オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 1pt | 2pt | 2pt | 1pt |
37pt
GOOD!
システム面は前作に比べて断然良く(普通に)なった。
前半部分は内容と同じでタルくてのびのびプレイ出来る。ライドウはこっちの方向で延ばしていった方がいいです。戦略性薄いんだからヘタにハードボイルドやられても困る。「前作に比べれば」全てが進化しており爽快。
しかし「その他もろもろのゲーム」と比べれば凡庸…
BAD/REQUEST
まず文字通り目につくのが金子一馬の絵。劣化しすぎてないですかこりゃ。何か人間くさくなりすぎていて個性があまり残ってない。良く言えば一般的な画風になったと言えますが…。これは推測・持論になりますが、ここから下は悲しい事実です。
●ポリゴン使い回し。真?から5年経ってません?その間に何作出ました?リメイク系入れると6作出ましたよね?何でまだ使いまわしてんですか。て言うかその間の6作もポリゴンモデル使いまわしてる。
全体的に低予算で薄すぎる。今のところPS2のメガテンは全部使いまわしてます。
●音楽だって前作の使いまわしが大半。
●また本家の女神転生と絡めています。これは独立した「デビルサマナー」シリーズでしょう?フザけるのもいい加減にしてほしい。
●会話が導入されましたが、「アクション(動」と「会話(静」を同時に入れたらどうやってもテンポ悪くなるでしょう。案の定どっちつかずで会話バリエーションも少ない。
●これが一番最悪な部分。『マニアクス』と抱き合わせ販売したこと。抱き合わせ自体は別に構いません。今回のマニアクス再販で喜んだ人もたくさんいるでしょう。しかし、テンポとシステムの完成度において最強のマニアクスと並べた事により、ライドウのちっちゃな短所が目立ちまくる!
これは本当に失敗でした。合わせて売ることで販売本数を延ばそうとしたのでしょうが、これのせいでライドウが劣って見えて仕方ない。これは予想外でした。これのせいで快適さと熱中度は-1しました。
それに7万本ぐらいしか売れてないよ、マニアクスあんまり意味無かったよ。皮肉ではなくて本当に可哀想な事になっちゃいましたぞ。完成度で比べればどっちがオマケなのかよくわかんないぞアトラス。
強いて言えば映像面の進化は見て取れる。
COMMENT
このクオリティで、一作目であればよかった。
前作と比べれば何もかもが進化しており、とても良い傑作のように思えます。
しかし問題の前作が、システム面では擁護のしようも無いほど最低最悪だったので、それと比べて過大評価してしまっている人が多いように思えます。
事実、ここまで大胆なシステム変更を施したのは前作のものが見るに耐えなかったからでしょう。危機感とダメ具合いに金子氏が気付いたのは本当に良かったです。
売り上げを見るに前作で離れたファンは戻ってきていないようですが… ペルソナ4にボロ負けしてるけど金子氏、立場大丈夫ですか。
これを機にメガテンシリーズをやってみるのは良いと思います。
しかし前作(超力兵団)だけは絶対に買ってはいけません。
もう一度言いたいです。
「このクオリティで、一作目であればよかった」
なんだかんだで全部買ってるけどさ…
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
64pt
GOOD!
大正時代は面白い。西洋と日本文化が程よく混在し発展と破壊が運命付けられている時代。こうなると何でもあり。悪魔を使役し黒ずくめの武装書生が闊歩しようが、蒸気機関で機動兵器を操縦する乙女がいようが(いや、別作品ですね、失礼)。
さて、今回の物語は少々重く、暗い。
過去のしきたりと村のしがらみから抜け出せない者、それを打破しようとするもの、そして帝都の守護者として介入するもの。その思いは切実でライドウに重い選択を強いる。そして選択はライドウの属性に影響を与えエンディングを決定させる。まさにメガテン。
戦闘中に召還できる仲魔は2体に増えた。仲魔の行動はライドウのMAG総量の左右されるため弱点を突きMAGを効率よく稼ぎ、ノーダメージでの撃破を目指していかないとすぐにMAGを枯渇させることになる。戦術性は増した。
戦闘にしても捜査にしても仲魔は多いほうが良いので管の所持数が飛躍的に増えたのはありがたい。
その仲魔も戦闘に合体に、そして剣の生成に役立ってくれている。特に合体時に残す言葉は心に染みる。合体後にも手紙と贈り物をくれるので忠誠度は常にMAXで。付き合いも長くなるので愛着も増す。でも合体に使う。背徳の香りがまた良い。
相変わらず音楽はすばらしい。特典でCDを付けたがるわけだ。
P4で女神転生というものの一端を知ったのならば、ぜひこの作品をプレイしてもらいたい。もちろんできれば抱き合わせのマニアクスも。
BAD/REQUEST
ポリゴンで展開される人物どうしの会話は正直気持ち悪い。男性はともかく女性は厳しい。表情が変わるたびに出来の悪い人形を見ているようでよろしくない。むしろ静止画を数枚用意してもらった方が金子氏のデザインも生きたように思えるが。
ラストダンジョンでの演出がしつこすぎる。それまでのライドウの道行きで作者の意図は充分に伝わっているにも関わらず繰り返される同様の文言。初回プレイだというのに台詞を飛ばすほど。
明らかにシナリオのミス。某キャラの行動も必然ではなく盛り上げるためそうなっていただいたという感じで疑問が付きまとう。もっとしっかり関連付けを行うべき。それまでしつこく「きっかけ」を題目に挙げてきているのだから、某キャラの行動の「きっかけ」が見えないのでは話にならない。
COMMENT
ヘッドバンギングする貧乏神なんて初めて見たぞ。おまけに懐から金がじゃらじゃら落ちているし。でも途切れないから実は金持ちなのか?
銃の機能アップは計画されなかったのでしょうか。剣の性能が高いのであんまり銃は使わなかったんですけどこちらもカスタマイズができれば前衛は仲魔に後衛はライドウにという戦術も取れたのに。悪魔を使役している感覚がより強く出たんじゃないかな。
後半はメギドラオンがあれば大抵は問題なし。所有するメタトロンを作るまでも大変ですけど、これさえあればザコはもちろん中ボスもほぼ2発。さすがにラスボスはガス欠になってしまうので通常の戦術に戻しますが、今回スキルの敬称が比較的楽にできるのでお気に入りの仲魔に最後まで付き合ってもらう事が可能です。ハイピクシーはかわいすぎです。拾ヱ衛門も付けて常に後ろを飛ばしていますが時折貴重なアイテムを変換してしまうのが玉に傷ですが。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 0pt |
56pt
GOOD!
☆前半はおもしろい
鳴海さんと一緒に珈琲飲みながら捜査会議する時間が楽しい(笑)テンポよく話しが進む。
☆古き良き日本
街並みの雰囲気があって良い。数は少ないが日本独特の悪魔(幽霊)がいておもしろい。
BAD/REQUEST
★難易度が低すぎる
戦闘が敵の弱点ついて殴るの繰り返しで単調。おかげでストーリーはさくさく進むが、敵が弱いので緊張感がない。敵のHP2倍くらいあってもいいと思う。補助魔法がなくても楽勝。もっと戦略性のある戦いがしたかった。
★後半から微妙
前半に比べておもしろいイベントが少ない。最後のほうは無理やりやらされてる感があった。
★声がほしかった
グラフィックは口ぱくぱくしてるのに文字だけではむなしい。声があったほうが雰囲気も出ると思う。主要人物のセリフもそんなに多いとは思わないので、どうせならフルボイスにしてほしかった。
COMMENT
全体的に見て普通。ファン以外にはあまりお勧めできない。次回作がでるならメガテン3並みに難易度を上げて“手ごたえ”のある作品をつくってほしい。
前作をプレイしていなくても説明書の世界観やキャラクター説明を読めば大体わかる。今作からはじめたが支障がなくてよかった。
GOOD!
■オリジナリティー
悪魔を召喚するという設定が最も合っている時代設定だと思う
どうせなら、葛葉一族総出で帝都と言わず全国規模の伝説になるような
壮大な話にしてもいいくらい
■グラフィックス
ファンタジー系のRPGとは一線を画したグラフィックは
アトラスだけができる美しさと、いい意味での濃さがある
■サウンド
前作を投げた自分にとっては、使いまわしと思われる曲たちも新鮮
すばらしいデキ、特典にサントラが付く訳がわかる
BAD/REQUEST
■細々としたテンポ崩し
・ヒロ衛門の発動時、ゲームが止まる
・セーブポイント、お宝を調べた時、大コウリュウを呼んだ時など
逐一メッセージが出る
■ポリゴンでの会話が粗くて不快、イラストでパターン化したほうが良かった
■MAGが枯渇してしまった場合の救済策が少ない
■攻撃の際の効果音が不快
■仲魔にする時、必ず何か取られるところ
COMMENT
詰めるところを詰めれば、もっと面白く快適になるゲームだと思いました。
ただ、やはりクセが強くてなかなか友人にも薦められません。
良作なので、今後のためにもっとユーザーが増えてほしいところなんですが。