攻撃でミハイルの援助を受けた炎でよくなる。
大事な画面の遠距離がなっていないので巨大な敵以外でも近すぎて
ターゲット指定でやらないと画面から迷子に。
爽快感がえられないほど敵が固いのと、的をはずしやすい。
・ロード・・ちょっと長いよ。
・ウタウタイの存在が雑。
ひたすら探して雑魚たおしてとじこめられてボス倒して見つけてやっとばとる。
のくりかえし。
1つ1つの場面が同じ。敵が強くなるだけで面白みがない。
背景荒い。こんなもんか?
戦闘のボタン操作方法指導でるのがちょっと遅すぎる。
回復アイテム所持も少なすぎで
COMMENT
キャラクターが狂犬過ぎないのはコミカル演出があるから中和されている。
下ネタが微妙に豊富で、1よりかはやりやすいゲームかとおもいます。
残虐シーンでは変な漫画絵がでてきてコレはやらないほうが良かった気がする。
バトルシステムは期待していたけど
ブレやすいし、画面がアップ過ぎる、遠近法がなってない。
これさえ克服していれば気にせずにやっていたのかもしれない。
ちょっと別メーカーのシステムに近い
閉じ込められて倒して開くの方法が面白みのない。この繰り返しは飽きる。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 5pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt |
66pt
GOOD!
音楽はニーアレプリカントに通づるものがあり、とても聞いていてゲームがしやすいです。戦闘は初めは簡単過ぎるぐらいですが、だんだん難しくなっていきます。
BAD/REQUEST
ムービーシーンでのバグとカメラ視点が気になります。
ロードも少し長めで、戦闘終了後のロードも若干長いです。インストールしたのにこれか…と感じてしまいます。
COMMENT
このソフトは前作をやった人もあれ?思ったりするでしょう。
特にAエンディングまでは微妙に感じましたが、そこからの考察が面白いです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-02-05
ロード長ぁ〜〜〜〜い
返り血表現のためかな
グラとかフレームレートとかをすべて犠牲にしている感じ
と言って、返り血表現消してもフレームレートが
改善するわけでもなくガクガクです
アクションは回避とかコンボとか面白いです
下ネタ満載の妙な掛け合いも嫌いじゃないです
ないとは思うけどPS4でリマスターしてほしい・・・
無理か
GOOD!
<音楽>
・前回の作品「ニーア」ほどではなかったですが、クロイウタやボス戦、キャンプ時のBGMなどいい音楽がありました。
・ウタウタイモード時は流れていたBGMにボーカルが入る演出もとても良かったです。
<キャラクター>
・どれも個性豊かで、いろいろなキャラの掛け合い(会話)が楽しかったです。
・ピーターさんの起用もとても嬉しかったです。
<武器>
・武器ストーリーや武器のレベルアップ時に武器のビジュアルが変わる所は今まで通り変わらずあって良かったです。
<地上決戦>
・ドラゴンでの低空飛行での戦闘とドラゴンでの地上での戦闘がとても楽しかったです。
欲を言えばDOD1の様な周囲を一掃する攻撃があればよりよかったと思います。
BAD/REQUEST
<カメラワーク>
・プレイキャラにカメラが寄りすぎていて背後の敵が把握しづらく、敵の画面外攻撃がイライラしました。
<バグ>
・進行不能バグやフリーズ、ドロップアイテムがオブジェクトの中に入って取得出来ないなど、以前のシリーズまではほとんどなかったバグが目立ちました。
個人的にはドロップアイテムの当たり判定をもっと甘めにしてもよかったかなと思いました。
<フリーミッション>
・水増しステージが目立った。ステージ地形はまったく一緒、宝箱の位置も同じ、配置されている敵の種類が違うだけという手抜きっぷり。そんなのでステージを水増しするなら最初から水増しステージはない方がいいです。せめて宝箱の位置を変えるぐらいはやってほしかったです。
<上空戦>
・強制スクロールという設定にとてもガッカリしました。自由に飛び回りたかったです。
・上空戦のボリュームの少なさ。上空戦自体数も少なく、その数少ないステージも敵がちょろっと出て終わり。正直手抜き感が半端なかったです。
<地上決戦>
楽しかったですが、最初から決められたステージしか地上決戦ができなかったのは残念でした。
DOD1、DOD2のように好きなときにドラゴンを呼んで乗ったり、降りたりしたかったです。
ドラゴンは強すぎるため、バランスを崩壊させないために使用を限定的にしたのだとは思いますが・・・。
<ボス戦(時間制限付き)>
・主にボス戦で時間制限付き戦闘をさせられました(全てではない)。制限時間内にボスを倒さないとゲームオーバー。個人的には自分のペースで戦闘をしたいのに、この時間制限のせいでいつも時間に追われながらボス戦をしなければならない。制限時間はフリーミッションだけで十分です(ただでさえフリーミッションの時間制限でイライラさせられたのに・・・)。
<武器>
・戦闘時に持っていける武器の数が「槍」、「剣」、「格闘装具」、「戦輪」で各1個なので最低でも2つは持って行きたかったです。
・「格闘装具」の必要性。1対1の戦闘(ボス戦など)で真価を発揮するはずが、その役割が「槍」に奪われている。難しいですが、それぞれの武器の差別化がもっと出来なかったものかと思いました。
<D分岐>
・DOD1のE分岐はクリア出来たのですが、今回は2時間ぐらい挑戦しましたがクリアできませんでした。音ゲーが苦手な人の考慮が全くされてません。DOD1はスタートボタン使用法や事前押しプレイが可能ですが、今回はそれが出来ない上に押すタイミングが目視で確認できない部分があったり、音ゲーが苦手な人にはクリアさせる気がないんじゃないかと思いました。
その高難易度からコンテニューなどで何回もプレイさせる前提のステージにもかかわらず、イベントムービー後の約40秒ぐらいの冒頭の演出がスキップできない仕様のため、コンテニューするたびにその地味に長い演出を必ず見なければならないのが余計にやる気が削がれます。
全クリ後の高難易度ステージならわかりますが、初回でこの難易度はどうかと思いました。
<ロード時間>
ステージ開始時のロード、マップ間移動時のロードどれも長いです。アクションはテンポが大事だと思うので次回は改善して欲しいです。
COMMENT
開発期間が短かったのか開発予算が少なくあまり作り込めなかったのかはわかりませんが、今作はバグや手抜きが目立ちました。
DOD3はニーアほどゲームに熱中することも出来ませんでした。
期待していただけに残念でしたが次回作に期待します。