【PS3】NieR Replicant(ニーア レプリカント) レビュー
| 発売元 | スクウェア・エニックス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2010-04-22 |
| 価格 | 7800円（税込） |
| レーティング | 【Ｄ】17才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：アクションRPG ■ プレイ人数：1人 【廉価版】 ■ 発売日：2011/04/21 ■ 価格：3,990円 |
- 総合ポイント
- 73
- (難易度)
- 1.61
- レビュー数
- 70
492人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
71pt
493人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 3pt | 3pt | 5pt | 5pt | 3pt | 1pt |
82pt
GOOD!
ゲーム雑誌で大きく取り上げられていたのですが、期待にたがわぬ内容でした。
個個の点数は低めですが、満足度、熱中度は５点あげられます。
ゲームシステムはごく普通です。特筆する事はないと感じました。
音楽は悲壮感によるもの悲しさをテーマにしてます。但し特別すばらしい
と絶賛する程ではないと思います。いろいろなゲーム音楽聴いてますが
他のゲームも本当に外れのケースは稀なので、ドラクエとかFFとかでも良いし、
マイナーなスカイクロレラとかでもマッチしてしていると思いました。
そういう意味で差がなく、ゲームにあった音楽でありました。
グラフィックも標準で良いできと思います。
満足感と熱中度は高得点（５）です。
熱中度はストーリー・シナリオのすばらしさからです。分かりやすく、
感情を移入できる極めて稀なものです。１週目だと、結構唐突で
なぜ？と思いますが、２週目をこなしていくとなるほど、そうだよな。
と納得できますし、カイネとか、ポポル・デポルに同情してしまい
ます。そういう練りこまれたシナリオがこのゲームの美点です。
崖の村とかが、何か、静寂を破られた悲壮感を感じたりとか。
サブキャラの個性もいい味だしてます。特にじーと男性を
待ってる女性の気持ちとか、同情します。
このシナリオだけでも満足感が高いですが、ゲームシステムの
サービスがすごいです。アクション、アドベンチャー、ＲＰＧに
サウンドノベルとは。なかなかないですね〜。ここまで
ユーザーを楽しませるよう配慮されたゲームは稀です。
終盤は戦国ＢＡＳＡＲＡ的爽快感も得れますよ。
BAD/REQUEST
ＢＡＤとは思いませんが、気になる点は
?魔法の種類あるも、使うには２つで事足りました。
?武器のＬＶ上げは意味をなしませんね。
?砂漠の町の意味不明の言語はなに？
ですかね。ゲームを続ける意味で何の障害にも
なりませんでしたが。
COMMENT
ＳＯＮＹ３２液晶ＴＶ。快適です。
４つのエンディングクリアで約４５時間でした。クエスト達成率５５％。
クエストはおつかいレベルとシナリオ楽しめるのと２種類あるので
選択してクリアすることをお勧めします。
ゲーム誌の記事で良いと思い予約購入。大正解でした。
ＧＷ期間にやり込めました。
他の方のレビューも高評価ですが、納得です。殆んど死角のない逸品です。
このストーリー・世界感を体験してみて下さい。
490人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
87pt
GOOD!
【オリジナリティー】
ニーアレプリカントのキャラクター、ストーリーは大変魅力的でした。
メインキャラクターは非常に個性的でまたサブキャラたちもいい味を出してます。
バトルに関しては基本はキングダムハーツやゼルダのようなアクション戦闘なのですが
場面のよって２Ｄ視点になったりシューティングゲームの様にになったりと個性的でした。
【サウンド】
なんといってもこのゲームの肝といえるのは音楽です。大変すばらしい良曲ばかり。
中でも【カイネ/逃避】【イニシエノウタ/運命】【エミール/業苦】はすばらしいです。
【熱中度】
ストーリーの出来がよく家に帰って早くやりたいと思う久しぶりの作品でした。
少年期ラスト〜青年期はとても少年漫画みたいで熱かったです。
【快適度】
良いです。動きが軽快でストレスは全く感じません。
ロードも早かったです。
BAD/REQUEST
【グラフィック】
別に汚くはありませんが水面や木の作りにはちょっと粗いとおもいました。
【フィールド】
青年期で新しい世界にいけると思ったのに少年期と同じところしか行く事ができずに
がっかりしました。
【武器】
武器は少年期に百獣の剣を、青年期は不死鳥の槍を店で買えば他の武器は要らない状態でした。
また改造も時間かかる上に弱い武器は結局弱かったです。溜め攻撃のモーションが変わるとか
変化がほしかったです。
ウェポンストーリーも本編にいれてほしかった・・・
【釣り】
個人的にステータスの釣り画面に魚のグラを入れて欲しかった。
そうすればこうゆう魚なんだという喜びができたのに。
またリゾドゥス１０個とレア武器交換とかあればやり込む気にもなれた。
COMMENT
大変面白いＲＰＧでした！
グラフィックが命という方以外であれば楽しめる作品だと思います。
ＤＬＣも配信されるようなので期待しています。
３２型ＨＤテレビ使用 ＨＤＭＩ画質 インストールプレイ。
490人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 1pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
62pt
GOOD!
ストーリーが、非常に引き込まれる作りになっている。全体を通して割と重い雰囲気が漂うが、実際にはそれほど暗くはない。そして、エンディングは４種類順々に見ていくことになるが、２つ目のエンディングを見ることでやっとストーリーの本当の意味がわかるというのが結果的に良かったと思う。荒廃した世界、人とマモノ、友情、裏切り、異形の人などなど、それぞれどこかで見たようなテーマでも最終的に上手にまとまっている。ただし世界と、敵の真実を知った時非常に切ない気持ちになる。そういうのが好きな人にはのめり込める魅力がある。
音楽も好印象。アクションＲＰＧとしては静かなＢＧＭではあるものの、ＴＯＬのような歌付きクラシックは世界観によくマッチしていると感じる。イベントや場面ごとに雰囲気に合っているモノがチョイスされている感じ。
ＣＥＲＯ指定があることもあり、表現がエグい場面も。これはグラフィックの面でも、ストーリーの面でも。これがあることで、現実的な世界として見れる。そこに微妙な軽さで会話が入ってくるのでバランスが取れてる。
BAD/REQUEST
グラフィックは、プレイ中というよりもムービーでの人の顔のアップでかなりげんなりする。ただし、キャラクターによってはかなりきれいな顔をしていることもあり、原因がよくわからない。とにかく、主人公などが結構ブサイク。目が離れていたり。反面ヒロイン的な女性はかわいかったりする。敵がたくさん出てくる場面では、動きのスピードは落とさないものの、グラフィックはＰＳ２レベルに落ちる。
ダンジョン・フィールドはかなり少ない。全体的にコンパクトにまとまったストーリーであるため、腹が立つほどではないが、壮大なスケールのＲＰＧかと思っていた面もあり、がっかりした。
武器や魔法などの成長要素が少ない。武器は、一度強い武器を買えばラスボスまで戦闘中の会話を全部聞くことなく倒せるほどアンバランス（難易度ノーマル）。しかも武器は安く、強い武器は全て中盤ですぐ手に入る。実質的な強さはレベルアップとプレイヤーのちょっとしたスキルぐらいでしか上げることはできない。
敵の種類が少なく、戦い方や普段の戦闘に飽きることもある。
クエストもお使いばかり。
COMMENT
３２型液晶 ＨＤＭＩ エンディングコンプ
久しぶりに、良いストーリーのＲＰＧをプレイしたなという感じ。逆に言えば、それ以外で印象に残る場面は少ない。とはいえ主人公の選択や行動によって話を進めていくのでゲーム性自体がそれほど低いとは思わない。
二周目を始めることで、全く違う真実が理解できるので、飽きさせない。
なんせ切ない。テーマは狂気でもあるので、そこにいちゃもんつけたがるようなプレイヤーにとっては、あんまり向いてないような気がする。アクション性は低いので、そちらをメインに楽しもうと思っている方もあまり向かないかも。ＰＳ３になってのめり込めるストーリーのＲＰＧが一個も出てない・・・と嘆いている方などにはオススメ。ただ中古かベスト版の方が良さそう。
筆者はかなり楽しめたが、値段を考えるとちょい高め。今後ＤＬＣも追加されるので、待った方が吉でしょう。
Amazonレビュー
レビュー日： 2017-03-03
◎感想
ゲームでここまで泣いたのはクロノトリガー以来かも。
とにかくストーリーと音楽が最高。
個人的にPS3のゲームの中でも1.2を争う作品。
仲間のエミールとカイネに物凄く愛着が湧き、2人の境遇に涙流しながらプレイしました。
クリアした後も言いようのない余韻が残りゲームサントラ聴いたりするたびに泣きそうになります。
正義とは人、立場においてそれぞれにあり、ただ愛する人を守りたいという気持ちが両サイドのキャラクター達からひしひしと感じ、とても共感できました。
一つ残念に思う事は他のレビューでも言われているように物語に対する説明不足です。(何故人類が絶滅しかけたかなど)
これらは設定資料集などに書かれており、ゲーム内では一切出てきません。
こうした手法は製作者が新世紀エヴァンゲリヲンの影響をかなり受けていることによるのかなと思いますが、本来はゲーム内で語られるべきだと感じます。
ただそれを差し引いても、このゲームの構成や演出は傑出しており私は大変楽しんでプレイ出来ました。
本当にこの作品に出会えて良かったです。
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GOOD!
【世界観】
作中で語られる世界設定は少ないものの、キャラクターや世界観を全てひっくるめた壮大な仕掛けが施されており、とてもよく作りこまれています。
【キャラクター】
主人公を含めキャラクター達は皆個性的で、誰もが重い運命を背負っていますが、皆が支えあって一つの目的の為に進んでいく様は見ていてとても気持ちがよいものです。
【音楽】
近年稀なほどクオリティの高い良曲の数々。激しいシーンから悲しいシーンまでその場面を大いに盛り上げ、プレイヤーの心を揺さぶってくれます。美しいコーラスサウンドは世界観と見事にマッチしており引き込まれます。曲数が少なく同じ曲の使い回しやアレンジが多めなのがやや残念な点ではありますが、ソフトの発売よりも先にサントラが発売するなど、その気合の入り方や評価の高さは並々ならぬものがあります。
【グラフィック】
他のPS360ソフトと比べると、精巧さやリアルさでは確かに劣るのですが、このゲームのグラフィックの見せ方は『ICO』や『ワンダと巨像』と傾向が似ており、誇張された光と影の演出で魅せてくれるとても美しいものです。
【キャラモデリング】
キャラクターのモデリングもよく出来ていて、特に女性キャラの顔立ちはとても綺麗で可愛いです。主人公に関しては好みが分かれるようですが、俗に”爬虫類系イケメン”と呼ばれるタイプの顔つきで、私はとても格好良いと感じました。また、ムービーシーンでキャラクターの表情の変化がとても繊細で、ここまで複雑な感情表現を顔の表情で行っているゲームは初めて見ました。
【全体的に快適】
まず移動速度が素早く、街もフィールドもダンジョンもだだっ広いですが移動のタルさは一切感じません。戦闘に関してもアクション性が際立って高いわけではないですが、移動も攻撃も魔法もサクサク行えるのでストレスは全く溜まりません。メニュー画面などのUI関係も面倒臭さはなく、ゲームとして全体的な手間を徹底的に排除した丁寧なつくりです。
BAD/REQUEST
【本筋の短さ】
寄り道要素が多いのですが、それらを省いた物語の本筋だけを追うと、ストーリーはとても短いです。クエストをこなすとプレイ時間が2倍3倍に膨れ上がりますが、クエスト自体にストーリー性は薄いので単なるかさ増しのように思えるほど、ストーリーの短さが勿体無いです。
【キャラクター相関の希薄さ】
ストーリーが短い事に起因する、キャラクター同士の関係性の希薄さが浮き彫り。仲間になって間もない筈のキャラクター達が、いつの間にそんなに仲良くなったの？と思うくらい、深い愛情による感動シーンを突然繰り広げたりします。正直置いてけぼり感が強いです。
【ムービーシーンの少なさ】
重要な場面もムービーではなくほぼテキストで済ませたりする事があり、いやいやここは凄く重要なのにどうして？と思う事が多々あります。そういった場面をムービー化したり、もっと印象を強める為に頻度を増やしたり引き伸ばしたりする事で、キャラ達の関係の深さをもっと感じられたのではないかと思うと勿体無いです。
【ムービーシーンの稚拙さ】
戦闘など深刻な場面のムービーはよく出来ていて、戦うキャラクター達の動きも恰好良いのですが、感動シーンなどのムービーはあまり出来がよくありません。主に台詞が唐突過ぎる内容だったり、いきなり途切れたり、どうにも映像を前提とした台詞というより、ライトノベルなどの文章媒体前提で作られている台詞を映像で喋っているような印象にさせられる部分があります。DOD時代からそうですが、この開発者達はもっとムービー製作技術(主にコンテ)を向上させれば、一気に化ける可能性があるように思います。
【ボイスの少なさと音量の酷さ】
キャラクター達のボイス量が全体的に少ないです。喋って欲しいところで喋らずにテキストのみだったり、逆に対して重要じゃない場面で喋ったりとバランスも悪い。主人公が大人になってからのボイスの少なさは深刻で、ラスト付近まであまり喋ってくれません。仲間同士の会話も少なく、クエストをやらなければ更に少なく感じます。
また、ボイスの音量のバランスが滅茶苦茶で、時にはうるさく感じ、時には重要な場面なのに何故か声が小さくて聞き取りにくくなったりと、音量バランスが悪いです。街や村を歩いていると住人達の声が聞こえてきますがほとんど聞き取れないほど小さいです。
【字の小ささ】
最初は480pでプレイしたのですが、このゲームはHD環境でなければ字が小さすぎて全然読み取れません。漢字によってはどんなに目を凝らそうが、字自体が完全に潰れているので無理というものもあります。逆にHD環境で遊ぶと、程よい小ささで情報量も多いので快適なのですが…
【クエストのつまらなさ】
ボリュームの少ない本筋を補完する為にモリモリ盛り込まれた大量のおつかい。正直言って一部のクエストを除いてほとんどつまらないです。大したサブシナリオもなく、ただひたすら○○へ行け○○を取って来いなど、延々マラソンさせられます。
COMMENT
問題はあるものの私はこのゲームが大好きです。この世界観にハマるととことんのめり込んでしまう不思議な魅力を持った作品です。RPG好きでPS3を持っているのなら、買ってみても損はないのではないでしょうか。
色々と微妙なゲームである事は間違いありません。作り込みの甘さが随所に見られ、こうすればもっと良くなった筈、と思える惜しい点が幾つもあります。しかしこのゲームの開発者には、単なるストーリーを追うための作業的アクションや、キャラありきの稚拙な世界観のゲームとは違う、まさにJRPGの今後に望むべきを理解した『ゲーム』を作れる能力があると思います。
この意識と能力を大事にして、より洗練されたストーリー演出を行えるようになれば、今後より素晴らしい作品が生み出される可能性があります。本格的にゼルダを目指しても良いのでは？と思うほど、期待を持てるスタッフだと思います。よって、次回作に期待したいです。
プレイ環境：24型PCモニターHDMI接続 インストールプレイ