PlayStation mk2 :: SDガンダムジージェネレーションウォーズレビュー

SDガンダムジージェネレーションウォーズレビュー

	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2009/08/06
価格	7,329（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：シミュレーション ■ プレイ人数：1人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	2pt	4pt	2pt	4pt	1pt

総合点
62pt

GOOD!

前作であるスピリッツよりもかなり遊びやすくなっています。
マップ上での簡易戦闘の速度変更（ヒット数とダメージをまとめて表示）や、□＋LRでのコマンドショートカットなど、テンポを落とす原因になっていた部分がほぼ改善され、さくさくプレイすることができます。

全体的にエネルギー周りに大分余裕が出るようになった気がします。今回はマスターユニットも戦艦に搭載できるようになったため、エネルギー切れで敵から逃げ回るマスターユニット、なんて光景はあまり見なくなりました。

戦闘デモは、カットインを上手く使っているように思います。近接格闘など、攻撃の瞬間にカットインが入るのは中々迫力がありますね。また、支援攻撃時に、ビームライフルなどの同系統の攻撃がまとめて相手に飛んでいくようになったため、デモそのものも若干テンポが良くなっているように感じます。

BAD/REQUEST

色々と削りすぎだと思います。自分は初代ガンダムからゲームを始めましたが、第１ステージでリュウがいない時点でいやな予感がし、第２ステージでガルマがドップに乗ったまま爆死した時点で予感は確信に変わりました。ストーリー、キャラクターその他諸々かなり短縮、削除されています。ガンダムは長く続いているシリーズですし、そのすべてを網羅しようとすれば凄まじい情報量になるのはわかりますが、ならばディスクを分割するなり、次世代機で出すなりして欲しかった。

売りの一つであるウォーズトリガーも、ストーリーを削った部分の補完のようになってしまっているのが残念。またはダブルオー勢が武力介入してくるか。新規追加の作品とはいえ出しすぎです。また、ステージ難易度に釣り合ってないことも多いです。特にＷなど、強力なビルゴ相手に四苦八苦した後にティターンズ量産型連中が出てきても…。

超一撃時に各作品の主題歌を持ってくるのは良いのですが、翔べ！ガンダム等は音質をどうにか出来なかったのでしょうか。同作品の他のＢＧＭと比べても浮き過ぎです。また、マップ上でのＢＧＭがオリジナルの曲になってしまったのも残念。