【PS2】School Days L×H(スクールデイズ エル アンド エイチ) レビュー
| 発売元 | ガンホー・ワークス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2008-01-17 |
| 価格 | 7140円（税込） |
| レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon ／ YouTube |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
フルアニメーションＡＤＶ PC版で人気を博したフルアニメーションアドベンチャーゲームがPS2で登場だ。 移植に際して、エンディングやシーンの追加、シナリオ改変に合わせたアニメーションの追加など新要素の多数盛り込まれている。 追加されるエンディングには、PC版エンディングの後日談も含まれており、PC版をプレイした人でも再度楽しむことが可能だ。 |
- 総合ポイント
- 39
- (難易度)
- 2.67
- レビュー数
- 3
392人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 2pt | 3pt |
39pt
377人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 3pt | 3pt | 1pt | 2pt | 1pt | 2pt |
37pt
GOOD!
フルアニメーションな点。
これだけのアニメで分岐作るのはかなり大変だと思うし、珍しい
どろどろしたシナリオ
人によっては、嫌悪感があるかもしれません
BAD/REQUEST
何よりも気になってしまったのがシステムですね。
マルチエンディング方式なのでなんどもプレイする必要があるわけですが
正直その何週もやる気が起きる設計になっていません
せめて、見ていないところだけはスキップできないようにしてほしかった
見ていないところも飛ばせてしまうので何度も同じ場面を見る羽目に・・
飛ばしてもいいのだが、見ていない場面だったらと考えると・・・
COMMENT
何故に主人公が不人気なのか、アニメもみてないし、ＰＣ版もやっていないので
ずっときになっていましたが、ようやく理解できました。
このシナリオはある意味でギャグに感じてしまいます。
正直グロテスクやら、そういった表現がどうなってしまうのか
非常に気になっていたわけですが、かなり抑えられています
フルアニメーションだが、別にフルアニメーションでなくても構わないような
ただ、何週もする際に非常に作業感を感じてしまったため
（詳細な点については悪い点を見てください。）
２週目クリア時点で挫折中です。これはちょっと無理です
407人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 3pt | 1pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt |
62pt
GOOD!
あの話題作が移植されたということ。
フルアニメーション(フルの定義がどこまでかは分からないが)なので、他のテキストアドベンチャーには無い面白さ。直立不動のイラストが口パクで喋るのとはわけが違う。自然にアニメを見ているみたい。
自分の選択肢によって、アニメの内容が変わっていく感じでとても良い。
エンディングが多い。(…と思う。)
BAD/REQUEST
■キャラの音声がPC版から変えてない所がいくつもあり、今回のPS2版に撮り直した声とつぎはぎの構成しているのか、突然声が変わったりする。
例→急に声が低くなったりする。かと思えば、また戻る。
特に言葉が激しく声が変わり、違和感がある。
世界と伊藤はまだいい方でしたが…言葉は「誰だよ」と思うはずです。
(声優はPC版・PS2版と同一人物だけど、声の設定が両方ではかなり違う為、撮り直ししていないPC版音声が急に使われると、全く別人物に聞こえる。)
結構この音声で最後まで気になってしまったのでどうせ移植するなら全部撮り直しして欲しかったです…ってボリューム的に無理ですよね。
■ゲーム中の音量がバラバラすぎて快適にプレイ出来ない。
キャラの声がいきなりうるさくなったかと思えば、聞こえないくらい小さくなるときもあり、音量が常に一定ではありません。(決して私のテレビが壊れているわけではありません。)これはプレイしてみて分かるのですが、非常に困りました。
それにBGM音量、キャラ音量の設定も無いのはちょっと不便でした。
人ごみの背景音がやたら大きくて、キャラ音声が凄く小さく、字幕無しだと確認出来ない場面が何度も…
■フルアニメーションだけど、同じシーンの使い回し、アングルの使い回しが激しい。動きもカクカクしている所、音声とキャラの動作がずれまくってる所もあり、凄く気になった。
アニメーションだけど、普通のアニメみたいに動きまくるわけではありません。結構立ちっぱなしも多く、静止画的な感じもします。
■フルアニメーションの関係で仕方ないんだろうけど、早送り・巻き戻し機能がDVDのチャプターごとみたいで、あまり使えない。
■既に選んだ選択肢などは色付けしてもらえるとよかったかも。
■カットされてるシーンのつなぎで画面を黒くするのは仕方ないのですが、急に黒くなっていきなり違う場面や、その場面のあまりの説明の無さに漠然と何が起こったんだ…？と思う所も幾つかありました。
COMMENT
悪い所の方が多く書いてしまいましたが、このゲームは個人的には凄く好きです。何回もやろうという気になります。
音声の悪い所が多く目立ったのですが、それ以外は良い出来だと思います。
静止画に飽きた・退屈な人にはオススメです。
ありきたりでベタな恋愛ADVに飽きた人、このゲームはそういった恋愛を中心に楽しむゲーム…ではないと思いますが色々なエンディングもありますし、タイトルの通り「LOVE×HATE」を楽しめると思います。
アニメ・漫画以外のエンディングが見たい人にはオススメ。
絶対楽しいはずです。
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GOOD!
一応いくつか列挙します。
・オリジナリティーは、あると言えばある。
・アニメーションはかなりの量があって、ＴＶアニメとほとんど変わらないクオリティーがある。
・エンディングの数が多く、メインヒロイン２人（言葉と世界）とのハーレムエンドや、サブヒロイン（刹那と乙女）とのエンディングなど、ＴＶアニメにないものが楽しめる。
・ＢＧＭやボーカル曲は何気に豊富に用意されていて、１周クリアするだけでほとんどが音楽鑑賞モードで聴くことができる。
・セーブ・ロード時間は短いし、字幕の履歴があって親切。ランダムで選択肢を勝手に選んでくれるモードにすることができ、ＴＶアニメ感覚で楽しめる。
BAD/REQUEST
一応できるだけまとめてみました。
・グラフィックス
フルアニメーションとうたっているが、実際には静止画が多く、キャラがまったく瞬き（目パチ）をしないので違和感がある。また、口パクがボイスに全然合っていないことが多く、不自然なキャラの動きや背景カットもいくつか目に付いた。特に、あるエンディングで、弁当に芋しか入っていないのには失笑した。これは原作で指摘されていた有名な欠陥なのだが、なぜ移植にあたって改善しなかったのだろうか。
・音楽、プレイ環境
他の方の指摘通り、ＢＧＭやボイスの音量調節がないのがたいへんいただけない。ＢＧＭやボイスの音量よりも、人ごみの雑音ばかり耳に残る。モノラルＴＶでは、かなりＴＶの音量を上げないとボイスを聴き取れないことが多い。
また、通常のテキスト型のＡＶＧではないので、既読スキップみたいなのまでは求めないが、フローチャート機能くらいは用意してほしかった。
・熱中度、ストーリー
エンディングリストにあるエンディングの数そのものは多いが、中身としては辿ってきたルートが違うだけで、ほとんど同じ話（言葉が誠のために弁当作る→言葉が乙女たちにいじめられる→その事実を知って誠が覚醒！のやつとか・・・）のものもある。中には強引なルート分岐もいくつか見られ、シナリオの整合性のとれてない箇所も見受けられた。無理にルート分岐を増やしすぎだと思う。
メインヒロイン２人のどちらに気持ちが傾いているかの好感度ゲージが存在し、選択肢によって変動してルート分岐に影響するシステムになっている。しかし、この好感度ゲージの偏りに関係なく、主人公はヒロインたちを裏切る不誠実な言動と行動を連発するので、プレイヤーは主人公に感情移入できないどころか、殺意に近い嫌悪感を覚える。これがＴＶアニメならまだ「誠○ね」と罵倒していればいいが、ゲームの場合は主人公＝プレイヤーなので嫌悪感が増すばかり。主人公が最低なのはプレイする前から十分わかっていたことだが、さすがに全エンディングをコンプリートしようという意欲はまったくわかない。
・満足度、その他
移植が発表されたときから懸念されていたことだが、このゲームのメインである狂気ともいえる愛憎劇のストーリーは、ＰＳ２の規制にのっとった程度の描写ではやはり物足りない。性的な描写はやむを得ないとはいえ、場面のカットと前後の会話での言い回しを無理やり修正しただけで、展開は原作そのままなので話の説得力に欠けるどころか、つじつままで合わなくなっていることもある。また、残虐なシーンも出血や傷口がまったく見えないようになっていて、何が起こったのかわからなくなっている。
ＰＳ２では新たにエンディングの後日談のようなものが追加されているが、余計に後味が悪さを残すものが多かった。ある意味このゲームの醍醐味と言えばそうだが、よほどの「鬱ゲー」好きの人でなければ受け付けられないだろう。
COMMENT
話題作なのにレビュー数が少ないなと思いつつプレイしてみました。はっきり言って、ＰＳ２のゲームとしての面白さはほとんどなく、ＴＶアニメから入った人にオススメする要素はあまりありません。ＰＣの原作は動画サイトにいくつかアップロードされているので、それらを視聴したら十分だと思います。
まずいないとは思いますが、この手のゲームの基本通り、ヒロインを絞ってプレイしたいという人は絶対回避してください。主人公である誠は、プレイヤーの常識をはるかに超越した思考回路をもっており、意図をもってプレイすればするほどストレスや鬱がたまります。プレイヤーの意図しないエンディングを迎えることも多く、難易度は高めです。エンディングに至るまでに、主人公への嫌悪感ばかりを募らせ、耐えきれなくなって途中で投げ出す可能性も高いと思います。主人公はもちろん、メインヒロイン２人を含め、どの登場キャラにも肩入れしないでプレイすることを推奨します。
あと、移植にあたってサブヒロインの光のルートおよびエンディングは削除されているので要注意です。