PlayStation mk2 :: 吸血奇譚ムーンタイズレビュー

吸血奇譚ムーンタイズレビュー

	ガンホー・ワークス（オフィシャルサイト）
発売日	2008/02/28
価格	7,140（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	吸血奇譚ADV PCソフト「ドラクリウス」のキャラクターや設定を生かしつつ、新たに制作された恋愛アドベンチャーだ。主人公・荻島潤の前に突然現れた吸血鬼の血を引いているメイド・ベルチェとの、成長の軌跡を描いた作品だ。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	4pt	5pt	5pt	4pt	1pt

総合点
91pt

GOOD!

テキストが良く、文字が読みやすくて、面白い。
キャラクター同士の会話がぶっ飛んでいる時があり良い。
ちょっとばかり暴走気味なキャラクターたちとのやりとり
それに加えて主人公もそれに参加するもんだからさらにグッド
ギャグに関しては下ネタ関係が多いので嫌いな人は避けるべき

吸血鬼を扱った設定も良い
あまり詳しいことを記載出来ないが世界観、設定が良く出来ていると思います

ＣＧの数も豊富。１００枚以上。かなり多いと思います
差分もあわせるともっと多くなると思います

シナリオが良く出来ている。うまく伏線も消化されている
なんとなく説明されていたことが後になって良くわかる点等

プレイ環境が充実していて機能も揃っている。
文字が読みやすく、オートモード、既読スキップ、セーブ数
選択肢を間違えた時の巻き戻し機能などプレイする上でかなり良い。
ただ、一つだけ気になったの部分があります。悪い点にて

BAD/REQUEST

非常に悪かったという部分はありませんが、気になった点はいくつか

最低これだけは欲しかったが、エンディングリストがない
回想シーンＣＧ等を見れば埋まってない場所がわかるので
まだクリアしていないシナリオがあるのはわかります
また、選択肢が非常に少ないので埋めるのも大分楽です
しかし、それでもエンディングリストは欲しいです
あるとないとではえらく違いますから

キャラルートによって設定をもっと隠して欲しい
３つのＡ、Ｂ、Ｃのルートがまずあると仮定します。
そして、各ルートであるキャラについて同じ情報が得られるとします
１つクリア後に違うルートをそのことを知った状態でプレイ
その知った状態でのプレイがあまり良くないので
出来れば、シナリオ別に情報をあまり提示しないで欲しかったです
わかった状態でも全然楽しめましたけどね。

キャラシナリオによっての格差
中途半端に終わるシナリオがややあります

COMMENT

意外と前半からかなりはまれました。珍しいです
なんとなく購入した作品でしたが、好みにモロジャスト
前半から燃える展開にハラハラしながら進めて
やめ時が難しくて止まらなかったです
久しぶりにいい作品に出会えたと思っています
テキストアドベンチャーゲームです。選択肢は非常に少なく難易度は低いです。
共通部分が短く（といいつつも長いけど）個別シナリオは比較的長いです。

ギャグ（？）もあるので受け付けるかどうかで大きく評価が変わるでしょう
似ているギャグの系統として「あやかしびと」に近いかなと感じます
リアンと操の会話がトーニャとすずとの会話とかぶる

会話、場面等が一つ一つが長いです。
説明が多い会話、文章が頻繁にあるのでそれが嫌いな人は合わないかも

プレイ時間に関してわからないとなっているのは
総プレイ時間の表記がなくて、正確にわからなかったからです。
あくまでですが、３０〜４０時間くらいはプレイしたかと思います
※オートモードでじっくりと聞きながら進めています

＜こんな人にオススメ＞
説明的な会話でも読むのが平気な人
燃える展開が好きな人
詳細な設定、謎が解決していくシナリオ
「あやかしびと」というゲームが好きな人