【PS3】ファイナルファンタジーXIII−2 レビュー
| 発売元 | スクウェア・エニックス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2011-12-15 |
| 価格 | 7980円（税込） |
| レーティング | 【Ｂ】12才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：1人 |
- 総合ポイント
- 53
- (難易度)
- 1.72
- レビュー数
- 68
461人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 4pt | 0pt | 1pt | 1pt | 2pt |
32pt
554人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2pt | 2pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt | 3pt |
42pt
GOOD!
フラグメントコンプリート済みです。
【セラがかわいい】
元々が線の細い造形ですが、前作のコスチュームは線の細さを貧相さにかえる素敵コーディネートであったのに対し、今作はその線の細さを活かす良いコスチュームでした。
モーションも良かったと思います。モーグリうらやましーぞー！
【よりスピーディになった戦闘システム】
今作では「パラダイムシフト」と名称が変更されていますが、前作の「オプティマチェンジ」時には謎のカットインが入り、ストレスでした。これが改善されています。
さらに、召喚獣が廃止され、モンスターとの共闘になったことで、常にスピーディーな操作が求められるようになりました。
【うちのベヒーモスちゃん】
モンスター育成は手間暇をかけるに見合った楽しみがあります。
スペック最強を目指したり、実用性を目指したりと、なかなか面白いです。
エンハンサーというロール自体の存在を限りなく透明なものにしてしまうシンクロドライブがあったり、個性あふれるものがあって、こういった特徴を活かすためにどういった育成が良いかを考えるのも楽しい。
【フィールド上の会話】
前作も、NPCに近づくだけで会話が始まるというシステムが採用されましたが、あってないようなものでした。今回は、それがそれなりのものになっています。
セラ・ノエル・モーグリの掛け合いもちゃんと意味があるものになっています。
【ボーカル付きBGMが増えた】
ヘビメタ風のチョコボのテーマと、哀愁感あふれるノエルの故郷のBGMは好き。
【序盤の盛り上がり】
オープニングからアトラス戦までの５時間ほど、つまりゲームショウなどで公開されていた部分までは、演出もシネマティックアクションも良い感じで入っていて、「こりゃすごいゲームに仕上がったな！」と興奮しました。
BAD/REQUEST
【右肩下がりの内容】
最初が盛り上がったのですが、どんどん尻すぼみに。
いやー、途中の「某柔らかモンスター大量増殖事件」の真相の衝撃度。もとい笑撃度。いや、むしろ、「笑激怒」という言葉を作りたいぐらいのギャグ展開に、コントローラーをブレイクしてスマッシュアッパーしたくなりました。
それから、忘れた頃にライブトリガーとシネマティックアクション。そういえばありましたね。すっかり忘れてました。あれ、ミスしたほうが声優さんのオモシロボイスが聞けて楽しいですよね。
シネマティックアクションは、最後のフィニッシュじゃなくて、途中で割り込んできて、「成功すれば即ブレイク、失敗したらダメージ」のほうがなんぼか面白いかったんですけどね。
そして極めつけはあのエンディング。
ノーマルエンディングは、まあ、許しました。
「フラグメントコンプリートすっぞー！」って思いました。
で、なに、あれ？
シークレットエンディングのどのあたりがシークレットなのわからない。
内容を観終わって
( ﾟдﾟ)……え、知ってるよ？
……これで終わりなの？
＜(^o^)＞ﾅﾝﾃｺｯﾀｲ！
【クリスタリウムのみが成長要素】
モンスター育成はアビリティ継承があるので良いのですが、武器改造がなくなったせいで、セラとノエルは成長要素が実質クリスタリウムのみになっています。
アクセサリも謎の制約（たぶん原因はパラドクスによる時空の歪み）により複数装備がしにくい上に、組み合せボーナスも絶妙に使いにくく、かゆいところをかゆいままにしておく自由度に思わずうなってしましました。
で、そのクリスタリウムの成長も40時間程度でカンストしてしまうという親切設計。どうしろと？
【各所にある嫌がらせ】
・フラグメントのためにスロットゲーム必須
・量で勝負の迷宮パズル
本編にサブゲームが絡んで欲しくないですよね……
まあ少しなら絡んでもいいんですけど、なんであんな面倒な仕様にするんでしょうか？難易度を量で調整するとか、どこの入学試験ですか？
・クイズ（笑）
フラグメント集めにサブゲームが絡んで欲しくないですよね……
しかも、なげやりな内容のクイズ＾＾；
怒りを通り越してあなたにも生暖かい笑顔が！
口角を上げてフラグメントコンプリートしましょう！
・一言多いアイテム屋
・某所のエンカウント祭り（無我の境地で◯ボタン押し続けました）
嫌がらせというか、基本的にしつこいんですよね。
難易度の「３点・・・難しい」の評価は、「面倒くさい」という点において「難しい」という意味です。
こういうものって、許せる範囲ってのがあると思うんですが、こちらの堪忍袋の緒をことごとくOVERKILLしてくれるところが素敵でしたクポーっ！
COMMENT
たぶん開発陣はアトラス戦までで燃え尽きちゃったんだと思います。事前公開できた部分は本気で作ったのではないでしょうか。本当に面白かったですから。それでも前作をやってないと、導入が意味不明で、戦闘の難易度（操作慣れ的な意味で）も高いという部分は目をつぶらないといけませんが。
アトラス戦のあとの部分は敗戦処理です。まあ、敗戦処理としてのお役目は果たしたように思います。
今は、野球でいうと、9回裏で7点差で負けているぐらいな感じですが、まさかのDLCのマモノ登場で、どうにかなるかもしれません。代打「オメガ」くんは、痛烈なレフトゴロでした。「打球はが強力だが、足が遅すぎる」といったところでしょうか。
まだワンアウトです。逆転勝利することを夢見て、結びの言葉とさせていただきます。
500人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 5pt | 4pt | 2pt | 2pt | 3pt | 3pt |
54pt
GOOD!
○FF13の欠点潰し
一本道を止め、カジノを作り、好評だったミッションはゲーム全体に点在させるなど、ゲーム性は大きく改善され、遊びの幅が格段に広がりました。
○非常に面白いバトル
この点は前作と変わりません。前作から数年経ちますが、このシステムよりも面白いRPGにはまだ出会えていません。
バトルの中身そのものだけではなくリスタートやバトル後の自動回復も健在です。
またロールの切り替えが瞬時に行われるようになったのは、小さいながらも重要な改善です。
○グラフィック
背景も人物も非常に細かくきれいに描かれています。
何か1つ具体例を挙げるとすれば髪でしょうか。未だにベタっとした感じで、風になびく時も1本の帯か縄のように動くゲームもありますが、
本作は細い毛が独立して動いており、丁寧なものだと感心しました。
また、非常に動きの激しいムービーでも絵の汚さを感じることはありませんでした。
BAD/REQUEST
○バトルメンバー
事前に聞いていた情報ではありますが、まさか本当に、最後の最後まで固定2人+モンスターだとは思いませんでした。
散々宣伝に使われた（＝求める人がいることは分かっているはず）ライトニング、主人公と同じく時を渡る力を持ったホープ・スノウ…前作キャラは誰も入りません。
特にセラの婚約者という誰よりもセラの傍にいるべきスノウは、作中でほとんど生きない設定をつけられてパーティー加入を断られます。
その代わりに枠を埋めるモンスターは無駄に力が入っていました。
種類も装飾も多いのですが、成長アイテムの奪い合いになるので使うのは結局数種類ですし、FFのリアルな見た目のモンスターに装飾をつけてもギャグにもなりません。
その反面、バトルでできることは一部の希少種を除いて人間の足元にも及びません。
○ストーリー・エンディング
途中まではかなり楽しく進められましたが、時間移動ものの宿命か、後半に進むにつれて苦しい感じになりました。
そしてエンディングは論外です。衝撃の質は若干違いますが、「前作でやったことは何だったんだ…」という徒労感はFF10-2のオープニングに通じるものがあります。
それでもFF10-2は衝撃を乗り越えれば4・5からのATBやジョブシステムを洗練したバトル、見知ったキャラクター、前作ファンのことを考えたエンディングと楽しめましたが、本作はバトルはいいものの、よく分からないストーリーの果てに前作・本作と2本分の徒労感が待っていました。
○シネマティックアクション
せっかくいいムービーなんだからじっくり見せてくれればいいのに、このシステムの表示が出たとたんにボタン表示が出るところを見続けなければなりませんでした。残念です。
「ムービーが長くて退屈」という批判にこたえたつもりでしょうが、結局ムービーの長さが変わったわけではないので完全に応えたわけではない、中途半端なやり方です。
○ロードが長め
COMMENT
FF13の欠点克服をするのはもちろん大切ですし、それをアピールして離れていったファンを呼び戻そうとするのは当然の行いですが、やはり新ナンバリングではなく続編である以上、メインターゲットはFF13に満足して続編まで買おうという人でしょう。
そう考えると、バトルメンバーから始まりエンディングに至るまで、FF13ファンほど残念な思いをする仕様にしたことが理解できません。
そもそもFF13の段階で見限った人に続編は勧めにくいし、こんな出来では13ファンにも勧められません。いったい誰を満足させたかったんでしょうか。
それでもシステムの各部分は確かに面白いので、FF13に思い入れがなければ楽しめる作品なのかもしれません。
547人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
43pt
GOOD!
前作FF13クリア済みです。FF13-2はストーリークリア、パラドクスエンドは半分くらい、ロケーションは全て回った上での感想です。
■良かった点
・自由度の向上
11章のグランパルス以外ほぼ全てのマップが文字通り一本道で、章毎のキャラ使用制限、成長制限、ボスを倒すミッションしか寄り道要素が無かった前作と比べると、大幅に自由度が向上しています。具体的には序盤からキャラの成長制限と使用制限が無く自由にキャラを育てられる事、150種以上のモンスターを自由に編成、育成出来る事、展開として本筋のラストは同じだが、ストーリーに寄り道があり、マップも一本道なものだけでは無くなった事、ジャンプ、モーグリサーチ、モーグリ投げによる大幅な探索要素向上等が挙げられます。タイムパラドクスをモチーフにしたストーリーですので、同じロケーションでも時代によって雰囲気や敵、NPC、探索範囲が違ったりして新鮮でした。
・遊びが豊富になった
本編以外敵を倒すミッション以外何もやる事が無かった前作と比べて、遊びが豊富になりました。アサシンクリードっぽいサブクエストや、数種類のミニゲームが遊べます。
・音楽
相変わらずFFの音楽は高品質だなぁと思いました。バトルテーマは物凄くカッコイイし、シリアスなシーンでのストリングス等も映えます。前作の曲も良い所で使われてます。
BAD/REQUEST
■悪かった点
・ストーリー
兎にも角にもこれに尽きます。FF13、The 3rd Birthday、FF零式、そしてこのFF13-2、最近のスクエニ第一プロダクションのゲームはキングダムハーツを除いてストーリーが難解で分かりにく過ぎる。その上、話としては面白くもなんともない平凡なストーリーばかり。そして演出の仕方がおかしい。上記に挙げたゲームは全て、ストーリーを断片的にムービーとして切り取って、テキストで補足させる形を取っていますが、このやり方はゲームデザインとして間違ってると思います。映画じゃないんだから断片的にしか見せられない、こういう見せ方しか無い、と言うのなら、『ユーザーが一目見て分かりやすい見せ方』に最大限配慮すべきです。これはゲームに限らず、映画、アニメ、音楽、読み物、等エンターテインメント全てに共通する事だと思いますが、『ユーザーへの伝わり易さ』をもう少し考えてゲームを作って頂きたい。どれだけ優れたストーリーでも、ユーザーが分かりにくい見せ方をしていたら、何も伝わりませんよ？？どうしてそれが分からないんでしょう？？
そしてラストの展開。あれは最悪としか言いようが無いです。未完で終わるなら最初からFF13は三部作です、と事前にアナウンスして下さい。ゲームのキャラもユーザーも誰一人幸せになれないラスト。こんなの誰が得するんですかね？消化不良以下、FF史上最低のストーリーと言って良いかもしれません。
・戦闘システム
モンスターをパーティに組み込める事によって編成を考えるという意味では戦略性が上がっている様に見えるが、戦闘システムの根本は変わっていませんし、新規ロールやアビリティも無く、操作出来るキャラが2人しか居ないのですぐに飽きてしまう。前作をプレイした人間からすると、真新しさはほとんど無し。
・武器のグラフィックが使いまわしばかり
特典DLCを購入していないので、結局最後まで色違いの武器でした。こういう細かい所は手を抜いて欲しくないです。もっと沢山武器のパターンが欲しかった。
・ミニゲームの完成度が悪い意味で高い
最初は気楽に出来たミニゲームも、終盤になると超難解になります。作り込んで欲しいのはそういう部分じゃないんですよね。はい、ミニゲームが無い無いうるさいから入れてあげたよ、これでどう？みたいな姿勢が伝わってきました。本当に最近のスクエニは、ユーザー視点に立ってゲームを作って居ないなぁと思います。FF8のカードゲームやFF7のゴールドソーサーは、もっと気楽に楽しめる素晴らしいミニゲームなんですけどねぇ…
・ロードが長い
エリアチェンジの際のロードが長い。ロードが長い割りにエリアもNPCもギミックもさほど多いとはいえない。タイムパラドクス物で何度もエリアを行ったりきたりするゲームなので、もう少しなんとかして欲しかった。
・エリアが少ない
自由度を売りにしている割にはエリアが少なかったです。前作のロケーションは全て回れるのかと思いきや、半分くらいしか出てこなかったので残念です。
COMMENT
このゲームは前作をプレイしていないと全くストーリーについていけないと思います。なので前作プレイ推奨ですが、残念ながら前作をプレイしていたとしても、決して楽しいゲームじゃありません。ハッキリ言って完成度は低いです。少なくとも定価で買う価値のあるゲームとは思えません。最新のFFがプレイしたいなら、まだFF零式の方がオススメです。
Amazonレビュー
レビュー日： 2017-04-24
安いわけがわかりました。
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GOOD!
戦闘演出、オープニングに何回かある大型ボス戦時のアクション要素が面白い。
シナリヲも前作から大いに反省したらしく、感動、勢いがあって非常によろしい。
パラドックス関係に少々無理があり、三作目に繋げて欲しくはないがこれはこれで良いと思う。
ムービやキャラの作りなどだけは一流で非常に美しい。
褒められるのはこれ位。
BAD/REQUEST
まずこれから量産されるであろうＤＬＣ（ネットからのダウンロード課金）について。
馬鹿ですかこの企業？
一作目、零式とあれだけ酷評を受けてユーザーにわびる素振りもなく、言い訳と汚い戦略で評判を地に落としたいようです。
しかも本作の作りは手抜き仕様であり、ＤＬＣ分は本体に入れておくべき内容だと思われます。
以下、このゲームのゲーム性について。
１：ＦＦシリーズの売りである召還獣が使えません。
一作目で不満が噴出したと記憶していますが、直すのではなく排除されました。
２：仲間モンスターはいらない。
成長させるのに必要なアイテムがしんどすぎ、極一部のモンスターを除き使っていて面白さを感じるモンスターは殆どいない。
３：戦闘メンバーは二人のみ。ライトニングとスノウはただのおまけでしかない。
４：キャラの成長がつまらなさすぎる。
防具がないので収集要素が弱い、たった二人しか成長しないのに上級職への転職もない。
アルテマ、ホーリーなど究極魔法無し、物理攻撃は技が少なすぎで殆ど単純に殴るだけ、
５：マップが狭すぎる＆使い回し多すぎ。
背景をちょっと変えただけで数種類しかないマップを、時間が経過したからいいんだと使い回しています。
しかも、触れたり干渉が出来ない背景を無駄に作り込んで予算を浪費しすぎている。
６：カジノやチョコボレースがありますがこれは酷い。
カジノゲームの幾つかはＤＬＣをしないと使えない。
チョコボレースは単純なマップをぐるぐる回るだけで面白くない。
スロットマシーンは時間か正義をするために、現実並みの高い難易度。
７：オーパーツとかいりますか？
設定自体は面白いのですが、それを生かすための土台が無く終盤は面倒くさいだけになる。
８：メインストーリーは良いが、マルチエンディングではない。
真のエンディングは固定され、幾ら選択肢を変えても得られる結果は変わらない。
アイテム集めても申し訳程度にいい加減な話しが少々楽しめるだけ。
COMMENT
ゲームとしてお話になりません。
私は何回も同じ事を繰り返して言っていますが、無駄でしかないムービーやグラフィックに浪費するだけの声優、歌を極限まで切るべきだと思います。
そう言った物に予算を回せるほどの余裕はもう無いはずです。
ＦＦ７や８レベルのグラフィックでも、ゲームとして遊べるなら俺は評価したいと思います。