雨格子の館 | ||||
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【amazon.co.jpで買う】 | ||||
発売元 |
日本一ソフトウェア (公式サイト) | 中央値(?) | C:70点 | |
発売日 | 2007年3月8日 | 標準偏差(?) | 12.11 | |
価格(税込) | 7,140円 | (難易度)(?) | 2.93点 | |
ジャンル | 本格派推理アドベンチャー | 掲載数 | 27件 | |
CERO対象年齢 | 【B】12才以上対象 | プレイ人数 | 1人 | |
(コンテンツアイコン) | 【暴力】【犯罪】 | メモリーカード | 608Kバイト以上 | |
備考 | ||||
アナログコントローラー対応 スポンサード リンク: |
† 項目別評価点 † | ||||||
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オリジナリティー(?) | グラフィックス(?) | サウンド(?) | 熱中度(?) | 満足感(?) | 快適さ(?) | ストーリー(?) |
4.15点 | 3.52点 | 2.81点 | 3.30点 | 3.26点 | 2.41点 | 3.15点 |
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良 い 所 |
●人物の立ち絵 板ポリに2D立ち絵を貼り付けるというのは、思いつきそうで思いつかないアイデアだと思います。 パースがついて平坦さを感じたりするのはご愛嬌ですが、ダイナミックな構成ができるので、やった価値はあったと思います。 人物絵自体もありがちな絵でなく、雰囲気があって良いです。 ●選択肢のデフォルト位置をなくしている 選択肢が出るさいに、デフォルトで選択されている箇所がありません。 なので、間違えて○ボタンを押して決定してしまうことがないです。このゲームが最初にやった事かは知りませんが、なぜ今までのゲームもやらなかったんだろうと思います。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
●システム周りの不便さ 殺人防止や犯人推理など複数のシステムが絡み合っているので、作る方も大変だったと思いますがプレイする方も大変です。 繰り返しプレイすることが前提のわりに、繰り返しの苦労を軽減する工夫が足りてません。 既読はスキップできるとはいえ、再プレイのたびに同じ文章、同じ場面を見せられるのはあまりに苦痛です。要点をすべてクリックしないと画面から抜けられないという場面も、毎回やらされます。 証拠品集めといったフラグ立ても、毎回しないといけません。 既読スキップにしても、一場面をスキップするには結構な時間がかかります。それに人物絵やBGMが早送りで切り替わっていく様は、興がそがれます。 こういう場合は導入と本編を分けて、物語の説明などは導入部分で済ませ、再プレイ時は本編から始めるようにしてできるだけ重複を避けるべきです。しかし冒頭での会話がゲーム進行に影響を与えるので、最初からやり直さないといけません。 また、細かいことですが移動のたびに主人公が「どこへ行こうかな」と言うので、そのせいで○ボタンを押す回数が増えてます。この辺がユーザビリティを落としています。 マップ上で各部屋にあだ名がつけられているのも同様です。洒落てはいますが、どこがどの部屋かわかりづらいです。日付の変わり目もわかりにくく、今が何日目で昼なのか夜なのか把握しにくい。1日ごとに人が殺されるなら、日付表示を「7月21日」じゃなくて「1日目」として欲しかったです。 いつでもセーブ&ロードできるのが唯一の救いですが、これもデータが増えるとどれがどれだかわからなくなってきます。 ●シナリオの冗長さ どこからが本編かはっきりしませんが、本編かなと思われる所まで1時間以上かかります。それまでのシナリオも決して引き付けられるものではなく、テレビドラマであればチャンネルを変えられています。 無駄な会話が多く、もっと要点を絞れると思います。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
「総当りをさせず、推理させる」というのがこの作品のキモだったと思いますが、あまり成功とはいえません。 あまりに膨大なフラグ、分岐&不親切なシステムにより、推理というより、フラグ管理の作業ゲームと化しています。純粋にゲームとして楽しめませんでした。 「逆転裁判」風のアクションゲージですが、本棚などでは「セーブ→本読む→ロード」を繰り返したプレイヤーが多いんじゃないでしょうか。結局、総当りをしてしまっています。 「逆転裁判」だって総当りをしようと思えばできるわけですが、プレイヤーがそれをしないのは、謎が推理可能で、総当りよりも推理した方が効率がいい&楽しいからです。 でもこのゲームの本棚や好感度などの選択肢は推理不可能なので、総当りが最も効率のいいプレイになってしまいます。それならプレイヤーがそうしてしまうのは仕方ありません。なんにでも行動制限をつければいいというものじゃないんでしょう。 アリバイ崩しなどは推理可能なのだから、プレイヤーの労力をそこに集中させるべきでした。無意味な行動制限や好感度の上下は、ただクリアさせにくくするだけの障害でしかありません。この障害で疲れ果て、放り出してしまう人が多かったと思います。 シナリオについてはいろいろと言われてますが、今回はまずシステムありきで作られただろうからこれで十分だと思います。 ただの二番煎じとは違って意欲作であることは確かなので、制作者には頑張って欲しいです。 |
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良 い 所 |
■オリジナリティ 推理「ゲーム」と謳いつつ、実際は読むだけの手抜きラノベゲーが多い中で、この作品はちゃんとプレイヤーに推理させようとする姿勢がひしひしと感じられました。 移動と聞き込みと怪しい所調べを、コマンド選択や文章だけでなく、キャラクターの動的な操作で行えたのが楽しかったです。 聞き込みの回数制限も、上手くプレイヤーの行動を縛っています。 アリバイ崩しはメモすれば矛盾が解けるレベルなので、あまり推理が得意じゃない自分でも達成感を味わえました。 部屋移動を見取図上で行えるのもそそります。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
■キャラクター 私はBLもいける口ですが、この主人公は全く受け付けられませんでした。 カマ臭さとかBL臭以前に、キャラ自体に人間的魅力を全く感じられなかったので。 決意表明だけは立派な割に、怖がりなのを理由に行動に映さない所が、ホラー映画の足引っ張りなヒロインみたいで鬱陶しかったです。 なので作中のキャラ(とシナリオライター)の「主人公はヘタレだけど、とても思いやりに溢れてて、実は頭もいい奴」という評価と温度差を感じてしまい、何でこんな奴がみんなに褒めちぎられてるんだろう・・・と不快感を感じっぱなしでした。 脇キャラは個性はあるんですが、好感度が低い時の方が、現実的な人間味を感じられて好ましかったです。 主人公に最後まで非好意的な人は、最初に殺された美形じゃないおじさんだけだったんですが、その人だけ殺されてもいい憎まれ役扱い(非道な犯人の方が美化して描写されてる)なのも薄っぺらいなと思いました。 ■ストーリー キモとなる犯行動機が無茶苦茶です。 それを誤魔化すためか、えらくドラマチックなBGMとスチルの中で、犯人が動機を切々と語ってくださるんですが、画面の向こうで一人で盛り上がられてもなあ…と白けました。 まずキャラクター設定と推理システムありきで、ストーリーは後付けなのかなと。 あと、進行フラグと話の整合性が噛み合ってない所が多すぎます。 ■グラフィック キャラクターデザインは彩度が低くて雰囲気にマッチしていたんですが、背景のポリゴンがPSどころかサターン並みに荒い。外に出ると雨で処理落ちするのには閉口しました。 あと板ポリゴンに貼ったキャラクターグラフィックをそのまま移動させるだけ、という手法は、シリアスなシーンでは笑えて仕方なかったです。 双子のグラフィックも、片方の絵をコピーして色と表情差分で使いまわしてるので、某キャラの設定に無理があると思いました。骨格とか…。 ■見立てのアイテム回収 一番最初は面白かったんですが、殺人のたびに単調なこのミニゲームをやらされるのはうんざりしました。アイテム回収されただけで殺人をやめる犯人もどうかと。 ■本棚調べ 本の数が多すぎるので、何冊調べても時間の消費は一冊分とか、救済処置を取って欲しかったです。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
システムの着眼点は面白いのに、妙なキャラ立てで楽しめる人を減らしているのが勿体無いですね。キャラデザや設定に華はあるので、無理にキャラ萌えを押し出さなくてもよかったんじゃないかな。 DSや昔のファミコンの推理ゲーみたいに、キャラを普通っぽい人にしてくれれば、続編も楽しみだったんですが…。 逆に、主人公のキャラクターが大好きで感情移入でき、他のキャラから褒めちぎられてるのが快感な人なら間違いなくオススメです。 (腐女子の方ならオススメ、という意見もありますが、作為的な萌えキャラ化描写は鼻につく、という人も多いと思うので、一概にはオススメできません) |
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良 い 所 |
■行動次第で犯行を未然に防げるシステムは、探偵物にありがちなコマンド総当りの甘さを排除した斬新なアイデアだと思いました。 ■オマケシナリオが面白いです。出現条件は厳しいですが、苦労した甲斐はある内容です。 ■キャラクターが個性的。絵は流行り神と同じ方が描いていると思われ、多少好みが別れるかもしれませんが私は好きです。 ■軽妙な会話のやりとりもFOGの西ノ宮氏らしさが発揮されていたと思います。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
■毎日の行動がパターン化しているため、ややメリハリに欠けている気がします。もう少し変化に富んだ展開になれば申し分ありませんでした。 ■ストーリーは設定や犯行動機に無理が多すぎて現実味が希薄でした。 ■ボイスがあればさらに盛り上がったと思います。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
■FOGお得意の探偵ストーリー物としては少々期待外れでしたか、パズル的面白さは予想以上でした。 ■攻略法を見なければ、難攻必死の激ムズ作品です。1回目でのクリアはまず無理でしょう。メモ用紙とペンも必携。 ■セールス的には判りませんが、日本一ソフトとFOGのコラボは一定の成果があったのではないでしょうか。次回作も期待しています。 |
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良 い 所 |
犯人を当てるだけでなく、毎晩行われる見立て殺人を防ぐことを要求されること。ここが従来の推理ゲームと異なり、毎回スリルを感じさせられました。見立て殺人の防ぎ方も、ドアの外で見張っているだけでOKだったり、殺人に使われる道具を全て隠さなければOUTだったりと色々なパターンがあってどきどきさせられました。 絵は「流行り神」と同じ人ですね。この人の描く人物はリアルで味があって好きです。 マリアンヌなどの遊び心も面白かった。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
皆さん指摘されてますが、人物に話を聞くとき、一度に一つか二つのことしか聞けず、もっと話を聞こうとすると、そのたびに部屋を出入りしなければならないこと。部屋に入るときのムービーも飛ばせず、これにはかなりストレスが溜まりました。 謎解きも、推理というよりは、限られた時間の中で、膨大な情報の中からフラグを見つけて立てていくというようなもので、お世辞にもよく出来ているとは言い難いです。特に、100冊以上ある本の内容をすべて調べて、必要なフラグを見つけなければならないことには唖然としました。 犯人の動機も、これだけ残忍な大量殺人を起こす理由としては薄いような気がします。また、館の大掛かりなしかけは、殺人現場の現実感を失わせて良くなかったと思います。おまけシナリオに宝探し編でも作って、そこで使えばよかったのでは? これも色々言われていますが、主人公の性格がヘンです。主人公は気弱できゃーきゃー泣き叫ぶ男・・・確かに斬新ですが・・・。「気絶しちゃうー」とか、20歳超えた男が言いますか?プレイヤーが○○は犯人だと思っても「犯人が○○という推理は怖いので止めておこう」、調べたい場所があるのに「怖いから調べないでおこう」・・・グーで殴りたくなりますよ。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
PS2では久しぶりの本格派推理ゲームとして、文句もあれど、犯人がわかるまでは、寝食を忘れて夢中になりました。メモを取りながらのプレイも久しぶりで楽しかったです。 この手のゲームは売れ行きが厳しく、作るのが難しいとは思いますが、メーカーの方には頑張って頂きたいです。 |
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良 い 所 |
一応推理する余地があるところ。 推理ものにありがちなほぼ一本道ではなく、 行動によって展開が多岐に渡る・・・・ことを目指していること。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
行動に制限時間があったり、話を聞ける回数が限られているのに 動ける範囲とキーワードが無駄に多い。 そのため、高ランクでクリアするためには、繰り返しプレイしつつ どうしても「ここで○○に△△について聞く」とか「ここで□□で××を見つける」など 推理メモではない”フラグ立てのメモ”を取る必要があり、 「状況を正確に把握しつつ推理をする」というよりは 「フラグの整理をしつつ”ゲーム”を攻略する」という感じが強く、興醒めした。 そのくせアリバイ表は限られた場所でしか編集できないし・・・。 その犯人の動機も無茶苦茶。 プレイヤーの行動によってキャラの生死が変わるという試み自体は非常に面白いが、 そのせいで分岐・フラグの管理が大変だったのか、 シナリオの進め方によっては話の整合性が合わなくなったりすることがある。 あと他の方も書いてますが、主人公の性格が無茶苦茶です。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
本格推理ゲームの形を取った「フラグ探しゲーム」という印象。 プレイを繰り返すごとに、初回プレイ時にキャラの言葉ひとつひとつを かみ締めながらプレイしていたことがバカらしく思えてきました。 本格推理を期待していただけに落胆は大きかったです。 これなら、ほぼ1本道でもクロス探偵物語やミッシングパーツのほうが推理している感がありましたよ・・・。 |
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良 い 所 |
ただ読み選択していくだけのものと違い 推理して殺人を予測できいろいろな方向に話を自分で持っていけるのが 面白いと思います グラフィックスはなかなか作りこまれていていいとおもいます。自分は みなさんがおしゃっているようなぺらぺらしたような感じは受けませんでした (人それぞれなのかもしれませんが?) | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
音楽が自分には合わずストーリーが洋館の中での殺人事件という 設定なのにもかかわらずなんかこうほわわんとした曲が使われることが多く なじめませんでした。 何度かGAMEOVERになったのですが既読スキップもなくそこもちょっと何度かやるという点ではじっくり読むところと分ける意味ではあったほうがいいのかどうかは疑問ですが やはりあったほうが良かったと思いますね | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
すごく期待していただけにがっかりしてしまったのもあるかと思います^^; 流行り神をやりこれもどうかなと思って買いましたが音楽とかの雰囲気がかなり 違っていてなじめなかったのもありました。流行り神2に期待します^^; |
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良 い 所 |
与えられた情報をただ読んでいくだけでなく、各キャラの何気ない会話、証言によって提示された膨大なヒント・キーワードの中から、「得るべき情報」をプレイヤーが考え、取捨選択し、それを元に推理を行ない、結果適切な行動をとれれば「事件が阻止できる」というシステムは斬新で、かなり熱中して楽しめました。そうやって正解を導き出し、犯行を阻止し、アリバイを崩すことができたときの達成感にはたまらないものがあります。 登場するキャラクター達も良い意味でクセの強い個性派が多く、推理の前提となる「情報収集」を行なうことで自然と愛着が沸くようになっており、「(殺害を)絶対に阻止してやる!」と奮起できる点は秀逸です。「真相」に辿り着くには彼らと「会話」を行なうのが必要不可欠なのですが、キャラの個性のお陰で「聞き込み」自体はとても楽しく行なえます。事件には関係なさそうなキーワードで「意外な一面」が見えてくるのも面白かったです。 クリア後にできる「おまけルート」のぶっ飛び加減。正規ルートのどこか重苦しい雰囲気をいいイミで台無しにしてくれてます。マジで笑い死ぬかと……。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
バグの多さ。 誤字脱字はまぁ何とか目をつぶるにしても、進行によっては状況の整合性が噛み合わない状態(死んだ人が生きてるように描写されたり、知らないはずのことを知っていることにされたり等)になることがあり、タチの悪いブラックユーモアでも見せられてるようで気分が萎えてしまう。 特に、「アリバイ崩し」を主題のひとつにおいてるにも関わらず、そのアリバイ表や提示される情報にバグがあるのはちょっと…。アリバイ確認の情報の中で「時間表記を間違えている」ものもあります。証言をよく聞いていれば間違いであることには気づけますが、アリバイ崩しをしなさい、といっているゲームで、これははっきり言ってあんまりだと思います。 システムまわりが微妙に不親切。 一人のキャラクターに、訪問一回につき一回(好感度が高ければ二回)だけしか会話できない、というのはちょっと面倒だった。限られた時間の中で、より多くの人から話を聞いたほうが良いですよ、という親切設計のつもりなのかもしれないが、かえって裏目に出ていると思う。「会話」そのものは非常に面白いだけに残念。特にやりにくいなと思ったのは「書斎」で「話す」「調べる」と「推理」が両立できないこと。「話して」「調べて」「推理する」、或いは「調べて」「話して」「推理する」という流れが多いので、せめて書斎でだけでも一度の訪問で両方できれは良いのに、と何度も思いました。 また「情報ファイル」が使いづらい。キーワード同様かなりの情報が登録されるのだから、せめてカテゴリわけしてくれるとか、一覧表示モードがあるとか工夫して欲しかった。物品を提示する際、なかなか目的の品に辿り着けずちょっとイライラしました。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
良くも悪くも「人を選ぶ」ゲームだと思います。万人向けではありません。 「探偵役」を委ねられてるのが実は主人公ではなく、「プレイヤー」であるというのがポイント。そのためか真相に辿り着きたければプレイヤー本人が積極的に考え、そして気づかなければならない、という仕様になっています。明確なヒントや得られた情報に対するシステム的なフォロー等はほとんどなく、そのための作業は全てプレイヤーに丸投げされています。真相に至るためのトライ&エラー的な「試行錯誤」や「作業」を楽しめるか楽しめないかで、大きく評価の分かれるゲームだと思います。 なおプレイヤー=「探偵役」という仕様のため、犯人やトリックそのものは「得られた情報をきちんと整理してよく考えればすぐわかる」レベルになってます。ですので「本格推理」のキャッチで、推理小説的なミステリを期待した方は肩透かしを喰らうでしょうし、推理慣れしたミステリ通の方も物足りないと感じるかもしれません。どちらかというと「ミステリ好き」より「推理クイズ好き」な方におすすめ。そして、『一度高ランクエンドに到達するまでは、一切の攻略情報に頼らず自力で進める』ことを推奨します。 あとそこかしこに「海外古典ミステリ」のネタが仕込まれてます。公式で見られるゲームの舞台である「館」の見取図で、部屋の名前に「ニヤリ」とできた方もそれなりに楽しめるかと。 また主人公を含む登場キャラを「気に入ることができるか」というのもポイントですね。私は彼らの個性や会話でのやり取りがとても気に入りましたので楽しめましたが、クセが強くて個性的である、ということは「合わない人には合わない」ということ。合わなかった場合、キモである「過程」が苦痛、ということになりかねないのでオススメできません。既によく言われていますが「女々しい男は嫌い」「ボーイズラブ的要素には嫌悪感しか感じない」という方は、プレイは避けたほうがいいかもしれません。 「プレイヤー自身が考え、推理し、積極的に事件に介入できる。それによって展開が変わる」というシステムは非常に好感触。久々に山のようにメモを取り、考え込みながら楽しくプレイできました。 まだまだ練り込みが足らない部分や改善して欲しい点などが目につき、完成度にはやや難あり……なレベルなのが残念ですが、「ゲーム」として決してつまらないわけではなく、むしろ上出来。ツボにさえハマればかなり楽しめる良作です。 これで終わらず、是非次につなげていって欲しいと思います。 |
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良 い 所 |
・クローズドサークルや見立て殺人など、ミステリファンにはうれしいシチュエーション。横溝正士や江戸川乱歩等のネタがたまに出てきてニヤリとする。 ・なんとなくゲームを進めているだけでは解決できない高めの難易度。じっくり推理することが必要なので楽しめる。 ・犯人を暴くだけでなく、主人公が実際に行動して殺人を阻止することができる。 ・キャラクターが練りこまれていて個性的(やりすぎ感もある) ・絵がシリアス系でかっこいい。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・BL(ボーイズラブ)的な発言や行動があるせいで、純粋な推理物ゲームと言うには違和感がある。 ・ボリュームが少ない。メイン以外にはおまけの読み物が2個あるが、自分でプレイできる謎解きものを入れてほしかった。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
推理物のアドベンチャーが好きなので、発売前から楽しみにしていました。やってみると自らの推理で殺人の予防が出来たりと、推理ゲームとしてなかなかやり応えがあります。(犯行の動機については、稚拙だと評価されるのも判る気もしますが、かといってありえないほどでもないと思います。もっとしっかりした動機のほうが良いのに越したことはありませんが) 見立ての謎を解いて次の犯行を阻止できるのは、かなり斬新。死ぬはずだったキャラを助けることが出来て、そのキャラからお礼を言われたときは相当うれしい。 特定の男性キャラが主人公(男)にBL的な発言を連発し、主人公も女の子のようなしゃべり方をするのには辟易(「ヘタレ」という設定なので仕方ないのかもしれませんが)。一応後でBLっぽい発言の理由なども明かされているのですが、それにしてもやりすぎだと思います。このゲームはそういう要素のない、ストイックな推理ゲームだと思っていたので正直がっかりしてしまいました。そういう要素があるならHP等に少し書いておいてほしい。 貴重な推理物ゲームとしては良く出来ているだけになんとなく惜しいです。面白かったといってすんなり知人に貸せない感じ。 少しでも推理ゲームにBL要素を入れてほしくないという方にはお勧めできません。 |
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良 い 所 |
音楽は雰囲気にとても良く合っていて良かった。 背景のグラフィックが完全3Dで臨場感があり、捜索している感を上げている。 殺害を未然に防ぐことが出来、なおかつ犯人を追及するタイミングも自由に選べるシステムは面白かった。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
人物の絵が、ペラペラした感じ(ペーパーマリオRPGのような、と言えば伝わるでしょうか)。その絵をスライドさせるだけの似非アニメーションはちょっと安っぽい。背景が綺麗な3Dでリアルなだけに、人物絵が浮いて見える。キャラデザイン自体はけっこいいとと思いますが。 主人公とその相棒のやりとりがやおいチックで嫌悪感を抱いた。あと主人公の言動がひ弱すぎ。いらいらした。 結局一度はリロードを駆使してコマンド総当たりをしないとナゾが解けない「本棚システム」。 捜査中に出てくるキーワードや物品が多すぎて、難易度が高い。 会話を一回する毎に部屋を出て他の場所へ行き、また戻って来ないと再び会話が出来ないシステム。個人的にこれが一番嫌でした。コマンド回数が限られているゲームシステムなので、ストレス溜まりまくりです。 好感度のシステムも個人的には無い方が良かった。相手に好かれる言動を考えるより、犯罪捜査に専念させてほしかった・・・と考えてしまうのは、キャラクターをあまり好きになれなかったからかもしれません・・・。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
このゲームはキャラを好きになれるかどうかで評価が分かれると思います。私は正直、買って後悔しましたが、やおいやボーイズラブが好きな、特に女性は楽しめると思います。キャラクターを好きになれれば、深くハマれる気はします。ゲーム全体の雰囲気は、3Dの背景と音楽の効果でとても良いし、殺害を未然に防げるシステムも面白いので、次回作ではぜひとも本職の探偵か警察を主人公にするか、今回の主人公をものすごく成長(精神的に)させて登場させて欲しい。個人的にはとても「惜しい」作品でした。 |
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良 い 所 |
・キャラクターの会話が面白い ・自由度が高く、自分で推理するというのが楽しめる ・行動次第で連続殺人を未然に防ぐことができるというシステムは新鮮だった | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・会話の回想ができないから犯人がたまに漏らす矛盾点がわかりにくい。その為に推理は自分の記憶に頼らざるを得ない為、犯人特定がめんどくさい。 ・一度犯人がわかってしまえば、アリバイ崩しは基本的に犯人が犯行を犯せるようにやっていけばいいので簡単に出来てしまう ・動機究明のきっかけを膨大な書庫の中からノーヒントで見つけなきゃならないので、こればかりは攻略サイトに頼らざるを得ないところがある。 逆にそのきっかけをつかんで聞き込みをすると事件の犯人と動機があまりにも簡単に読めてしまう | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
面白いことは面白いし、キャラもいい雰囲気を出してると思います。 でも、その半面でストーリーがありきたりで、ストーリーの意外性、どんでん返しがなさすぎる。 システムの着眼点が面白いだけにすごい残念。。。 |
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良 い 所 |
・文字が大きくて見やすい。 長時間文字を見続けるノベルゲーは、このくらいの大きさが一番いいと思います。 ・キーワードの量。 事件に関係あるもの以外に、ギャグ系のキーワードや、 キャラクターの意外な一面を見れるものまでいろいろある。 事件関係ばっかりのものだと息がつまるので、こういうお遊び要素は面白かった。 ・殺人を未然に防ぐことができる点 自分の行動が反映されたままストーリーが進むのはプレイしていてとても楽しい。 なかなか斬新なシステムだったと思います。 ・キャラクター 個性的。好感度システムも思った以上に楽しめました。 キャラデザも変に媚びた絵じゃないのが◎。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・良い点にも書きましたが、関係ないキーワードが多い点。 いろんな話が聞けるのが面白いんですが、 どれが事件に関係あるかはつきつけてみないとわからない。 結局のところは総あたりになりやすい。 ・犯人の動機がイマイチ・・・。 全員を惨殺するくらいなんだから、もう少し説得力がほしかったです。 ・アリバイ表。 いつでもいじれるというわけじゃないので、常にメモをとらなきゃいけない。 正直めんどい。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
今作のシステムが面白かったので、次回作もでたら買う予定。 その時は、キーワードは今の量を維持か、もっと増やしてほしい。 これもこのゲームの味だと思います。 推理ゲームが好きな人にはお勧めです。 |
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良 い 所 |
主人公の行動次第で殺人を未然にふせげる、という設定は新鮮で面白かった! いろんな「キーワード」をキャラ達に聞いて、事件関係の話から雑談まで、いろんな会話ができて楽しい。 キャラゲーだ、と言われているのもわかりますwただその分、キャラの個性が立ってるし、愛着も沸くので「助けなきゃ!」という気になって良いです。 ストーリーの本道は一本道だけど、かなりのやりこみゲー。 まず一周目は雰囲気とシステムに慣れ、2周目からやっと動いていける感じ。 かなりの時間遊べる。 おまけシナリオは短いけど笑えたw | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
同じ人と何回か話をする場合、いちいち移動しなきゃならないこと。これはホントーにめんどくさかった。質問キーワードがかなりの量用意されてるのに、最高2回ずつしか聞けないなんて、いくらなんでもあんまりだと・・。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
主人公は怖がりで泣き虫ですが、動かすのは自分なので変に行動力はあります(笑) たしかに万人受けする主人公ではないけど、よほどの拒否反応をおこさないかぎりは大丈夫じゃないかと。 実際、私も最初は「えぇ〜!?」という感じでしたが慣れました(笑)むしろ物分りが良すぎて勝手にどんどん進んでしまうキャラではないので、自分が推理しているんだ、という気になりました。 久しぶりに本格的な推理モノをやったという感じです。面白いです! 続編がでたら買います! |
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良 い 所 |
・会話が面白かった。ついつい、絶対推理には関係のない言葉を使ってみたくなる ・自分で考えながらゲームを進めていくと、ちゃんと殺人を阻止できるので達成感がある。昔にあった高校生クイズの推理クイズを自分でやっている感じ ・グラフィックはきれいだと思う ・キャラが個性的 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・男性に比べ女性が少ない(ゲームをやっていて、がっくりしてしまう人物がいた) ・主人公の立ち絵をもう少しほかのキャラぐらい多くしてほしかった。ほかのキャラが真剣な顔をしている時に、主人公はのんきな顔で違和感を感じた(自分は主人公好きだったので) | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
私はとても好きなゲームです。ストーリーもつっこみながらも、楽しんでできました。でも他の方も書かれているようにストーリーは好き嫌いが分かれると思います。女性向けにできているような気がしてしまうので、そういうのがだめな人は少しきついかも。 主人公はなよなよしてるけど、私が犯人や被害者だったらこの主人公の存在に救われた気がするかも・・・と思いながらゲームしていました。 でもそれを引いても、探偵気分が味わえる貴重なゲームだと思います。私は始めてペンをとりながら、ゲームをしました。続編ぜひ出してほしいです。 |
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良 い 所 |
プレーヤーに推理する事を要求してくるシステムや、探偵や刑事の気分を簡単に味わえるキーワードを使った聞き込みなどのシステムが、ただテキストを読みたまに分岐選択のゲームより斬新で楽しい。 本格推理の探偵役には‘犯人が大体犯行をやり終えるまでは後手に回り、連続して人が死んでいくのに最後の謎解きまではたいした事はできない’といった様なお約束の型があったりする。 しかしこのゲームの、犯人の狙いを読み阻止しして登場人物を守ると言う目的も斬新で面白い。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
シナリオ展開がプレーヤーの行動によりもっと多様な分岐をするものと期待していたのでやや残念だった。犯人に狙われた人物が殺されるか助かり生きているかの違いで、話の大まかな流れは変わらないまま。 犯人を指名できないまま最終日まで過ごしバットエンドとなったのだが、その際に推理せずとも犯人がだいたい解ってしまいそうな終わり方だった。 犯人指名ができないプレイヤーに対するヒントなのかもしれないが、私にとっては露骨なヒントで次週からのプレイの面白味が半減した。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
ミステリー好きが推理小説を読む際でも、本気で推理しながら読む読者は少なく、せいぜい予測や予想する程度だと言います。私も例外ではなくその多数派に入ります。 ですが、このゲームのシステムからはプレイヤーに推理をさせよう、推理を楽しませようとする開発者の意図が伝わってきました。 こういった趣旨、開発方針のアドベンチャーゲームを是非今後も出して欲しいと思います。 |
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良 い 所 |
キャラクターがいい。 殺されてしまった人に、ちゃんと皆が手を合わせていたという描写に ちょっと感心してしまった。(ゲームでは殺されっぱなしですよね。大体) アリバイを崩すのが楽しい。 1回目で殺害阻止出来ず、 2回目でちゃんと阻止出来た時は本当嬉しい 会話が豊富 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
道具の選択が多過ぎて、少しめんどくさい。 せめてもう少し快適にして欲しかった。 聞き込みがめんどくさい(会話自体は楽しいけれど) 1回の入室に1回しか質問出来ないのはどうかと思う。 (好感度が上がっても2回) 犯人がわかりやすい。 犯人が違う話とか、引っかけがあるとか もう1つ何か欲しかった。(オマケはあるけれど) 散々書かれているけどBL臭 気にしないようにしていたけれど、 主人公が男の肉体美を褒める描写があった時はさすがに引いた。 (その上、女性への反応はかなり薄い) いっそ主人公、女で良かったんじゃない?というような扱いを受けている。 死体の描写があっさりしすぎ。 殺害現場を調べる面白さが少ない。 (もっと探ったら何かでてくる?的なことはない) 犯人を問いつめる時、ちょっとでもミスったら即アウトなのでセーブ、ロードが必須。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
BL臭が確かにあったけど、 自分的にギリギリセーフだったので楽しめました。 気になりすぎて買ってみたのですが、後悔はしてません。 続編出たらきっと買うと思います 個人的な意見ですが「警視庁怪奇ファイル」が好きだったので、 (だから買った)もう少し恐怖感が欲しかったです。 |
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良 い 所 |
◎オリジナリティ 設定は王道とはいえ、ありがちなコマンド総当り式ではなく、行動できる時間がゲージで決まっていて聞き込みや調査に今までにない緊張感が生まれる。好感度システムはこの手のゲームでは斬新で、人物リストの表情や部屋に行った時の扉の開き方などに変化があって面白い。なによりもともと珍しい推理アドベンチャーゲームを出してくれることだけで、ミステリーファンととしてはうれしい。 ○音楽 シーンにあった音楽を使い分けていて、ゲームを邪魔していない。緊迫感あるBGMが世界観にマッチしていた。 ○グラフィック たち絵の好みは別にして、何パターンもの一枚絵を駆使して遠近を表現しているのが臨場感があり良かったと思う。ただ逆にポリンゴンは並以下。 ○キャラクター 得点項目にキャラがないので点数はつけられないが、このゲームでもっとも好みが分かれるのがキャラであろう。すぐ泣く、気絶する主人公は初めてで、ある意味斬新だった(へたれに苛立つ人は危険)。最後の主人公による犯人説得シーンはなかなか良かった。主人公のキャラが生きていたと思う。 男キャラが多く気持ち悪いとの批判もあるが、個人的には特に気にならなかった。(そういうのを気にしだすと止まらない人も危険)。数少ない脇キャラも個性が強く、色々話を聞いていくうちに新たな一面が見れたりして愛着も湧きやすい。ボイスがなくても問題なく感情移入できた(テキスト読むのめんどくさい人最も危険)。●奈には見事に騙されたけど(犯人という意味ではないです) | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
△ストーリー このゲームはストーリーを楽しむゲームではないと思う。能動的に調査したり会話して世界観を楽しむゲーム。ここがこのゲームを楽しめるか否かの分岐点。 会話をもとにアリバイ表を自由に作成して矛盾を見つける、見立て殺人の謎や凶器を探して犯行を防ぐ、登場人物から様々な話を聞いて動機を探る…いってみればクロスワードに近い感覚…かも?間違っても攻略サイトのお世話になってはいけないゲーム。(もちろんアリバイ崩しが苦痛と感じたならとっとと攻略サイトでクリアしちゃったほうがいい) あとバグなのか、気づいていたけど修正が間に合わなかったのか、エンディングで好感度が高い人から手紙が届くのだが、死んでしまった人が明らかに生きている設定になっている内容があった。一番余韻を楽しみたいエンディングでこのミスは致命的。 △快適性 オート、既読スキップもできるし、右手のみプレーも可(L1だけは無理だが)。ロードも移動も快適。だがいかんせん、聞き込みが苦痛すぎる。好感度システムで高い人は何回か連続で話はきけるが、低い人はたった1回しか聞けない。そのつどドアノック→扉が開く→1回話す→移動→ドアノック→扉が開く→1回話す→移動…違和感ありすぎ。しかも時間ゲージがあるのでうろうろしてるとすぐタイムアップ。まあ好感度高い人からはいっぱい話きけて低い人は語らず…という設定なのはわかるが、せめて1日の行動パート内で会話の回数制限を設けるとかしてほしかった。 △熱中度 ストーリーはあってないようなものなので、アリバイ崩し、犯行防止、動機解明を能動的にこなせる人なら熱中できると思う。ただし、こういうゲームの性質上、犯人が判明した後は一気に熱が冷めやすいので注意(クロスワードを埋めたあと、また同じクロスワードに熱中できないのと同じ)。おまけやCG回収などもあるがあくまで惰性に過ぎない。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
間違いなく人を選ぶゲームだと思う。推理アドベンチャー好きでも賛否が分かれそう。個人的には絶滅寸前の推理アドベンチャーを開拓しようと努力したメーカーに拍手を送りたい。ミッシングパーツ、クロス探偵物語、かまいたちの夜、逆転裁判…名作たちの仲間入りとまではいかないが、今後の推理アドベンチャーを引っ張るシリーズになることを切に願う。 無理を承知でいえば、2人目以降の殺人の順番をランダムにしてほしかった。せっかく犯行防止という素晴らしいシステムがあるのだから、見立ての要素を増やして(あれだけ書棚に要素がいっぱいあるし)、次は誰が殺されるかわかりませんよ的なシステムなら何回でも楽しめると思うのだが…やっぱ無理かな。でもそんな期待を抱かせてくれる可能性に満ちた作品だった。次回作必ず買います。 孤立した洋館で次々に起こる連続殺人事件。くせのある怪しい容疑者たちと対峙し、見立て殺人の謎の解明や犯行を防止しながら、見事犯人を突き止められるか!こんなキャッチフレーズにわくわくする方におすすめします。 |
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良 い 所 |
私は殺人事件もののADVが大好きなのですが、やはり自分で推理する部分があるというのは非常に楽しいです。 キャラクターも非常に、よくキャラが立っていて、そのへんのアニメ絵系ADVではいないような面子が楽しかったです。 絵もおたく臭くなく、いいカンジでした。 熱中度・ストーリーに5をつけましたが、近年毎日何時間も夢中になったのは稀でしたし、Sランクでのラストでは涙ぐむほど感動してしまったので5にしました。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
進め方によっては話につじつまが合わないことがある。 これはおそらく膨大な分岐の中の微妙な会話の違いからくるものなのでしょうが、主人公が知らないはずの情報なのに、知ってるフラグが立ってる状態で話しかけてこられたり、自室で寝たはずの主人公が朝起きたら一晩中狙われてる人を警護していた〜なんてことがありました。 書斎では推理・話す・調べる等ができるのですが、推理だけはほかのコマンドと一緒に選択できない。 これにより、調べてから推理〜となると、一回部屋を出て他の場所に行って、もういちど書斎に行かねばならない。 これと同じように同じ人と何度も会話したかったら、会話→他の場所へ行く→会話したい人に会いに行く、と連続では選べないようになっています。 これがせめて会話終えて部屋を出たときに「もう一度話す」というコマンドがあればなぁと…。 物品ファイルが選択しずらい。数多いのに一覧とかないんで選びづらいです。 犯罪防止が簡単すぎる。 他部分の推理等にくらべ難易度が違う分、防げるけど犯人が分からないって事態に自分は陥りました。…まあ、私だけかもしれないっすけど^^; | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
総合的に見ると、非常におしい作品!ってカンジです。 話もキャラも面白く、自分で考える部分も多く推理ADVとしては間違いなく傑作の部類だと思います。 しかし、悪いとこでも書いたようにツメが甘いというか…今一歩万人に薦められるものではないかな?って思っちゃうんですよね。ほんとあとちょっとなんですが。 しかし推理ADV好きには断然お勧めですし、おまけ等もあり、この類としては一度クリアしただけで終わらない点も高評価だと思います。 最近はADVといえばPCからの移植やそれを模倣したような、小説に絵をつけただけのダラダラと文章だけがくどく長いノベル物ばかりなカンジですが、こういう作品がどんどん出てきたらADVというジャンルもまだまだだいじょうぶかなって気がします。 ほんとPC系ADV製作の方は少しは見習って欲しいですよw いろいろ書いてきましたが、私は買って非常に満足でした。次回あるなら買いたいし、ミッシングパーツ未プレイなのでやってみようかな〜って思ってます。 推理物好きはぜひやってみてください^^ |
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良 い 所 |
聞きこみ調査のたのしさ 限られた行動制限の中で、豊富なキーワードから、事件の動機・アリバイ・犯人像など をしぼっていく作業がスリリングでよかった。 また、登場人物のアリバイ表を調整できるのは斬新だった。 いちばん頭を使うのはこの作業ですが、マップ上で人物の動きを確認できるので たいへんわかりやすい。それを使い犯人に矛盾を指摘できたときの嬉しさは格別だった 自分の行動次第で、犯行そのものを防げるというのは斬新。 このシステムのおかげで、ミステリ(サスペンス?)ものでありながら、登場人物「全員」に感情移入できた キャラクターに関しては、 男性陣が気色悪いとみなさん非難轟々のようですが(笑) 別にそんなことはなかったです。相変らず個性的な、クセありまくりの面子をそろえてくれてます ひ弱でナイーブな主人公ですが、それゆえにか心を動かされるシーンがありました 爆笑必至のおまけシナリオ 15分ほどの内容ですが、これのおかげでプレイ後感がたいへん清々しい(笑) ミッシングパーツの時からそうでしたが、あいかわらずボケツッコミの間取りが上手く 数行おきに笑わせてくれます。ミステリのお約束を逆手にとったギャグにマジで腹を抱えました | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・恐怖感が薄い 「犯行防止」を目指すシステムであるがゆえに、事件怪傑に奮闘すればするほど 恐怖感が減っていくジレンマ。何とかこの矛盾を解消していて欲しかった、 ・その犯行防止も、あまり推理の必要がない。 屋敷内の凶器探し(見つかるかどうかはほぼ運頼み)にかかる手間が大きく、頭を使う余地がない ・殺人事件でありながら、登場人物に緊張感がうすいこと 真面目に事件解決に奮闘しているのは主人公ひとりのみ、 残りの人物は部屋に引きこもりっきりというのは、やはり不自然。 また、緊張感を演出してくれるキャラクターも少なく、 どうもボケぇっとした人物が多い。ライバル役や敵役などピリピリした関係がほしかったところ ・犯人への追及、において証拠の物品の突きつけなど、わりと勘を頼りに選択していても正解してしまい 事件の全容がみえてきてしまう。運任せの不可能な文字入力システムなどのほうがよかった また、実際の犯人以外にほとんど追求できないのもさびしい(犯人以外を指名すると、BADエンドいきが決定される) ・聞き込みのキーワードが少し多すぎた。似た語があったり、回答をはぐらかされることももあったりと、重要な証言がとれるかどうかは わりと運頼みになってしまう。もう少しキーワードを厳選して、その分行動ゲージをへらせばよかった あとは… ・同じ人物に再度する質問が面倒(必ず部屋間を移動しなければならない) ・犯人の行動がわりと衝動的で、一貫性がなくあやふやな所がある また、最初に疑わしいと思った人物が、そのまま犯人だったのも多少萎えた 他の人物に猜疑心をむけるイベントをばらまくなど、もっと工夫が欲しかった ・BADエンドに、とってつけたようなものが多い。とくに登場人物の皆殺しルートなどは もっと恐怖感を演出することができたはず ・最高のSランクルートを見るための条件(の一部)が不自然 セーブ&ロードが必須であり、その分緊張感が薄れる | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
ミッシングパーツシリーズがかなり楽しめましたので これも期待してましたが、やはり良い内容だった もともと、こうした殺人モノで感動したことはなかったが このゲームの犯人の説得シーンではウルっときた。 飾り気の無い主人公の、必死の説得に胸を打たれました 傑作!…とまで言えませんが 推理アドベンチャーの面白さを再確認できたゲームでした 次回作をにおわせる台詞などもありましたので、この作品を起点にして ミッシングパーツシリーズのように、また物語を膨らませていってほしいのですが……期待。 |
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良 い 所 |
●オリジナリティー 犯人を推測し、以後の犯行を阻止するだけの従来の推理ものとは違い、犯人特定と平行して連続殺人を未然に防ぐ(殺人に使われるだろうアイテムの回収、蔵書の選定、次の被害者になるだろう人物への警告、護衛等)という部分が非常に斬新です。 なので本来ならば5点としたい所なのですが、まだ実験段階というか荒削りなまま世に出してしまった感もありましたので、次回に期待する意味も込めて一点引かせていただきました。 ●グラフィック キャラデザが世界観にマッチしているので(プレイヤーに媚び過ぎず、かといって没個性過ぎずの絶妙な味付け)、多分見た目の上では嫌いになるキャラが一人もいない事と思われます。 なので自然と全キャラ助けたくなり、このゲームの目的にプレイヤーを沿わせる事に上手く成功しています。(逆に、自分の推理が至らずお気に入りのキャラをうっかり死亡させてしまうと物凄く凹みますから…;) ●音楽 推理ゲームの音楽はとにかく、プレイヤーの思考を邪魔しない事に尽きます。 そのお約束をきっちり守っているが故、印象には残り辛いですがいい仕事をしていると思います。 ●熱中度 このゲームでは、聞き込みでキャラに話しかける時に話題となるキーワードが必要となります。 で、このキーワードというシロモノ、大抵はゲーム中に自動で入手したり、キャラと話したり蔵書を読んだりアイテムを調べたりすれば出現するんですが、中にはコンボのように特定のキャラと特定のキーワードを繋げて行く事でようやく出現するという厄介なモノもあります。 が、隠されたこれらのキーワードを探し出す&新たに手に入れたそれを使ってそれぞれのキャラのリアクションを確かめに行く、という作業が何故だかとても楽しく、熱中します。 ●満足度 ゲームは一回やれば満足、という人はかなり物足りなく感じるかも知れませんが、エンディングのランクも複数ありますし、また同じランクのエンディングでも誰と誰が生き残っているか、またその中でも誰が一番好感度が高いか、といった要素で演出内容の異なるランクがある為、全てのパターンを見るのは実はかなり大変な作業だと思われます。 ●快適さ 一応、テキストゲームに必要なシステム(メッセージ読み返し、オートスキップ、ほとんどの個所でのセーブ&ロード機能)は一通り揃ってますので、コマンド総当りも割合やりやすい筈なのですが…。 (以下は悪い点にて) ●難易度 推理ゲームが苦手の人には難しいでしょうが、推理慣れしている人、もしくはゲーム序盤で運良く物語の核となるキーワードを入手してしまった人には一転、赤子の手を捻るも同然の難易度になる事もあるでしょう。 かくいう私も普段ほとんど推理ゲーをしませんが、2周目プレイでSランクを取れてしまったので着眼点さえ間違っていなければ、誰でも真相に辿り着けると思います。 よって2点。 ●その他 とにかくキャラが立っています。私は会話している内に全てのキャラに愛着が湧きました。 そのおかげで気に入ったキャラには事件そっちのけで関係ない聞き込みをする為、完璧に殺人を防止し続けているとうっかり命を狙われているという危機感が薄くなる可能性も(笑)。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
●快適さ 主人公の自由行動に制限がある上、アクションゲージの消費量が超分かり辛いです。 こればっかりはきちんと数値化して欲しかった…。 (うっかりしていると肝心な事をやり忘れたまま時間切れ、なんて事にも) 更には上記の制限&キャラに好感度が設定されているので、一回のプレイで世界の全容を知る事は事実上不可能に近い事。 全蔵書読破&ファイルの???欄を全てオープンにしてやり残した事なくクリアしたいタイプとしては、二周目以降に既読の情報が持ち越されないと知って切ない涙を流したヨ…。 あと、おまけのCG集に一切コメントが付けられてないので、重要なシーン以外は一体どのシーンのスチルなんだか判別がつきにくくて困る。惨殺シーンとほのぼのシーンがごっちゃになって表示されるのも個人的にはどうかと。 更には、クリアしても結局よく分からない些細な謎が結構残っている事。 続編への布石なのかもしれないし、続編は是非出して欲しい所なんですが、そんな私でも流石にこれはアンフェアだと思う。 ●ストーリー とにかくライターさんが自ら首を締めるゲーム仕様(プレイヤーが取った行動如何により何通りも複雑に分岐が派生する厄介な仕組み。当然ボイスなど入れる容量も時間もなかったと思われる)なので、テキスト量から考えても仕方ないのかもしれないですが、今までの推理ゲーに比べると核の部分であるストーリー、特に事件そのものは非常にこじんまりとしてしまった印象です。 まあ、このゲームの本当のキモはキャラとの面白会話にこそありますので、ストーリーに期待している方は間違いなく肩透かしを食う事でしょう。(逆に会話があれだけ面白くて、ストーリーも濃かったらそれこそ推理している時間がなくなりますって) ●その他 特に男性プレイヤーの方に言える事ですが、Sランクを取らないと理解し難い事象が多々ある点。 そして、それを知らないが故に起こる嫌悪(何故和があんなに女々しいキャラでなくてはならなかったのかとか、何故日織がBLと見まごう程に和と親密なのかとか、事件のそもそもの動機が何故ああも稚拙だったのか、とかね。Sランククリア後、私は自分なりにキャラを考察してきちんと納得する事が出来たので。…ま、それをさしおいても日織の行動&言動の数々は多分に女性向きではありますが・苦笑) | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
え〜、このゲーム、表面上は確かに本格派推理アドベンチャーなのでありますが、蓋を開けてみればキャラゲー(エロのないBL的要素を一部含む)+推理ゲーという、あらゆる意味でプレイヤーを惑わせるトンデモor素敵なゲームに仕上がっております。 なので、このゲームをこれからプレイしようと思っている方に向けての注意点など。 ●プレイをお薦めしかねる方 ・自分で動かすキャラが軟弱な成人男子だなんて到底我慢出来ん!という漢気溢れる方 ・硬派な推理ゲームを求めている方、また推理が鋭い方(あっという間に終わる危険性も) ・ボーイズラブ的な要素がちょっとでも入っているともう無理、吐くという方 ・女性キャラ狙いの方(めっさ少ないですよ。一人でも気に入れば別ですが) ・詰まるとすぐに攻略情報に頼る軟弱者(和の事どーこー言えませんぜ) ●プレイを強く推奨したい方 ・キャラ表を見て一人でも好感触を持った方 ・推理ゲームを普段余りやらないという方 ・キャラゲー大好きな方 ・ボーイズラブのように予め用意された世界ではなく、一見何でもないゲームの中から思わぬ掘り出し物を探し出すのが好きだという通の方(笑) ・逆ハーレム好きな方(主人公は色々なタイプの男性キャラに気遣われますので) ・女々しいキャラ&ボーイズラブ的要素が特に気にならない方 …といった所です。 ちなみに私は日織がはっきりきっぱり好きなので、このゲームはもう楽しくて楽しくてしょうがねぇ&事件そっちのけでキャラ自体に隠された謎を探し出すのが面白くて堪らなかったんですけどね。 まあ、感想は人それぞれなので楽しむ人がいる一方で、不快に思う人がいても仕方のない事だとは思いますが。 で、提案ですが、どうしても買ったゲームを外したくない場合は、保険として先に体験版のプレイを強くお薦めしておきます。(ちなみに「雨格子の舘」もちゃんと体験版ありましたよ?雑誌の付録だったのでタダという訳にはいきませんが、予約してまで買って後悔するなら安い投資って事で。ちなみに私は最初ノーマークだったのに体験版でキャラの会話と推理の面白さにハマリ、即購入を決めたクチです) …とにかく、私にとってこのゲームは絶対に売らない&続編切に希望な素敵ゲームとなりました。 ただ、皆様も揃って書いていらっしゃるようにキャラにクセがある為、残念ながら全ての方に薦められるゲームではありませんけどね。でも、機会に恵まれれば是非とも触れて欲しい一本です。 推理部分はとても丁寧に作られていますし、キャラも、ハマればすんごい面白いキャラゲーとなる事請け合いですんで! |
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良 い 所 |
・落ち着いた感じの絵がいい。音楽もあってる。 ・崖崩れのせいで陸の孤島になった館が舞台で、見立て殺人が起こるなど雰囲気だけなら本格推理っぽい。 ・年齢がばらけた個性的なキャラたちが魅力的。 ・文章が読みやすくテンポがよい。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・計画的な犯行のわりに、結果は偶然に頼りすぎている。 ・犯人の動機が無茶苦茶。あれが大量殺人の理由というのは無理がありすぎるし、まるで説得力がない。 ・主人公の性格と口調が受け付けない。最初はそうでもなかったが、死体発見場面や探索で「やだーっ」とか「〜だもん」とか甘えた態度にイラっとしてくる。おまけにすぐ泣く。 ・いくら童顔でも20歳過ぎの男相手に「かわいい」とか周囲のキャラクターが言うのはどうかと……。天然系いじられキャラだといっても、変な方向で狙ったような演出が少々鼻につく。そのわりに主人公のデザインがかわいいとはお世辞にもいえない(むしろ凡庸な印象がある) ・同じ文章が2度出る。話の前後で整合性がとれない(部屋で寝ていたはずなのに、脈絡もなく被害者(候補)の部屋で話をしている)。誰にも言わないと約束したキャラクターの秘密を相棒との会話でふつうに話している。 ・会話で選択できるキーワードがどれも怪しげで、初回プレイでは総あたりで会話を進めるしかない。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
・個人の好みもあるでしょうが、主人公が苦手なタイプだったので、主人公が主体的に会話に参加する場面は苦痛でした。この性格ならせめて10代にするとか、もう少しやりようがあったのでは。 ・推理ゲームとしてみると、かなり粗が目立つ。アリバイ崩しぐらいしか推理要素がない。犯行動機にいたっては、呆れるほかない。だが、キャラゲーとしてみるなら、サブキャラがいい味出していた。 |
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良 い 所 |
・限られた行動時間でいかに事件を解く鍵を見つけられるか、がこのゲームの売り。コマンド総当り式じゃないので、難易度は高め。 ・犯人がわかっていても、トリックや動機をしっかり考えさせるところがこのゲームとしていいところ。 ・移動が簡単。移動時のエフェクトはまあ許せるかな。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・主人公とヒヨリのキャラ ナヨナヨし過ぎて緊張感がない。この手のアドベンチャーだと男女カップルだが、このゲームは男カップル。特に主人公、目上の人には強気だけど、恐怖にさらされると「怖いよ〜助けて〜!」ってモヤシぶりを発揮、こんな主人公に感情移入できません。こんな奴、俺が犯人だったら真っ先に倒します。 ・情報選択メニュー LかRで一個一個めくるのがわずらわしい。て言うかめんどくさい。 ・捜索について 行動時間限定はいいけれど、一人の人と連続で話せない。話し終わったらいったん部屋を出て別の場所に行ってまた戻ってこなければ「話す」コマンドが使えない。何でこんなシステムにしたんだろな?単なる時間稼ぎか? 実際何度も人の部屋出入りしてたら怒られると思うけどな。 ・推理場面が限定されているところ 他の方がおっしゃっているどおりです。 アリバイ表変更などを特定の場所じゃないと出来ないところ。 ・ストーリーにいくつかバグあり 4日目で死んだはずなのに、それ以降で本人が生きているかのような選択肢が発生。 「弟切草」ほど話の矛盾はないけど。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
ストーリーとしては面白いです。犯人の形跡がつかめた時は嬉しいです。 問題はゲームそのもののシステム。メニューが使いづらいのや、肝心の推理が特定の場所じゃないと出来ないのは問題外。 |
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良 い 所 |
・オリジナリティー 今まで有った用でなかなか無かった細かいところまで調べれる推理物、様々な部屋を探索しながら情報、小道具を集め、アリバイ、トリックを崩し動機を調べてゆくゲーム、主人公が普通な人間(むしろヘタレかも)なので他の推理物のように勝手に一歩前を歩いてゆく事はあまりない、自分が推理してるんだって実感出来るのが凄い良かった、よってオリジナリティには満点。 ・グラフィック これに関しては悪い所も良い所も有ります、とりあえず推理ゲーに合った絵だと思います、静奈がほんと可愛い、殺害阻止した時感動した、数少ない女性だからかもしれないけどw ・音楽 あくまで普通かな、雰囲気は出てたと思う、が欲を言うともっと感動する曲も欲しかった。 ・熱中度 いろんな推測をしながら、もしもあの時ああ言う事を取ったら?とかなんでこーいう殺し方なんだろう、とか、これは何かと関係してるのだろうか?とかまじで熱中した、一周目、犯人も謎、目的も謎、動機も謎、なにもかもが謎すぎて無茶苦茶先が気になり睡眠不足に陥った、自分が3年ぶりの推理物をやったという事もあるのだが、久々にゲームで熱中した、なので個人的だけど間違いなく満点。 ・満足度 上記でも述べてますが、ほぼ満足、自分が予想してた通りの出来だった、各キャラENDや2周目設定も施されているので長く遊べると思う、また無駄な行動も意外な展開に変わる可能性があるので脱線したやり方も良いかも、ボイスに関しては欲しい事は欲しいがテキスト量が尋常じゃ無いのでしょうがないと思う。 ・ストーリー これも個人差があるかも、面白いところは面白い、悪いところは悪い。 とりあえず高感度システムは良かった、また脱線した行動で意外な事実が解るのも良い、あるキャラに関してはまじでびびった(いや引いた?) また超展開みたいなのはとりあえず本編では一切無いので好感が持てる、隠しシナリオはまだなので知らないけど。 ・難易度 殺害阻止自体はセーブ&ロード繰り返せば簡単、ただそーいうゲームじゃなくアリバイを崩し、トリックを解き動機を調べ真相に至るのがメインなのでかなり難しい、自分は一周目ノーロードだったので殺されまくりで犯人すら検討が付かなかった、一周目はロード無しプレイをオススメする、また高感度システムでくれる情報、行動も変わってくるので余計難しくなってる、でも推理物は難しい方が良い、なのでやはり殺害阻止はもうちょっと難しくてもよかったかもしれない。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・グラフィック ちょっとまじでキャラクター男多すぎ、そしていちいち会話行動等がきしょく悪い、はっきり言うと最近流行りの騙し討ちソフト女性向け、ほんとに騙し討ちで何も言わずに売るのやめてほしい、男は男同士のベタベタした会話、行動に嫌悪感抱くの解ってほしい、これのせいでこのゲームの印象がかなり悪くなっている、だがそれにより女性陣に貴重性がわくので悪いとは決め付けれない、だが萌え路線に走られるのも勘弁、ようするに男の会話は普通にしてほしかった、あと、主人公、20才超えてあのヘタレっぷりはやばくね?w 推理展開などは良いのにとても残念です。 ・快適さ これは惜しかった、やはりいつでもアリバイ表はいじらせて欲しい、いろんな人から会話聞いていちいち部屋に戻ってアリバイ表いじってたら行動時間余裕で足りなくなる、メモ必須だと思う、ゲーム内で見たい会話のみ記憶させて欲しかった、あと部屋で会話出来る回数もうちょっと多くしてほしかった、他は特に問題無し。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
とりあえず購入検討してる方は他のレビューも読んだ方が良いでしょう、間違いなく万人向けでは無い、自分は男性陣の問題以外は満足でした、クオリティーを維持して男性キャラのきしょく悪さを治してくれれば名作になれると断言します、推理ゲーとしてはかなりLV高いかと、次回作期待してます、是非作って欲しい。 |
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良 い 所 |
◎殺人を事前に防止するという発想は見事。アリバイ表作成などのシステムも、他のゲームにはなかなか無い物。 ○ネタばれ攻略法を見なければ、難易度は高い。推理ものには最低限この難易度が必要。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
△犯人もトリックも動機も自分では分かっているのに、どうしても最高ランクでクリアできないということがまま発生する。(犯人の好感度不足なのか?) 推理系アドベンチャーゲームにキャラ好感度は邪魔じゃないだろうか。殺害防止に失敗していると、だんだん皆が信用してくれなくなるというのは、現実的で良いかもしれないけど…… △ストーリーの大筋は一本道となっており、一周完璧にクリアしてしまうと、他にやることがほとんどない。隠しおまけルートはあるが、短い。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
予想通りの面白さ。だけど、予想以上には面白くなかったことが不満です。 この手のゲームが好きであれば、値段相応の価値はあると思います。 |
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良 い 所 |
・本格派推理アドベンチャーという売り文句に恥じない仕組みはできていた。今までの推理ゲームと比べ、線引きできるものが十分に詰め込まれていた。 ・個性豊かなキャラクター。ミッシングパーツもそうだったが、とにかくキャラが立っている。会話内容も面白い。 ・おまけシナリオ(笑) | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・書庫推理とアリバイ表を随時開けるようにもしてほしかった。メモをとるのも味わいがあるのだけど… ・友好度による会話回数の制限。同じ人に話を聞くためには違う場所に行って戻ってこなくてはならない。これは不親切だろう。1日に○回までという制限はあってもいいと思うが、何回も違う場所に行くのは面倒。それを考えれば快適さは1点でもいいくらいだが、総当りが基本に近いジャンルだけに、あえて2点に。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
満点ではないけど80〜90点をあげれる出来だった。新境地を開拓した意欲作だということを踏まえれば、やはりフォグの人たちは凄いですね。 少し色々詰め込みすぎたかなという気もするし、最後はツッコミどころもあった気もするが、それに目を潰れるだけのものはあると思います。 シナリオに関しては、どんなものでも「こんな小説あったような」となるのは仕方の無いところだし、目新しさはなかったかもしれないが、いい話の部類ではないかと。 ぜひ続編で、これを進化させたものをプレイしたい。どうにか次へ繋いで欲しいです。 |
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良 い 所 |
・キャラが個性的で楽しい ・キャラのデーターベースを埋めていくのが楽しい ・耳に残る良曲がけっこうある(OP曲が特に好き) ・犯人当てだけではなく、殺されるキャラも推理出来て助ける事ができる ・ただテキストを読み進めて行くだけではないので飽きにくい ・クリア特典も工夫があって良い ・キャラの絵が雰囲気にあっている ・1度やっただけではほとんど何も分からない、何度でも遊べる ・セーブがだいたいどこでも出来る ・ストーリーは先が気になり、早く読みたくなる。引きこまれる。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・アクションパートのきつい制限時間 ・庭や地下などCGが粗いところがあり、綺麗なキャラの絵がういて見える ・攻略本等見ずに最高ランクを取ろうとした場合かなりの時間を必要とする ・書籍推理、一度決定してしまうと翌日まで変更できない ・個人的に感じたことだが、BL(ボーイズラブ)ゲームみたいな感じがする(笑) ・和以外のキャラの危機感があまりにもなさすぎる ・女性キャラ少ない | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
アクションパートの制限時間があるので 最高ランクを取るために時間がけっこうかかります。 それを面倒ととるかやりこみ要素ととるかで評価が分かれるのでは。 このあたりはこまめにセーブすれば問題ないと思います。 悪い所に書いたことは許容範囲ですが、BLなどの描写に過敏に拒否反応を示す方はちょいと嫌になるかもしれない? そいうのが好きな女性の方はより楽しめる気がします。 推理も本格的なので推理好きな方はぜひ。 |
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良 い 所 |
・殺人事件を未然に防ぎ、生存・死亡によってその後の話が変化してくるところ。 キャラクターが魅力的なので、絶対に死なせないぞーとやる気が湧いてきます。 ・キーワードを使って、キャラにいろんな話をすることができるんですが、 事件に関係あるものから笑えるものまであるのでいろいろ試したくなる。 ・2日目の斑井さん。うけたw ・話のノリは殺人事件にしては明るいですが、個人的には好み。 キャラに好感が持てる。1周目は、最後まで犯人はいないんじゃないかと思ってました。(笑) ・キャラデザがよかったです。筋肉とかブサイクとか(笑)きちんとキャラが書き分けられてて、もう雨格子にはこのキャラデザ以外考えられないです。 | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・アリバイ表を部屋でしか変更できないところ。 話を聞いたときに、「あ、ここ表と違う。」と思っても、その場で変更できない。 メモってないといろいろ大変。 もう少しアリバイ表の難易度上げてもいいから、どこでも変更できるようにして欲しかった。 ・移動場所選択時に、セーブや情報を見ることができないところ。 ・行動するたびにゲージが減っていくというシステムは、制限無くしたら総あたりに なってしまうのであってもいいと思いますが、書籍とか調べようと思ったらゲージ量が 全然足りない。事件に関係あるものなので、「調べる」のゲージ消費量をもう少し 減らして欲しかった。 | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
・最近では貴重な推理ゲーム。惜しいなと思う部分は多々ありますが、 アイデアはすごくよかったと思います。 続編ではもっとシステムを進化させて出して欲しいです。2が出たら買います。 もう和の次の事件の構想があるという話ですが、和が出るなら日織も出して欲しいなぁ。 |
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良 い 所 |
それなりに推理している気分になります 例えば ・時間制限があるためいろんなキーワードを取捨選択して ほかのキャラに聞き込みをする ・見立て殺人を防ぐために、見立ての道具、狙われてる人を推理する など | ||||||||||||||||||||
悪 い 所 |
・キャラ なんといってもキャラ同士のやり取りが気持ち悪いということですね 主人公とその相方が男同士で喋ってるはずなのに、まるで主人公が女なのかと 勘違いするようなやり取りをしてくれます そして主人公の性格が頼りない、情けない、なよなよしててすぐ泣くと 男らしさの欠片もないような性格で あるところを確かめようとするときの会話では 相方「はいはい、何か出てきたらすぐ逃げますから」 主人公「出てからじゃ遅いー!僕すぐ気絶するんだからー!」 こんな感じの会話をしてくれます ・システム ゲームとしてのシステムでは周回プレイが前提のゲームなのに 1周目で集めた情報を引き継いでくれないため 毎回同じ作業をしなければなりません | ||||||||||||||||||||
感 想 な ど |
総合としては凡作という感じです 個人的に良い点より悪い点が目立ったので ノベルゲー、推理ゲーに飢えている人はそれなりに楽しめると思いますが それ以外の人はそれほどお勧めはできないゲームだと思います |
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