【PS3】ARMORED CORE V(アーマード・コア ファイブ) レビュー
発売元 | フロム・ソフトウェア (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-01-26 |
価格 | 7800円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:メカカスタマイズアクション ■ プレイ人数:1人(オンライン時 同時戦闘:1〜10人/チーム人数:1〜20人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt |
49pt
GOOD!
・OPのワクワク感
掘り起こしたACが、テストされたACが戦争で実際に運用されてる感じがタマラナイ
・ACの挙動
ACfaまでの動きとは全く違った低空での戦闘、壁蹴り、スキャンモード等、新しい操作が増え楽しい
・ボイスチャットが楽しい
ACVはボイスチャットが推奨されてることもあり、ボイチャで連携を取るとチーム戦、領地戦がより楽しくなる
・戦闘フィールドがアセンの幅を広げてくれる
高層ビル群地域、砂漠、トンネル鉱山、雪山等、その場所に合う合わないアセン(機体作り)がある程度ありスナイパーが活きたりタンクが活きたり等アセンに幅が出来る
・弱点属性のじゃんけんシステム
今までのACでは実弾、エネルギーの2種類だが3種類に増えたことでアセンでどこを強めてどこを捨てるか考えるのが楽しい
・ACfaであったラグ、処理落ちが無くなっている
当たったはずの弾が当たっていなかったり、画面効果のせいで処理落ちが起こったりがしない(私はまだ感じたことがない)
・初心者でも上級者に勝てる時がある
オーバードウェポン、じゃんけんシステム、戦闘スピードの低下で勝てる確率が上がった
・操作が簡単になった
オートサイティングがあるのでサイティングはしやすいし、特殊な操作(2段クイックブースト等)がほぼないので、操作技術で差が出来にくくなった
・エンブレムを作りこめる
キャラクターをエンブレムにできるほどレイヤーが増えた
BAD/REQUEST
・ストーリーがひどい
話の掛け合いがとにかくひどい、中学生がしゃべってるみたいで萎える。途中でミッション目標が変わるというのを売りにしてる割に倒す目標が移っていくだけで、ストーリー分岐もないし冗長的すぎる。どうせ傭兵として戦っているなら、味方をする相手を自分で選べるようにしてほしかった。
・オンラインのマッチングがひどい
だいぶ改善してきたがマッチングは中々しづらい。もう少し工夫して作ってほしかった。
・ダメージ計算システムがひどい
跳弾システムのせいで低火力連射系武器が死んでる、使用武器がかなり限られてしまいアセンの自由度が低い。
・パーツに個性があまりない
とがった性能のパーツがほぼなく、アセンの自由度があまりない
・下位互換、産廃パーツが多い
いつもより産廃が多くオンラインで見かける機体は似た機体が多い
・かゆいところに手が届かないユーザーインターフェース
ショップでまとめ買い、まとめ売りが出来なかったり、テキストチャットのログがなかったり、領地戦での待ち時間の暇つぶしがなかったり、傭兵と会話できなかったり、フリー対戦での検索がしづらかったりと色々ある。
・スキャンモードでの逆光
とにかくデータが見づらくて見えない
・機体のカラーリングカテゴリが少ない
カラーリングが少ししょぼくなった気がする
COMMENT
色々書きましたがまとめると、全体的に惜しい作品だと思いました。
ストーリーはどうにもならないとして、オンラインまわりは今後の調整でどうとでもなると思うので、まだまだ望みはあるかなと思います。
フリー対戦は楽しいし、なんだかんだではまっているし、チームに恵まれれば領地戦や模擬戦等、結構楽しいと思う。
※1度目のパーツ調整後に書き込み
メンテナンスで領地戦、パーツ等調整が入ってるし、その内良くなるはず・・・
環境:32インチ HDMI
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 1pt | 0pt | 0pt | 0pt | 5pt |
11pt
GOOD!
対戦時のオペレーターは楽しかったですね。味方の対戦時のカメラが見れたり、敵の場所探して指示できたり。
あと自分はそんなに魅力を感じないのですがエンブレムを自由に作れて機体に張り付けられる点でしょうか。エディットが好きな人にはたまらない要素ではないかよ?
これくらいですね。いい点は。
BAD/REQUEST
まず
アーマードコアシリーズはいつも新しい体験をもたらしてくれたし、ロボを操作しているという感覚を上手く伝えてくれる素晴らしいシリーズでした。
それがどうですか今作は。煩雑すぎる操作系統。無駄に多い操作。かといってアクションはマンネリ感漂ういまどきフリーのゲームでありそうなものばかり。なんでしょうかこれ。
サウンドも非常に残念ですね。銃を撃つ音が刷新されたのか、非常に軽い感じに。ガトリングガン等は当たっていても軽いペチペチした音しかしなくてイラつきました。
そしてミッション。
ストーリーは単なる冗長なものだけ。今までのシリーズのストーリーは説明は少ないながらもユーザーに考えさせる部分があるとても深いものでした。それが今作ではプレイヤーは置いてけぼりだしパーツ、巨大兵器の存在意義等意味不明。そして敵の行動理由も意味不明。なにもかもが不明です。
オーダーミッションはコピペミッションが数十個。4パターンくらいのミッションが8つくらいのステージで場所だけ変わってやらされる感じですね。
バランスも終わってます。まずステージのバランスが悪い。侵攻側か防衛側かで有利不利が変わりすぎるし武器間のバランスも悪すぎて、みんな同じ武器を積むような状態に。
3つの属性が意味を成していない。
それからオンラインのシステム周りがひどいです。対戦するのに何分待たせるんですか?30分待っても対戦出来ないなんてざらですよ。これはオンライン領地システムの根本が直しようがないので今後の改善も見込めないでしょう。
上記から、熱中度はもちろん0点。同じようなミッションだらけで確実に飽きますから。
満足度も0点。対戦出来ない、ミッションは正味数個だけなので。
そして快適さ、まずオンライン対戦がまともに出来ないということで大幅減点。
それからこのゲームのサーバーかなり不安定なんですよね。いきなりメンテナンスとかよくありますし。ミッション終了後のブリーフィングでオンライン接続に失敗すると結果消えます。やり直しです。これはいただけない。なんで結果消えるんですか?意味不明です。これがよくあるんですよね。
よって快適さは0点。
COMMENT
まあ言ってしまえば堕ちるとこまで堕ちたシリーズ、ひいてはメーカーといったところでしょうか?
同社のゲーム、ダークソウルも発売一か月オンライン不可、バグだらけという偉業を成し遂げていましたが何一つ学ばなかったようですね。
faは本当に面白かったです自分は。
今作本当に期待していました。
まあ結果は点数が示してくれるでしょう。
正直悪い点でしたら上記よりもっともっと書きたいのですが長くなりすぎるので要点だけ。
久々に買って損したと思える買い物でした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
68pt
GOOD!
・AC挙動の重量感。
これまでのACシリーズにはないリアル志向を高評価としたいと思います。
・ACのアクション
重量感を伴いつつ、壁蹴りジャンプでビルをよじ登ったり、ハイブーストでかっ飛んだり、アクション面が強化されています。
・ミッションの舞台画面の緻密さ
少々荒い感もありますが、荒廃したスラム街、地面に張り付いて稼動しているプラントなど、世界観が十分に伝わってくる作りこみはGoodです。
BAD/REQUEST
・俺はヘタクソな上に気が小さいんで、他のプレイヤーとチームを組んだり、傭兵として世の中を渡り歩いたりしていないのです。
そんなわけで、オンライン環境についてはではなく、ゲームとしてよろしくない、と感じたことを書きます。
・なんといってもパーツが少ない!
各パーツの性能は、前作のACFAに比してどんぐりの背比べ、尖った特徴のない無難なデータが陳列されているように思えました。
その上、デザインも似たり寄ったりなので、脚の形状の違い程度しか個性が表せないのではないでしょうか。
・オーダーミッションがマンネリ
これは他の方も書いていますが、同じことの繰り返しで飽きてしまいます。
「Sランクを取ろう」と気合を入れると、まぁそれなりに楽しめるのですが。
・ストーリーミッションがかったるい
一つのミッションを長めに作りこんでいますが、ただ冗長なだけであまりのめり込めなかったです。
COMMENT
ぶっちゃけ、このゲームってXBOX360で発表されてた「クロムハウンズ」の劣化版なんですよ。
しかも「クロム」は(確か)5年くらい以前に発売された作品だったはずです。
ここはクロムハウンズが如何に素晴らしいゲームだったかについて語る場ではないのは十分承知してますが、書かずにはいられません。
AC5は同じゲーム会社が開発したとは思えない仕上がり、との評価しか下せないからです。
クロムの機体構築の自由度の高さ(ホントにプレイヤーの発想次第でとんでもない機体が構築できた)と、それを規制する各種制限のバランスは絶妙でした。
また、3カ国間の戦争を題材にした領土の取り合いはマッチングも容易で大いに白熱したものです。
あくまでロボットゲームのACにこれらを求めるのは間違いなのはわかります。
しかしAC5はACFAまでのヒーローロボット系からリアルロボット系に舵を切ったように見えます。
そうした場合、フロムソフトウェアの旧作「クロムハウンズ」がどうしても視界に入ってきて、両作品を比較してしまいます。
結果を言えば、先にも書いた「劣化版」としかいえない姿でAC5は仕上がってしまいました。
フロムはACの世界観においてクロムの「領地の取りっこ」をプレイヤーに楽しんでもらおうと考えたのですが、消化不良のまま発売してしまった、といったところでしょうか。
(私にはそうとしか思えません。)
そんなわけで、私は声を大にして言いたい。
『黙ってクロムハウンズ2作ってりゃいいんだっつーの!』
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-03-24
GOOD!
・アセンブリ:自分の好きなように組んでニヤニヤする分には楽しめます。あくまで、ニヤニヤする分には、です。
・ストーリーにおける声優の熱演(特に藤原氏やたかはし智秋氏)
BAD/REQUEST
多すぎます。全部書くと大変長くなってしまうので特に強く感じたところを
・マップの有利不利:オンライン対戦ですが、マップの攻め守りに有利不利が明らかに存在します。基本的に、攻める側が有利になるのは死角の確認が容易で待ち伏せされにくい、開けた場所のあるマップ、守る側はこの逆に狭かったり死角の多い、早い話待ち伏せできるマップなのですが、ぶっちゃけ両方存在します。しかも極端なレベルで。これに武器ごとの偏りが重なればマッチングゲーの始まりです。ACFAのときもマップごとに地形戦が強い弱いなどはありましたが、その比ではありません。バランスをあさっての方向に遠投してくれました。
・一線級の武器、アセンブリの少なさ:この手のアセンブリも楽しむゲームにおいて最高にバランスが取れていません。フロムはよくバランス無視をやらかしますが、これは格別です。その上攻撃属性とそれに対する耐性を脚部の種類ごとに分けてくれたので、一々パーツごと覚える必用はなくなりました。とりあえず、種類で判別できます。判別できなくても強武器連発でいけます。バランス崩壊ってのが似合う状況です。この点を鑑みて熱中度に0評価を付けさせてもらいます。このレベルで熱中などできません。
・オンライン周りの不具合:頻発です。ダークソウルのときもやらかしましたが、今回もやらかしてくれまし。あまりにもつながらない状況を待つとかけて待ッチングオンラインなどと揶揄することがありますが、まさしくそれです。こんなので快適なプレイをしろと?快適さ0評価の理由とさせていただきます。
・操作性:難しくすりゃいいってもんじゃないだろ・・・
COMMENT
ダークソウルで不安を感じました。が、いくらなんでも同じレベルの失敗はしないだろう。そう思って購入しましたが、裏切られました。この一言です。
フロム脳などといってユーザーにストーリーの補間解釈をさせるにも限度があります。バランスは劣悪、システム周りは脆弱、一体何を考えて発売に踏み切ったのか
二度と、フロム開発のソフトを発売と同時に買うようなまねはしないと誓いました。