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良 い 所 |
これは分類するなら建築ゲームだと思います。 メインの巨人は生き物というくくりではなく、動く建築物なのだと思います。 自然の中に散らばる古代建築の残滓を後に、たどり着いたところに表れる生きた巨大建築物。そこによじ登り、その重厚さと質感を味わう事が主眼となっています。巨人に至るまでの過程は、すべてその建築物感を出すために用意されているようです。 光と影のコントラストを上手く表現しているところも良いと思います。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
画面の動きの滑らかさは無いです。特に、視点を動かしたときに滑らかさが落ちるようです。これはどう頑張っても慣れないと思います。ただ、巨人によじ登っているときはあまり苦に感じませんでした。 ストーリー重視の方にはお勧めできません。風や鷹と同じ様に、ストーリー世界を構築する1パーツとして扱われているため、最小限に抑えられています。 テクニックで解くゲーム性はありません。そこにある主役に触れる、という点に重点があるように思います。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
切なさがアピールされていましたが、切なさというよりは、廃虚を目にしたときのような寂寥感が感じられます。 全体を通して、様々な要素の対比で上手く見せている印象です。それは光と影だったり、小さなな自分と巨人だったり、鳥やトカゲなど小さな生き物と息絶えた少女だったりします。 これは誰かに薦める類のゲームではないと思います。いまならデモ映像やCMなど、実際の内容を目にする機会も多いと思います。雰囲気が琴線に触れたなら、一度プレイしてみても良いかもしれません。思い通りにならないような難しさはないと思います。 追記として。 空飛ぶ巨人の上に乗ったときの風圧を表現した映像は、類まれな迫力でした。 |
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良 い 所 |
・他ではなかなか見ることのできないリアルな動き ・巨像バトルの迫力と臨場感 ・口数の少なさが真実味を引き立たせるシナリオ 言葉にすると味気ないですが画面を見ればこれだけで圧倒されます。他は感想に回しました | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・飽きがくるのが極端に早い ・各所で説明不足 ・水中での呼吸音だけはいただけない 言葉にすると簡単ですがプレイすれば最大に気を揉む欠点です。他は感想に回しました | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
このアナログ感溢れるゲームを往来の作品同様デジタルに捉えて評価するのは野暮な感じがしますので、ここからはゲームレビューとしてあまりふさわしくない書き方をしますがご容赦ください。 私はこのゲームほど人に勧めるのをためらった覚えがありません。自分の中では明らかに高みに位置してゆずらない作品なのですが、良点を説明しはじめたら自然に欠点も言い加えなければいけないし、欠点を説明し始めたら、これにもまた良点がついてくるのです。長所と短所が常に隣あわせになっている。それはどういう事かと言うと… 滑るようになめらかな画面はフレームレートが低いという欠点に結びつき、リアリティ溢れる動きは操作性が悪いという短所を含み、粋を集めた巨像戦はどうしても単調になり、語られないストーリーは神秘性を高める代わりにシナリオ性を見えなくしている…。 …ここで疑問に思うのですが、欠点と言われる点は本当に欠点なのでしょうか? 確かにフレームレートの低い作品は現在ユーザーに好まれない風潮にあります。個人的な身勝手を信念として戦う主人公なんて、市場受けを考えるとそれだけでもアウトでしょう。 しかしそれらの要素はユーザーに求められていないというだけで、よくよく考慮すると思いがけない味や魅力を出している場合があります。 特典ディスクに収められたフレームレートの高いICOはホラー映画のようにグロテスクで、とてもじゃないけど「キレイ」だと思える見栄えではありません。 主人公の抱く間違った信念にいたっては、人類の未来を背負って戦う捨て身の勇者のそれよりも、心に訴えかけるものがあるのです。 その証拠に多くのユーザーがワンダの行為を批判しています。 普段ゲームで倒したスライムに同情する人がどのくらいいるでしょうか?さらに、出現したスライムAとスライムBはもしかしたら親子かもしれない、恋人同士かもしれない…なんて想像することがあるでしょうか?…まずありえないですよね。 最初から「モンスターは悪者だ」と説明されればバトル中に猛獣の正体について想像を巡らせるなんてことはしないでしょうし、勇者の血を引くと言われれば自分と自分に近しい者にこそ大義がある信じるものです。 異形のモンスターを何十体と倒したところで罪の意識はおろか、倒した敵の姿なんて勝利の後には頭の中から消えるでしょう。 そんな中でのワンダへの反応。 敵が何者であるかを隠されたことで、相手に対して複雑な感情が生まれるのは私もすでに経験済み。そしてここで気になるのがワンダに対する嫌悪感の正体です。 正義という強い武器を取り上げられてしまったユーザーが安心感と「引き換え」に良心を沸き起こしたのだとしたら・・・? そしてその沸き起こった良心がワンダへの同情を上回っているのだとしたら・・・? やはり悪=短所という一言で片付けられないものがあります。 自分の中にある本当の善意や正義感というものは、こういう手法でこそ呼び起こされるものなのかも知れません。 そしてこの「引き換え」という言葉…プレイしている間中思わずにはいられなかったことなのですが、どうもこのゲーム自体、本当に何かを犠牲にして何かを得ている節があります。 上に挙げた「正義を奪って虚無感を起こす」のもそうですが、フレームレートを犠牲にして独特の空気感を演出したり、操作性を犠牲にしてリアリティを追求したり、多様性を犠牲にして孤高感を極めたり…。 こういった制作スタイルは、ゲーム本編でワンダが見せる姿そのものとどうしても重なるのです。 少なくとも最後まで「信念は貫くが罪は犯さない」「業は担うが罰は受けない」などという甘さは見せませんでした。 これはゲームに限らず言えることですが、ひとつで全ての欲求を叶えてくれる作品は無いと思っています。しかし今ユーザーに求められているものは様々な要素を一本で味わうことのできるバラエティ性だったりします。 それゆえに似たり寄ったりなゲームが氾濫するようになっているのかも知れませんが、SF・ファンタジー・歴史物・ギャグ…仕分けされたジャンルには譲れない魅力があり、それぞれに満たしてくれる欲求も違うのです。 そしてそんなひとかけらの期待さえも満足に満たしてくれない作品も多い中、ワンダと巨像は私が日頃からゲームに対して望んでいる欲求の一部…「臨場感」「存在感」「迫力」「哀愁」を確実に満たしてくれました。 …以上、個人的な好みでベタ褒めしてしまいましたが、この太く短く潔い作品に1人でも多くのユーザーの心に土足で踏み込み、しっかりと足跡を残してもらいたいと強く願います。 |
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良 い 所 |
*このゲームはオリジナリティ満載です。PS2のインターフェースにも慣れた人が多い中、簡単な操作でこれだけのギミックを仕込めるのは正直驚きでした。また、カメラワークが巨像の存在感を際だたせています。陸海空の巨像それぞれに迫力ある雰囲気をまとわせているのは間違いなくカメラワークでしょう。 *あまりにも広い世界、それが暗転ローディング無しのシームレスでアグロと共に駈けずり回る事が出来るとは正直脱帽です。世界の隅々までちゃんと作られていますが、このゲームを長く楽しみたい人には、一周目は巨人にまっすぐ向かって倒し、二周目はトカゲや木の実を探して世界を隅々まで回る事をお勧めします。 *音楽の使い処が良い。雰囲気を盛り上げる使い方をしています。4点なのはあくまで好みの問題であるのと、静かな曲でも良いから流して欲しい雰囲気の場所があったからです。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
*巨像との戦闘ではカメラワークの素晴らしさが際だちますが、それ以外では視点の悪さから3D慣れしたと思っている私でも酔いそうになりました。カメラの角が少し狭く感じるんですよね。これはPS2の性能上あえてそうするしかなかったのかも知れませんが操作の快適さにちょっと疑問を感じました。 *世界が広いというのは同時に巨像を倒す事に専念した場合、移動が苦痛になるという事です。ハードモードでは巨像を倒すのにも一苦労するので、体力や腕力を鍛える為にトカゲや木の実を世界中、それこそ崖の陰まで探す事になるのですが、逆にそれをした場合は巨像を倒すのが楽になってしまいます。こういった戦闘バランスがどうも上手く取れていないように感じました。最近のゲームは簡単過ぎるのが問題視されてきていますが、このゲームはとりわけ簡単なので、一旦飽きるとそれまでの様な気がします。 もちろん一周目を初めてする人や、広大な自然をゆっくり味わいたい人にはとてつもないインパクト(安らぎ)を約束しますが。 *ICOもそうですが、いくらプレイヤーのイメージを大事にしたいからといってあまりにもワンダの事情やストーリーの様相を語らないのはどうも気になります。 *ICOもそうですが、やり込み要素が浅いので、壮大な映画を見る感じになり、何回か、人によっては一度プレイすれば終わりな処でしょうか。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
画像がちょっと汚めに感じてしまう人もいるかと存じますが、これはPS2で広大な世界をシームレスで移動するという事や、自然(森の中)を表現するという暴挙(褒め言葉ですよ)とのトレードオフでしょうからあえてこれは問いません。素晴らしいグラフィックの箱庭です。 ストーリーが単純な分、良い部分は画面を見ろとしか言えず、巨像との戦闘も言葉では言い表せません。友人には是非一度プレイを勧めたいゲームのひとつですね。素晴らしいゲームでした。 |
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良 い 所 |
◆オリジナリティー スーパーマリオ64を初めてプレイした時から巨大な敵を小さな主人公が倒すゲームをプレイしてみたいと思っていました。そしてその願いが21世紀になって叶った!今まで誰もやらなかった事にチャレンジした、そのオリジナリティーは文句無しに5点です。 ◆グラフィックス ワンダの表情、巨像の絶妙な不気味さ、そして光や木や草などの美しさ、山や崖の遠近感、舞い散る砂ぼこり。どれを取っても最高値です。多少荒いという意見もありますが、全く荒さが無いゲームは僕が知る限りありません。文句なしの5点。 ◆音 音という手段を使ってここまで戦闘に緊張感を出しているゲームは初めて見ました。映画などでは場面と音の組み合わせが迫力を出す鍵となりますが、このゲームの巨像との戦闘シーンの演出は映画以上だと思います。 ◆その他 そしてなにより巨像との戦闘が楽しい。巨像にしがみついた時のドキドキ感は他のゲームでは決して味わえません。どうやって攻撃したらいいのか分からないもどかしさ、戦略を見つけた時の嬉しさ、そして止めの一撃を刺した時の達成感はたまらないものがあります。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
せっかく世界が綺麗なのだから、カメラワークを改良して欲しいと思いました。 具体的に言えば、 (1)もっと周りを見渡せるくらい遠く高い視点 (2)ワンダ自身から見た視点 の2つを追加してほしかったです。それができたらあの世界をもっと堪能できたのに。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
心から買ってよかったと思えるゲームです。 ゲームソフトのレビューは今まで何本も書かせてもらいましたが、 5点を4箇所もつけたのは初めてです。ほとんどのソフトでは1個もつけません。 どんなに多くても2箇所です。それほど完成されたゲームという印象を受けました。 上でカメラワークについて指摘しましたが、 これはあくまでも「こうあればいいな」と思っただけであって、 カメラワーク自体にはほとんど不満はありません。 巨像と戦う時に思い通りに視点が動かない事もありますが、 そのもどかしさがかえって戦闘の楽しさに拍車をかけています。 悪い所に、「馬に乗りにくい」と書こうかとも考えましたが、 本物の馬の動きを追求した結果ならそれもまた良しと思います。 あまりに乗馬が簡単すぎると、「所詮ゲームか」という感じがして かえって冷めてしまいます。 ストーリーは、はっきり言ってICOの時に比べれば説得力に欠けます。 しかし、最果ての地の世界観や主人公が戦う理由などが胸に来たので、 充分4点をつける価値はあります。 ただ、みなさんも言っている通り一度倒した巨像は簡単に倒せてしまうので、 やり終わった人はどんどん売っちゃうと思います。 だから中古で安くなる日は近いかも? これから買う人はその辺も検討してみてください。 |
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良 い 所 |
・贅沢な程丁寧に描き込まれたグラフィックを基本とした世界観は、やはり非常に独特で、圧倒されるものがあります。アグロと共に、次なる巨像を探して黙々と世界を旅しているだけでも、本当に楽しいです。 ・全編これボス戦のみ、という潔ささえ感じる骨太なゲーム構成ですが、飽きません。アクションゲームが苦手で普段手を出さない私でも巨像を倒せる、有難いゲームバランス。コアなアクションゲームファンの方には簡単過ぎるでしょうか?私の様なぬるいゲーマーにはこの位が有難いのですが。 ・ICO同様、物語を殆ど明らかにしておらず、それ故に些細な出来事や台詞に否応なく想像をかき立てられます。 ・馬の挙動が本当にリアル。たった一人で旅する中で、アグロの存在がとても心強く、癒されます。 ・相変わらず音楽の使い方がとても格好良いです。巨像に近付くと不安を煽るBGMや、戦闘中に巨像に飛び移ることに成功すると勇ましく変わるBGMなどが、否応なく感情を盛りあげてくれて、コントローラーを握り締める手にもついつい力が(笑) ・シームレスで構成される、広大な世界。一体どんな処理をしているのでしょう? ・巨像たちの質感・重量感がたまりません。動きもとても重量感があって素晴らしいのですが、最後の一撃を加えた後、まるで土塊の如くに崩れ落ちる刹那には爽快感と同時に、CMの煽り文句でもあった何とも言えない切なさと同時に、「なんてことをしてしまったのだろう」という罪悪感にも似た感情が。ゲームで敵?を倒してこんな気持ちになるのは、生まれて初めてでした。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・映像上仕方ないのかもしれませんが、ほぼ確実に酔います。 ・何しろ巨大な敵が相手であり、視界に入りきれないのは仕方ないのですが、巨像の足元に入り込んでしまって、砂埃が立つと何が何やら(そして踏まれてゲームオーバー)というのはちょっと哀しくなりました。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
・前作「ICO」がとても心に残る素晴らしいゲームでしたので、今作もとても楽しみにしていました。あえて「ICO」の続編ではなく、完全新作で全く異なる趣向のゲームをリリースした製作スタッフの勇気、そして熱意に心から敬意を感じます。「ICO」とはある意味で全く違う作品ではありますが、空気すら感じる美しい世界、ゲーム中に漂う寂寥感や切なさ、優しさはこのチームならでは。 ・アクションゲームが得意ではない私でさえも、攻略法を発見して何とか巨像を倒した瞬間には「私って凄いじゃん!」と自画自賛出来ます。攻略サイトなどで情報を仕入れると、楽しみが半減してしまうかもしれません。 ・全ての贅肉を削ぎ取った様なシンプルなゲーム構成ゆえに、決して万人向けの作品ではないと思いますし、むしろ評価は真っ二つ、ではないかと思います。けれども、スタッフの方々の妥協を許さないこだわりが随所に感じられ、とても好感が持てるゲームでした。 ・PS3で発売されるであろう、彼らの次回作も今からとても楽しみにしています。出来ればもっと早くプレイしたい、という気持ちは勿論あるのですが、妥協せずに丁寧にじっくりと作って頂きたいので、気長に待ちたいですね。 ・普段は「いや何も次世代機なんて出なくても、PS2の映像で十分じゃない?」と思うことが多いのですが、このゲームをプレイしていると「現行機の性能の限界」を感じてしまい、「これ以上のスペックで処理される映像を見てみたい」と我侭な気分になってしまいました。 |
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良 い 所 |
■グラフィック よくぞPS2でここまでやったと称えたいくらいです。美しい光の表現、テクスチャの質感、音の表現(水や風の音、地面を蹴る足や蹄)によって、まるで本当に世界があるかのような錯覚を抱かせてくれます。巨像も、表示の限界に挑んだような巨大さだけでなく、質感や躍動感あふれるな体の動きなど、細部まで作りこまれています。衝撃波や煙などの表現もハイクォリティです(特に砂飛沫・水飛沫の表示方法は素晴らしかった) ■アイデア 巨大な巨像の体が、普通のゲームのダンジョンにあたるというコンセプトを初めて聞いた時にはかなり惹きつけられ、わくわくしました。 ■音楽 音楽が流れるのは基本的に巨像戦ですが、様々な曲が用意されており、そのどれもがゲームを盛り上げてくれます。雄大な曲、勇猛果敢な曲、悲壮感あふれる曲…全て素晴らしく、すぐにサウンドトラックを買うことを決めました。 ■巨像戦(演出・グラフィックについて) ただ巨大なだけでなく、しっかりと巨大さをアピールするカメラワークや演出になっています。巨像の攻撃の凄まじさも、画面の揺れやブラー効果、割れる岩盤、吹き飛ぶ土塊、沸きあがる砂埃などによって「これでもか」というくらい表現されています。空飛ぶ巨像に乗った時の風を切り裂くエフェクト、泳ぐ巨像にしがみついた時の水をかきわけるエフェクトなども、非常に効果的な演出となっています。また、背中にしがみつくなどしてこちらが有利になると、それまで静かだったり怖い感じだった曲が勇壮に変化する演出も、熱中度を否応なく高めてくれます。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
■フレームレートが低い グラフィックに力を注いだのでしょうがないんですが、フレームレートがかなり低く(20fpsくらい?)動きがカクカクです。戦闘中はあまり気になりませんが。 これが画面に幻想的な効果を加えて雰囲気作りに貢献してもいるんですが、一応欠点は欠点なのでこちらに入れます。気になる人も結構いるでしょうし。 ■巨像戦(内容・ゲーム性について) 巨像との戦いは、基本的に「どうやって巨像に登れる状況にするか」を探すものです。握力ゲージも大してシビアなものではなく、一回登りはじめたら勝利はほぼ確定です。 しがみついた後の攻防(ワンダを摘んだり叩き落そうとするなど)や駆け引き(体を振る巨像の動きにあわせて重心移動しないと落とされるなど。R1を押してれば絶対に落ちないので)が皆無なため、1度登る状況にする方法がわかると(=2週目以降)ただの作業となります。 さらに、1つの巨像にも色々な攻略法があるとの振れこみでしたが、それは結局「頭と尻尾、どっちからも登れるよ」的なもので、時間と効率以外に差はありません。登っていける状況にするまでの過程は1種類なので……またその方法も非常に「ゲーム的」なものです。「使ってくれ」といわんばかりにオブジェクトが配置してあるので、考えるまでもありません。逆に、その人にとっての盲点にハマってしまうと、いつまでたっても倒せなくなる可能性もあります。 巨像の体がダンジョン(あるいは迷路)の代わりとのことでしたが、掴んでいける場所がどの像も共通(毛orでっぱり)なので、思考錯誤しなくても見ただけでほぼルートがわかります。ルート自体は単純な構造なので。一見無理そうだけど、試しに掴んでみたら柔らくて掴めた、みたいな、自分でルートを発見する喜びはありません。 ダウンしてから復帰までが長いので、ある巨像にはハメ殺されます。 ■巨像のバリエーション 全部で十数体なのに、似たようなデザイン・形の奴が結構います。Aタイプ×3 Bタイプ×3 Cタイプ×2といった感じで。次の巨像はどんな奴だろうと期待して、出てきた時に「またこのタイプか」とがっかりしたことが何度もあります。数が少ないだけに、全ての個体はそれぞれ独自の存在であるべきだと思いました。 ■ストーリーに関する演出 倒す→祠にワープ→イベント→「次の相手は○○だ」→巨像を倒す→祠にワープ→(繰り返し) これを延々十数回繰り返します。 イベントは毎回同じ演出(変化があるのは3回くらい)で、はっきりいって飽きるというより嫌気が差します。 なにがなんでも少女を生き返らそうとするワンダと、そこまでの動機がわからないプレイヤーの感情が乖離していて、感情移入できません。一番根幹の部分に関わる問題なのに。ラストからエンディングにかけての一連のイベントはよかったです。 ■カメラワーク 戦闘中は、画面がぐるぐるまわってわけがわからなくなることもしばしばある。私は平気でしたが、3Dに弱い人は確実に酔うでしょう。また、右スティックで視点を操作できるのですが、スティックを離すと勝手に基準位置に戻っていってしまうため、プレイしながらでは自分の見たいアングルにできません。 ■バランス ゲーム(特にアクション)が得意なプレイヤーには簡単すぎ、苦手なプレイヤーには難しいという微妙なバランスになっている気がします。木の実やトカゲを捕まえることでワンダを強化できますが、これもかなり時間がかかる上に作業感が強く、ここで投げ出す人もいるのでは? ■やれることが少ない 巨像戦以外は、本当に世界を「見て」まわるくらいしかやることがありません。ロッククライミングとかできませんし。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
非常に惜しいゲームです。コンセプトはとてもいいのですが、 それを上手くまとめきれてない佳作といった感じですね。 この時代に、ここまでとんがったゲームにこれだけ力を注いで開発したことは、素直に賞賛したいと思います。ただ、如何せん肝心の巨像戦が練り込み不足で、「3、4年もの間、何をやってたんだろう」と思わざるをえません。 次世代機でリメイクや続編が出るなら大化けする可能性はあります。 「アイデア一本勝負」な感じで昔のゲーム風なんですが、出来あがった製品を見ると「労力のほとんどがグラフィックに使われた今どきのゲーム」と言ってしまうことも可能な作品です。 興味があるという人は、やっておいて損はないと思います。 ただ、その際には攻略サイトや攻略本を見ないように。面白さが半減どころじゃありません。 |
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良 い 所 |
当人FF7以来久しぶりに発売日にゲームソフトを買いました 買う前から巨像に剣と弓のみで一人戦うって設定からツボにハマってしまったです 実際にプレイしてみると想像していた以上に圧巻っ! 最初の巨像との遭遇にコントローラー持つ手が震える、手に汗握る、頭パニックでワンダ操作できず即死亡っ バイオハザードで最初のゾンビとの遭遇に近い恐怖がありました ゾンビと違うのはライオンとネズミほどの体格差! 巨像が歩くだけで地面は窪み砂煙が舞う 近くにいればそれだけでダメージもらう そんな絶対絶命の状況で必死に巨像にしがみつくと音楽が変わる 力が体中から湧くようなサウンド! 荒れ狂う巨像に 剣を突き刺すっ振り回されるっ突き刺すっ振り回されるっ 巨像の体力ゲージが残りわずか、渾身の一撃を巨像にたたき込むっ! 崩れ落ちる巨像、汗ダラダラなオレ、、、何だこの達成感っ!? | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
みなさんご指摘のとうりカメラアングルが悪い 巨像との戦いでしばしば巨像を見失う事ありました 後、オレの場合ですがアグロに乗馬するのが非常時になかなかうまくいかずアグロの横でピョンピョン跳ねてしまう〜 「コラッアグロ!早く乗せろっ!巨像こっち来てるってば! ぐわ」 ある程度プレイすると巨像との戦いが作業的になってしまう オマケ要素やアイテムなどもう少しボリュームがあると良かったです ストーリーや気になる点はゲーム中ほぼ語られずプレーした人の想像にまかせるんですが、オレは正しい答えを求めてしまい想像じゃだめだぁ | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
許す限り大きいテレビで巨像と戦いたいです オレの部屋の14インチじゃこのゲームを生かせ切れてないんで、、、 ただアグロに乗って散歩するも良し、木に登り緻密に描かれたワンダの世界をただ見つめるも良し 町は無い、人はいない、巨像以外の敵はいない、エンカウント0 ロード0 これはすごいゲームです。 |
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良 い 所 |
巨像のグラフィックと箱庭のグラフィックが秀逸。 しかもシームレスなのは信じられません。 巨像との戦闘も今まで味わった事のないアクションで、パズル性も有り熱中しました。 (熱中度を3点にしてるのはゲーム全体を見ての点数だからです) 音楽が非常に良いです。戦闘中に音楽が切り替わるとゾクゾクします。 フィールド移動中に音楽が無いのも逆に良かったです。 ストーリーも物悲しくて良かったです。この部分はネタバレになるので深く書けませんが。 ICOはもっとクルらしいですが、高所恐怖症の私には随分ぞくぞくクル風景の連続 でした。特に背の高い巨像の頭の上とか。 今までゲームで経験したことのない感覚でした。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
まず視点。何といってもココでしょう。 巨像を注視する視点はありますが、建物のまわりを旋回する事も多い このゲーム、何故視点を任意の角度で固定して移動出来るように しなかったのかと残念でなりません。 トカゲ探しにセーブポイントの塔のまわりを回るときに、右スティックを 微妙な力加減で固定しながらまわらないとすぐあさっての方を向いてしまいます。 これが非常に面倒! しかも、それならばとカメラ速度を0にすると、今度は高い所から飛び降りたり した時に、真上からや足元注視の見辛い視点から水平の視点に戻るまでの時間が もの凄くかかるようになりイライラします。 もっと上手く調整して欲しかったです。 巨像の居場所を探すのもこのゲームの楽しみの一つなのでしょうが、 2周目以降、巨像までの道のりが遠く非常にイライラしました。 ノーマルとハードのタイムアタックのアイテム引継ぎに互換性が無いのも 非常にマイナス。アイテム収集にまるで意味がない。オマケにすらなってない。 ノーマルのTAは途中で投げてハードへ行ってしまいました。 やる意味ないですから・・・ ワンダの動きの良いアクションや起伏の多いフィールド・・・ ついついトゥームレーダー的な隠し要素を期待してしまいましたが、 結局小動物と木の実と巨像以外をフィールドで発見する事はありませんでした。 木の実は、体力がすぐカンストになるので集める意味が途中から無くなり、 尻尾の光るトカゲ以外の小動物はただ存在するだけ。(掴んだり出来るが) 折角のこれだけのフィールドを凄く無駄遣いしてるように感じました。 巨像への道のりのタルさを考えたらもっと箱庭狭くても良かったのでは? | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
グラフィック・操作感・オリジナリティ・難易度、どれも秀逸で、 非常に楽しめました。 タイムアタックで巨像攻略の手順を簡略化していくパズル的要素も 非常に熱中します。 ただ操作感が良いだけに、視点の悪さが際立った気がします。 内容的に続きモノの次回作は無いでしょうが、 次に同じようなゲームを作る時は気をつけて欲しいです。 あと、アクションゲームのサントラは早く出して下さい、メーカーさん。 今ビートダウンやってますが、他のゲームの音楽で脳内が埋まってしまったら サントラ聞いてもプレイ時ほどの感動は得られないような気がします。 トロットやナムカプのサントラも遅かったですし、折角良い曲なのですから。 |
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良 い 所 |
PS2一美しいと言っても過言ではないほど綺麗なグラフィック。 見上げるほどの圧倒的に大きい敵の身体にしがみつき、振り落とされそうにされながらも ひたすら敵の急所を目指して突き進むという、文字通り手に汗握る新鮮なプレイ感覚。 そして、敵の弱点を突き、こちらが優勢になるとBGMが勇ましいものに変わるという映画のような演出。 どれを取っても文句なしの出来。さすが、ICOスタッフといったところ。 アリとゾウほどの体格差を物ともせずに相手の急所に剣を突き刺し 倒すというのは今までにない感動を味わわせてくれました。 広大なフィールドを駆け回る割に、ディスクのロードがまったくなく 快適にプレイできるのも◎です。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
カメラワークが悪く、位置によってはグルングルン回ります。 そのせいで、敵と自分との距離を測りにくかったり、3D酔いすることもあるのが痛いです。 と、いってもそれ以外は特にプレイ中に不満を感じたことはなかったのですが。 3D酔いは個人の問題ですしね。 それと、前作同様、無駄なところを極限まで削ぎ落としているので ストーリー性が薄く、人によっては物足りないと感じるかもしれません。 個人的には、エンディングや随所シーンの演出も神掛かっていますし これで十分だとは思いますけどね。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
総合的な完成度はトップクラス。 個人的に、今年発売されたゲームでは、1,2を争うほどのレベルだと思います。 アクションゲームが好きな人や、映画のようなプレイをしてみたい、見てみたいと思う人は 是非プレイしてもらいたいゲームですね。 とはいっても、万人向けの内容ではないので、小さな子供よりは ある程度の表現やドラマ性を許容できる年齢の人に適していると思いますが。 それにしても、プレイ中に息を呑むゲームは本当に久しぶりでした。 |
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良 い 所 |
雰囲気。これに尽きます。 ICOで感じたのと同じ、なんともいえない気持ち。とても好きです。 光と影。風景も素敵だし、建物の造詣もとってもいいです。 映像もICOと同じく、最近のゲームとは違った ちょっと荒削りな感じと、フレーム数が多すぎないことが、映画チックで 丁度とてもリアルに感じました。 本当に自分がゲームのなかにいる気になれる。 ここまで感情(と感覚、とくに痛さと怖さ)移入できるゲームは他にないと思います。 そんなわけで、このゲーム最大の見せ場の巨像との戦闘も、臨場感にあふれていて 信じられないくらい手に汗を握りました。 とにかく怖い!!ICOよろしくの高所と、巨像の大きさと攻撃。 動く巨大な敵によじ登るって言うのは、他にはない感覚ですね。 あと、ストーリー。一部の人はストーリー性がないとおっしゃいますが、 僕はそうは思いません。ある部分までの枠組みをエピローグとエンディングに出して 後の部分をプレイヤーに想像してもらうというやり方が好き。 それに、その枠組みが本当にいいんですよ。 最近のゲーム、映画はなんだか「これだけ面白く作ったんだぞ!!」という押し付けが あって拒絶してしまうけれど、このゲームは自然と受け入れられて、 自分もいつの間にか世界に入り込んでいるというとてもいい関係でプレイできました。 小技が利いているのもいいです。ワンダの変化とか。アグロの顔の白いラインがICOのIに見えるのは僕だけ? | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
パラメーターが邪魔だ!!!なんてことをしてくれたんだ。ICOのよさは余計な数字やパラメーターが無いことだったのに・・・。あとおまけにタイムアタックって言うのもちょっと寂しい。時間とか数字じゃなくて、雰囲気とか映像、世界を楽しむゲームだと思うんだけど。 やっぱり、ICOと比べると「普通」で、より多くのひとに売れるようなゲームに変わってしまった気がする。それは仕方が無いし、僕のような人間は少ないと思う。でもちょっと中途半端で残念かな。 細かいところは ・カメラが見づらいところ。とくに巨像と戦っているときに、 カメラが障害物にぶつかって明後日の方向しか映してくれないのは困った。 ポリゴンのなかをすり抜ける方式はダメかな・・・? ・映像が安定しない。特にフレーム数。突然滑らかになったり、ガタガタになったり。 エンディングムービーはそれでちょっと残念なことに。 荒めのフレームに固定して欲しかった。 ・ちょっと難しかったかも。巨像との対戦より、段取りが難しい。道順とか。ちょっとストレスがたまってしまうことも。でもそれが良さでもあるから仕方ないか。 ・文字とか、セーブ画面にももうちょっと気遣いが欲しかった。ICOがとっても良かったので。 でもこれって微々たるもんですよ。いいところに比べたら。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
ICOもそうでしたが、この雰囲気の良さは、分かる人には言わなくてもわかるし、分からない人には何を言っても分からないと思います。 これをゲームだと思わないほうが、もっと楽しめると思う。 あくまでゲームっていう枠の中に納まっている、絵本とか、映画とか、 そういう総合芸術の表現の一つなんだと、僕は思います。 今回のワンダと巨像は、僕はものすごい期待をしていたのですが、ぜんぜん裏切られませんでした。(ほんのちょっとICOと比べると残念なところはありますが) ゲーム界のスタジオジブリ、すばらしいゲームのシリーズだと思います。 |
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良 い 所 |
まずは、「プレイヤーVS巨像」の一点に焦点を絞り込んだその潔さを評価しましょう。巨大な敵との戦いは地球防衛軍シリーズとかぶる気もしましたが、攻撃方法が剣で突き刺すだけ(弓も使いますが)というシンプルさは、他にはありません。 圧倒的な存在感の巨像にあの手この手でよじ登り、弱点に剣を突き立てる・・・言葉で表すとこれだけですが、実際にプレイして、目の当たりにすると、それがとんでもない爽快感を与えてくれます。 グラフィックは少し荒めですが、世界観ともマッチしていていいと思います。 草原を馬に乗って駆けるだけで、とても気持ちいいです。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
巨像を倒す以外に目的がないので、クリア時間は少ないし、クリアしてもあまりやることがありません。 また、巨像以外の敵が出現しないことに加え、巨像の居場所までたどり着くのが慣れないうちは大変で、少々ダレてきます。 カメラワークもあまりよくないです。自分で調節しても勝手に動くので、イラっときます。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
巨像との戦いのみのゲームですが、うまくまとまっていて良いゲームだと思います。 「移動が簡単」・「ストーリーの追加」・「カメラワークの改良」が加われば、もっと良くなるでしょう。 製作がICOと同じチームということで、いろいろ期待しましたが、ICOを超えるゲームではないと思います。 でも、巨像につかまってぶんぶん振り回されたりすると、十分に手に汗握れますよ。 |
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良 い 所 |
・オリジナリティー 新規タイトルが少ないと言われる昨今のゲーム市場ではとても光る一品。ボス戦オンリーというシンプルさが逆にとても面白く感じられた。 ・グラフィックス 美麗としか言い様がありません。地平線の彼方まで綿密に作りこまれ、移動の際は一度もロード画面が出ることが無い。攻略上はまったく関係の無い動植物や光、水、空・・・。それら全ての存在が本当の「いにしえの地」を冒険しているかのような気分にさせてくれます。文句無しに5点を贈りたいと思います。 ・音楽 ICOの雰囲気を踏襲しながらもどこか違う、哀愁漂うメロディーや、巨像と戦う時の臨場感溢れるサウンドに魅了されます。それも必要な時に必要なBGMを流す絶妙さがすばらしいです。 ・熱中度 何を置いても巨像との戦闘が一番熱中します。巨像に近づく方法や弱点を探し、そこに辿り着くまでの行程がプレイヤーを引き込んでくれます。ただ、クリアしてしまった途端、やや熱が冷めてしまいましたが、これもそれだけゲームに熱中できた証かもしれませんね。 ・満足感 純粋に「面白かった」です。特に初めて巨像を倒した時の達成感はなんとも言えませんでした。ただ、プレイ時間はICOに比べれば長いものの全体的にみればやや短めでしょうか?それでもここまで完成度が高いなら買って損は無いと思います。 ・快適さ ワンダ本人の操作はすぐに慣れるのですが、アグロ(馬)の操作がやや難しいかもしれません。中盤以降になるとアグロに乗らなくては戦えない巨像も居ますので、操作は初期段階で覚える必要があります。また、カメラアングルが少し見え辛い時があります。これも慣れるしか無いですね。 ・ストーリー 「黙して語らず」といったところでしょうか。OPとED以外はほとんどストーリーに関するイベントが発生しません。ですが、それを補って余りある世界観があるので、無駄に多くを詰め込んだゲームよりは良いと思います。 ・難易度 普段あまりアクションゲームをやらない私でも自力でクリアできたのでそれほど難しく無いと思います。巨像との戦闘に行き詰まっても必ずヒントがありますから。後は観察力と知恵をフルに使えば大丈夫です。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・ストーリー関連のイベントが少ないこと。現状の1.5倍くらいは増やしても差し支えなかったと思います。 ・アグロの操作がやや難しいこと。曲乗りに至ってはしっかり練習しないと巨像との戦闘で苦労します。 ・カメラアングルが微妙な点。特に巨像との戦闘では上手く切り替えないと大変です。 悪い所といえばこれくらいでしょうか?私は充分満足しているのであまり言う事がありません。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
ICOの制作チームの最新作というだけあって、期待通りのすばらしいゲームだったと思います。 キャッチコピーである「もう一度君と会う為に僕らは戦う」という言葉がもたらす切なさや、巨像を倒した時の達成感と喪失感。台詞が無くとも語られる物語。まさに胸を打つ作品だったと思います。 ストーリーの背景(なぜ少女は死んだのか等)はほとんど語られていないのですが、逆に想像力を膨らませることができる点も良いと思います。 何よりも巨像との戦いに引き込まれます。コントローラーが汗でべたべたになるほど熱中したゲームは久しぶりでした。 |
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良 い 所 |
◎つかまる、よじのぼる…など人間の基本動作を面白いと感じさせる操作性に加え、愛馬アグロに乗る感覚はまさに乗馬をしているよう。 ◎360度地平線の彼方まで見渡せるような広大なプレイゾーン。あらゆる自然環境が克明且つ美しく描写されているおかげで移動作業も苦にならない。 ◎圧倒的なまでの巨像の存在感。本作品の全てが注ぎ込まれているだけに、発見から戦闘、撃破までのプロセスは興奮と達成感に溢れたものになっている。 ◎荘厳かつ印象的な音楽。楽曲の良さもさることながら、流れるタイミングも絶妙。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
◎巨像との戦闘では、視点変更のツラさが目立つ。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
ICOスタッフ製作のゲームだけに、相変わらず研ぎ澄まされたセンスに裏打ちされた見事な世界観が構築されている。一人の青年が巨像を倒すという極端にシンプルな目的を、ここまでゲーム性の高い作品に仕上げたオリジナリティに感服。前作は少年と少女のロマンチズムも相まって女性にも高い人気を得たが、今回はどちらかというと男性向けなのかもしれない。個人的には、愛馬と共に孤独な旅を続ける設定は最高に感情移入できたし、巨像に立ち向かう作業も、子供の頃ガムシャラに何かに向かって挑戦した勇気みたいなものを思い出させてくれた。「ネバーエンディングストーリーのよう」とも評されているが、まさにその通りだと思う。あの本を開いた瞬間に少年が物語の主人公になってしまうかのように、このゲームをプレイした時から、自分がワンダとなって大地を駆け巡る感覚にのみ込まれる…そんな作品です。 |
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良 い 所 |
グラフィックが綺麗。個人の感性によると思いますが 効果音が凝っている。大地を蹴る蹄の音、鳥の羽ばたき、滝の轟き、川のせせらぎ、砂漠の強風、、、などなど 一貫された世界観。アグロに跨り何処までも駆けることが出来る広大なフィールド、神々が作ったかのような驚くほど大きな建築物、その世界に確かに『存在』する巨像達!! 良い意味で無駄を省いてる所。矢や銛の撃てる数、普通ならあるであろうコンパス(的なもの)、プレイヤーの頭の中で想像(創造?)させる意図なのか必要最低限のストーリー&設定(ヒロインには名前すらない^^;) | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
ワンダの挙動。変な所でこけたりこけなかったり、『そいつは不自然だろ〜??』といったモーション すべてがシームレスに繋がった雄大な風景←とパッケージ裏にあるが無駄に広い、2週目3週目となると流石にゲンナリ↓↓ 1週目は 移動:戦闘 が 5:5 位で楽しいが、2週目以降は 8:2 と移動が面倒なだけ 魚や鳥に捕まれたり 亀にも一応リアクションがありいいのだが、いかんせん意味なし。。普通のトカゲは殺しても意味なし、平和の象徴『白いハト』をやっきになり弓で射落としても意味なし、魚にず〜っと捕まってても意味なし、EDで2回操作できるシーンでいくら足掻こうとも意味なし、う〜ん;;辛い。。。 カメラワーク。これは結構ひどい↓↓自分は大丈夫なタイプだったが、人によっては3D酔い確実!もっと工夫できる部分だけに残念、右スティックで操作しても勝手に見づらい所へ移動させられたのには苛々した 16体と限られた敵しかいないのに使いまわしの巨像がいたのには手抜き感が否めない BGM少ない ボリューム足りな過ぎ(定価で買った割には) | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
う〜ん、、 2〜3日かけてじっくり(攻略記事等見ずに)数人でTV囲んでコントローラーまわしながら「あ〜だ、こ〜だ」って楽しんだら売ってよし!! 的な作品でした。 あれ以上ボリューム増やしてもやる事変わらないだろうし。短距離疾走型。 『1本の映画』をプレイしたような作品でした。。。 |
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良 い 所 |
自キャラに対してあまりにも巨大な敵の存在。 あの巨像を目の前にして一体どう戦えばいいのか、その迫力の凄まじさに一瞬躊躇する。 そこに掴まりよじ登って弱点に剣を刺す、という今までになかった独自のシステムが功を奏した。 どの巨像も攻略法が異なり解を導き出すまでに試行錯誤を重ねることになるが それだけに自力で弱点と攻略法を発見し踏破したときには無上の達成感を得ることが出来る。 また巨像戦以外ではフィールドに敵が存在しないので時間に捕らわれず自由に散策することが出来る。 巨像戦に集中し全力で戦った後にはフィールドを散策して心癒され、また次の巨像に挑むといった行程は 非常にメリハリがついており巨像戦の緊張感を軸として演出がされていることが分かる。 グラフィックは現行機では最上級と思われる細部まで美麗に作り込まれたフィールド画面で 草や木や岩がとても自然に作られており、遠くの景色は美しく霞んで空気の存在さえ感じられた。 何より巨像のグラフィックが緻密に作り込まれており、その挙動も重厚で圧倒的な迫力に満ちた物だった。 巨像の歩みが大地を震わせ、その一撃が土砂を巻き上げる様は圧巻で恐怖を覚えるほど。 さらに読み込み待機の一切ないシームレスな移動を実現出来たことが素晴らしかった。 愛馬に乗ってどこまでも自由に駆けめぐる爽快感は美麗なグラフィックと先進したシステムの賜だろう。 カメラも独特でフィールドの壮大さを演出するアングルが非常に印象に残った。 グラフィックもさることながら馬の挙動は本当に素晴らしかった。 とても生き生きと走り、段差を飛び越え、主人公の求めに応じてすぐさま駆けつける。 ふと振り返って泉で水を飲んでいる姿を目撃したときなどは愛情すら感じた。 言葉は無くともその行動のみで一個のキャラクターを確立したのは素晴らしいと思った。 巨像戦時などの、あの人馬一体となった興奮も今までのゲームになかった要素だと思う。 音楽の用い方が秀逸で巨像と遭遇した時には不安感を煽る威圧的な音楽が流れ こちらが相手によじ登り攻勢に出るや一転、勇壮な音楽に切り替わりプレイヤーの戦意を高揚させるといった 演出と音楽を巧みに組み合わせた手法が光った。楽曲自体もとても素晴らしく耳に残るものだった。 最後にストーリーだが、非常に心に残る切ないものだった。 少女にもう一度逢いたい一念で禁を犯し、命がけで巨像と戦いボロボロになっていく姿に感情移入し感動した。 特に良いと思ったのはストーリーを語りすぎない点だった。プレイヤーが自由に想像する余地を残し プレイヤー=主人公という古き良きRPGの視点で遊べたのが何より素晴らしかった。 おかげで巨像戦時には主人公になりきる事でより強い興奮と臨場感を味わうことが出来た。 禁忌を犯した主人公がたどる末路はとても奥が深く、それでいて切なくて味わい深い。 エンディング直前で一部操作出来る部分などはまさに秀逸で、常にプレイヤーにストーリーを体感させるため 一貫した作りの最後を飾るのに相応しい優れた演出だった。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
プレイを始めたばかりの時は操作部分に不満があった。 おもに馬の操作とカメラ操作だが、プレイを進めるうちに操作を理解し 上手に操れるようになってからはむしろこの直感的に操作出来るシステムの真価を知った。 それでもカメラは一部巨像や壁の影響で見えにくい部分があったので減点した。 演出と操作性を天秤にかけギリギリのところでバランスをとろうとした印象を受ける。 地形が複雑に入り組んでいるだけに探索意欲をかき立てられ、この先はどうなっているんだろう? この崖の上から景色を眺めてみたい、と思わせる部分が多くあっただけに掴んで登れる部分を もっと多く用意してくれていれば最高だったと思う。 同時に巨像戦ももっと多く用意していてくれれば、と面白かっただけに欲をかいてしまう。 急いで先に進めるのがもったいないと感じるほどだったので 巨像の数などはあと少し増やして欲しかったところ。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
とにかく巨像戦の熱中度ときたらすさまじい物がある。 既存のゲームではあり得ないほど巨大な敵に身一つで立ち向かう体験はとても貴重。 難易度も程良い高さでプレイ中のヒントやフィールドをよく観察すれば打開策が発見出来るようになっている。 とはいえ、その発見するまでの課程が大変で長時間試行錯誤を重ねた結果に攻略法を発見したときの 喜びは何物にも代え難い。安易に攻略本に頼ってはこのゲームの真の面白さは理解出来ないだろう。 先に進むにつれ徐々に攻略法が複雑になりプレイヤーへの要求度が増してくる辺りも プレイヤーの理解度と成長にうまくリンクしており、よくバランスがとれていると感心した。 しかも一体の巨像につき幾通りかの攻略法があるのが素晴らしい。 巨像撃破時の崩れ落ちる演出や吹き出す黒い霧(血)や、あえてフィールドに雑魚敵を配置しなかった事など 安易に敵を倒すことに快楽を感じさせないようにした作りも制作者の思想的な背景を感じ感銘を受けた。 前作ICOもフィールドを歩いているだけでかなりの満足感を覚えたが今作でそれを超え 個人的にはPS2で最高の体験だったと思う。この制作チームの次回作にも大いに期待したい。 |
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良 い 所 |
・仮想世界をリアルに表現しており、現実感・存在感というものがある。すごい! ・巨像や建物のデザイン。(誰がデザインしたのだろう?すごいセンスを感じる) | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・初めて巨像を見た時・戦った時はものすごい迫力に感動した(恐怖すら感じた!)が、ゲームに慣れてくるにつれて、だんだん単調に感じられてきました。 ・酔う。 ・質の高いゲームであるとは思うが、値段がもう少し安ければ。感覚的には5000円であれば、満足感できる。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
・”3Dの世界を歩き、剣で敵を倒す。”という恐ろしくシンプルなシステムにも関わらず、ここまで面白くできるということに驚いた。私はこのゲームに今後のゲームのあり方に示唆を与えていると感じた。例えば、アクションゲーム、アドベンチャーゲーム、RPG、これらを統合したような壮大なゲームが、このゲームの発展形にあるような気がする。次回はPS3辺りのハードウェアで、スケールの大きな冒険物のゲームを作って欲しいと感じた。 |
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良 い 所 |
巨像との闘いは今までにないアイディア。 展開によって音楽が変わるのが雰囲気を盛り上げている。 世界全体に漂う空気感が素晴らしい。 シームレスに展開するワールドマップのおかげでストレス無く移動できる。 巨像とは関係無い場所の地形などもしっかり作りこんであって、世界を歩き回っているだけでも楽しい。 細かいことだが、ワンダが斜面に立ったとき、斜面の微妙な角度の変化に合わせて足の開き方などが変化するので、バランスの取れたポーズになっている。従来のゲームでは、斜面に立ったときは足が地面に埋まったり浮き上がったりしているたので、こういった作りこみは好感が持てるし、ゲーム世界全体のリアリティを高めている。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
タイムアタッククリア後にゲームの手助けとなるアイテムが入手できるが、入手のタイミングが何故クリア後なのか?既に最難関をクリアしたプレイヤーには、あまり必要ではないかもしれないのに。 高度な操作を要求される場面があるので、購入する層と比べると難易度はかなり高い部類に入るのではないだろうか。 ラストの巨像だけはデザインがゲーム的で、他の巨像と並べた時に違和感がある。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
作り込む部分はとことんこだわり、不要な部分は切り落として、全体を通して垢の無いスマートなゲームだと感じた。 アイテム数、キャラクタ数、やり込み要素など、従来の価値観だけで計ると正しく評価できない。 キャラクタの動き、遠方の背景の処理、土埃のエフェクト、効果音など、数値や文字では見えない部分の作りこみが非常に丁寧で、こうした部分はもっと評価されても良いと思う。 |
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良 い 所 |
最初の巨像を発見したときのインパクトと圧迫感、緊張感は凄いものがありました。 空を飛ぶ巨像や水の中を泳ぐ巨像などバリエーションもさまざま。 馬の操作や挙動がとてもリアルで愛着が湧いてくるほど。 攻略に直結する場面はあまりないのですが、曲乗りもなかなか楽しめました。 ヨーロッパの伝説に出てくる場所のような、暗くてくすんだ淡い色使いの風景。 グラフィックのテイストに統一感があって没入感を高めてくれます。 一点特化型のとてもシンプルなゲームな所が自分の好みに合っていました。 巨像を倒していく度に少しずつ変化してくる部分があったりして、シナリオで語らずにエンディングへの予感を感じさせてくれる仕掛けは素晴らしいと思います。 タイムアタックがなにげに熱い。 思わぬ攻略ルートを発見することも稀にあります。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
操作していたカメラが時々勝手に元に戻ろうとする動きをするので視点が思い通りにならず煩わしい時があります。 いろんなタイプの巨像がいるのですが、それほど数が多くない中にタイプが被っているものがあったのが少し残念でした。 ゲーム機の性能を目いっぱい使ってフィールドや巨像との戦闘を実現しているせい?なのかもしれませんが、アクションなのでもうちょっと滑らかに動いてくれればよかったと思います。 説明書がちょっと不親切な気がしました。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
これから始める方にはくれぐれも攻略本や攻略サイトに頼らない事をおすすめします。 巨像の倒し方にはいくつかルートがあるものの、解き方が分かってしまえばアクションそのものの難易度は易しめなので作業になりがちです。 自分で答えを探すこと自体がこのゲームの面白さの大部分を占めていると思いますので是非自力で。 |
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良 い 所 |
巨像を倒すためのパズル的要素がとても面白いですね 巨像のグラフィックや、圧倒的な存在感を感じつつ 試行錯誤し、時にはイラつきながらも謎を解き明かした 瞬間に切り替わる音楽は絶妙です 巨像を倒した瞬間の快感は他のゲームの敵を倒す行為とは 一線を画してます フィールドの美しさも素晴らしいです、見ていて飽きません | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
FPSが要所で下がってしまうこと これはPS2じゃ仕方ないことですが プレイ中、場所によっては不快感を感じますね また、カメラワークが慣れるまでつらい 巨像の戦闘中に、状況を掴めなくなるカメラワークに 陥ることが多少あります 慣れれば気にすることでもないのですが・・・ 人によっては3D酔いすることもあるかもしれません | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
他のゲームと違い、一切の無駄を切り離したゲームです フィールドにアイテムなど置いてないし、雑魚もいない ゲームとしてありえない状況をワザと作り出し、 しかも、その場面場面に妙な説得力を持たせてる開発人の力量に感服です ストーリーも他のゲームの様な強引な後付や わざとらしい状況説明も無く、想像力を書き立てつつ 見せる演出の光った美しい仕上がりです 確かに、プレイする人を選ぶかもしれませんが 想像力豊かな人には是非プレイして欲しいですね |
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良 い 所 |
・巨像の迫力とグラフィックはなかなかの物、戦闘も迫力が有る。 ・シームレスのフィールドは良く出来ている。 ・会話やシナリオで多くを語らない演出は個人的に○ | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・カメラワークが悪い ・作品の雰囲気が今一掴めない、単純に世界の形だけを構築するに留まった印象 ・巨像戦の手応えがアクション好きには今一(勝手に表示されるヒントは大失敗) | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
非常にアッサリとした作りのゲームだと思う、可も無く不可も無く。 強いて言うなら外面に拘り過ぎて中身が薄い感は有る。 |