・とにかくプレイしやすいです。システムが超快適。
繰り返しプレイを強いられる作りなんですが、全然苦になりませんでした。
スキップなどの使い勝手も最高です。

・値段の割には結構ボリュームがあると思います。定価７１４０円でも文句無いボリュームです。

・とにかくキャラの掛け合いが楽しい！見ていて飽きません。
何度も笑ってしまいました。

・毎回章の終わりにある月末試験を解くのが面白い。
へぇ、と思わされる問題がいくつもありました。
また、月末試験の結果でイベントが発生したりするのも良かったです。

・クリア後のおまけが豪華。特にキャラを奥まで知る事ができるキャラクターマニアは面白かったです。

悪い所も結構ありましたが、全体的に見て凄く面白いゲームだと思います。
とにかく飽きない丁寧な作りに好感を覚えました。

私は満足してますが、合わない人には本当に合わないゲームなので一度色んなレビューや感想を見てから購入を検討することをお勧めします。
犯罪系の描写は先ほども言った通り結構多いので、そのようなものが許せない人は購入
しないほうが無難だと思います。

万人受けするゲームではありませんが、少しでも興味を持っていたら購入を検討されてみてはいかがでしょうか？
自分に合えばとにかく面白くてはまれるゲームだと思います。

○キャラ別のストーリー
最初からキャラを選択して進めるのでそれぞれのストーリーにいける。
特に究極の選択やボーナスイベントが良かった。
ＥＤは甘々。

○システム
システムはけっこう快適でした。
一回アクションを起こしたところはスキップしてもちゃんと止まってくれるので便利。

○キャラ
キャラが個性的で自分に合えばいいと思う。

◎オマケ
キャラクターマニアのボイスは最高に気に入りました！
甘いのもあったりキャラが壊れてるのもあったりと楽しかったです。

何か悪いところをたくさん書きましたが、私はこのゲームは合ったので満足です。
だから一気にコンプしたし、たくさん悶えたし買って良かったとは思いましたが・・・
ただ賛否両論が大きく分かれる作品ではあるかと思います。

あとＴ６も魅力的なキャラが多かったのであの少なさにはショックでした。
Ｔ６メインの追加ディスクだったり、関連商品が出たら買いますね。
Ｂ６・Ｔ６ともにキャラが可愛いと思えたし、声もあっていて良かったです。

だからこの作品は両極端に分かれると思います。
凄い気に入ったけど、やっぱり犯罪系はない方が良かったのにとは感じましたが・・・

□オリジナリティー
主人公が教師ということで、他の学園モノでは目上の立場になりがちな教師キャラが、同僚として接してくれること。生徒として扱われない、対等な立場というのは新鮮。
仙道というキャラのシナリオが、実はこんな過去があって今のような性格になったとか、主人公のおかげで改心する、といったありがちな話じゃなかったこと。

□グラフィックス
キャラクターデザインが、少女漫画絵でも、ギャルゲー絵でもなく、見飽きた感がない。葛城や九影など、普通の乙女ゲーの絵柄では描ききれないタイプの良さを描けている。

□ストーリー
攻略対象と主人公が段々と近づいていく過程がちゃんと描かれており、唐突感がない。ボリュームも、短すぎて物足りない、長すぎてダレるということもなく丁度いい。

本編の最後のミニイベントで、本編では描かれなかった行事イベントがフォローされているため、ここが物足りなかった！と感じることがなかった。
B6（メインの生徒）と教師陣の日常会話が楽しい。

□快適さ
スキップやログ表示、簡易セーブなどのやり方が独特で面倒に思う所もあるが、
キャラのパラメーターを常時確認できたり、発見したアクションポイントで自動的に止まってくれる、特定の章だけ何度でもプレイできるなど、ユーザーがどういう風にプレイしたいかをよく考えている作りだと思う。

□難易度
月末試験だけは妙に難しいものの、本編やEDには何の関係もなく、飛ばしても問題ないのは助かった。

メインキャラ同士の掛け合いが面白い一方で、不快感を覚えてモヤモヤした気分にさせられることが多いゲームでした。
特に、あるキャラクターが終盤に主人公に取った行動と、その行動に対して
プレイヤーが口を挟む権利が全然なかったことが、どうしても納得いきません。

18禁のアダルトゲームじゃないんですから、あんな行動を攻略対象に取らせるなら、それ相応に扱ってください。
陳腐だと言われることを避けるため、スパイスの一つ程度にしか思っていない軽い扱いに腹が立ち、ゲームに対する総合的な評価（満足度）が低くなったぐらいです。
プレイを続ける気が無くなり、買ったことを後悔しました。

自分に合わなかっただけ、と言われれば、その通りなので、
気にならない人は気にならないと思います。
それに、ユーザーが快適にプレイできるように配慮された丁寧な作りは好感が持てるので、このゲームに興味を持っている人を止めたりする気はないです。

ただ、私のような思いをするユーザーも中にはいると思うので
一応、買う前に、自分に合うか合わないか、ある程度のリサーチした方がいいと思います。