・ネットゲームを舞台とした今まで例のない世界覧
・戦闘の迫力、連撃が決まった時の爽快さ
・Xthフォーム（双銃）の使い勝手
・コンボが簡単に決まる
・憑神戦（データドレインとかCGがかっこよすぎる）
・フルボイス
・ラスボスがしぶとい

純粋に面白いゲームだと思います。
細かいところが気になりますがそれ以外はとても良く出来ているゲームなのでお勧めできます。

注意としては、買うときはVol１「再誕」から買いましょう。

・ストーリーがよかった。感動物であるといえる。

・主人公のハセヲがちゃんと成長しているところがいい。他のキャラクターも魅力的。

・ネットゲームという斬新な舞台が魅力的。

・テーマ曲が、ストーリーにとても合っていて満足。

・爽快感のある戦闘だと感じる。

３部作通して、とても楽しめた作品でした。
音楽もとてもキレイで、感動をさらに引き立てていました。
キャラクターも個性的ですし、それに負けないくらい主人公もかなり濃ゆいってのがよかったです。他のキャラクターによって、影が薄くなっていませんでしたし。

お薦めしたい作品ではありますが、やはり少しお高いですね。
前作の無印と同じように、廉価版が出ればやったことない方も手を出せるようになると思います。

あとは、ＯＶＡで伏線回収をして欲しいと願います。

オンラインゲームを舞台にした、今までにない形のストーリーはなかなか楽しめました。
チート、ウィルス、データ障害など、ネットワークの世界ならではの表現はとても面白い。
ニュース・掲示板等は、主人公が、オンラインゲームをプレイするリアルの住人である
ことが上手く表現されていて良かったです。

グラフィックは、リアルではない綺麗さ、とでも言うのでしょうか。
すっきりとしたキャラクターグラフィックは親しみやすく、
ロストグラウンドのグラフィックは、神秘的な雰囲気を上手く表現していたと思います。

音楽は、不穏な空気や楽しげな雰囲気などがよく表されていてよかったと思います。
特に歌詞つきの歌は、曲自体が良いのに、ストーリー上のここぞ、という場面で
流れてくるので、終盤は感動しっぱなしでした。
曲自体の良さや使いどころも含めて、５点を付けさせていただきます。

戦闘は、レンゲキ、覚醒を決めながら戦うのが楽しい。
新武器の双銃は、格好良く立ち回れます。
アバター戦も、難易度の調整がされており、
前二作より歯ごたえのあるバトルが楽しめると思います。
戦闘以外でも、掲示板、カードゲームなどがあり、クリア後の隠し要素もあるので、
かなり熱中して遊べます。サブイベントは前作の使いまわしもありますが。

序盤から、高レベルのエリアに行けるので、レベルは簡単に上がります。
また、タウン・ダンジョン間の移動は転送装置で行われるので、
レベル上げや移動は実際のオンラインＲＰＧよりも快適でした。

ストーリーは自分好みでとても良かったです。
終わりに近づくにつれて勢いを増していくストーリー展開は、とにかく燃えます。
仲間たちと共に成長し、謎が明かされ、最後は世界を救うために戦う、という
最後を飾るに相応しい、燃えるストーリーでした。
クリアした後は、映画を見終わったあとのような感動が残ります。

難易度は、少しレベルを上げておけば難なくクリアできる程度です。
苦労するところといえば、最後のアバター戦くらいでしょうか。

ストーリーがとてもよく練られていて、戦闘がアクションということもあり、
普段はＲＰＧをやらない自分でも、最後まで楽しめました。
やりこみ要素も豊富で、自分としては大満足な出来でした。

.hackはＧ.Ｕ.からなのですが、ターミナルディスクなど、
新規プレイヤーへの配慮がきちんとされていたので話が理解しやすかったです。
何はともあれＧＵシリーズはこれが最後という事で、少々悲しくなりますが、
本当に楽しませていただきました。
次回作、とはいっても新作に近いものになるのでしょうが、
もし製作されるならば購入したいと思います。

これからＧＵをやってみようと思う方は、是非Vol.１からプレイすることを
オススメします。

　一応、シリーズ通してのレビューになります。

■オリジナリティー■
　ＭＭＯＲＰＧを題材にした奇抜性だけではなく、本当に今にこんなニュースが現実に流れるんじゃないだろうかと錯覚するようなリアリティに満ちた世界観には、芸術的なギャップさえ漂い、圧巻です。
　実際、ゲーム本編には大して関係のない、ぶっちゃければトリビア的な部分をここまで作りこんでいるゲームは中々ないのではないかと。
　製作の姿勢に開発側の情熱を感じられるのは、一個人としては実に好感触です。

■グラフィックス■
　実に秀逸です。
　リアル過ぎてもアニメ過ぎても損なわれるバランスを絶妙に保っているレベルだと思います。
　キャラクターのモデリングや表情は言うに及ばず、風景も綺麗ですし、ムービーの出来映えも素晴らしいです。
　全編通して高水準のグラフィックですし、ここに不満を感じる事はそうないんじゃないでしょうか。

■音楽■
　主題歌がとにかく素晴らしいです。
　これだけで十分なくらい、本当に良い歌です。
　コントローラー握ったまま、よく子守唄にしてました。

■その他■
　色々端折っての良い所ですが、「誓い」イベントは嬉しい配慮でした。
　蒼炎のカイト相手でもそれが出来るとわかった時には、その時点で吹き出したんですが……。
　なんというかもう、拍手喝采です（笑）
　例のおまけムービーもそうですけど、開発側のお茶目な一面ってのは大事ですね。
　作品が身近に感じられるというか。なんだか和めます。

　色々文句も出てきますが、楽しめる作品である事は間違いありません。

　特に、Vol.1ストーリー冒頭の「ハセヲＶＳ蒼炎のカイト」のムービーは傑作です。
　僕は、それまで.hackを名前しか知らなかったのですが、ＧＵ関係の記念やらに『キッズステーション』で.hack//SINGの一挙放送があった時、幕間に、件のムービーのＢＧＭ「やさしい両手」編集バージョンが流れ、それを見たが為にすっかり魅了されてしまい、それからドットハッカーになったくらいです。

　ただ、結果的には、なんかこう……チートを正当化している感は否めない所もありますね。
　仕様外の脅威に対して仕様外の力を、というのはわかりますし、でなければ救えないストーリーだからと言ってしまえばそれまでですが…。
　一応、ＭＭＯＲＰＧを題材にしている以上は、チート行為は「理由があれば許される」ではなく「理由があっても許されない」を強調すべきだと思いましたね。
　そういう意味では、前半の揺光は模範的だったと思います。喧嘩腰だった点以外は。

　それにしても、やはり、三蒼騎士の扱いはもったいなかったですね。
　ここまで魅せたんならもう言っちゃってくださいよ、あの台詞。
　例のエイリアンベビーの大群を蹴散らして「だってぼくは――主人公だから」。
　だめですか。

　後は…残されている謎が別のメディア等で、きちんと消化される事を願うばかりです。